自給自足で実力主義の学校生活   作:たーなひ

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ディスカッション飛ばしたら一話で終わるんですけど、流石にそれは手抜きかなって思ったんで考えてみました。
うーん。なんかチート感出ちゃったか?


八話

さて、お次は優待者当ての試験な訳やけど、これは原作知ってればヌルゲーもええとこやな。

この優待者当ての試験は、優待者の法則を見つけ出せば勝ちは確定、つまり俺はもう既に勝っているのだー!!フハハー!

 

なんてステーキを頬張りながら考えていると、キーンという高い音で学校からのメールが届いた。

ずっとステーキ食ってるなって?君達はまだ肉の素晴らしさを知らないだけなのだよ。

 

『生徒の皆さんにご連絡いたします。先ほど全ての生徒宛に学校から連絡事項を記載したメールを送信いたしました。各自携帯を確認し、その指示に従ってください。また、メールが届いていない場合には、お手数ですがお近くの教員まで申し出てください。非常に重要な内容となっておりますので、確認漏れのないようお願いいたします。繰り返しますーー』

 

放送に従ってメールを開くと、次の事が書かれていた。

 

『間もなく特別試験を開始いたします。各自指定された部屋に、指定された時間に集合して下さい。10分以上の遅刻をした者にはペナルティを科す場合がありす。本日20時40分までに2階206号室に集合して下さい。所要時間は20分ほどですので、お手洗いなどを済ませた上、携帯をマナーモードか電源オフにしてお越し下さい』

 

ふむ…20時40分……流石に時間までは覚えてないから同じグループの人が誰かはわからんけど、遅めでよかった。ゆっくり食事を堪能出来るわ。

 

 

 

20時半ごろ、指定された部屋に向かった。

なーーーんか、嫌ーな予感すんのよなぁー。

なんなんやろ。同じグループに橋本君がおるとか…アルベルトとかおったら気まずいやろな…

 

 

集合場所のフロアに到着した俺は、自分の予感が間違っていなかった事を知る。

 

 

 

 

「俺はお前の非道さを許すつもりはない」

 

「あ?非道さ?一体何のことだよ。身に覚えがねーなあ。具体的に教えてくれよ」

 

「……まあいい。今回同じグループになったとしたら、ゆっくり話す時間もあるだろう」

 

そこでは葛城君と龍園君が睨み合っていた。

 

 

は?は?は?は?は?は?は?は?は?は?

 

「な、な、なんやこれ」

 

「草元くん!君も20時40分組?」

 

平田君が話しかけてくる。

 

「お、おぉ。そうやけど…」

 

なんで俺が死のグループなんや!??

全くクラスの中心みたいなことは無いのに…

 

はっ!まさか茶柱!?貴様か!貴様が俺を嵌めたのか!!おのれ茶柱ぁ!!孫子の代まで許さんぞぉぉ!!!

 

 

茶柱先生への恨みを馳せているうちに説明が終わったようだ。

てか、櫛田ちゃん来んかったんやけど。もしかして…入れ替わってる!??キミノゼンゼンセカラボクハ~

 

なんって事や…。これは想定外。まさか茶柱先生、俺を殺す気か?俺は退学する時は君も道連れにするからな?覚えとけよ!

 

ま、まあ、俺が優待者当てれば話し合いの場は終了するわけやし、問題無いかな。はぁー、さっさと優待者当ててお肉食べよ。

 

あれ?

 

 

 

あれれれ?

 

 

あれれれれ?

 

 

 

ま、まさか……

そう思って急いでメンバーを確認する。

A 葛城康平、西川亮子、的場信二、矢野小春

B 安藤紗代、神崎隆二、津辺仁美

C 小田拓海、鈴木英俊、園田正志、龍園翔

D 草元剛、平田洋介、堀北鈴音

 

これを名前の順に並び替えて

 

安藤、小田、葛城、神崎、草元、鈴木、園田、西川、平田、堀北、的場、矢野、龍園

 

の順番となって、俺たちは辰グループなので、干支では5番目。

つまり優待者は

 

 

 

☆お   れ☆

 

 

 

い、や。いやいや、ま、まだ!まだワンチャンある!この際ポイントなんていらないですから!なんとか優待者だけは!勘弁してください。ほんま茶柱先生すいませんでした。ちゃんと協力するから!なぁ、お願い!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

『厳正なる調整の結果、あなたは優待者に選ばれました。グループの一人として自覚を持って行動し試験に挑んで下さい。本日午後1時より試験を開始いたします。本試験は本日より3日間行われます。竜グループの方は2階竜部屋に集合して下さい』

 

 

神は………死んだ……………

 

翌日の朝8時、優待者を告げるメールが届き、俺は絶望していた。

 

まあ、そりゃね?嫌な予感はしてたよ。櫛田ちゃんと入れ替わってる時点で「あれ?櫛田ちゃんと俺の間に人おらんくね?」って薄々気付いてたよ。「コレフラグじゃね?」って思ってたよ。

でもさ?でもさでもさ?まさか俺を優待者にするとは思わんやん?

どうしたらええんや?

 

 

考えろ!どうやったら試験を乗り切れるのか!

 

まず、この試験は龍園君が勝つ。これは確定事項。

勝敗を下手に弄るとこれからの動きに支障が出るかもしれへんしな。

で、その龍園君は今回の試験、原作では櫛田ちゃんと取引をして、優待者を教える事で法則を見つけ出した。

つまり俺が優待者だとバレなければこの試験は終わらない。はず。

 

問題は俺が隠し通せるかどうか。

葛城君は沈黙を貫くはずやからほっといて良い。

神崎君は…どうやろ。まあ、ええ奴やし優待者を炙り出すようなマネはせえへん……と信じたい。

で、問題の龍園君やけど……うーーん。炙り出しとかするんかな?そうなったら綾小路君が取ったような策が必要なんやけど…。でもあれか。今回は標的がAクラスやから、俺が狙い撃ちされるような事は無いかな?

となれば葛城君と神崎君にさえバレんかったらオッケー…って事でええかな?

でもなー。俺が申し出てあげへんかったら法則が見抜けずに、Aクラスが落ちへんかもしれへんのよなー。いや、龍園君に限ってそんな事ないか。

俺的には結果2か4でプライベートポイントを得たいところやけど、変に変わるよりかは結果1で終わる方が得策やんな、きっと。

 

よし。

一先ず堀北ちゃん達に俺が優待者の事教えとくか。

流石にクラスの人が知らんのは不味い気がするしな。

 

 

っはぁーヤダヤダ。なーんであんなカオスな空間に行かなアカンねん。ホンマに。もう龍園君に教えてあげちゃう?いやそれは無いか。

 

 

考えを一通り纏めて、一度目のグループディスカッションに向かった。

 

 

 

 

「お、神崎君達Bクラスはもう来てたんか」

 

「草元か、お前も早いな。まだ20分前だぞ?」

 

「いやー、ちょうどキリが良い所でな」

 

もちろんちょうど肉を食べ終わった所、という意味なんやけど。

 

しばらく雑談に花を咲かせていると、平田君が入って来て、続いてAクラス、ちょっと後に堀北と来て、最後はCクラス。

 

あー、なんか緊張してまうわ。

 

 

「一先ず、自己紹介をしようか」

 

試験が始まり平田君が切り出すが、反応が薄い

 

平田君が自己紹介を始めたので隣の俺が続けて自己紹介をした。自己紹介って言っても名前言っただけやけど。

この流れでぐるーっと自己紹介が回っていき、一通り自己紹介を終えた。

 

 

気まずい沈黙。

 

静寂とか、なんつーの?ワビサビ?みたいなんは嫌いじゃないけど沈黙は流石に居た堪れなくて辛いです。

その沈黙を切り裂きたいのは山々だが、この面子で喋り出せるほどの強靭なメンタルを持ち合わせていない。

 

 

沈黙を切り裂いたのは、葛城君だった。

選ばれたのは、Aクラスでした(綾鷹感)。

 

「俺達Aクラスは沈黙を貫かせてもらう」

 

「理由を聞いてもいいかな?」

 

「単純な話だ。結果1、もしくは2なら俺達Aクラスにデメリットはない。わざわざ話し合いをして裏切り者を出す必要は無いという事だ」

 

「クク。随分と保守的な考えだな。そんなんじゃ坂柳には勝てねぇぜ?」

 

「…………」

 

お、もしかして空気ちょっと軽くなってる?いや、重くなってるか?何にせよ会話はしやすくなった。

 

「坂柳?って誰?」

 

小声で平田に聞く。もちろん知ってるけど、これは会話を広げる一手。別に「Aクラスのリーダーの坂柳だ」なんて言わせて葛城君を煽る目的なんか一切無い。

 

「Aクラスの子だよ。この船には乗ってないみたいだけどね」

 

「ほーん。そう言えばAクラスが派閥に分かれてるだとかなんとか聞いた事あったな」

 

「そのリーダーの一人がその坂柳だ」

 

Bクラスの神崎君が答えてくれる。

ん?ここもしかして煽りポイントか?

 

「へー、そうなんや。じゃあもう片方のリーダーは誰なん?」

 

「そこの葛城だ」

 

そう言って腕を組んで目を瞑った葛城君を指さした。

 

「へー!そうやったんや!人って見かけによらへんのやね!」

 

「ぷっ」

 

「クク」

 

とてもじゃないけどリーダーっぽく見えないよね!って意味を込めて言ったが、みんなに伝わったようで何よりだ。

 

Aクラスの一人が目を開けて俺を睨んでいる。名前なんやったっけ。まあ所詮モブやし覚えてんでもええやろ。

じゃああの子は葛城派って事かな?

 

「言われてるぜ葛城」

 

龍園君が葛城君を煽ったので追撃。

 

「あぁ、ちゃうねん!そうゆう意味じゃなくて、バカにしてるとかじゃなくて、その……感性って人それぞれやん?」

 

サンドバッグ殴ってるみたいで楽しいなぁ!?

 

「草元くん、あなたもう喋らないで」

 

「………ウッス」

 

堀北ちゃんに止められちった。おいおい堀北ちゃん、頬緩んでるで?ちょっと楽しかったんやろ?許可さえくれたらAクラスを煽り散らしてもええんやで?

 

 

結局許可は降りず、俺が喋らなければ平田がちょくちょく口を開く程度で、一度目のグループディスカッションは終了した。

 

 

 

……あ、俺自分が優待者な事忘れてた。

目立ち過ぎたかな?

ま、ええか。何にも喋らんくてもバレる時はバレるしな。

 

 

 

続いて二度目のグループディスカッションがスタート。

今回はステーキにニンニクを乗せて食っていたせいで口臭が気になるのでマスクをつけて行った。

 

「草元くん、どうしてマスクつけてるの?」

 

早速平田が聞いてくれた。いぃ〜い質問だぁ。

 

「あー、うん。さっきまでステーキ食ってたからちょっとニンニクがね。誰かブ○スケアとか持ってない?」

 

見回すが誰も反応がない。流石にドラえもんばりになんでも持ち歩いている人は居ないようだ。

 

「クク。"臭いものに蓋"だな」

 

ホンマにその通りやわ。上手いな。座布団一枚!

 

「歯磨きぐらいして来たらどうなんだ?」

 

お?なんや葛城ぃ!1回目の事を根に持ってるんか?

 

「え!まさか葛城くぅん、ニンニクの性質をご存知ない!??ニンニクって腹から臭いがする食いもんやから歯磨きしても治らないんやで?常識やと思ってたんやけどなぁ??」

 

ウハハハハ!マウント取りの草元と呼ばれた俺を舐めるなよ?

 

「ぷっ…く、草元くん、や、やめなさい…ぷふっ」

 

「おい!お前!Dクラスのくせに調子に乗るなよ!」

 

葛城派と思われる子が突っかかってくる。

 

「Dクラスのクセにって…ここの二人は多分君よりずっと優秀やで?」

 

「なんだ、自分では無理だから他人の手を借りるのか?まさに虎の威を借る狐だな」

 

「あれ?意外やな。Dクラスって見下す割にはこの二人を"虎"やと認めてるんや。なんなら俺も狐やったら上等やろ。日本の食物連鎖で言えばキツネだってほぼトップやしな」

 

「ふ、ふん。それは日本という狭い世界での話だろ?広い世界で見れば狐より優れた捕食者は大勢いる」

 

「確かにせやな。つまり狭い世界…それこそこの学校ならほぼトップってことやな」

 

「くっ…屁理屈を!」

 

「もうやめておけ」

 

「葛城さん!でもコイツが!」

 

「こういう人間に口で勝とうとしても無駄だ。どうせ口先だけだ。放っておけ」

 

「…………はい」

 

ふむ。これは自分、論破しちゃったの方よろしいか?

 

 

「Dクラスにも随分面白い奴がいるみたいだな」

 

「そうね。彼が初めて役に立った所を見れて良かったわ」

 

え、アレで役立ったの?ただ堀北ちゃんがスカッとしただけじゃないですかねぇ?

 

「おい、お前名前は」

 

「人に名前を聞く時は自分から名乗るのが礼儀やろ?」

 

「……クク。龍園翔だ」

 

「草元剛、よろしく」

 




はい。うーん、このマウント取ろうとする感じがイキリインキャっぽいな。
前書きにも書いたけど若干チートぽくなってない?一応一周回ってハイになってる感じなんですけど、上手いこと噛み合って口喧嘩が上手い人みたいになってます。

あと、なんか誤字報告機能あるじゃないですか。
あれちょくちょく貰うんですけど、どうやって見たり直したりするか分からないんで有識者説明求む。ます。

タイトルどうする?

  • 変えた方が良い
  • 変える必要無い
  • 花山inよう実書いてみてくれ
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