飯食ってる暇もねぇッ!!!!!
プレスベッドメイク食事着こなし入室要領その他諸々学生舎生活に必要な事項全てッ!!!!
やる事がッ!!!!考える事がッ!!!!多すぎるッ!!!!
ほら見ろ完成した話は何が何だかわからない駄文と化した!!!
ふざけるなバーカバーカバァァアァアアアアカッ!!!!!!
(語彙力消失)
はい、どうも。
福岡の深い闇です。生きてました(報告してた)。
いやー死にますねェ!死んでますねェ!!現在進行形で死んでますねェ!!心が!!!!コロナァ!!!!!(殺意の叫び)
と言う訳で謎のノリで書いた高ガバリティ文をどうぞ!!!
リリアが和食代用に気づいていない理由!!??
んなもん書く暇無いわ!!!!
次の話で書く!!!
ファァァァァァアアアアアアッ!!!!!(発狂)
木刀を振るう。灰が飛び散る。
カラン、と微かな音が反響し、やがて消えていく。
燐光を発する壁に飛び散る血は、既に凝固しきって赤茶けた色へと変色している。人の手が入っていないとは思えないほどに整った壁面を見せ始めた。
「これでレベル1だって言うんだから、これはもうレベル詐欺よね」
「いやー、凄いよリフィー!私たちだってレベル1の時はそこまで動けなかったよ!」
残心しつつ振りぬいた木刀を納刀するリフィーリアに話しかけたのは、彼女と同じ
アマゾネスらしい露出の多い軽装に身を包んだ彼女たちは、新しい家族となったリフィーリアの付き添い兼ストッパーとして現在リフィーリアと共に迷宮へと潜っていた。
そんな彼女たちの声を聴き、一つ深呼吸をして息を整えたリフィーリアは困ったような表情を浮かべた。
「あはは、ありがとうございます。……それでも、ティオナさんやティオネさんを始めとした第一級冒険者の方々には勝負の土台にすら立たせてもらえないので、もっと強くならないと」
そんな彼女の言葉に不快そうな態度を示したのはティオネだった。腕を組み、半眼でリフィーリアを睨みつけた彼女は「思いあがらないでよ」と言い、言葉を続けた。
「まだ迷宮に潜りはじめてから1カ月ちょっとのペーペーが、団長やあたし達とまともに戦えると思ってんの? ……あんまりナメ利いてるとレフィーヤの姉とはいえぶっ飛ばすわよ」
「ちょちょ、ティオネ、落ち着きなって!別にそんなつもりで言ったわけじゃないだろうしさぁ!ね、リフィーリア?」
「は、はい!勘違いさせてしまったのなら、申し訳ありません……」
「……そう。次からは言葉に気をつけなさいよ」
「はい」
即座にティオナが仲裁に入ってくれたため大事には及ばなかったが、もしも彼女がいなかったらティオネは宣言通りにリフィーリアを殴り飛ばしていただろう。奴はやる。絶対やる。そういう目をしてた。
恐怖で少しプルプルと震えるリフィーリアを眺めながら、ティオナは不思議そうに首を傾げた。……まだ【ロキ・ファミリア】に入団して間もないこのエルフは、どうにもその行動に違和感を覚えるのだ。
例えば、入団したその目的。彼女自身は「故郷の家族に仕送りをするため」と言っていたが、それは明らかな嘘だ。仕送りならレフィーヤが毎月送っているのを見ているし、仮にも第二級冒険者であるレフィーヤの稼ぎだ。
彼女が仕送りの額をケチっているというならまだ分かるが、レフィーヤはそういった事をする娘ではない事をティオナは知っている。もし仕送りの額がそれでも足りないというのなら、それは家族が浪費しているということであり、もはや家族の縁を切ったほうがいいのでは?とティオナは考える。
さらに不思議なのはレフィーヤの態度だ。
リフィーリアと再会した時の彼女は「長い間会えていなかった姉との再会に喜ぶ妹」といった表情ではなく、なにか大変な事態に直面してしまった事に困惑……というよりも放心しているような表情だった。
加えて、今さっきのようなリフィーリアの態度だ。まるで早く強くならなければ取り返しのつかない事態が起こるとでもいうかのように自分を追い詰める彼女の姿は、間違っても「仕送りがしたい」などと言って入団した新入りが見せる態度ではない。
現にリフィーリアは彼女が習得した特殊な魔法込みであればレベル3相手に5分ほど粘れる程までに成長しており、ランクアップこそしていないものの、その技術と成長の凄まじさはティオナがファンを自称するあの「
何かある。絶対に、ウィリディス姉妹は何かを隠している。
レフィーヤは姉のことを「王族が住まう館で働いている」と前に言っていたし、もしかしてリヴェリアみたいに脱走したはた迷惑な
「あはは、ないない」
自分の荒唐無稽な想像に思わず笑ってしまうティオナ。エルフは基本的に里から出たがらないと聞いているし、
……悲しいかな、この世界には「米が食いたい」という理由だけで里を出奔する
「……?どうかしましたか?」
「ううん、何でもないよー。ほら、構えないと、
「はい!」
ティオナの注意喚起に応えたリフィーリアは即座に木刀を抜刀。両手で握り周囲を見渡すと、ピシピシという高音を立てながらひび割れる壁から新たな怪物が多数生み出されるところであった。
「……行きます!!」
「やっちゃえー!」
「まあ頑張りなさいな」
ヒリュテ姉妹の声援を受け、リフィーリアは弾かれたように突貫する。
(リリア様……必ず、必ず探し出してみせます……!!)
ロキ・ファミリアの首脳陣から告げられた「リリアが闇派閥に攫われている可能性」。それを知った時からリフィーリアは全力で鍛錬に挑み続けた。しかし、足りない。今の自分の実力では彼らについていく事など出来やしない。
ならば、もっと高みへ。
ベクトル的に正反対のほうへと突き進んでいくリフィーリアとロキ・ファミリア。そんな彼女たちが血眼になって探している我らが米キチは─────
「いらっしゃいませー」
「いらっしゃあああああああいッ!!!!!」
「おいしいおいしい絹ごし豆腐だよぉぉぉおおおお!!!!!」
「そこのお姉さんッ!!!あなたにはこの木綿豆腐が似合う!!!!!そう、この味の良く沁みる木綿豆腐がねッ!!!!!!」
「何が木綿豆腐だ!!!冷奴は絹ごしに生姜と葱をのっけて醤油で頂くのが至高であり絶対だろうがッ!!!!木綿は鍋だ鍋!!!!!」
「はぁッ!!!???何言ってんのお前口当たりのいい絹ごしの方こそ鍋に合うじゃねえかそれよりも醤油の味が良く沁みる木綿の方が冷奴に最適なんだよ馬鹿かお前はッ!!??」
「「よく言ったテメェ表出ろやァ!!!!!!!」」
「「「「「「「HUUUUUUUUUU!!!!!!!!祭りだァッ!!!!!!!!」」」」」」」
─────豆腐を売っていた。
世界有数の都市として栄え、唯一街の中に迷宮を保有する「迷宮都市」オラリオ。その南西に位置する第六区画。交易所と呼ばれるそこでは、阿鼻叫喚の地獄絵図が広がっていた。
筋骨隆々の男たちは皆鉢巻を締め「豆腐」とでかでかと書かれた前掛けを身に着けている。そんな彼らはどうやら二つの陣営に分かれているようで、よく似た2種類の食物と思わしきものを道行く人々に売り捌いていた。
どちらも白く、四角い形状をしているのだが、片方はプルプルと柔らかく、もう一方は少し固そうな印象を受ける。
二つの陣営にいるのは皆極東出身の者ばかり。黒髪黒目のヒューマンの集団の中でちょこちょこと動き回るリリア(変装済み)の姿はよく目立っていた。
「ハーフエルフロリは最高だぜ!!」
「くそぉ!!誰だ!!茶髪ハーフエルフボブカットロリなんて属性もりもりの
「極東系ファミリアの騒ぎって何回目だっけ?」
「さあ、でも一つだけ確かなことがある」
「「「アイツらが作る飯は全部うまい」」」
娯楽に飢えた神々はその騒ぎに全力で乗っかり、都市の警備を受け持っている【ガネーシャ・ファミリア】の面々はどうにかしてこの騒ぎを収束させようとするが、うまくいかずに四苦八苦している。
……そもそも、どうしてここまでの騒ぎになったのか。答えは、極東系ファミリアの歴史を紐解いていく必要がある。
さて、ここで一つ皆に思い出してもらいたいことがある。それは「極東系ファミリアがなぜ結成されているのか」その主な理由だ。
彼らは基本「故郷への仕送り」のためにこの迷宮都市まで赴き、日々死の危険と隣り合わせの危険地帯へと突貫している。冒険者家業というのは危険がつきものであるが、同時に得られる報酬も大きい。なにせ駆け出しの冒険者でも自分と主神が協力すれば衣食住を満たせるだけの収入が得られるのだ。それも日払いで。
しかし、稼ぎが安定しているかと言われるとそうとも言い切れない。なにせ冒険者家業というものは体が資本。腕の一本でも失えば即座に復帰できなくなり、それまで稼げていた収入は零となる。
また、日々消耗する傷薬や武器の補充・整備費にも金がかかるし、
その負荷は派閥の人数が増えれば軽くなるということではなく、安定した派閥運営を続けながらも一大派閥としてオラリオに名を馳せているロキ・ファミリアやフレイヤ・ファミリア、ガネーシャ・ファミリアといった超巨大派閥はまさしく「神の所業」と言える。
では、極東系ファミリアの懐事情はどうか?……答えは当然のことながら「寒いの一択」だ。
派閥として活動する費用に追加して故郷への仕送りが加算されるのだ。しかもこれは各個人が送る仕送りではなく派閥自体が送るものである。
当然日々の収入の大きな割合を占めているし、この費用のせいで彼らは貧乏を強いられているといっても過言ではない。
だが、それを理由に仕送りをやめるなどといったことは絶対にしないのが彼らである。むしろ仕送り分の確保を最優先にして自分たちのことを後回しにする悪癖が出てしまうほどにお人好しな彼らは、ただ一つだけ不満点があった。
それが食事である。
元々、極東という遠い場所からこのオラリオにやってきた彼ら。当然道中の路銀に余裕はなく、自分たちの地域に根付いていた食物を持ってくるだけの余力は残されていなかった。
そしてオラリオにやってきて、そこでの食生活に絶望した。
頑丈な体を持つ冒険者であっても死んでしまうほどの猛毒を持つ魚の調理法を神に頼ることなく確立させてしまうほどに食い意地のはった連中である。そんな彼らが米味噌その他もろもろが存在しないオラリオにやってきたらどうなるか?
答えは精神的な死だ。
特に米。これが無いのがまずかった。当時からオラリオでの食料生産を一手に引き受けていたデメテル・ファミリアも極東のマイナーな穀物は取り扱っておらず、あっても適した調理法の違う長粒種のみ。大豆など以ての外で、それを前提とした味噌や醤油の存在は言わずもがな。彼らはパンや洋風のスープでの生活を余儀なくされた。
そして、彼らは激怒した。
必ずこの地獄のような状況をなんとかせねばならぬと誓ったのだ。
まず動いたのが、我らが
その結果、彼らは現在のような独自のコミュニティを築き上げるまでに至った。
しかし、そんな彼らもある程度の妥協はせざるを得なかった。その一つが「大豆などのほかの作物の栽培」だ。
ニニギがもぎ取ってこられたのは米の生産・販売の権利のみで、大々的に大豆やその他極東由来の野菜を栽培しそれを販売することはデメテル・ファミリアから禁止されてしまった。かといってデメテル・ファミリアが、オラリオでの市場がどれくらいであるのかが不明なそれらを栽培して販売するかと言えばもちろんそんなことはなく。
結果、彼らは米という最終防衛ラインは守れたが、それ以外の食物に対しては基本的に諦めざるを得なかったのだ。
それでも、ニニギ・ファミリアは少ない資金をうまくやりくりすることによって代用の味噌(に似た何か)を作ったり、醤油代わりの魚醤や出汁をとるための昆布をオラリオ周辺の港町メレンから調達してきたりと色々と頑張ってきたのだ。
そんな彼らが予算や土地の都合上
答えは暴走である。
まず、ニニギ・ファミリアがリンカから購入した大豆を用いて豆腐を作った。そしてスクナビコナ・ファミリアの者達と一緒に冷奴にして食べた。その噂を聞きつけた極東系ファミリアの皆が集まって……ついに論争が始まった。
曰く「絹ごしが冷奴に一番ふさわしい」。
曰く「木綿の方こそ冷奴にふさわしい」。
みそ汁の出汁は白か赤か、具にはキャベツを入れるか入れないか。鯛焼きは頭から食べるか尾から食べるか、白あんか漉し餡か、はたまた粒餡か。はたまたきのこかたけのこか。
極東出身の者ならば一度はしたことがあるであろうこの論争。それが遠く離れたこのオラリオでも勃発してしまったのだ。
ここで不幸だったのが、迷宮都市オラリオには、無駄に技術だけはある神々と不満を日々蓄積し続け、神の恩寵によって身体能力や体力が人間離れしている冒険者たちがいたことだった。
彼らは派閥の枠を越え、即座に臨時の派閥を結成。【絹ごし派】【木綿派】の主な2大派閥が中心となって呑気に大豆を売り捌いていたリンカのいる交易所で販売対決を行うことになった。
そんな深夜テンションとしか思えないどうでもいい競争に巻き込まれたリリアはというと、「幼子にはこの論争はまだ早い」というファミリアの団員たちの総意により、豆腐の入ったカートをがらがらと押しながら交易所内で豆腐を売り歩く売り子となっていた。ちなみに千穂は腹ごなしの賄い作りだ。
献立はおにぎり。
リリアは飛び上がって喜んだ。
「とうふー。おいしいおとうふはいりませんかー?」
「……トウフ?」
はやくおにぎり食べたい。
正直なところ、極東出身者たちの絹ごし木綿論争などにはかけらも興味がないリリアは、いつも通りにそんなことを考えながらカートを押していた。すると、隣から鈴が鳴るような声でそう聞こえ、思考をいったん中断したリリアはにこっと営業スマイルを浮かべて隣にいる人物を見やった。
これでもこの世界に生まれてこの方王族として礼儀作法その他を叩き込まれていた身である。即座に営業用の笑顔を貼り付けて対応する事などリリアには造作もない。……率直に言って技術の無駄遣いである。
「はい!きょくとう由来のおいしいおとうふです!お米と合います!!」
「……その、オコメというものが良く分からないけど。一つ買ってもいいかな」
「よろこんで!!絹ごしと木綿、どっちがいいですか?」
「じゃあ、二つとも」
リリアの隣にいたのは、白銀の鎧を身にまとった冒険者と思わしき一人の少女だった。稲穂を思わせる美しい金色の髪に、黄金の瞳。顔はまるで女神のように端正に整っており、腰に一振りの細身の剣を佩いたその姿はまさに戦乙女と言っても過言ではない出で立ちであった。
そんな少女に物怖じすることなく応対するリリアは、少女から代金を受け取るとカートから木綿豆腐と絹ごし豆腐を一つずつ取り出し、彼女へと手渡した。ちなみに豆腐は木でできた小さめの枡に入っており、側面には分かりやすく「絹」「木綿」と書かれていた。
この枡を用意していたのはスクナビコナである。「こんなこともあろうかとぉ!!」とノリノリで叫ぶ主神を見た結愛がどのような反応を示したかは……まあ、想像にお任せする。
「どうぞ!!あと、お米は食べたほうがいいですよ!!お米を食べてない人生なんて人生ではありません!!」
「そ、そう……?」
豆腐を渡すついでに米のダイレクトマーケティングも済ませてしまう米キチ。そんな彼女の謎の覇気に押され、少女は思わず頷いてしまっていた。
「それじゃあ、これで」
「はい、ありがとうございました!」
そして、豆腐を購入した少女とリリアは別れた。
元気な声で豆腐を売るためにてくてくと歩くリリア。メインストリートは人の往来も多く、先ほどの少女はすぐに見えなくなった。
そして。
「……なんだろう、あの子」
メインストリートを歩き、北へと足を進める少女は、手に持った二つの白い物体を見つめながらそう呟いた。本来なら気にも留めないはずの客引き。それに興味を惹かれたのは、ひとえにあのハーフエルフの少女から発せられる不思議な感覚が原因だった。
泣きたくなるほどに懐かしい、もう今でははっきりと思い出せないあの感覚。
まるで抱きしめられているかのような、彼女のそばの居心地の良さ。
あれは自分に悪影響を及ぼすようなものではない。むしろ逆だと少女は直感的に悟っていた。一瞬彼女も自分と
「……よく分かんないけど、不思議な子だった」
そう呟いた少女は、やがて自らの
リリア、通算何度目になるかも分からないニアミスであった。
「……えー。それでは、結果発表に参ります」
「「「「「「……ッ!!」」」」」」
ゴゴゴゴゴゴゴ。
そのような擬音が聞こえてきそうなほど、ニニギ・ファミリアの拠点、その庭は緊張に包まれていた。全体的に懐事情が厳しい極東系ファミリアの中で一番余裕のあるニニギ・ファミリアの拠点は、極東系以外の神々を応対する際やこうして極東系ファミリアの者たちで寄合を行うために広い敷地を誇っている。
固唾を呑んで集計・判定係を務める千穂を見つめる神々と団員達。それは伊奈帆や穂高たちも例外ではなく、リリアだけは呑気におにぎりを頬張って至福の笑みを浮かべていた。
「現在オラリオにリンカさんが持ち込んだ大豆の3分の2を使用して販売用の絹ごし豆腐と木綿豆腐を生産、売上高によってどちらが人気かを図るという今回の企画ですが……」
「早く結果を」
「「「「「「そうだ」」」」」」
「うぅ……」
千穂は緊張で胃が痛かった。どうして自分が結果発表役となっているのかは分からなかったし、リリアはおにぎりを食べていて助けにはならなさそうだし、まさに踏んだり蹴ったりといった具合だった。が、それでも与えられたお役目は果たすのが団員というもの。ぐっと握りこぶしを作って気合を込めると、顔を上げて結果発表を続けた。
「その、結果は……絹ごし豆腐派の勝ち?です……」
「「「「「「「「うぉぉぉぉぉぉおおおおおおおッ!!!!!!!」」」」」」」」
「「「「「「「「ちくしょぉぉぉぉおおおおおおッ!!!!!!!」」」」」」」」
「おにぎりおいひい」
これは勝負なのか?と若干不安になりながらも千穂が結果を告げると、絹ごし豆腐派の者たちは喝采を、木綿豆腐派の者たちは慟哭をそれぞれ上げた。
「やはり冷奴は絹ごしでなければな!!」
「まあ、木綿が好きな奴に絹ごしを食えと強制するつもりはないが、これで決着はついたな!絹ごし万歳!!」
「ふええぇ……木綿、美味しいのに……」
「「「「「「サワメが泣いたぞォ!!!!!奴を叩きのめせェ!!!!!」」」」」」
「待てェ!!??それはまずい送還される!?」
「でも木綿も美味しいのは認める」
「というか豆腐は何でも美味しい。合う食べ方が種類で違うだけで」
「「「「それな」」」」
「むぐ……今日のよるご飯はとうふどんもいいかもしれない」
ひとしきり騒いだ後、思い思いに歓談する極東出身者たちの姿や何故か一人の男神を叩きのめす神々の姿を見ながら、千穂は苦笑いを浮かべていた。
こうして、極東出身者による豆腐騒動はひとまずの収束を得たのだった。
あーほのぼのとした話が書きたいんじゃあ。
ほのぼーの。
ぼーの。
まるぼーろ。