やはり俺の青春バンドはまちがっている   作:小野こまっち

38 / 46
感想評価お待ちしております。


予感#3

なんだかんだ部活を終え帰宅。

小町との約束までは暇になってしまった。

 

「そういやそろそろ弦交換するかな。駅前に楽器屋あったし買って来るか。」

 

という訳で駅前の楽器屋にやってきた。

目的であるいつもの弦はすぐに見つけたので、少し店内をブラブラする。

 

しかしあれだな。新品のベースとかエフェクターって見てるだけで楽しいけど、値段見て引くよな。

いやまぁお金があれば買うのかもしれないけど・・・。

 

「あれ?比企谷君?」

 

「・・・城廻先輩?」

 

「久しぶりだね。合宿以来かな?今日部活は?」

 

「今日は昼までだったんで・・・。」

 

話しかけできたのは城廻先輩。

生徒会で基本的に部活には来ないが、メタりか唯一の先輩部員である。

 

「先輩はなんでここに?」

 

「ん〜ちょっと駅前に用事があるんだけど色々あって時間が空いちゃって・・・。比企谷君は?」

 

「俺も似たような感じです。時間あるから弦買いに行こうかなって。」

 

「なるほどね。新曲はどうなった?雪ノ下さんが前に色々聞きにきたけど・・・。上手くいってる?」

 

「とりあえず1曲出来て練習始めてます。2曲くらい曲付け待ちって感じですね。」

 

「順調だねぇ!私もバンドしたいなぁ・・・。」

 

「そんなに忙しいんですか生徒会。」

 

「もうすぐ選挙とか文化祭とかあるしねぇ。コンスタントに練習日が取れないんだぁ。出来るとしたら文化祭の有志バンドとかかなぁ。」

 

なるほど、確かにそろそろ色々な物が代替わりしていく。

運動部は夏の大会を最後にって所も多いはずだ。

その例に漏れず生徒会も代替わりしていく事を考えたら、決まった練習日の部活よりも練習の融通が効く有志バンドの方が先輩には合っているのだろう。

 

「ねぇ比企谷君、私と一緒にバンド組んで文化祭出てみない?」

 

「えっ・・・。いや、いいんですか?俺で。」

 

「部活もあるし大変だと思うけど、きっと比企谷君にもプラスになると思うし・・・。まわりにベースやってる人他に知らないし・・・。

 

最後はよく聞こえなかったが、城廻先輩も色々と考えているんだろう・・・。

 

「ちなみに他のメンバーって・・・。」

 

「誰もいないよ・・・?比企谷君と私だけ。」

 

あっ、これあれだ。文化祭に出るか的な話をして、ノリで色々始めるけどやる前に空中分解するやつだ。いつやるの的な話をしたらそんな話したっけ的な話になってるやつだわコレ。

 

「まぁメンバーが集まったらまた連絡するからさ。とりあえず連絡先教えて・・・?」

 

とりあえず連絡先を交換し、城廻先輩はまた連絡するからと言って店を出ていった。

まぁ社交辞令だろうから期待せずにメンバーが集まるのを待つか。

そろそろ時間だし、会計してくるかな。あっ潤滑剤も買ってこ。

 

 

 

 

小町との約束の時間になったため、指定された駅前の喫茶店に入る。

少しすると小町が入ってきた。

 

「お待たせお兄ちゃん!」

 

見知らぬ男を連れて・・・。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。