召喚した少女が世界最強 作:焼肉定食
「えっ?ここは?ALOの中じゃないの?」
「……ちょっと待って。さすがにこれは予想外だな。」
顔を引きつったような和人が頭を抱える
恐らくユウキと和人が一番混乱しているのだろう。
ユウキの口調からすると恐らくマザーズロザリオ終了後。ユウキが死んだ辺りで召喚されたのであろう。
「和人くんどういうこと?もしかしてこれ和人くんが関係しているの?」
「えっと。俺のジョブが召喚術師なんだけど。………えっ?召喚って言っただけで魔法陣が現れて。」
「そしたらボクが呼ばれたってこと?」
和人が頷く。
「…召喚術師?聞いたことない天職だな。」
「いや。突っ込むところはそこじゃないでしょ。……へ?どういう事だ?」
というより何でユウキが召喚されたんだ?普通魔物とかじゃないのかと和人が疑問に思っていると
「もしかして死者を召喚できる技能じゃないのか?」
と幸利が和人に告げる
「どういう事だ?」
「ユウキは死んだって言っていただろ?恐らくマザーズ・ロザリオ後のユウキの可能性が高いんじゃないのか?」
「それは同感だけど。それでもラノベのキャラがそのまま召喚されるか?見た感じALOの姿だぞ。」
「ちょっと待ってなんで二人はボクの名前を知っているの?そういえば和人って。キリト?」
「違う。キリトとは違う世界だからな。俺たちの世界にはVRMMOはないしよくてまだVRくらいだぞ。」
「へ?それじゃあナーヴギアとかは。」
「ねぇよ。プレ○テ4の個人でやるゲームがVRに対応しているだけだ。」
みんながキョトンとしている中、和人とユウキは普通に話している
一応その間にもこっちの情報を告げるとへぇ〜と面白そうにしている。
「つまりボクはキリトが主役の物語の登場人物の一人ってことになっているの?」
「そうだな。一応ヒロインって立場だし、ゲーム盤であるならHIVが治って普通に生活を送っている状態だろうしな。」
「そういえばボクはまだHIVでの可能性って。」
「100%ではないけどないと思うぞ。というよりもそれはゲーム内のユウキという体になっているだろ?髪長いし病気の体であるならばショートカットの少女だろ?」
「あっ。確かにそうだね。」
どうやら納得したらしくポンと手を一回叩くユウキ。
「つまりこの世界でも飛べるのかな?」
「ステータス見てみたら?」
「そっか。」
すると右手を前にやるユウキ。
しかしウインドウは出てこない。
「ん?もしかして。メルドさんステータスプレートもう一枚持ってきてくれますか?」
「えっ?あ、あぁ。」
急いで戻っていくメルドさん。そしてステータスプレートを持ってくるとユウキに説明する和人。時々ゲームの話題に移転したりするのだがそれでも仲が悪いってことはなさそうであり、お互い気楽に話している。
そしてユウキのステータスを見ると全員が絶句した
紺野木綿季 15歳 女 レベル1
天職 剣姫
筋力:1000
体力:1000
耐性:1000
敏捷:3000
魔力:500
魔耐:1000
技能:全属性耐性・物理耐性・戦闘時回復・片手剣・剣技・神速・縮地・先読・転生人・高速魔力回復・気配感知・闇魔法適正・精霊化・忠誠心(上田和人)・限界突破・言語理解
うわぁ。これはすげぇや。
さすがSAO登場人物、最強の一角を担っている戦士なだけあってかなりステータスがぶっ飛んでいる。
「えっと、これって強いの?」
「一般人の平均がレベル1で10なんだよ。」
「…チートだ。」
「それもレベル1だろ?俺魔力特化で1000だぞ。」
「精霊化ってもしかしてALOのことじゃないのかな?」
「でもどうやってやるんだ?」
と色々二人で話していると
「ねぇ、二人とも鈴たちのこと忘れてない?」
「「えっ?」」
「二人とも盛り上がるのもいいけど今はみんなのステータスを伝える時間だよ?」
そして和人は思い出す。そういえばそうだったなと
「あ〜悪い。ちょっと少し回り見えてなかった。」
「えっとごめんね。」
すると笑い声が漏れてしまう。
少し不機嫌になる鈴を片目にユウキとその後もずっと話をしていた