この身はただ一人の穢れた血の為に   作:大きな庭

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場末の筈の小説がランキング乗ってましたね……。
驚きましたが、応援して頂いたのは非常にありがたい事です。


魔法薬学講義担当兼スリザリン寮監

 ホグワーツでの教育体制は完全にイカレている。

 それを最初の授業で実感させてくれる程度には、ホグワーツの魔法薬学()()()()である我らがセブルス・スネイプ()()は〝優秀〟だった。

 

 入学一か月前に知り合った小さな女の子は魔法界で為されるであろう授業の事で頭が一杯だったが、一方で僕は非魔法族の教育にも興味を抱いた。と言っても大層なものでは無く、あくまでどんな事をやっている程度の興味でしかなかったが、何せ時勢が良かった。

 

 非魔法界において、四十数年前の教育法が大規模に改革されたのがほんの三年前の事。

 その施行結果に対する論評も矢継ぎ早に出され続け、教員不足を初めとして教育の崩壊を叫ぶ声が下火になるどころか依然として大きくなされていたのだ。教育については高い関心が寄せられ続けていたのであり、非魔法族に殆ど知識の無い少年ですら簡単に様々な情報に触れる事が出来た。

 

 勿論、それはあくまで非魔法族の世界において〝在るべき教育の姿〟であり、それをそのまま魔法族の世界に持ち込む事が正しいとは決して言えない。しかし、非魔法族と魔法族の間に大きな違いが無いと信ずるのであれば、導入は出来なくても、その理念を生かす事も応用を利かせる事も当然に可能な筈であった。

 

 そしてその観点から言えば──魔法薬学の授業というのは論外だった。

 最初の大演説はまあ良い。流石に最初耳にした時は余りの脅迫の酷さに唖然とはしたが、魔法薬学の危険性を考えれば、幾ら注意しても注意し過ぎるという事は無い。

 一年のスリザリン生とグリフィンドール生であれば、その事をネビル・ロングボトムの尊い犠牲によりまざまざと理解出来た筈だった。教える側としては、誇張無く死の危険と隣合わせに成り得る教科である以上、神経質にならざるを得ないというのは当然の話だ。

 

 しかし、それ以外は完全にいただけなかった。

 

 ハリー・ポッターに対する対応は、真っ当な教授で有ればまず有り得ない。

 習ってない物を答えろなどというのは無茶苦茶な話だ。そもそも知らない事を学ぶ為に講義に出ているのだから。それどころか彼に対する態度も劣悪である。彼にそう問うていたスネイプ寮監の視線は嫌悪と憎悪に満ちており、何が有ったかにせよ、大の大人が十一歳の少年に向けるものでは無かった。

 

 ハーマイオニー・グレンジャーに対する一貫した無視もそうだ。彼女が出しゃばりなのは解りきった事であり、当時の彼女には間違いなく学友を助けようとするつもりなど欠片も無かった筈であるが、出された問いに対して答えようとしたのは確かである。それを無視するのはやはり十一歳の少女に対する大の大人の態度とは言えない。

 

 そんな訳──どちらの理由が大きいかは議論の余地が無いが──で、僕はスリザリン生としては珍しくスネイプ寮監に対して嫌悪を抱いていた。

 もっとも、スネイプ寮監は生徒からの好意を獲得する事について全く関心が無いように見えたし、何より彼の方も僕に対して嫌悪を抱いているようだった。

 

 思い返す限り、最初は一般のスリザリン生と変わらなかった筈である。

 だが、二、三回の授業を経た後は、明らかに他のスリザリン生と違う冷淡な対応に変わったように思う。ドラコ・マルフォイから『君、スネイプ()()に対して何かしたのか?』と問われたぐらいだから、気のせいでは無いだろう。

 ただまあ、僕が彼に対して抱いている感情を思えば、その変化は何ら不自然では無いだろう。嫌っている相手から好かれると思う方が可笑しな話だ。

 

 無論、スネイプ寮監の授業態度──千年も続いている学び舎で行うには余りに時代錯誤な徒弟制的指導手腕を除けば、その叡智の深淵さは敬意に値するものであった事だ。

 グリフィンドール生には馬鹿げた位に刺々しく、僕を除くスリザリン生には出来の悪い水飴のように駄々甘にという違いが有ったが、彼の指導は常に正しかった。

 

 彼の言葉が比喩と装飾に満ちているのは、適切な魔法薬の作成法を伝達させる為にそれが必要であるからだった。また、生徒に混乱を生じさせる原因の一つである、教科書とは異なる我流の作成法の教授は、しかしその効能だけを見れば、愚直に教科書をなぞっただけの代物よりも数段上である事に違いなかった。

 つまり、セブルス・スネイプ寮監は教授としては論外で有ったが、魔法薬学(Potion)熟練者(Master)にして、その神秘の最奥を学ぶ為の(Master)としてはこれ以上の存在は無かった。彼は本質的に研究者かつ探究者であり、物分かりの悪い学生に対し下らない魔法薬を教える事に時間を割くのは才能の浪費としか言いようがないような、傑出した人物であると言えた。

 

 しかし、それを授業を重ねるにつれて理解出来た所で、嫌いなものは嫌いだった。

 幸運にというべきか。授業という場以外で、寮監が学生に対して直接関わる事は少ない。余程の事でない限り、寮内の自治は首席や監督生に対して一任されている。

 ただそうは言っても、第一責任者が寮監である事に変わりはなく、監督生達に相談出来ないような事柄についてあればその相手を自寮の寮監とする事は許されていた。

 故に、これから僕がそれを相談すべき先は、やはりスネイプ寮監しか有り得なかった。

 

 グリフィンドールの点数が盛大に引かれ、ドラコ・マルフォイが罰則に行き、それらの話題が第一線から引いた頃。

 何時も通りにハリー・ポッターがグリフィンドールの点数を減らした魔法薬学の授業後、僕はスネイプ寮監へと話し掛けた。

 

 

 

 

 

 魔法薬学の教室は、相変わらず陰気である。

 その教室の主が陰気だからという訳では無いだろう。魔法薬学は、ホグワーツにおいて、最も非魔法族の期待に添えるような科目であると言えた。杖を片手に怪しげな材料を加えた鍋をかき回すなどというのは、まさしく歴史上迫害を受けていた、ステレオタイプな魔法使いの姿だからだ。そして、実際に迫害されるだけの危険を有している。

 

 真実薬(ペリタセラム)魅惑万能薬(アモルテンシア)幸運の液体(フェリックス・フェリシス)、ポリジュース薬等々。

 魔法薬学の秘奥は、それが自分の物であれ他者の物であれ、正しく人生を狂わせるだけの凶悪さを有している。戦時においては、かの禁じられた三つの呪文こそが有用であるが、しかし、平時においては魔法薬学の強力性・汎用性に敵う物では無かった。逆に言えば、戦時に有用で無いからこそ──魔法族同士の血の抗争には利用しにくいものであり、事実、歴史的にそうだったからこそ、それらは制限はされども禁忌にまでは至らないでいる。

 

 しかし、敬遠されるべき代物である事に変わりない。それが魔法族で有ったとしても、だ。スネイプ寮監の贔屓を一身に受けるスリザリンとて、その事は本能的に理解している。

 だからこそスリザリン生は、その分野に卓越したセブルス・スネイプ寮監──他の三寮に比べて余りに若輩な、三十そこそこでしかない教授に対しても尊敬と畏敬の念を払うのだ。まあ、グリフィンドールを筆頭に、他の三寮がその辺りの機微を理解しているとは思えないが。

 

 そんな寮監は、生徒が使用した後の機材や材料のチェックをしていた。

 どうやら生徒の掃除や後片付けの程度、或いは扱いの丁寧さを信頼していないらしく、授業が終わると間違いなく自分の眼でそれが行われているかを確認しているのを良く見る。好意的に見れば、生徒の安全に気を配っていると言えるのかもしれない。残留していた余計な材料や成分による汚染が発生すれば、どんな魔法的惨事を引き起こすか知れたものでは無いからだ。無論、これもグリフィンドールからは賛同を得られないだろうが。

 

 流石に慣れているのか一つあたり長くても数秒程度しか費やしていないが、そのような神経質な作業をする寮監と共に時間を過ごしたい生徒は、スリザリンにすらも存在しない。授業が終わってから、直ぐに僕を除く生徒は居なくなっていた。

 

 そして、僕がわざわざ残っている事を、近付いてきている事を理解しているだろうに、セブルス・スネイプ寮監は、その作業から顔を上げようとしなかった。

 僕が声を掛けて初めて、漸く顔を上げた。

 

「スネイプ寮監」

「……何だね」

 

 その顔には、意外にも表情が浮かんでいなかった。

 寮監は明らかに僕を嫌悪している筈であり、今もその奥底にはそれが横たわっているのが感じ取れたが、無表情を装う事によって、それを隠そうとしていた。

 それは、ハリー・ポッターに対して感情を剥き出しにする寮監の様子からは考えられない、言うまでもなく教授的な理性に満ちた振る舞いだった。

 

「君が我輩に質問したい訳では無い事は見れば解る。何か用が有るのかね?」

「ええ」

「ならばさっさと言い給え。我輩は生徒に助力するに際し無用な装飾を好まない」

「であればそのように。

 ──アルバス・ダンブルドア校長に御会いしたい」

 

 僕の言葉に、寮監は露骨に愚か者を見る目をした。

 そして、寮監はすぐには僕に解答を寄越そうとはしなかった。

 

「スティーブン・レッドフィールド。我輩は君がもう少し賢い生徒であると考えていた。しかし、どうやら今日から我輩の認識を正さねばならないらしい」

 

 手元に視線を戻し、寮監は吐き捨てるように言う。

 

「分別の付かぬ雛共に悩まされて忙しい教授以上に、校長閣下は忙しいのだ。どういう理由で君が校長と話をしたいのか知らないが、一生徒が望んで話を出来るような物では無い」

「その理由が、忙しい校長閣下が直接聞くべき重要な事でも?」

「それは子供の判断すべき事で無く、大人が判断すべき事だ。そして君が理解していないようだが、我輩は大人であり、君の寮監でも有る」

「……つまり、貴方が話を聞いてくれると?」

「……何故、そう意外そうに言うのかね? 我輩は君の寮監だと、そう言った筈だが」

 

 嫌そうな、それでいて不思議そうであるという複雑な表情を浮かべる寮監。

 だが、そんな反応こそ心外だ。これまでの授業を見る限り、少なくともこの寮監は真っ当に教育をする気が無いように思えたし、まして僕を嫌っているともなれば猶更のように考えられた。だが、どういう訳か、少なくとも今この瞬間、彼は自身の職務を果たす気が──それも心の底から嘘偽り無く──有るようだった。

 けれども、そんな僕の内心を知りもしない寮監は、僕の反応を素直に受け取った。

 不躾な生徒に纏わり付かれていては作業が進まないと思ったのだろう。寮監は、その黒く長いローブを翻しながら、高圧的に言った。

 

「……まあ良い。我輩が聞き手として不足で有るというならば、それはそれで構わない。そして、我輩も当然のように判断する。即ち、校長閣下を煩わせるまでの事項では無いと。話は終わりならば引きたまえ。我輩には次の授業の準備が──」

 

 正直言って、最初から受け入れられるとは思っても居なかった。

 嫌味は兎も角として、寮監の言葉は正しい。

 一生徒が直接校長と面会したいなど烏滸がましいにも程が有るし、寮監とて自分の頭を超えて話をする事は腹立たしくて仕方ない事だろう。

 だがそれを理解して尚、校長に直接話をしたいと願い出たのは、話の内容としてはそれが真っ当であり、筋であったからだ。要するに手続的な自然性を保つに過ぎず、だからこそ、断られる前提で有ってもそれを口にしなければならなかった。

 流石に寮監が嫌っている僕の相談を受けようとしたのは予想外だったが、さりとて当初の予定からは何も外れていない。スリザリン寮においては、会話の中に猜疑と検分、そして虚実と探究を忍ばせるのが作法だった。

 

「四階の禁じられた廊下」

 

 寮監は立ち止った。

 ゆっくりと振り返ったその顔からは、先程以上に何も読み取る事が出来なかった。

 

「……君は宝探しでもしているのかね? それが事実であるならば、君は無知蒙昧で向こう見ずなグリフィンドールに組分けされるべきだったように思えるが」

 

 寮監の反応は、露骨であったとは言えない。寧ろ彼は表面上、真実は何も知らない、しかし生徒の安全には関心を抱いている者としての反応を取り繕っていた。けれども僕はそれ故に、この寮監はあそこに何が置かれているのか間違いなく知っているのだと気付いた。

 そして逆に寮監も、その中身について僕が見当を付けている事に気付いた筈だ。僕の眼を真っ直ぐ見つめようとし、心の内を読み取ろうとしたのが証拠だった。もっとも、合わせるつもりもない。如何に自寮の寮監とて、そのような危険を冒しはしたくなかった。

 

「勘違いして欲しく無いですが、その宝について、僕は全く興味が有りません」

「……あの部屋に立ち入ったのか?」

「立ち入ろうとしたのは事実です。情報が何も無ければ、スリザリン生らしく狡知に振る舞うも何もないでしょう? ただ入れはしなかったですよ。流石に単なるホグワーツの一年生が入れる程に、容易い護りでは無いみたいですから」

「まあ……そうであろうな。本来はその筈だ」

 

 何処か期待が外れたような、微妙な顔をしながら寮監は頷く。

 しかし、その言葉からしてみれば入り込んだ人間が居るようだが──いや、まさかそんな事は無いだろう。けれども、改めて確かめる事が出来たのは明らかだった。

 もっとも、それは寮監との今の会話で考えるべき事では無いのも同様に明らかだった。

 

「だけど、中身について語る事は出来る」

 

 挑発するように、僕は告げた。

 

「……君が騒いでも何も起きはするまい」

「さて、それはどうでしょう。スリザリンにはドラコ・マルフォイが居る」

「……あれはお前の──半純血の意図通りに動きはしないだろう」

「でしょうね。普通ならば」

 

 惚けたように楽観的な見解を嘯く寮監に対して、僕は鼻で笑った。

 彼と僕は友人関係では無く、何より彼はプライドが高い。彼は僕から利益を得ようとはすれど、僕に利益を与え()()ようとはしないだろう。能動と受動の違いでしかないが、彼の中では天と地の差が有る。そして、寮監らしくというべきか──或いは他の理由が有るのか──この寮監はドラコ・マルフォイという個人を正しく理解しているようだった。

 けれども、今はその〝普通〟の状況ではないのだ。

 

「お忘れですか。彼は、スリザリン生らしく振る舞う事を忘れた結果、二十点を失った。そして、その理由は広く伝わっていなくとも、夜に罰則を受けた事は皆が知っている」

「…………」

「まあそれ以上に派手な減点劇が有ったから目立っては居ませんが、彼自身がそれを赦すかどうかは別です。彼は屈辱感を抱いており、名誉挽回の機会を探している。少しばかり情報が怪しかろうと、彼はその真偽を確かめようとはするでしょうし、仮にそれが真実であるとすれば、自分の行使し得る限りの力をもってそれを利用しようとするでしょう」

 

 僕はそう予測した。

 そして同様の予測を寮監も立てている事は、その口を噤んだ様子から明らかだった。

 勿論、ドラコ・マルフォイがそれを知ってどう動くかを更に予想は出来ない。

 日刊予言者新聞あたりに持ち込むのか、或いは親の理事としての立場を使って何かをするのかもしれない。己が手に入れようとする事も有り得る。だが、彼がどのように動こうとも別に構わなかったし、それが成功するかどうかも当然どうでも良かった。

 

 大事なのは、不愉快な物が学内に有るという事が──彼女が余計な物に関わる可能性が無くなるという事だった。

 

「君は──君は、()()を脅そうというのかね?」

「はい、()()。いいえ、違います。僕はそれによって全体的利益の実現を図ろうとしているのであり、その事によって貴方が直接被害を受ける訳では無いでしょう?」

「馬鹿げた事を嘯くでない。君が乱そうとしているのは学内の秩序だ」

「では、()()()()()()()()()()()()()()()? 僕はスネイプ寮監がその思考に同意してくれないとは思っていない。だからこそ、校長に会いたいと先に告げた上で、貴方にこうして相談させて頂いている」

 

 相変わらず表情は動かない。しかし、その瞳が僅かに揺れた気がした。

 嗚呼、そうだ。僕はスリザリン生であり、スネイプ寮監はスリザリンの寮監だった。しかも今この学校で起こっているのが余りにもグリフィンドール的だともなれば、同じ考えを抱くのは至極当然であり、逆に違う考えを抱いている方が異端だった。

 

「重ねて言いますが、僕はそれを手に入れようとしている訳ではありません」

 

 素直に言えば、全く欲しくない訳では無かった。

 手を伸ばせる機会が有ったのであれば、僕は当然にそれに手を伸ばす事だろう。

 何せ不老不死の結晶だ。その効能もそうだが、賢者の石自体が膨大な魔法知識とその実践により紡ぎ上げられた集大成と言える。魔法族なら当然欲しがって然るべきである。

 だが、僕にとって今優先すべき事は、やはりそれを手に入れる事では無かった。

 

「様々な反論は承知の上です。その安全対策についてはホグワーツ教授が万全を期しているでしょう。しかし、それは学校生活に全くもって必要無い物の筈だ。そして、人間というのは一般に、その可能性の存在だけで十分恐怖しうる。違いますか?」

 

 彼女が傷付く事を、僕が恐れるように、とは言わなかった。

 言うべき必要が無い事では有ったし、言うつもりも更々無かった。

 そもそも、スネイプ寮監は、スリザリン生がグリフィンドールの非魔法族の為に動くなどとは夢にも思うまい。寮監はまさしくスリザリンらしい存在であり、そんな唾棄すべき惰弱な考えなど、そもそも想定する事が出来ない筈だからだ。

 

 スネイプ寮監は一分ばかり、沈黙し続けた。

 そしてその後で漸く、彼は口を開いた。

 

「……先の言葉は撤回しよう。お前が相応しいのは確かにスリザリンのようだ」

 

 苦々しい顔を露わにして、嫌味な声色で紡がれたのは、受諾の言葉だった。

 

「だが、今の話の流れでは、お前はそうするつもりは──つまり、ドラコにそれを告げるつもりは全く無いのだろう? ならば、何の必要が有って校長と話をする事を求める? お前の目的は薄々理解したが、我輩にはそれが必須とは思えないのだが」

 

 確認するような問いに、僕は当然の言葉を返す。

 そして、寮監は、校長と直接会話を交わす事が出来るかまでは保証しないけれども、今の話は間違いなく伝えられるであろう事を確約した。

 

 

 ……この会話の中で意外に感じた事は、幾つも有った。

 けれども一番意外だったのは、この寮監も笑みを見せる事が有るという事だった。




・Potion Master
 第一巻・八章のタイトル。

・Education reform Act 1988
 サッチャー政権下。
 教育関連は最近ホットだから耳にした事はあるかもしれない。
 誤解や曲解を恐れず端的に言えば、教育への市場原理・競争原理の導入。

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