自給自足で実力主義の学校生活   作:たーなひ

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何番煎じかのよう実オリ主SS。
「えー!なにこれ信じられなーい!」みたいな描写は抜きました。


一話

「俺は草元剛。関西出身やからもしわからん言い回しとかあったら言ってな!よろしく!」

 

はい。自己紹介イベントを終えました。

 

この後入学式とかの睡眠タイムが始まるのでそれから色々説明しますね。

 

さあ、まずは綾小路君!君の自己紹介をみせてくれ!

 

「えー……えっと、綾小路清隆です。その、えー…得意なことは特にありませんが、皆と仲良くなれるよう頑張りますので、えー、よろしくお願いします。」

 

おー!見事なほどに微妙な反応!

イケメン(平田)のフォローが光るね!

 

 

 

 

さて、入学式始まりましたので色々説明を。

 

まず、俺は転移した的なアレ。

というのも、気付けば教室の中。しかもなんかアニメで見たような人達が居ると。

 

ありふれた設定と状況だが、もちろん原作も全部読んだから流れは把握してる。

 

まあ、別にそれならそれで…って感じやな。

とりあえず卒業しないとどうにもならんから、学校生活頑張ります!

 

 

と、いうわけで一先ず目標を設定します。

まずキッチリ卒業すること。"俺"という存在がどうなってるにせよ、高校中退するわけにはいかない。

二番目はAクラスで卒業すること。とはいえ、これは主人公が居るから勝ちは確定。気にすることはない。ほっといたら勝手に上がってく。

 

この二つ…いやほぼ一つみたいなもんか、の目標をゴールとします。

 

 

しかし、原作を知っている俺は未来がわかっている状態だ。

つまり全知全能。どこのユーハバッハかな?

これはこのアドバンテージを活かさない手はない。

特に最初の一ヶ月で得られるアドは計り知れない。

 

この学校生活で私が目指すのは裕福な暮らしと安定した生活水準である。

 

しかし、Dクラスの俺には厳しい願望だ。

初手0ポイントムーブを変えてしまうと、原作の流れに支障が出るかもしれない。原作通りにいけば間違いなくAに上がれる…はず!

 

ここで、情報アドが生きてくる。

最初の一ヶ月、未来(のお金)のための出費、つまり一種の投資を行う事で、財源を確保する。

 

 

"財源"の確保。これが今月の目標や!!

 

 

 

 

 

 

とは言ったものの、どうするか。

 

この学校に株なんか無いしなー。

うーん、商売とか?何売るの?……無理やな…。

あ、有用なアプリ作る……も無理か。そもそも作れねぇよ。

 

方向変えるか。出費を抑える方向で行ってみよう。

出費は生活費はいらんから食費、日用品ぐらいか?

日用品も出費も無料のやつで代替できるけど、朝と晩ご飯は流石に抜けないやんな…。自炊にしても多少出費あるしなー。

うーーん。

自炊…食品……自分で用意できたらいいよな……

 

ん?自分で?…自給自足……はっ!!!!

 

 

そうだ!農業しよう!!

 

 

 

これはナイスアイデア!間違いない!自分で野菜を栽培して食費を浮かせられて、しかも売り飛ばすことで多少の収入も見込める!

この全能感が…神か…。

 

 

自らの発想力に驚いていると、入学式が終わったようだ。

 

この後は平田とカラオケイベント、須藤コンビニイベントがあるが、今日は遠慮しとく。

 

野菜を栽培するのに必要な物があるか確かめなければならない。種とか…あれ?なんか不安になってきた。種とかあんのかな?普通誰も使わんしな…。やべ、これは初手から躓くか?

 

 

 

 

 

杞憂でした。いやー!良かったあって!人参とかキュウリとかもあるし、なんならかぼちゃとかあったわ!かぼちゃて…誰が育てるねん…。

 

 

さて、種はあることはわかったので次は農地(部屋)の下見に行きましょう。

 

 

 

うーーーん。

思ったより、狭いな、この部屋。

アニメではちょっと出てたけど入ってみると思ってたより狭い…いや、一人暮らしならふつうこんなもんか。

問題はプランターとかをどれだけ置けるかやけど…まあ知れてる。

想像してたより雲行き怪しいな。そもそも素人の俺が農業出来るんかって話よ。まぁググればええか(適当)。

そういえば風呂ってどんなんよ?お、トイレと別々か。ふーん、やるじゃん。

 

ん?風呂………………はっ!!!!

 

またしても閃いてしまった。

 

管理人さんにちょっと質問した後、俺がきたのはお隣の904号室。そう、綾小路君の部屋。

スーパーにも寄ったから流石に時間的にはコンビニイベント終えて帰っててもおかしくない。

 

ノックしてみると、中から返事があってドアが開いた。

 

「綾小路君やんね。」

 

「えーと、確か草元だったか?」

 

「そうそう、お隣やねん。」

 

…コイツもしかして今の「えーと」とか「確か」とかも演技なんちゃう?なんでも一回聞いて覚えるレベルのバケモンやし覚えてても変じゃない。

 

「そうだったのか。なにか用か?」

 

「あー、そのー、なんよ、えーとやな…」

 

「?」

 

 

 

 

 

「………シャワー、貸してくれんか?」

 

「は?」

 

なんか聞き返された…てか綾小路君の驚いた顔って結構レアなんちゃうか?

 

「いや、別に構わないが…」

 

「え、良えの?」

 

「ああ。入っていいぞ。」

 

え?何言ってんのコイツ……。

 

「え?」

 

「え?って………借りたいんじゃないのか?」

 

んんん?あ、あー!そーゆーことね!わかったわかった!

 

「あーちゃうちゃう。今から借りたいんじゃなくて、これから借りたいねん。」

 

「…どうゆうことだ?」

 

「俺さ、家庭菜園始めたいねん。」

 

「あ、あぁ。」

 

「んでな?普通やったらグリーンカーテンとかやと思うんやけど、普通のプランターやと大根とかの根菜って出来へんやん?」

 

「あぁ。」

 

「でも、浴槽をプランターにすれば大根も出来ると思うんよ。」

 

「は?」

 

「もちろん管理人さんには『泥水とか流しても平気ですか?』って聞いといたから問題ない。後は綾小路君の了承を得て、毎日風呂入らせてくれたら万事解決よ。」

 

「待て待て、そもそもなんで家庭菜園なんてしようと思ったんだ?」

 

「種さえ買えば後は野菜買わんで済むやろ?極論0円で生活することだって可能になるからな。」

 

「節約のためってことか?」

 

「そうなるな。」

 

「毎月10万貰えるんだからそんな事しなくてもいいんじゃないか?」

 

うーんやっぱそうなるよねー。

どうするか…ここで察しが良い奴みたいな感じ出しちゃうと後が怖いな。でもこのままやと説得できそうも無いしなー。

 

「お金なんかどんだけあっても困らんやろ?それにほら、お隣のよしみでお裾分けとかもあるしさ!な!」

 

「えぇ…。」

 

……ふぅ。仕方ない。切り札を使うか。

 

「なんや、アカンのか。まあしゃあないな。もう一個隣に行ってみるわ。あーあ、友達になれるかと思ったんやけどなぁ…」

 

必殺。友達戦法。綾小路君は友達に飢えている。特に序盤は。この走りだしから友達を獲得できるチャンスを逃す主人公ではないはずだ。

 

「待った、気が変わった。貸そう。よろしくな、草元。」

 

ほらかかった。

 

「やったー!ありがとう綾小路君!」

 

よし、風呂場を獲得や。

 

 

 

 

 

 

 

さて、次は何を栽培するか決めよう。

オーソドックスなので行くとモヤシとかキュウリとかそんな感じ?

まあ折角風呂場使うんやし大根は確定でええやろ。あとはイモとかもしてみるか。

プランターは…うーんわからん。ググろう。

 

先生によると、ナスとかキュウリとかトマトとかその辺らしい。

 

勘違いしないで欲しいのは、俺は別に野菜が好きではないということ。なんなら普通に嫌いみたいなとこある。あーあ、豚とか育てれへんのかなぁ〜。

 

なので、キュウリは嫌や。うん。キュウリ嫌いやねん。

ナスは良えよ。素揚げとか結構好きやしフライにしても美味い。

あとトマトな…嫌いじゃないんやけど…育てる程には…って感じ。

 

他なんか無いかな…おっ!イチゴか!ええやん。

あとは…モヤシもするか、モヤシ炒めとかは無難に上手い。

あ、玉ねぎってどうなんやろ。玉ねぎより旨い野菜あんのか?無いやろ?玉ねぎさえあれば肉と炒めて毎日豚丼牛丼でとええわ。玉ねぎの種とかあったかな?まああれば買うか。

 

 

……よし、こんなもんやろ!

 

栽培マンするやつ決まりました!

大根、ジャガイモ、ナス、イチゴ、モヤシ、玉ねぎです!

 

さあて!買いに行きますか!!

 

 

 

 

 

 

 

普通に4万ぐらい飛んだんですけど………

土って…あんな高いんやな。てか浴槽ってのが馬鹿やねん。アホほど土いるやんけボケがぁ!!

 

はい、てな訳で買ったので用意しましょう!てか電気代かからんのヤバいな。冷暖房ずっとつけて温度できるの爆アドすぎる。

 

 

 

いやー!なんとか終わったね!もやしは1週間ぐらいで収穫できるらしいので1週間後はもやし炒めが確定しました。

 

 

 

ふう。一先ず落ち着いたので色々考えよう。

 

まず俺の名前は草元剛。これは変わってない。体格髪型顔も変わってない。

身体能力も何一つ変わってない。それこそ中の中と上の間ぐらい。頭もそんな良くない…けどまあ高校は一通りやり終えてるから実際頭良くなったみたいなところあるか。

特殊な力なんかも無い。身体能力チートとかあれば楽やったんやけどなぁ…。

 

ん?なんか……おっ!すげーすげー!前世(?)と違う所あった!特殊能力的な!

 

明朝体のレタリング超上手くなってる!すげー!

 

………………いつ使うねん。

 

 

さて、ちょっと考えたけど、俺が退学せずに学校生活を終えるために気を付けたい人物が今のところ2人。

南雲副会長と龍園くん。

南雲副会長はまあ関わることなんかないやろうけど、敵対でもしようものなら退学させられるから気を付けたい。

龍園くんやけど…まぁ退学させられるというか、ボコボコにされて死なないかみたいな懸念なんよな。ウチのクラスにちょっかいかけてくる時さえ乗り切れば大丈夫のはず。ヤンキー怖いねん。ちょっと心配やから手を打ちますか。

 

 

 

 

 

次の日、俺がした事は監視カメラの位置の確認だ。

というのも、もし何かしらで絡まれそうになっても監視カメラの元ならばある程度身の安全は保証できる(気がする)からだ。

そういえば龍園くんも監視カメラ全部確認したとか言うてたけどよう頑張ったな。俺じゃまあまあ広いし覚えきれへんわ。

 

 

手に持った地図に監視カメラの位置を書き込んでいたが、ふと気がついた。

今日って部活動説明会あるよな?

部活動か…。

そんなに頭も良くないし運動神経も普通やから結果なんか出せへんしナシやな。

 

 

 

 

 

 

 

さて、あれから1週間経った。

その間にあったことと言えば、綾小路君との距離が縮まったことと、平田達とも仲良くなったこと、そしてモヤシ。

 

モヤシは特に言うことないよ。いや、うん、美味かったよ。自分で作った野菜ってこんな美味いんやなって。

 

で、綾小路君ね。友達戦法使ったから友達になるのは必然なわけで、そうなるとお隣の堀北さんを間近に捉えることになるわけで、すごい可愛いな堀北ちゃん。黙ってれば美人やのになぁ…口がなぁ…あと心もなぁ。

 

あと平田君達ね、標準語圏では関西弁は可愛いがられるキャラらしい。少なくともこのクラスではね。

上手いことクラスの中心に組み込めたので、綾小路君を正妻に置いて、平田達を妾にする感じにしようかな。いやそうゆう意味じゃないよ。誰がホモや。誰が。

 

綾小路君と仲良くなってしまったのは多少不本意だが、仕方ない。そりゃ毎日風呂の為に部屋訪ねてるんやから仲良くもなるわな。まあ向こうがホンマに仲良いと思ってるんかはちょっと微妙やけどな。

てか綾小路君って感情がないみたいな感じやけど、心も無いんかな?「頭や胸を開けばそこにあるのか?」とか言い出さねえかな…。

最後の言葉は「そうか……この手の中にあるものが………心か」やね。間違いない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




はい。
前々から原作知ってるオリ主でSS書きたかったんですよね。
マジで農業とか家庭菜園とかした事ないんで細かい事は気にしないで下さい。
関西弁な理由は、俺が関西人やから書きやすいのと、なんかこう、胡散臭い感じというか、某三番隊隊長の死神ぽい感じというか…が出るからです!

好評なら続けます。

タイトルどうする?

  • 変えた方が良い
  • 変える必要無い
  • 花山inよう実書いてみてくれ
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