8000UAありがとうございます。
「買ってきたぞ〜、小町。」
川崎達は帰って行ったが、俺と小町はそのまま〇ックで朝飯にする事にした。
しかし朝〇ックって美味いよな。マフィンとハッシュポテトは常設して欲しい所ではあるが、昼間に頼むかと言われれば微妙なのでやっぱ朝だけでいいって結論に落ち着くんだよなぁ。
「ありがと・・・。ふぁ〜眠ぅ。」
「口になんか入れりゃ目も覚めんだろ。」
「そうだね・・・。いただきまぁす。」
むぐむぐとマフィンを口に入れながら小町は話し始める。
「ねぇお兄ちゃん。もぐもぐ・・・。姉弟にも色々あるんだね・・・。」
「せめて食べるか喋るかにしなさいよ・・・。まぁそりゃ家庭によりけりだろうしな。」
「そうだね・・・。そういえばお兄ちゃん眠くないの?」
「いや、普通に眠いから。今日は部活もバイトもないし、帰って速攻寝るわ。」
そして昼くらいに起きて飯食べて録画してたニチアサ見てまた寝る。
夏休みなのに部活やらバイトやらでちゃんとした生活をしてたんだ。たまにはこんな日があってもいいだろう。
「ちぇ〜。どっか遊びに行こうと思ったのに・・・。」
「・・・勘弁してくれ。」
「まぁ小町も眠いから今日は勘弁してあげるよ・・・。」
その後朝〇ックを堪能した俺達は帰って速攻寝た。
起きたのは予定より遅い15時だった。
*
寝れねぇ・・・。
中途半端に朝方寝たせいで完全に寝れなくなっちまった。
と言っても15時に起きてから結局グダグダしててしっかり目が覚めたのは17時くらいだから実質夕方まで寝てた訳なんだが。
特にやることも無いのでカフェオレでも飲むかと思い立ち
猫も杓子も小町もカマクラも寝ている時間なので音を立てないように気を配りながらリビングへ降りる。
牛乳をレンジで温めながらスマホを見ると、2件程メールが入っていた。
1件は空次さんから。いくつか日にちが書かれていて空いてる日はあるか?というもの。例の日雇いの件マジだったのか・・・。
もう1件は川崎から。大志から小町経由で連絡先を聞いた、俺のアドレスであっているかというものだった。
川崎の方に合ってるぞと返信し、空いてる日を調べる為にスケジュールアプリを開いていると、知らない番号から着信が来た。
リテラシーの高い俺は知らない番号からの着信は出ないことにしているので無視しているとまた川崎からメールが来た。
『その電話、私。』
そのメールの直後、同じ番号からかかってきた。何の用だ川崎は。
「もしもし・・・何の用だ川崎。」
「いや、アンタにちゃんとお礼してなかったからさ。」
「そうか・・・。別に気にしなくてもよかったのに。」
「私が気にするからそういうの。あの後色々話し合ってさ、両親と・・・、それから大志とも。」
「・・・そうか。」
川崎の話し方から言って上手いように話し合いが進んだらしい。
「それから私、またギター始めようかと思ってさ。」
「そうか・・・、まぁいいんじゃねぇの?」
大志もギターギター言ってたしな。その辺もどうやら話が着いたらしい。
「それで、アンタが部活でバンドやってるって大志から聞いてさ、ちょっと見学行きたいから練習日教えてくれる?」
「ああ〜、練習日な・・・。えっ・・・、なんて言った?」
「だから見学行きたいから練習日教えてって行ったんだけど・・・。」
「あっ・・・、あぁ、分かった。直近は明日・・・、もう今日か。15時からだけど大丈夫か?」
「今日の15時からだね。大丈夫。」
「そうか。場所は金属理化学研究部の部室でやってる。部の方には話通しとくわ。」
「助かるよ。本当何から何までありがとね。」
「いや、気にするな。それじゃあ。」
「うん。おやすみ・・・。」
川崎との電話を切った頃、既に牛乳は温めを完了しており、なんならちょうどいい温度まで冷めていた。
なんつうか人生の中でトップクラスに何言ったか覚えてない電話だったな。