今日(3/13)の夕方ぐらいにも投稿してるんで間違えないように気をつけてくださいね。
えー私、草元剛は今、ケヤキモールにてクラスのアイドル櫛田ちゃんを待っている最中でございます。
と言いますのも、本日私、櫛田ちゃんとデートすることになっておりまして…ゲヘヘヘヘ!
はあ〜……マジで緊張するんやけど……
向こうにどんな思惑があったとしてもデートはデートやしなぁ……
「あ!草元くん!お待たせ!!」
お、来たか……………っ!????
エッッッッッ!!エッッッッッ!!エッッッッッ過ぎるんやけど!!なんでセーターなの??…わかった!俺を悩殺する気なんやな?だが甘いな櫛田ちゃん!この俺がセーター如きで悩殺されると思うなよ!!
…あっ…視線が胸の方に吸い寄せられて…
「待たせちゃったかな?」
「…………………………いや、全然待ってないで」
危ねぇ…。何とか帰ってこれたぜ…もう少しでピンク色の世界に堕ちるところやったわ。
「じゃあ行こっか!」
「おん」
………ち、ち、近い近い近い近い!!!めっっっっちゃ良い匂いすんねんけど!!なにこれ!??エッチな気分にさせる香水とか使ってないか??
これは不味い!早急に煩悩を払わねば!!お母さん!お母さん!!先生………はまあまあ若くてエッチぃな。お母さん!お母さん!!おばあちゃん!!おばあちゃん!!
……………ふぅ…落ち着いて来た。
「ど、どこいくか決めてんの?」
やっば声裏返ってもた。
「んー、あんまり決めてないんだよね。一緒に居れたらいいやって思ってたから……」
あ、あざと……!こんな分かりやすい女の子に引っかかる男なんかおる訳が
「俺も一緒に居れたらなんでもええわ!!」
居ました。俺です。
「えぇっ!そ、そうなんだ…」
そう言って櫛田は俯いてしまった。
マジで可愛いんやけど。計算されてたとしても可愛いもんは可愛いからな?
お前らは「コイツなにやっとんねん!そんなんに騙されんなや!」って思うんかもしれへんけど目の前になったらマジで頭真っピンクになるからな?
「えっと……どこに行くとか決めてないんやったら一先ずカフェとか入らん?」
歩きながらのこの沈黙は気まず過ぎるわ。
櫛田ちゃん、なんか恥ずかしがってる感じに見えるけど内心「このカス野郎さっさと会話回せや!気ぃ効かんなぁ!」とか思ってるんやろなぁ…。
…あ、なんか急に冷静なってきた。
「え、あ、うん。そうだね!じゃあこっちにオススメのお店があるんだ!」
そう言って櫛田ちゃんは俺の手を握ってグングン進んで行く。
もう一度言う。手を握って。
前言撤回。全然冷静じゃないです。ドキドキします。
「…あ!ご、ごめんね!勝手に手握っちゃって!…その……嫌?…だったかな?」
「全然嫌じゃないです」
いやー、実はちょっといきなりお触りするような女性はちょっと……って言おうと思ってたのにー。思った事と反対の言葉を言ってしまったーー。
というか……これ……ホンマに演技なんか?だってこんなに可愛いんやで?演技には見えへんねんけど……
…アカンアカン!これじゃこのクソビッチの思うツボや!平常心、平常心……ふぅーーーーー。
カフェに到着し、向かい合って席に着く。
「暖房効いてて暑くなってきちゃった」
席についてすぐ徐に胸元をパタパタしながらそう言った。
ヤメッ!ヤメロォォォォ!!…ホンマにやめてくれ。目がどうしても吸い寄せられるから。
…………なんかずっとやられっぱなしじゃない?ちょっとそれは釈やな。
俺を誰やと思っとるんや?あの坂柳さん相手に交渉のテーブルで勝利した男、さらにあの龍園君に数度焼肉を奢ってもらった男やぞ?
このままやられっぱなしで終わる訳にはいかんやろ!!
「…櫛田ちゃんはさ、なんで今日俺を誘ったん?」
「…え?」
「今まで櫛田ちゃんの特定の噂とかって無かったやん?あんまりそうゆうの気にしてないって言うか、ならんようにしてると思ってたんやけど…?」
「な、なんでって…そ、その………は、恥ずかしいよぉ!」
そう言って両手で顔を覆ってしまった。
…は?なにそれ…
超可愛いんやけど。え、もう良くない?結婚しません?毎日味噌汁作って貰っても良いですか?もう騙されてても良くないか?
だってさ、裏の顔にさえ気付かんかったら絶対クッソ幸せライフ送れるやん?いや、俺はもう気付いてもてるんやけどさ。でもさ、ワンチャンガチで普通に好きな可能性もあるわけで、その裏の顔での俺の評価を知ることさえ無かったら可能性があるという点においては俺が裏の顔を知ってたとしても問題ない訳やし。
…あれ?なんか俺もう櫛田ちゃんルート入る気になってないか?
……いや、まあ…流石にね。いくら可愛いからって付き合うかどうかは別……やんな?
「ちょっとお手洗い行ってくるね!」
「あ、うん」
…逃げた。
あーーー、冷静なってきた。
マジでヤバいな。普通に墜とされそう。いや、もう堕ちてるな。Yes!Fall in love!!……まだ冗談言えるだけマシか。
舐めてたわ。そもそもハナからそんな気がしてたやん。演技ってわかってても今までキュンキュンしまくってた訳なんやから、当然こんな目の前やったらキュン死しない訳がないんだよなぁ…。
…いや、そもそも俺は櫛田ちゃんに墜とされたとしても、演技やとわかった上で堕とされてるわけやから、実質勝ちやん?(暴論)
「お待たせ!」
「ん、おかえり」
「ただいま!」
なんか口をついておかえりって言ってもた。これは重症か?
「エヘヘ、なんか今のやりとり夫婦みたいだね!…あっ」
なんで自分で言って顔赤くするんですか!???バカなの!??それにキュンっとした俺はもっとバカですか??はいバカでしたすいません知ってました!
コイツマジであざといんやけど。これは流石に堕としにきてるで絶対。こんなん素でやってて女子に嫌われへん訳がない。ソースはカゴメ。
「毎日味噌汁作ってくれ……」
「…ええっ!??」
ほらぁーー!夫婦とかソースとかそうゆうこと言いだすから変な事口走っちゃったやん!!!
は、早く取り消さな!
「ああ、いや、嘘…では無いけど……冗談……って訳でもなくて………えっと、えーっと……」
ど、どれもアカン気がする。嘘でも冗談でもそう思って無いことになってまうから櫛田ちゃんが傷付いてまうわ。
「え、えっと…じゃあ……ホント……って事?」
…………どーーすんねんこの空気ぃぃ!!!!!!
なんでお互い上辺だけで適当に流すだけの会話やったはずやのにこんな事なってんねん!!
誰やねんこんな会話の口火切ったの!!…………あ、俺か。
数分前の俺にドロップキックかましてぇ……。
や、やだよぉこの空気。顔見れないよぉ……向こうは本心から見れへんと思ってるかちょっと怪しいけど。
だ、誰かこの空気を打破してくれぇ……
「あれ?櫛田さんに草元くん?」
ハッ!!!
後ろを振り向くと軽井沢さん、平田君、佐藤さんにきよぽんのダブルデート組が居た。
ナァイスゥゥゥゥ!!!!そうやんそうやん!!今日はコイツらもデートしてるんやん!!!ラッキーラッキー!!助かったぁぁ!!
声をかけてきたのは軽井沢さんだったようだ。
「あれ?なんで2人とも顔赤い………あ、お邪魔だったみたいね。あっちに行こっか!」
ま、待て待てぇ!!勝手に変に気ぃ使うな!!今は空気を変える千載一遇のチャンスなんや!!
「ちょ!待って待って待って!いや、俺ら全然気にせえへんからさ!ほら、一緒にお茶しようや!な!!な!!!」
「え、でも邪魔しちゃ悪いし…」
「別に櫛田ちゃんも良いやんな!!な!!な!!!」
「う、うん!せ、折角集まったんだし一緒にお話したいなーなんて……」
ホッ。一応櫛田ちゃんもあの空気は耐えきれんかったみたいやな。
「ど、どうする?」
軽井沢さんが他の3人に確認を取る。
「2人が良いって言ってるんだから別に良いんじゃないか?」
ナイスきよぽん!!!今度ジュース奢ってあげる!!!
「………じゃあ、お言葉に甘えて。」
よーーし!!なんとか合流出来た!
ふぅーー、ようやくあの空気から解放されたわ。ん?流れ変わったな(唐突)
………これはこれで失敗やった気がする。
俺らがロックオンされて会話の的になるから恥ずかしさは対して変わらんのよなぁ…。いや、確かに気まずさはいくつか軽減されたけど…。
「2人は今日どっちが誘ったの?」
「あー………櫛田ちゃんから」
「「「おー!」」」
なんやお前ら…。
「じゃ、じゃあなんで櫛田さんは草元くんを誘ったの?」
「え?な、なんでって…その……は、恥ずかしいよぉ…」
その技はさっき見た。でも可愛いね。何回見ても可愛いさは一緒ってハッキリわかんだね。
「「「oh……」」」
だからお前らなんやねんその反応!!
…クッソォ!!反撃や!!
「平田君と軽井沢さんはわかるけどそっちの2人って中々見いへん組み合わせやんな!どっちが誘ったん?」
2人とも「知ってるくせに!」って顔してるけど、知るか!俺の受けた辱めを貴様らに返してやる!!
「それは……その……私が綾小路くんを遊びに誘っただけでさ……」
これには櫛田ちゃんが鋭い返しを見せる。
「へー!!そうだったんだ!あんまり話してるイメージ無かったから意外だね!どんな風に誘ったの?」
「え!?ど、どんなって…え、えーっと……その…」
ハッハッハー!!!そうだ!困れ困れ!そして恥ずかしがれ!!
「なあ、そろそろ映画館に行った方が良いんじゃないのか?」
「ああ、そうだね。そろそろ行こうか」
「じゃあねー」
困った佐藤さんを見兼ねてか、きよぽんが助け舟を出した。
ふん。逃げおったか。腰抜けどもめ。
「それにしても意外だね。佐藤さんって綾小路くんの事が気になってるんだ」
「そうか?俺は前から知ってたからなぁ…」
「え?そうなの?じゃああの質問は……」
「ただからかいたかっただけや」
「ふふっ。イジワルだね!」
「そうゆう櫛田ちゃんだってノリノリやったやん」
「あはは、確かにそうだねー。…………ねえ、草元君」
「…ん?」
「…剛くんって、呼んでも良いかな?」
「じゃあ俺は桔梗ちゃんって呼べばええんか?」
「うん!よろしくね!剛くん!」
「ん、よろしく。桔梗ちゃん」
2人の距離は縮まっている。
少なくとも、表面上では。
はい。
実は櫛田ちゃんへの好意(らしきもの)に対して受容的になっていってるんですけど伝わりますかね?まあ伝わらなくても何の問題も無いですけど。
今回は書いててすごい楽しかったです。こうゆうラブコメ回見たいな感じやと心理描写ではっちゃけれるのが大きいんですかね。
あと、誤字報告が最近無くて逆に心配なんですけど、無いですよね?べつにあって欲しい訳じゃ無いんですけどね。
タイトルどうする?
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変えた方が良い
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変える必要無い
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花山inよう実書いてみてくれ