「チルドレンの調査ですか?」
赤木リツコの研究室で、伊吹マヤは素っ頓狂な声を上げた。
リツコの研究室で2人っきりの密室で仕事が出来ると思っていたマヤは、不満を努めて外に出さないようにする。
(せっかく先輩と2人っきりで過ごせると思ったのに、チルドレンの調査? 何故、今更そんなことを?)
マヤの記憶が確かなら、チルドレン選定時に
(態々、私が再調査する意味は無いのでは?)
「理由をお聞かせ願えますか?」
リツコにしては珍しく、少しだけいい淀み、やや時を経てから口を開いた。
「端的に言って、ファーストチルドレン、セカンドチルドレン及びサードチルドレンが優秀過ぎることが主な理由よ」
ファーストチルドレン、セカンドチルドレン、サードチルドレン。普段はこのような呼び方はしないが、今は敢えてそうしている。マヤはその意味を機敏に察知した。
(先輩が個人的に関心があるだけでなく、もっと組織としての重要事項に関わる事態なのかしら? でも、優秀であれば問題ない様に思うけど……)
普通はマヤの様に考えるだろう。だが、上層部とその後ろに控えるゼーレにとってはそうではないのだ。彼らにとっては適度に優秀で、適度に不安定である未熟な精神が最も都合が良いのだ。しかし、マヤの想像の埒外であるのが致し方無いのも、また、事実。
「……意図が分かりません」
従って、マヤがこの様に返すのは、リツコとしても想定内だ。
「サードの平均シンクロ率82%、セカンド84%、ファースト66%。これに加えて、サードは任意にATフィールドを展開する、だけに留まらず形状の変化と遠隔操作も可能だわ」
改めて説明されると、何の訓練もしていないにしてはサードは優秀過ぎると言える。確かに、そうだが……。
「適性や才能が高いだけでは?」
マヤにとって、自分の想像を越える天才と言う存在は決して架空のファンタジーではない。これもその類いに思えてしまう。自分の凡庸さに嫌悪した時期も確かにあったが、とうの昔のことだ。今はその様な存在が味方であることを純粋に頼もしく思う。
「……エヴァの操縦に関しては、そういうことにしてもいいわ」
そういうことにしてもいい。口ではそう言っているが納得などまるでしていない。付き合いのそう長くないマヤにもすぐにわかる。リツコはそんな顔を隠していない。
「一番の異常は、精神性よ」
(……精神性?)
シンジのゲスピンク色の思考、アスカのドM趣味、レイのむっつりエロ漫画オタク……まぁ、異常と言われても仕方がないね、うん。
「皆、ちょっと変わってるけど良い子じゃないですか?」
良い子とは、いったい……?
マヤは、いつか悪い奴に騙されないだろうか。24歳とは思えない純粋さだ。
「そういうことじゃないのよ。彼らの異常性は安定し過ぎていることよ」
(安定……。言われてみれば確かに……)
サードに関してはそれだけじゃないけど……。リツコが小さく呟いた言葉がマヤに届くことはなかった。
リツコはマヤの為に用意した説明を始める。
「不測の事態に陥っても冷静に対処して、絶望的な強敵にもごねることなく出撃し、この前の使徒戦では私たちより先に、コア同時破壊という攻略法を思いつき、即実行してみせたわ」
(自分が14歳の頃はどうだったろうか。良く覚えていないが、シンジ達と同じことは絶対に出来ないだろう)
「……私の予想ではサードは、戦いを嫌い逃げ出していると思っていたわ。でも現実は一度も逃げ出していない」
シンジは、前回の経験から無駄だって悟ってしまったのだ。
「セカンドは周りともっと軋轢を産むと思っていたけど、そんなこともなく、特にサードには気を許しているように見える」
アスカも色々と経験し成長しているのだ。
「ファーストは、セカンドとは別の意味で周りから孤立するはずだったのに、自然と溶け込んでいる」
レイは様々な感情を学習している。以前の様に無知な幼子ではない。
「……それに彼ら、隠しカメラに気づいている節があるわ」
マンションやアパートに設置し、チルドレンを秘密裏に観察するためだ。
「それで何か言ってきたのですか?」
マヤは考える。自分なら耐えられないだろう。まして14歳という年齢なら尚更だ。
リツコからの回答がない。リツコは何かを考え、口にしようとするが上手く言葉に出来ない。
「先輩?」
「……何も言ってこないわ。年齢を考えるとあり得ないと感じてしまうわ」
(それは……確かにそうだ)
「……分かりました。それで具体的には何を調べればいいのですか?」
「人格や生活の様子などの個人的でプライベートな事が最優先。何をどこまで知っているか、という知識面が次点ね」
「方法はお任せいただけますか?」
「勿論よ。勘づかれなければ手段は問わないわ」
「……それでは、早速、調査に入りたいと思いますが、よろしいでしょうか」
「ええ、お願いね」
「はい。それでは失礼します」
一礼し部屋を後にする。いつもより足取りが重いことを自覚する。
(工学畑の私が探偵のマネ事をするはめになるなんて……。それにいくら必要とは言え、罪悪感もあるし……)
やりたくないなぁ。それがマヤの偽らざる心情だ。
「シンジ君、訓練お疲れ様」
マヤは学校から直接ネルフに来て、訓練に励んでいたシンジを労い、スポーツドリンクーを差し出す。
シンジの人格を調査するにあたって最初に取り組めべきと考えたことは、コミュニケーションをとるという至極真っ当な方法だった。
「……珍しいですね。マヤさんが僕に話しかけるなんて」
シンジが訝かしむのも当然だ。少なくともシンジの
「嫌だった?」
この言い方は少し狡い。マヤも自覚はあるが、こちらも仕事だ、とぐいぐいやらせてもらう。
「うん。チョー迷惑」
普通は多少嫌でも、そんなことないけど……、の様に言ったりするものだが、シンジはそんな気遣いをするつもりもない。別に何とも思って無くても、マヤの反応を見たいが為にこんなことを言ったりする。
(迷惑って……)
「もう、ひどいなぁ。私だって偶にはこういうこともするんだよ?」
「ふーん。マヤさんって何歳だっけ?」
(ん? いきなりどうしたんだろ?)
「24歳だよ。学年的には貴方達の11個上になるかな」
「11個かぁ」
シンジはポーカーフェイスを保ったまま何かを考えている様だ。
「で、今日は何の用なんですか?」
(まぁ、そうなるよね)
「大した用ではないのだけど、エヴァの操縦はどうかな、と思って」
「どう、って具体的にはどういうこと?」
「うーん。正直に言うと嫌じゃないのかな、って気になったのよね」
腹を割っている様に見せかける。人間関係を円滑にするために良く行われている技法だ。
シンジのポーカーフェイスが崩れる。まるで、賞味期限が過ぎて冷えきってしまった揚げ物の惣菜を食べた時の様な顔をするが、すぐにいつもの顔に戻ってしまう。
「嫌ですよ。恐いし、痛いし、楽しいことなんて何も無い。エヴァも使徒も居ない世界に産まれたかったっていつも思ってます」
物憂げな吐息がシンジの抱える苦しみを少しは和らげることが出来るのだろうか。
(なんて顔をするの……)
マヤは今まで見たことの無いシンジに動揺してしまう。
「でも、シンジ君は逃げ出さないよね」
どうしてなのかな。マヤは優しく問う。
「……」
シンジは答えない。答えられない。
(らしく無いな。いつも歯切れ良く答えるのに。よっぽど言いにくい何かがあるのかな)
シンジはややあってから口を開く。
「……好きな人の為ですよ」
お前誰だ? さては偽物だな? まさか! 使徒がシンジに化けているに違いない! 即刻、殲滅しなければ!
(ふぁ……♡)
え? マヤさん? どったの? 急に仕込んでた○イブのスイッチ入れたんすか?
(なんということ! そういうことだったのね! それならば納得だわ! シンジ君は絶望的な世界を生きる愛の戦士だったのね!)
伊吹マヤ(24)。当然、独身。秘密の趣味は乙女ちっくな妄想に耽ること。勿論、恋人居ない歴24年のベテランファンタスティッカーだ。
マヤのキモい変化にシンジも引き気味である。ふざけて妙なこと言わなきゃよかったかなぁ。後悔しても時既に遅し。マヤはシンジに引かれてることにも気づかず、シンジを詰問する。
「で。好きな人って誰なの!? やっぱり、アスカちゃん? それともレイちゃん!?」
(シンジ君は2人の間で揺れ動いているのね。そしてアスカちゃんもレイちゃんもそれを知ってもシンジ君が欲しくて堪らないのね! それで恋のトライアングルが……!)
マヤはシンジが何も言っていないにもかかわらず、自分の妄想が確定した事実と信じて疑わない。
奈落の底にアクセル全快で突っ込んで行くマヤを見てシンジの頭に電球が点る。ぴこん。
シンジは何かを閃いた様だ。きっとろくでもないことを考えているに決まっている。
躊躇いがちに、シンジはマヤをじっと見つめ、不意に視線を外し、また、見つめる。
(……え!? 急に黙って、そんなに見詰めてどうしたの……? !まさか!)
「……教えられません……」
消え入りそうな声でシンジは答える。儚げな微笑みを添えることも忘れない。
10人中100人がキモ過ぎて吐く。しかし、マヤにとってはそうではない。マヤはケーキに蜂蜜とピーナッツクリームをかけて食べちゃう系女子なのだ。
(私!? シンジ君の世界を救う理由は私だったの♡)
こっちも10人中1000人がキモすぎて下痢するレベルだ。
「そんな……イケないわ♡ でも、でも……!」
うわぁ。マジやべー奴だ。
シンジは自分のことを棚に上げて2歩下がってマヤを観察する。
うぇ。
昼に食べたカレーがバーストしそうである。完全なる自業自得だ。
マヤは完全に自分の世界に入っているので、シンジが帰ったことにも暫く気がつかなかった。マヤもATフィールド固そうである。
──コンクリートマイク。
マヤの秘密兵器だ。コンクリートマイクとは、簡単に言うと壁に当てて壁の中や向こう側の音を拾う聴診器だ。
本来は工事等で使用する物だが、不届き者によって盗聴に使われることがままある。そして、本性を顕したマヤはこの不届き者に当たる。
レイのアパートの隣室でカフェオレとメロンパンを用意して盗聴の準備は万端だ。逮捕されればいいのに。
寂れすぎたアパートの住民はレイ1人。14歳の少女が1人で暮らすには寂し過ぎる。尤も、レイにとっては色々と捗るのでハッピーである。
だが、今回に限ってはそれが仇となり変質者──マヤの侵入を許してしまった。
ガヂャガチャ。解錠音だ。時刻は17時30分を回った。レイが帰って来たのだ。
(来た)
マヤに緊張が走る。心地良い強張りだ。
(……ファーストチルドレン、綾波レイ。シンクロ率は比較的低いながら、隠行やナイフ投げに於いては他の追随を許さない。最近は感情も豊かになってきている)
……マヤは仕事を忘れてはいない。ただの迷惑な妄想干物女ではなかった様だ。
(そして! シンジ君を巡る恋の奴隷! きっと1人になると
訂正する。とても迷惑な変態目妄想科の犯罪者だ。
「……て」
「……邪魔……まーす」
レイのものと思われる少女の声だけでなく、少年──シンジの声も聞こえる。時刻は夕方。おそらくネルフからの帰りにそのまま2人は行動を伴にして現在に至るのだろう。
マヤに電流走る!
マヤの腐った頭脳ば瞬時に真実(笑)を見抜く。
(辛い戦いの合間のささやかな日常を愛する人と過ごす……漲ってキター!)
はぁはぁとヤバい顔で熱のこもった息を吐き出し、もぞもぞする姿は完全無欠の変質者だ。
(……2人は言葉少なに互いの気持ちを確かめ合い、そして……きゃー!)
ぎゃー!
今のマヤをまともな人が見たらキモすぎて悲鳴が錯綜する筈だ。
コンクリートマイクを壁に押し当てる。
「ハー……ム……」
シンジの声が途切れ途切れに聴こえる。コンクリートマイクの本来のスペックならもっとクリアに聴こえる筈だが、路地裏で怪しげな外国人──外見や言葉からは国籍を特定できない──から、格安で購入したのが悪かったのだろう。粗悪品又はパチもんを掴まされた。
しかし、テンション上げ上げ⤴️の犯罪者のマヤは気にならない。逞しい妄想力が情報を補完するから無問題だ。マヤの補完計画は順調に遂行されている。
(ハネムーン!? 2人は将来を誓い合った仲。でも、2人の恋は前途多難。だからこそ燃え上がる愛! くぅ。たまンねぇぜ! もうそこまで進んでいたなんて! く、出遅れた!)
出遅れた、ではなく行き遅れになるに決まってる。
(でも、それじゃあアスカちゃんはどうなるの? まさかシンジ君!)
「……卑劣……」
今度はレイの声だ。単語が辛うじて聞き取れる。
(やっぱり! シンジ君はレイちゃんを都合良く利用していたんだわ! ……もしかしてシンジ君、本当に私が本命……? 私、どうしたら……♡)
都合良く利用している点はその通りである。だが、マヤがやるべきはそこを責めることでは無く自らの罪を認め刑に服することだ。
ガタガタギシギシ。物音が聴こえる。
(修羅場!?)
『あんなに求め合ったのに全部嘘だったの!?』
『……そうだ。始めから愛してなんかいなかった』
『許さない。あなたを殺して私も死ぬわ……!』
※マヤの妄想です。
(なんてこと! これは大変だわ!)
大変だわと言いつつ楽しそうである。
また、レイの声が聴こえる。
「私は2番目……」
(レイちゃん、なんて健気なの! 2番目でも良いから側に置いてなんて……!)
割とネルフの深層に迫る会話をしているがマヤは頭がおかしいので気づけない。残念の極みだ。
こうして色々と楽しんだマヤだったが、仕事で来ていることをちゃんと思い出した。シンジが帰ってから。
後日。ミサトのマンションの隣室にマヤは居た。
(セカンドチルドレン、惣流・アスカ・ラングレー。頭脳、運動能力、エヴァ操縦能力、戦闘技術……全てが高水準。弱点はプライドが高く、癇癪を良く起こすこと。だったのだけど、最近はなんて言うか、丸くなった。14歳の少女に対する感想としては違和感があるけど、実際そうとしか言えない)
今度はアスカの調査に来たようだ。レイのアパートより防音性が高いことを見越し、新しいコンクリートマイクを購入済だ。マヤは学習する女なのだ。
ガヂャガヂャ。解錠する音が聴こえる。
「あー疲れた。シンジ、アイスってあったっけ?」
「チョコミントならあったはずだよ」
「えーチョコミントかぁ」
アスカとシンジが会話をしながら移動している。位置関係的に少し聞き取りづらくなってしまった。
(まるで、夫婦の様な会話! やっぱりシンジ君の1番はアスカちゃん……! 私との事は遊びだったのね……)
ギリ。
歯ぎしりをしているがマヤはノリノリだ。マヤは雰囲気を大切にする女なのだ。
暫くしてアスカの物らしき声がしてきた。残念なことに不明瞭で部分的にしか理解出来ない。ガッつくマヤ。仕事熱心である。勿論、皮肉だ。
「……赤ちゃん……」
今なんと言っただろうか。マヤは自分の耳が受け入れた音を俄には信じられない。と思いつつニヨニヨしている。
「ああ、胎児……」
(なんですって!? 2人の間には新しい命が……! 成る程、それでシンジ君は
「中は熱い……」
(中は熱い!? どういうことなの!? まさか、シンジ君、赤ちゃんがお腹に居ても構わずにアスカちゃんを……?)
実際には妊娠中のセックスはケースバイケースだ。禁忌と言うほどではないが、マヤにとっては妄想を盛り上げるエッセンスだ。
「……早目に……降ろして、……殺す」
(早目に堕ろして殺す!? シンジ君はアスカちゃんに赤ちゃんを堕ろせ、とそういうことね! 仕方の無いことだけど……。アスカちゃんはなんて言うの?)
「そうね。それが一番よね」
諦めた様に言うアスカの言葉にマヤの脳ミソがスパークする。
(アスカちゃん。本当は愛する人の子を産みたいんだわ。でも2人には世界を救う使命がある……! 泣く泣く諦めるしかない。きっとこれが2人のすれ違いの始まり! いずれシンジ君は1人になり、そして、自暴自棄になったシンジ君は貪る様に私を……! キャー!)
バタバタしてるマヤは完全に手遅れだ。でも、本人が楽しそうだから、もういんじゃないかな。
こうしてアスカの調査を無事(?)終えたマヤは次の日、妄想を抑えることが出来ずに職場のパソコンで『少女達の真実──少年の嘘』と題したエロ小説を鋭意執筆中である。バレたら懲戒処分待ったなしだ。
「マヤ。例の件はどう?」
入り口からリツコがマヤに調査の進捗を訊ねる。マヤはここで漸く仕事の事を思い出す。報告書を提出しなければいけない。
「今日中には、報告書を提出出来ます」
こんなんだが、マヤは一流大の情報工学系の学部を優秀な成績で卒業している。仕事は速く正確だ。報告書程度、すぐにそれっぽく仕上げられる。
「流石マヤね。じゃあ、暗号化して後でメールに添付してちょうだい」
「はい。分かりました」
それじゃあね、と手をひらひらさせてリツコは行ってしまった。
(ふぅ。忘れてたわ。危ない危ない)
2章まで書き上げた小説を念のため暗号化して保存する。
(報告書は……恋愛感情が精神に好影響を与えているという趣旨でそれっぽくまとめればいいか)
優秀な人間が取り繕うと本当にそれっぽくなってしまうから厄介だ。特に人格に問題があると尚更だ。
(よし。これで報告書は完成)
ほんの20分足らずでしっかりと体裁を整えた文書ファイルを作成してしまった。
(後は暗号化してバックアップ用に保存して、と)
メールに添付して送信すればお仕事完了だ。マヤはさっさとメールを完成させる。添付ファイルをドラッグしようとしたその時……。
「マヤさん。ちょっと相談が……」
シンジがマヤの所に訪ねて来たではないか。しかも何か思い詰めている様に見える。
(! シンジ君、まさか私を……!?)
マヤは一瞬で妄想が沸騰する。集中しないで暗号化されたファイルをドラッグ&ドロップ。送信ボタンをクリック。
ワクワクしながらシンジの話を聞き始めて数分後、リツコから呼び出しが……。
「あなたねぇ」
先輩はぶち切れている。エロ小説送っちゃったからね。そらそうなる。
伊吹マヤ、24歳。戒告及び減給の懲戒処分に処される。
なお、本人は懲りていない模様。
マヤもまだまだ痛い思春期である。
作者も昼休みにこの小説を書いたりしてる。職場の人にバレたら、と思うと具合が悪くなる。