二年生編は伏線とかの回収が始まらんと書きにくいんでまだ書けなくて、二年生になってからの対策とかを最後の特別試験と春休みとで打ったりしたいなーって思うんですね。
つまりどうゆうことかと言うと、今回でしばらくお休みって事ですね。
「おじゃましま〜す」
「適当に座っといて〜」
特別試験が終了した次の日、俺は桔梗ちゃんを部屋に呼んでいた。
最後の特別試験がすぐ始まっちゃうからさっさと終わらせんとアカンしな。
えー……っと、携帯の録音スタートして…ボイスレコーダーも……おっけー。ちゃんとついてるな。
今回は携帯+ボイスレコーダー5個体制で挑むことにしました。
部屋中に仕掛けたから最悪どれか一個でも生き残れば大丈夫やわ。まあバレんとは思うけどな。
「それで、話って何かな?」
呼び出した桔梗ちゃんが俺に聞いてきた。
「単刀直入に聞くんやけど……」
さあ!開戦じゃい!
「俺に批判票集まるように誘導したん…お前やろ?」
「…………えっと……どうゆうことかな?」
ほう。まずはしらばっくれるわけね。オーケーオーケー。
「別にしらばっくれる必要は無いで。もう全部知ってるし」
「……ごめん、ホントに何のことか分からないんだけど…」
……強情やな。さっさと自白してくれよー。自白するのにそんなに時間かける気無いねんけど。
めんどくさいし、もうさっさと詰めてしまおか。
「そっちの顔じゃ話し難いやろ?とりあえず裏…いや、本性?まあどっちでもええや。裏の顔の方で話しようや」
そう言うと、桔梗ちゃんは呆けたように声を出した。
「…………………え?」
「いや、だからクラスのアイドル櫛田桔梗じゃなくて、自己承認欲求オバケの櫛田桔梗を見せてくれって言うてるねんけど」
日本語が通じて無いのかなぁ〜〜???
「………………な、なんで………知ってるの…?」
『なんで?』と来たか。
そう聞かれると答えに困るよね。小説読んだからです!とは言えへんし、何故知ってるかと聞かれると理由の説明が出来へんよな。『いつから?』って聞かれたらそん時の答えは決めてるんやけど……
「ヒミツやヒミツ」
とりあえずは秘密にでもしとけばええか。良い理由も思いつかんし。あ、でもきよぽんから聞いたってゆう風になると不味そうやからそうはならん様にせなアカンな。
「……誰から聞いたの?綾小路くん?それとも堀北?」
「残念やけどその2人は関係無いで。2人とも俺にその情報を渡すメリットが無いしな」
「………確かに、その通りだね。でも私の事を知ってるのは2人だけ。ならどちらかが漏らしたって考えるのは普通だよね?だってそれ以外に出所なんてないんだから」
……あれ?君忘れてな〜い?
「いやいや、他に出所はあるやろ」
「どこにあるっていうの?」
え、マジで分からんの?これは本格的にあんまり強くない説出てきたな。まあ俺の格付けランキングではスペックで言えば各クラスのリーダー格には及ばないってイメージなんよな。龍園君とかにも良い様にあしらわれてるし。
あ、そういえば龍園君も知ってたか…………ま、ええや。
「え?普通に学校ってのがあるやろ?」
「…は?」
ここで学校って出したのはちょっとだけ意味があったりするんやけど、それにはまず一学期の坂柳さんとの交渉を思い出して欲しい。そこで知り得ないはずの情報を俺が知ってる理由について聞かれた時、俺は学校側の内通者の存在を仄かしたんよね。
そん時は適当に思いつきでそれっぽい事言うただけやったんやけど、今になって考えてみたら使えるなって思ったんよ。
学校側の内通者のリークによるものって事にしといたら、知り得ない情報を知ってる事の理由になるやん?
そうゆう訳で、これからは学校側に内通者がいる感じを出していきたいと思います。
「…学校側に…内通者がいる……ってこと?」
「さあね?」
「……嘘でしょ……?……そんなの反則じゃない!」
おーおー、ええ感じに信じ込んでくれてるやんけ。
というか反則って言われると確かにってなるよな。別に内通者かおるわけじゃないけど、こんなん誰がどうみても反則やろ。
「まあまあ、そんなんどうでもええやん。一先ず俺が聞きたいのは、俺に批判票集めるように誘導したのはお前やろ?ってだけやねん」
「……はぁ…そう。誘導したのは私。あーあ…こんな事になるんなら手を出さなければ良かったなぁ…」
「ホンマそれやで。俺に危害を加えるような動きさえせんかったら平和やったのにな」
藪蛇ってやつやな。まあでも、蛇で良かったやんけ。虎とかなら終わってたぞ。いや、もう虎の尾踏んでるか?まだギリセなんかな?
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軽い気持ちでこの部屋にやって来た私は、早々に自らのピンチを悟った。
明らかに雰囲気が違った。いつもの様に目線が胸に向かうような普通の男子高校生ではなく…………あ、今胸見たわ。絶対見た。
とにかく、批判票の誘導がバレてしまったのはしょうがない。そう思ってとにかく上手い言い訳を考えていた。だがまさかバレるとは思っていなかったので、すぐにそんな理由が出てくる筈もない。
しかし、そんな理由を考える必要も無くなった。
それは全くもって嬉しい事ではない。むしろ由々しき事態だった。そして緊急事態だった。
まさか私の裏の顔がバレているとは思わなかった。
私の裏の顔を知っているのは2人で、綾小路くんと堀北。龍園君にもバレてはいるが、草元くんにバラすメリットは無い。だがメリットどうのこうので言えば、先程草元くんが言った通り先の2人にもメリットが無い。
なら誰が?と考えていると、草元が言うにはまだ知っている生徒がいると言う。と言うことはそいつが草元くんにバラしたという事だ。
その生徒に打たなければいけない対策について考えながら続きを聞けば、思わず耳を疑った。
なんとそれは学校。確かに学校であればあの忌まわしい事件を知っている可能性もある。ありはするが……と荒唐無稽だと切り捨てようとしたが、ふと内通者という存在が思い浮かんだ。内通者によってリークされているのならば、私の過去などを知ることなど意図も容易いだろう。
だが、それはあまりにもズルイ。ズルすぎる。まさに反則級のカードだ。学校側と繋がりがあるというだけでどんな試験だろうが乗り切ることが出来る。
そうなると、私がここから惚けたところで何のメリットも無い。
さっさと認めて、コイツに対する手立てを何か講じなければならない。
やられっぱなしは性に合わないし、何より舐められるのは大嫌いだ。
「それで?これからどうするの?まさか今の状況でこのまま付き合っていこうだなんて思わないよね?」
とりあえず、私が彼に近付く理由は無くなった。
成果もクソもないが、このままコイツと恋人ごっこを続けるなんてまっぴらごめんだ。
「ん?あー、別にどっちでもええよ」
「そっか。なら別れよっ!」
所詮は偽りの関係だが、私にかかるストレスは絶大だった。今はとにかく一分でも早くこの関係を終わらせたい。
「あいよ」
サクッと別れを済ました私は足早にこの部屋を出て部屋に帰る………………所で、草元くんに呼び止められた。
「まだ何かあるのかな?」
早く帰ってこの溜まったフラストレーションを発散したい。そう思って呼び止めた用件を話すように急かした。
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「ちょっと待って」
別れを済ましてさっさと部屋を出ようとする桔梗ちゃんを呼び止める。
別に『あれ?恋人が別れる時ってこんな風にサクッと終わるもんなの?もうちょっとなんかない?』って思って引き止めた訳ではない。
「まだ何かあるのかな?」
声音から察するに結構イライラしていらっしゃるようだ。
でも残念ながらまだ帰す気はない。
今夜は…返したくない(『結婚したのか…俺以外のヤツと』感)。
というのも、今日の俺の目的は自白を取るだけじゃない。
俺の目的は完全勝利。俺に逆らう事のない従順なメス豚野郎(矛盾)を得る所までだ。
「まあ、とりあえずこれを見たまえよ」
そう言って机の上に置いてあった封筒から数枚の写真を取り出し広げた。
「…………っ!????これ……!!」
その写真に写っていたのは、桔梗ちゃんがきよぽんの手を掴んで自分の胸に持っていく所だ。
そう。あの時俺は屋上できよぽんの“近く”に居た。
覇気使いなら気付いてた可能性もあったけどそうじゃなかったみたいやな。
「まぁ、これもあるし……」
そう言ってベッドと壁の隙間に手を伸ばすと、そこからはボイスレコーダーが出てきた。
そこには今日の自白が全て入っており、社会的に抹殺するには充分だろう。
「…………なるほどね。私は最初っから嵌められてたって訳か」
「そうゆうことやな」
まあ、これはしょうがない。自他共々認めざるを得ないチートやから勝てる訳がない。
「それで?私をどうする気?胸でも触らせればいいの?」
ぜひお願いします!!!
………ハッ!?違う違う。
「………いや、今日はただ俺が優位にある事を知って欲しかっただけやから何かしてもらう気はないで」
あ、あっぶねー!あっぶねー!もうちょっとでおっぱいの魔力にKOされるところやったわ。これが万乳引力か!
「…ふーん」
因みにさっきはメス豚だとか性奴隷だとか肉便器だとか言うたけど(言ってない)エッチなお願いとかをする気は無いぞ。
というのも、俺の目的が学校の卒業である以上道連れとかをされる訳にはいかんわけよ。
脅してエッチしたとかがバレたら退学やろうし、そうじゃなかったとしても社会的に死ぬからそれはまずい。
だから俺は道連れにされるような弱みを握られたらアカンつんてことよ。
……と、いうところで桔梗ちゃんがおもむろに服を脱ぎ始めた。
「………は!??ちょ!え、ぁ、な、何やってますん?」
何?なんで?なんで服脱ぎ始めたの?
エッッッッッッ!てかおっぱいでか!肌白!
もしかして…ご奉仕してあげるから許してニャン♡みたいな展開か!?
それはアカン!アカンぞ!向こうから言ってきたとしても結局弱みは弱みやし、そもそもこの小説R-15やから!(そうゆうのは)まずいですよ!
「…ここで私がレイプされそうになったって部屋を飛び出したらどうなると思う?」
……………あ、そっち?そうゆう感じ?
……なんやねん…期待して損したわ。
部屋にはまだ4つもボイスレコーダーあるから今の音声も録れてるし別に問題無い。
さっさとボイスレコーダー出してあげてもええんやけど、折角活路を見つけたっぽいんやからもうちょっと付き合ってあげるか。
「なん…………だと…………?」
「ふふ。草元くんは私を脅してるつもりかもしれないけど、例え私が退学することになっても君を道連れにするぐらいは出来るんだよ?」
「…冗談やろ?一年かけて気付いた地位を無駄にするんか?」
というか服着てくれません?ブラジャー丸見えやから目のやり場に困るんですけど!
「また新しい場所で一年かければ良いだけだよ。それに…………冗談だと思うなら、試してみる?」
「え?」
そう言うと、歩き出して部屋を出ようとし始めたので慌てて止める。
「ちょ!待て待て!マジで待って!それはやめとけって!」
いや、ホンマに部屋を出られるとまずい。
冤罪かけられたらボイスレコーダーを引っ張り出すしか無いけど、そんなんしたら桔梗ちゃん退学ルートまっしぐらやん?
まだ原作で桔梗ちゃんが退学する感じが無い以上ここで桔梗ちゃんを退学させる訳にはいかんのよ。
だから出られると本気でまずい。
そう思ってマジになって引き留めたんやけど、そこが攻め所に見えたのか桔梗ちゃんが笑みを深めた。
「でも筋書きとしては完璧だよね。私と別れたくない草元くんが私をレイプしようとしたって」
「……ぐっ!」
「どうしようかな〜。写真とボイスレコーダーを消してくれたらそんな事しないんだけどなぁ〜?」
「……クソッ!」
そう言ってボイスレコーダーの音声を消して、次は写真を手に取る。
「ちくしょぉ……!」
写真を破り捨てようと力を込めて………
「…なぁんちゃって♪」
「…………」
笑みを浮かべていた桔梗ちゃんが真顔に戻る。
「いやー、中々やるやん。窮鼠猫を噛むってやつやな」
そう言ってテーブルの下に貼りつけてあったボイスレコーダーを出す。
「…………ぇ?」
「どうやった?俺の演技は。でもホンマに部屋を出ようとした時は焦ったわ。そしたらコレを出さないとアカンくなるからな。まだ桔梗ちゃんを退学させる気は無いし」
理解が追いついていない様子の桔梗ちゃんを見れば、俺の事をどれだけ侮っていたかが分かる。自分がきよぽんと交渉する時は携帯とボイスレコーダーで二重にしたりしてたから警戒しててもおかしくないんやけどな。
まあそれは俺にとっては好都合か。
「………またまんまと嵌められたってわけね」
どちらかといえば嵌められたって言うよりは自分から嵌まりに行ったんやけどな。
そんなこんなで俺と桔梗ちゃんとの一騎討ちは終了。
終始俺のペースで物事が進むなんかこの学校初めてじゃないか?ほとんどイレギュラーに翻弄されまくってたしな。
まさに完全勝利!おっぱい万歳!
はい。一先ずこれで休憩にしようかなと思います。
当初は二年生編は二年生になってから考えたらええやろって思ってたんですけど、思いの外一年生が濃いメンツみたいなんで色々対策とか事前に打ちたいなーってなりました。
次はオーバーロード書こうかなーって思ってるんで、見てくれる方は是非見てくだされば嬉しく思いますまる
タイトルどうする?
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変えた方が良い
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変える必要無い
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花山inよう実書いてみてくれ