アイドルとは即ち決闘者   作:ムーさん@南条P

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記念すべき第1話です。デュエル冒頭までしか書いていませんがお納めください。




第1話 I・HEROナンジョルノ!

 

 

 

 1160(ヒーロー)プロ、それは花咲友也プロデュサーがスカウトしてきたアイドルたちを中心に、特撮界隈で人気を誇るそれなりに大手な芸能プロダクションのことである。

 所属するアイドルたちは誰も彼もが特撮作品への造詣が深く出演経験を持つというのが大きな特徴だろう。所属アイドル最年長の天道輝はもちろん、最年少の小宮果穂も特撮作品に出演している。

 

「花咲プロデューサー、次の仕事はなにかな?」

 

 一仕事終えた1160プロのアイドル、南条光はぐっぐと体をほぐすようにストレッチをしながら自身のプロデューサーである花咲Pに尋ねた。質問を受けた彼はメモ帳に視線を落とすとすぐさまページをめくり始める。

 

「次の仕事はライブバトルだね。相手は…489(シャーク)プロの砂塚あきらさんだね。神代プロデューサーたっての指名さ。」

 

 ぺらぺらとメモ帳をめくりながら今後の予定を確認する花咲Pは確認が取れると視線を光に戻してそう答える。

 

「砂塚…ああ、この前デビューしたばかりっていう新人の人か!」

 

「うん、神代(プロデューサー)曰く期待の新人なんだって。」

 

 そう話しながら彼女らは車に乗り込み、次の現場、砂塚あきらの待つステージへと向かう。

 489プロ、敏腕プロデューサーの神代兄妹、その親友らによって運営される芸能事務所であり、それなりの規模を誇る。特にチーフプロデューサーの手がけるアイドルはデュエルの腕前は事務所随一と言われている。

 指定の場所に来れば、既に489プロのアイドル、砂塚あきらと神代Pがいた。

 

「おっと、待たせたみたいですね。すいません…前の仕事が少し押してしまって…。」

 

「それは気にしなくてもいい。こちらが少し早く着きすぎただけだ。」

 

 489プロのチーフプロデューサー、神代凌牙は友好的な笑顔を浮かべるとすっと手を差し出した。花咲はそれに応えるようにその手を握るとぐっとお互いに力を込める。

 その脇ではアイドル2人がデュエルディスクを装着して向かい合っている。

 

「1160プロ所属、南条光さ。今日はよろしく!わくわくするデュエルをしよう!」

 

「あー…えっと、489プロの砂塚あきらデス。今日はデビュー戦なのでお手柔らかに…。」

 

 向かい合ったアイドル2人はお互いに挨拶をするとデュエルディスクを構えた。

 

「「デュエル!!」」

 

 お互いのデュエルディスクに先攻・後攻が記され、カードを引く。

 

「私の先攻だね、さぁ最初っからクライマックスだ!」

 

 先攻は南条光、迷うことなく手札のカードをディスクにセットする。

 

「私は手札の《沼地の魔神王》を墓地に送り、デッキから《融合》をサーチする!」

 

「いきなりデスか…。」

 

「手札の《E・HERO フェザーマン》と《E・HERO バーストレディ》で融合だ!You Go! I GO! Here We Go!! 来い、《E・HERO フレイム・ウィングマン》!!」

 

 南条がディスクにセットすると、HEROがフィールドに立ち空中に飛び立ったかと思えば目映い光に包まれた。そして光が止んだかと思えば、その場には翼を広げたHEROがいる。

 いきなりのエース登場にあきらは思わず顔を引きつらせていた。

 

「さらに私は《カードガンナー》を通常召喚して効果を発動!デッキトップからカードを3枚墓地に送る!」

 

 光はデッキトップのカードを3枚めくるとそのまま墓地に送った。これによりカードガンナーの攻撃力は1500上昇する。

 その後、手札から《融合回収》を発動し、フェザーマンと融合を回収し、光のターンは終わった。

 

「私のターンですね…ドロー!」

 

 後攻1ターン目、あきらはドローしたカードと手札とを見つめていた。そして一度、自身のプロデュサーの凌牙と視線を合わせると動き出す。

 

 

 

 




 
だしてほしいアイドルとか、言ってくれてもいいのよ?
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