ハイスクールD×D ゆっくり休まず学生生活を生き抜く 作:カノサワ
と言うわけではーじまーるよー。
「もう悪いことはしないにょ??」
「ハイシマセンオユルシクダサイ」
「マホウショウジョコワイマホウショウジョコワイマホウショウジョコワイ」
俺らの目に映る光景を口で説明すると、魔法少女の格好をした巨漢がサイクロプスを正座させて説教してました。
「いや悪魔を素手で倒すてどれほどなの????」
「うん、アイツやべーわ」
とまぁゴブリンさんもそう引き気味でいう、分かるよ、なんも異能も持ってない巨漢自称魔法少女が悪魔を倒して更生(という名の脅し)をさせてるなんてまるで意味がわからないもんね。
「悪いことしないならもう行っていいにょよ」
「ハイ」
「マホウショウジョコワイ」
と、その鶴の一声…否、鬼の一声でサイクロプスは去っていった…
「ん?貴方たちは誰にょ?」
▼ミルたんがこちらに気づいた!!
ま、まぁ敵対しなければいいね!うん!
「おいてめぇ!!何俺らの獲物勝手に逃してんだ!!」
と、ゴブリンが啖呵切って言い出した!!
「おいてめぇえええぇええぇ!!!!!!!黙れ!!!殺されるぞ!!!」
このボケ!!俺らとこの魔法少女(?)がどれくらいの戦闘差があると思ってんだ!?
「はっ!!たかが人間!どうせ少し力を見せつければ…」
「にょ?」
▼ミルたんがゴブリンに近づいた!気迫だけで圧倒されそうだ!
「…少し力を見せつければ…」
「にょ?」
▼更に近づいた!!
「ゴメンナサイ」
▼ゴブリンは土下座した!!!
「おいなっせけねーぞてめっ」
「仕方ねーだろ!?あの気迫!!普通の人間が持っていいもんじゃねーよ!!」
そうゴブリンがめっちゃ涙目でそう訴える。まぁこんなゴツくて魔法少女のコスプレした野郎が普通なわけねぇか。
とまぁ、なんやかんやあってミルたんと俺らは情報共有を始める。
ミルたんはどうやら怪しい気を感じて魔法少女としてパトロールしていると、途中途中で悪魔と会い、そして魔法少女としての愛(拳)で訴えかけて更生するように活動しているようだ。まるで意味がわからんぞ。
「で、貴方達はつまり悪い悪魔さん達を退治するヒーローにょね?」
「アッハイ」
と、こんな感じに解釈されたがまーよいであろう。
「それで、問題はジローが雑魚すぎるニャ」
クロさん。いくら本当の事とはいえ言って良い事と悪い事があります。チクチク言葉ダメゼッタイ。
「うーん…それじゃミルたんが鍛えてあげるにょ!!」
え
「…良いわね。それにジローは独特の生命力があるし…もしかすれば…」
そんな恐ろしい宣言をよそにクロさんが何かぶつぶつ言い始める。え、何?
「…そうね、ジロー、貴方に少し特訓つけるニャ。いつまでも後ろでガタガタ震えてたらアレだし」
「やだ!!!僕後ろで悪魔応援する!!!」
「じゃ、エッチなご褒美無しニャ」
「おうどんな特訓でもかかってこいや!!」
いつまでもクロさん達に迷惑かけられんよな!!
「………俺、こんなサマナーと契約して後悔してるわ」
「どうします?もう契約破棄します?」
俺の仲魔までこんな事言い始めた。違う!!俺はエッチなご褒美…では無く仲間のために強くなるんだ!!
「よし決まりにょ、それじゃ早速来るにょ」
そうミルたんが踵を返し歩き始める。何あの背中?まるで格闘王並みのオーラ放ってるんだけど??
そして俺とクロさんはミルたんに連れられ、広場へ行くとミルたんに似たガチムチ魔法少女(仮)がドラム缶を背中に担ぎながら、ラジカセに流れてる魔法少女系アニメのOPらしき曲に合わせて踊っている光景が見えた。何これ地獄??魑魅魍魎跋扈してねーかここ??
「早速体力トレーニングするにょ。ジローちゃんこれを背中に担いでダンスするにょ」
と、ずさりと言う重い音と共に砂が入っているであろう紐付き袋が俺の目の前に置かれる。待って、何この超展開待って。
「…クロさん助けて!!」
そう言いながら振り向くも、なぜかクロさんの姿が見えなかった。ナンデ!?
「ああ、あいつならさっき」
『終わったら戻ってくるわよ〜」
「だってさ」
と、ゴブリンが無情な現実を言い放つ、畜生あいつ逃げやがったか!!
「仕方ないにょね。ジローちゃんは連帯責任として二倍特訓するにょ」
嫌だ!!!連帯責任という言葉は俺が最も大っ嫌いな言葉だよ!!この砂袋を背負って踊れだぁ!?
「やってられっか!!俺は逃げ…!!」
すぐさま踵を返して逃げようとするが…。
「逃げちゃダメにょ」
「一緒に踊れば楽しくなるにょよ」
「魔法少女になれるにょ」
_ガチムチ魔法少女に囲まれた。
「…お…俺のそばに近寄るなぁああああぁあああぁああぁあ!!!!!」
この後、めちゃくちゃ踊った。
_▲▼▲▼_
「…ジロー。お前どうした」
「お前…魂が抜けたってどころじゃねぇぞ」
翌日、俺はあの地獄のダンスを踊りきり。学校の教室へ着くなり死んだように机に突っ伏せた。まるで四年間近く踊り狂ったみたいだよ。
「…魔法少女怖い」
「はぁ???」
そんな俺の虫の声が如くのボヤキに松田は怪訝そうに言う。
「イッセー…来年は地獄だぞ」
「いや何が????」
お前は来年、あのガチムチ魔法少女に出会う運命なんだ。それを告げたいけど…言っても信じられないだろうな。
いや、堕天使に殺されるのとガチムチ魔法少女に出会うって、どっちを信じるだろうな。
本当に更新が遅れてごめんなさい…。
お詫びにゴブリンがミルたんの特訓相手になります。
なおこの小説はバリっばりにギャグ方向へ行きます。シリアスはミルたんの粉砕魔法で砕け散りました。