自給自足で実力主義の学校生活   作:たーなひ

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なんか順調に評価の平均が下がってってるんですけど、やっぱアレですかね、櫛田ちゃんルートはアカンかったんですかね?やっぱ椎名ちゃんがええんか?


二十一話

オッス!オラ剛!

あれからちょくちょくデートしたりしたんやけど、何の探りとかも入れて来てなくてちょっと不安やったりする。

俺がうっかり口を滑らせてしまったとかならすぐに手を打てるんやけど、知らん間に先手打たれて気付いたらもう手遅れ…なんてことになれば最悪やからな。

その点を考えても、付き合うって判断したのはええ判断やったとやったと思うわ。さすが俺!

 

 

 

で、今俺らD…じゃなかったCクラスは今バスに揺られているわけであります。

そう、3学期最初の特別試験、その名も『混合合宿』。

 

3学年が7泊8日の間集団生活を共に過ごす…難易度が低いようにも思われる試験だが、今まで互いに歪み合い競い合っていた敵と同じ部屋で暮らす…というのは中々に難しい試験な気がする。

 

俺は高円寺とかとおんなじグループになりさえせんかったらどこでもええわ。普通にこなしてたらなーんにも問題無いしな。強いて言えばクラスメイトとまではいかんくても誰か知り合いと一緒になりたいぐらいか。最悪龍園君でもええわ……いや、流石にジョークやけど。

 

 

まあそんなわけで茶柱先生からの説明が始まりました。

 

あ、ちなみに水やりの話やけど、結局蛇口からちょっとだけ出す方向に落ち着きました。最悪もやしは死んでもいいからそれ以外のやつに上手いこと紐を通して水が伝わるように頑張りました。年明けからはほとんどその自動水やり機の試行錯誤に時間を費やして、なんとかゴミとかだけで出来たから費用が0円に抑えられたのは中々デカい。

 

 

さて、今回の試験で必要な対策なんかはほとんど無いし、これからの為に手を打っとかなアカンようなイベントも特に無い。だから一生徒としてただただ課題をこなすだけで良い。

出来るならプライベートポイントなんかも得たい所ではあるけど…まあ周りのメンバー運次第やろ。

 

 

茶柱先生から資料が渡されて回ってきた。

なるほど……原作だけやとどんな場所かイマイチわからんかったけどこうゆう感じか。思ってたよりしっかりしてるわ。なんかボロボロの…それこそ某教室のE組の校舎みたいな感じかと思ってた。

 

 

茶柱先生の説明も終わってクラスの話し合いを進めていると、林間学校に到着した。

広!めちゃめちゃ広い!ちょっと…日本さん金かけすぎちゃうか?規模が一学校じゃないんよなぁ…

 

趣のある校舎を通って体育館に行くとA、Bクラスは既に入っていた。その後にDクラス、2、3年が入って来てグループ決めの時間がスタートした。

まあ………流れに身を任せるスタンスでええか。勝手に平田君とかが決めてくれるやろ。

 

 

 

 

 

 

 

……………あれぇぇ??なんか雲行き怪しくないか?

もうCクラスで残ってるのが綾小路グループの俺ら4人と鬼塚君と高円寺の6人。他にはもちろん龍園君も溢れてる。

絶対にきよぽんとおんなじグループにはなりたくない。だって…石崎にアルベルト、橋本に高円寺ってどう見ても厄ついてるやん。絶対入りたくないぞ?

 

じゃあ鬼塚君となるかって言われると……あんまり話した事ないんよなぁ……。じゃああっきーこと三宅君と龍園君のグループに入るかと言われると……はぁー…

 

なんで俺は黙ってたんや!さっさと適当にグループ組めば良かったのに……最後まで残ってまうなんか…思わんやん?

 

 

はぁぁー最悪………待てよ、選択肢は三つ。

一つ目はきよぽんのグループ。デメリットはこの先の展開を知らなくとも察せる程の不和。

二つ目は鬼塚君と同じグループ。デメリットとしては、残念ながら他のクラスに知り合いが居らん上に鬼塚君ともほとんど話した事無いから居心地がヤバい。ついでに鬼塚君は他のクラスに知り合いがおるらしいから完全に孤立マン。

三つ目はあっきーのグループ。あっきーがおるから孤立するような事はまあ無いと思うんやけど、なにしろ龍園君がおるからなぁ……。いや、何にもせえへんって分かっててもついつい避けてまうやん?

 

こう考えると、まず一つ目のきよぽんのグループは無い。明らかにめんどくさいからな。

 

これで二択。まあ一週間あれば仲良くなれん事もないやろうけど……なんかパッとせえへん面子なんよなぁ……。

いやでも龍園君がなぁ………ま、ええか。むしろ龍園君は知り合いみたいな所あるし。ちょっと怖い感じはあるけど今は大丈夫やろ。

 

 

あっきーが龍園君を引き取る事を申し出たので、俺もそれについて行く。

 

「俺も一緒に行くわ。友達がおった方が何かと楽やし」

 

「剛……助かる」

 

まあ下手に居心地悪い所に行くよりかはマシやろ。知らんけど。

 

 

 

 

 

 

南雲会長と堀北会長…元会長にしよか。堀北元会長の間で色々あったが一先ず全グループが結成された。

 

体育館を出てまずグループが寝泊りする部屋に向かった。

そして、まずは最初の試練とも言えなくも無い"ベッド決め"が始まった。原作では初っ端から高円寺と石崎が不協和音を奏でていたが、俺たちはちゃんと決めれるんかな?

 

「まず、どこで寝るか決めるか?」

 

「せやな」

 

あっきーが仕切ってくれるみたいなので賛同しておく。

 

「じゃあ、希望があったりするか?」

 

「……………」

 

誰もないみたいやな。やっぱみんな遠慮しちゃうか。因みに俺は遠慮とかじゃなくてどこでも良い感じかな。

 

誰も言い出さずにいると、龍園君が歩き出して奥の二段ベッドの上を陣取った。それを皮切りに適当にベッドを陣取り始めた。どこでも良い俺は最後に余った所でええかな〜って思ってたら、案の定龍園君の下が空いたままだった。ま、ええやろ。むしろ龍園君の上とかじゃなくて良かったわ。物音一つ立てるのも命がけやし。

 

 

その後は適当に自己紹介をして、食事の時間となった。

全生徒が収容できる食堂…と言うだけあってバカみたいに広い。式場かなんかみたいやな。

 

さて、この食事の時間が唯一の女子と関わることの出来る時間な訳やけど、桔梗ちゃんとはなーんにも約束してない。理由としては、桔梗ちゃんは堀北ちゃんと共にリーダーのような立ち位置なので平田君とかとの情報交換にこの時間を使うと思うから。小さい理由を言えば、公衆の面前で桔梗ちゃんとご飯を食うのは恥ずかしい。

 

 

そうそう桔梗ちゃんと言えば、池やらのDクラスの面々の反応が気になるのではないでしょうか。

 

クリスマスにデートしていた…なんて噂は風よりも早く伝わる。まさに音速!ガブリアス!102!(連想ゲーム)

次の日には男子(主に山内)からたくさんのメールが届いた。意外やったのは池は何にも言ってこんかった事。まあ今は篠原さんといい感じやしな。もう櫛田ちゃんLOVEは卒業したんやろ。いやー、池が何にも言ってこんかったのは良かったね!アホみたいに騒ぎ立ててたやろうな。

3学期初めて学校行った時は男女問わず冷やかされたけど、それ以外には特にコレといった事は無かった。

こんぐらいかな?思ったよりもなんか変わった事も無くて安心したね。

 

 

「櫛田と食べなくて良かったのか?」

 

一緒に食事を取っているあっきーが聞いてきた。

 

「今回の試験中は色々大変やろうし別にええかなって」

 

「ふーん…」

 

「そう言えば、グループのやつってどこ行ったんやろ」

 

「さあな。龍園に限って言えば食堂にいるのかどうかも怪しい」

 

「あぁ、そっちじゃなくて綾小路グループの方な」

 

「なんだそっちか…そういえば見ないな。女子2人はともかく啓誠と清隆はどうしたんだ…」

 

「まあ…あの面子やからなぁ……アレに比べたら龍園君はアタリの部類やろ」

 

「…それ本人の前では言うなよ」

 

「言わんわ!普通に殺されるやろ」

 

「違いない」

 

その後、遅れて来た2人の苦労話を「ご愁傷様です」と言いながら慰めて、食事を終え部屋に戻って初日は終了だ。

 

 

 

 

 

 

2日目の朝6時、スピーカーから流される音楽に叩き起こされた。

クッソうるさいんやけど…てか朝早すぎる!しかも寒い!

んでしかも今から外出て清掃やろ?ホンマキツいって…しかも明日から朝飯も作らなアカンねやろ?もう嫌や…部屋に返してくれ……

 

 

クッソ寒い中の清掃を終え、次は座禅。それも朝飯食う前やから体が起き切ってないんよな。

 

一晩過ごしたが、未だに龍園君が口を開く事はない。別に無視しまくっているわけではなく、周りが龍園君を避けているというのが実情である。あっきーも引き取る事はしても特に馴れ合うつもりも無いらしい。

 

そんなふうに考え事をしていると座禅の時間が終了した。

朝食についての説明を受けて、朝食を取った後は座学やら持久走やらをやらされた。

うーん。この学校、さては仏教色強いな?どっからどう見ても悟りを開く訓練にしか見えない。見えなくない?え、見えない?そっか…仏教の修行舐めてたわ。修行はもっとキツいか。

 

 

最後の座禅で痺れた足をなんとかほぐして今日の授業は終了した。

 

 

ようやく夕食の時間がやって来た訳だが、何やら騒がしい。見れば、坂柳さんがゆっくりと立ち上がっている所だった。

あー、このイベントね。山内とぶつかっちゃったやつな。可哀想に……こんな事で目つけられちゃって…ご愁傷様。

 

 

「あら、草元くん」

 

山内のご冥福をお祈り申し上げていると、当の死神本人が話しかけて来た。

 

「よ。一悶着あったみたいやな」

 

「いえ、それほどの事でもありません」

 

ウッソだぁ〜…だってコレキッカケで山内退学させられるんやろ?じゃあそれほどの事やろ。

というかなんで俺に話しかけてくるんや?何かしたっけ?

……なんか怖くなってきた。

 

「そんで、何か用?」

 

「そうですね…用と言いますか、世間話でもしようかと思いまして」

 

「世間話…?」

 

「ええ。

 

 草元くんは龍園君がCクラスのリーダーを辞めたという噂をご存知ですか?」

 

あっ(察し)

これ絶対バレてるやん。誰や?誰がバラしたんや?口止めなんかはせんかったけど流石にもらさんと思ってたのに…3バカか?いや、そうじゃなくても誰かが言う可能性があるか。

……まあ…ええか。そっちが真実やと思って貰った方がきよぽん的には都合が良いやろうし。

 

「まあ、噂程度には」

 

「私の知り合いが言うには、Cクラスの仲違いを裏で手引きしていた人物がいるというんですが…なにかご存知ですか?」

 

やっぱバレてるやんけ!

確信があるのにこうやって逃げ場無くして行くの嫌らしいわ〜。

てかもうお話しするの嫌なんやけど…人目につくしさっさと終わらせたいなぁ…

 

「いや、そんな風に言わんでもそれぐらいならちゃんと答えるで?」

 

「…そうですか。では単刀直入に聞きます。貴方がCクラスの仲違いを手引きしていたというのは本当ですか?」

 

「ホンマやで」

 

「…………なるほど。答えてくれてありがとうございました。それでは」

 

…あれ?終わり?

 

「え、なに、そんだけ?」

 

「それだけですが、なにか?」

 

「いや、なんかもっと根掘り葉掘り聞かれるもんやと思ってたんやけど…」

 

「早く会話を終わらせたいようにお見受けしましたので」

 

「………………………」

 

なんでわかるの??この子まさか…エスパーやったか…。

 

「では」

 

一礼して、去って行ってしまった。

……もうやだよ。坂柳さん怖い。二度と話したく無いよぉぉ…。とんだサイコエスパー少女やんけ。今度会ったらリトルガールって呼ぼうとか思ってた俺を殴りたい。

 

 

「どうしたんだ剛、そんなとこで突っ立って」

 

今やって来たらしい啓誠が話しかけて来た。

 

「…………いや、女の子怖いなって」

 

「は?」




はい。
実は原作に無いシーンとか考えるのめんどくさいんでダイジェスト方式でちゃちゃっと終わらす予定だったんですけど、無人島試験の二の舞を起こす訳にはいかんと思ったんですよ。まあアレはアレで良かったと思ってるんですけどね。

同部屋のモブ達の名前とかは流石にスルーでもええやんな?

タイトルどうする?

  • 変えた方が良い
  • 変える必要無い
  • 花山inよう実書いてみてくれ
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