ハイスクールD×D ゆっくり休まず学生生活を生き抜く 作:カノサワ
「いや、貴方雰囲気からしてジメジメしてそうだから嫌よ」
と、リャナンシーが冷たい目で言い放つ。
「第一貴方、実力が足りないのよ実力が。ま、精精生き残りなさいね」
そう言い放ちリャナンシーは去っていった…
「だからジロー、まずは悪魔を倒してレベル上げしようて言ったじゃない〜」
「嫌だ!まずは強い悪魔を集めて俺は背後で応援するんだい!」
とまぁ側から聞けばクズの言葉を言い放つ。あの初戦の後しばらく色々考え、結論に至ったのはまずは仲魔集め、そして俺は夜な夜なコッソリ家を出て、プログラムにある異界化センサー…ようは一時的に悪魔が現れる空間を探す機能を駆使して、今は異界化した路地裏で悪魔探しをしていたのだ。結果?ご覧の通りだよドチクショウめが。
「まぁまぁ、わしもついておるし、安心せい若僧よ」
と、先程俺が土下座をしてまで仲魔にしたノッカー(lv2)さんがそう背中を撫でて慰める…これで2体仲魔がいる計算にはなるが…お!あれは!
「ん?どしたのジロー…て、あれは」
俺が目にしたものは、3体のジャックフロストがおしゃべりしている光景だった!メガテン恒例のマスコット悪魔だ!
「ヒホー、どう?最近は」
「いやー、最近の人間界のアイスは美味しいヒホねー」
「そういやこないだコーコーセーになるとか言ってどっか行った同胞も気になるホねー」
…かわえぇ、抱きつきてぇよあの雪だるま。夏頃だと天国だよなぁ…と言うわけで!!
「おーい!そこのフロスト君やー!お兄さんの仲魔にならないかーい!」
そう笑顔で接する!フロスト君たちはきっといい子だからこれで仲魔になってくれるはず!
「うわ、いきなり来てキモいヒホ」
「そして実力が足らないヒホ」
「これやるからとっとと失せろヒホ」
▼ジャックフロストの罵倒!!ジローは精神ダメージを受けた!ついでに10マッカ投げつけられ3ダメージを受けた!!ジャックフロストは消え去った…
「…なんでや」
「だーかーらー、先ずは悪魔と戦ってレベル上げようってば」
うん、まごう事なき正論!だが、だがしかし…
「レベル上げしようにもよぉ…出てくる悪魔の実力が上すぎて戦いにならねぇよ。下手にメギドラオン使ったらグレモリーとかに目を付けられかねんぜ?」
もうメギドラオン無双してレベル上げという手段を思いついたものの、威力自体が高く、連発すれば何かグレモリー陣営に見つかるかもしれない。それはそれでいいがもしそうなれば、プログラムの出所とかそもそも悪魔を従えるプログラムがあると言う理由で、行動やらなんやら制限かけられた上で面倒な輩に目を付けられる危険性がある。
そんでまるで下水道を這うドブネズミの様にコソコソ行動しているが、低下級悪魔なんて時々出るレベルで、やっとノッカーさんを仲魔にしたぐらいだよ。
「…!、若造!大量の悪魔が!」
「え?」
と、ノッカーの声を聞き、向こうを見ると_
「「「ヒャッハー!!美味そうな人間がいるぞ!!こいつを食ってパワーアップだ!!」」」
_複数のグレムリンが現れた!
いやマジか!あーもうヴェータラの時みてぇにうじゃうじゃ群れやがってよ!!仕方ねぇ!!
「ピクシー!!メギドラ_」
「マカジャマ!!」
と、一人のグレムリンがピクシーに魔法を放つ…え、マカジャマておまっ!!
「っ…こいつ!ごめんジロー!メギドラオン使えない!」
「くぁwせdrftgyふじこlp」
ななななななんでそうメタってくるんだおどれぇ!!
「オイラみたもんねー!!そこのピクシーがヴェータラをスゴイ魔法で蹴散らしたの!」
「だからマカジャマ使えるやつを呼んで!次来たらそいつを封じてそこの人間をリンチして!」
「「「タタキにして食ってやるってね!!」」」
そうグレムリンが口々に言う。
「まてぇい!!俺の仲魔にならないか!!君ほどの実力なら役に立つと思う!!」
こうなりゃ仲魔にしてこの危機を脱するしか無い!
「ヤーだね!お前を食う方がいいよーだ!!」
交渉決裂!どうすんだよ!
「流石のワシでもこれはキツいぞ若僧!」
「あーもう!こうなりゃ戦うしかねぇ!…ピクシーとノッカーがなぁ!!」
「「いやお前(お主)も戦え」」
と、二人から突っ込まれる!どうしろと!?
「話は終わった?…じゃあ行くぞお前ら!!」
「「「かくごしろー!!」」」
グレムリン達が突撃してくる…ええい!俺は近くにあった三角コーンの上を掴み武器にする!いや武器にならないけど!…こうなりゃてめぇら全員経験値にしてやらぁ!!
「_にゃっ!!」
「っぐぅ!?」
と、俺が息込んだ瞬間、背後から光の球が飛んできて一体のグレムリンを撃ち倒す!
「な、何者だ!?」
「弱いものイジメする奴に名乗る名は無いにゃん!!」
と、俺が背後を見ようとした瞬間、何かが素早く通り過ぎる!
「む、あれは…ワシらみたいな悪魔じゃ無いのぉ。あれは…猫又か」
え、猫又?…俺は前を見ると、黒の長髪に、猫耳と二股に分かれた猫の尻尾、そして和服の姉ちゃんがグレムリンに何か力を込め、拳で倒している光景が目に入った!
「ええい!早くマカジャマをつかごほぉっ!?」
「ど、同胞ー!ええいマカジャマー!!」
一体のグレムリンが蹴り飛ばされたのち、もう一体が猫耳姉ちゃんにマカジャマを放つが_
「遅い!にゃっ!!」
スラリと鮮やかに交わし、そして_
「これで最後ッ!!」
ドゴォッ!!…と、良い音を放つパンチでグレムリンは消滅した。
「…強い」
「ありゃそこいらの猫又と違うぞい…」
俺の仲魔もそう口々言う。うん強いよあれ、グレムリンをボッコボコにした後でも余裕そうだし!
「ほら、大丈夫?…そこの異界の悪魔も貴方の仲間みたいね」
と、猫耳姉ちゃんが近づく。
「ま、無事そうだし私はこれでお暇するにゃ。もう彷徨くのは_」
…ふと、俺をジッと見て何か考える…え、何?なんなの?
▲▼▲▼▲▼
_???side
…どうもこいつ、独特な生命力がある様ね…道理で異界の悪魔に狙われやすいにゃ。
ここでこいつを逃しても良いけど、利用できそうね…。
「…ねぇ、貴方。名前は何て言うにゃん?」
「お、俺の名?… 波片野次郎です、みんなからジローと呼ばれてます」
「次郎…ジローね、貴方、まだ異界化した空間を彷徨く気でしょ?それだったら…私と手を組まないかにゃ?」
▲▼▲▼▲▼
_ジローside
「私と手を組まないかにゃ?」
と、突如提案をもう仕掛ける猫耳姉ちゃん。
「貴方は異界化した空間を彷徨きたい、私は訳あって異界の悪魔を狩ってパワーアップしたいにゃん。どう?お互い損しないわよ?」
_確かにその案は魅力的だ、だが。
「やめておいた方がいいぞ…こやつ、怪しい気配を感じる」
「そうそう!何かイヤーな感じ!やめといた方がいいよ!」
「…それは俺も同案だ、見ず知らずの人間…いや人間かどうかは知らんが、流石にいきなり手を組めと言われても」
「見ず知らず?…そうかにゃ?」
と、突如デコピンをパシッと喰らう。
「あだっ!何を…!」
_脳裏にヴェータラに襲われた光景と、猫耳姉ちゃんがそれを助ける記憶が浮かび上がる。
「こ、これって…」
「思い出した?少なくとも私は貴方を一度救ったわよ。まぁ本音を言えば貴方、異界化した空間を探せそうだし、何より貴方を囮にすれば悪魔が集まりやすい上に狩りやすくなるからよ…どうせならお互い利用し合うってのもいいんじゃにゃい?」
そう笑顔で言う猫耳姉ちゃん…お互いを利用し合うか。
「やはりのぉ…なら益々手を組むのはやめておいた方がいい、利用されるだけされてポイされるぞどうせ」
「そうだよ!囮にするなんて!」
「…すいません、流石に囮とかそう言われたら俺も流石に」
「手を組むならお礼に…ちょっとHなご褒美、あげようかにゃ〜」
そう和服の間に開かれてる胸の間に指を入れ、舌を悪戯そうに出す。
…ふざけんなよ、そんなもんで俺が動くと思うかよ。
「よし手を組みます」
「「おい!!??」」
と、仲魔からツッコミを喰らう!ふざけんなよだって!?和服+姉ちゃん+猫又属性て!そんなの抗えるわきゃねぇだろドアホ!!そしてHなご褒美だと貴様!!??やりますやります囮にでも何でもなりますよ!!
「交渉成立にゃんっ♪まぁご褒美は一通り終わってからね」
「いいのか若僧!!??」
「後で捨てられるよ!!」
「私は一向に構わんッッッ!!!」
あ、やめてそんな冷たい目で俺を見ないで、俺だってただ欲望に従っている訳じゃ無いのよ。
どうせ断っても悪魔に狙われるのは変わらないし、どうせなら目の前の実力がある人と手を組んだ方がいいと思うよ俺は!別に和服猫耳姉ちゃんに誘われただけじゃ無いんだからね!!勘違いしないでねっ!!
「ダメだこの契約者、早く何とかしないと…」
「まぁどうせデメリットともそこまでないし…そだ、貴方の事なんて呼べばいいの?いつまでも猫耳の姉ちゃんじゃあれだし」
「好きに呼んでも構わにゃいわよ?」
んー…それなら。少し俺は考えて…
「じゃあクロさんで」
「…まぁいいわよ。じゃ、また次の夜に会いましょうね。にゃんっ♪」
と、クロさんは高く飛び上がり、去っていった…
「…私、こんな契約者と契約して少し後悔してるかも」
「安心せい、ワシもじゃ」
そして仲魔からの信頼度も下がった気がする…気のせいだな!うん!
オリ主は基本的に自重しているとかそう言うイメージはあるが!俺にはそんなものはねぇ!!え、最低野郎だって?男はみんな哀れな生き物ですよ。
そんなこんなでクロさん(仮)と手を組み、地道にレベルを上げて仲魔と契約していく俺!そしてサイクロプスがいると言う異界に潜り込んだが_そこには最強の者がいた。次回。
「最強の魔法少女現る」
みんな大好きなあの人が出てくるよ!