ハイスクール・フリート ルパン三世暗殺指令 作:サイレント・レイ
それでは本編をどうぞ!
――― オーシャンモール・四国沖店 ―――
『お客様に申し上げます、当モールにルパン三世が現れました!!!
係員や警備員が誘導しますので、速やかに避難して下さい!!!
繰り返します!!!…』
此の時のオーシャンモールはと言うと、上空で旋回飛行を続けている宣伝用の無人式飛行船に反してルパン三世出現の1報に全区画で大規模な騒動が起きていた。
騒動と言っても、恐怖や絶望等の負の面のは全く起きておらず、むしろ逆の興奮や歓喜等の正の面のであり、現に避難を呼び掛けるアナウンスに逼迫感とは真逆の歓喜による興奮が感じ取る事が出来た。
「ルパンは何所だ!!?」
「あっちだ!!!
あの道を通るらしいぞ!!!」
「次元も一緒にいるらしいぞ!!!」
「何故か、女の子を複数連れてるってよ!!!」
此の為、オーシャンモールの人々はアナウンスに反して、老若男女の誰もが逃げようとせずに、ルパンが現れるだろう車道に一斉に詰め掛けていて、それを警備員や警察官達が車道を挟んでの複列で必死に塞き止めようとしていた。
そんな騒ぎの中、遠くの方で大多数の爆音が響きだし…
『ルパンだぁぁぁー!!!』
…警告灯を灯してのサイレンを派手に流すブルーマーメイド達が操る大量の、軍用車両の代名詞的存在たるジープと思われる車両を大量に後続にするハイエースが通る時に、その運転席でルパンが確認されると人々は、一部がカメラ機能を起動させたスマホを
「ルパァァァーン、私を拐ってぇぇぇー!!!」
「お宝は此所にいるわよぉぉぉー!!!」
観客となった全員がルパンに歓声を上げ、中には自分の誘拐を求める不謹慎な女性が多数いたのだが、そんやルパン達を追い掛けるブルーマーメイドには誰も応援や歓声が一切無かった為に感じる
まぁ此の事からルパンが少なくとも日本での信頼度の高さや愛されている事が見て取れた。
「待ちなさい、ルパァァァーン!!!」
「次、急カーブがあるわよ!!
気を付けて!」
「分かってるって!!!」
…否、先頭のオープン式の車のみは、乗っている倫子達3人が(客に取っては)何故かスカート無しの下着丸出し状態だった為に、男性の多数が喜びの雄叫びを上げていたが、それ以上に母親が子供(いれば“達”)の目線を覆ったり旦那を小突いたり、恋人の場合は顔を無理矢理背けさせて、やられた男性が痛めた首を押さえていた。
まぁどうであれ、此の為にハイエース(ルパン)が単に通り過ぎるだけで此の騒ぎなので、流石にビヤホールに机や椅子を蹴散らしながら突入してきた時は逃げながらの悲鳴が多数有ったが、急な曲がり角をハイエースが見事なドリフトをした後に後続車の何台かが曲がりきれずに店舗に
「“陸に揚がった河童”ってのは、人魚にも適用されるみたいだな、ルパン」
「かぁーぱぱぱぁぁぁー!!!」
更に言うと、スペック上は明らかに性能で劣る筈のハイエースが後続車群を横並びすら許さない程に駆け抜けていたのだから、ルパンの操縦技能は神憑りレベルであり、逆にブルーマーメイドはと言うと、まぁルパンが煽ったり進路妨害等をしていた事も原因だったが、事故でのリタイアが多発させていた為、次元とルパンに馬鹿にされていた。
「ルパンはどうしました!!?」
「まだ逃げてます!
早く乗って!!!」
だが、ブルーマーメイドは脱落者達を補填出来る以上の人間がまだまだ多数いて、現に海上にいた者達が自分(達)が乗るスキッパーや警備艇を次々にオーシャンモールの埠頭に接舷して直ぐに同僚が乗ってる物か、待機させていた物に乗り込んでルパン追走に参加していた。
「……今宵もまたつまらぬ物を切ってしんぜよう!」
……ブルーマーメイドが全員ルパン追走に参加した後、埠頭に誰か現れたような…
「なんだか、凄い数になってきたな」
「どうすんだよ!!?
このままだとオーシャンモールがブルマーで溢れかえるぞ!!!」
追走する車両の数が増え続けて大多数になっていた事に、美波が頭上の手摺りを掴みながら窓から後ろを覗いて冷静に観測し、媛萌が頭を抱えながら叫んだ直後にトイレットペーパー諸共吹っ飛んでいた。
「良かったな、ルパン。
女好きのお前にしたら、コイツは最高の状態だろ?」
「俺は、素人の大人が好みだよ!!」
だが当のルパンは次元と共に危険度が再現なく高くなっている現状を楽しんでいた。
「ルパンさん!!!
早く海に逃げないと、逃げれなくなりますよ!!」
「まぁまぁ、此処はオジさん達を信じなさいって!」
だから海に逃げようとしない事に疑問を感じた事もあって、明乃がルパンに忠告したのだが、当のルパンは不適に笑うだけであった。
「気を付けろ!
舌噛むぞ!!」
「噛んっ、どぁ!!!」
更に言うと、次元が明乃に急カーブに突入する事を注意したが、明乃でなく媛萌が舌を噛んで悶絶して美波に介抱されていた。
「…っ!
伏せろ!!!」
だがその直後、ルパンが前方で何かを見付けて明乃の後ろに突飛ばしたら、フロント硝子の上部に穴が開いてバックミラーが吹き飛んだら、立て続けて穴が多数出来てフロント硝子が蜂の巣になった直後に中央部が崩れ落ちた。
「銃弾、発砲命令が下りたのか」
「良い根性してるぜ」
幸い早期に気付いたルパンが注意を促し、次元と共に屈んだので明乃達4人と共に無傷、但し美甘が悲鳴を上げながらパニクったので明乃が落ち着かせていた中で、美波が冷静に分析したのでルパンに感心された。
だが実際は発砲命令は出ておらず、現に追撃車群のブルーマーメイド達が各々に驚いていて、更にハイエースの前方から花壇をバリケード代わりにして自動拳銃(多分、軍用拳銃でお馴染みのペレッタM92)で銃撃したブルーマーメイド達6人も、本来なら前輪を狙ったのが誤った事もあって若干パニック状態になっていた。
尤も銃撃したブルーマーメイド達は、次元が愛銃コンバットマグナム(現在名はモデルナンバー制の採用で“S&W M19”)で反撃、瞬時に拳銃を破壊されるか吹き飛ばされていた。
「……す、凄い…」
しかも次元は6連射で全弾を狙い通りに当てたので、美柑達4人が感銘の溜息を揃って吐いていた。
「さて、面白くなってきた!」
どうやら先の6人のが呼水になったらしく、追走車群だけでなく他からも銃弾が飛んできて、ハイエースの左のサイドミラーが撃ち抜かれて落ちようとしたのを次元は満面の笑み(と言っても、帽子で口しか見えない)を浮かべながら掴んで膝の上に置くと、ルパンと共に残ったフロント硝子全てを叩き落とすと、取り出した煙草を咥えて、いつの間にかに押し込んでいたシガーライターを取り外して煙草に火を着けた。
只、シガーライターが絶命寸前になっている通り、煙草自体が世界的に殲滅されようとしていたので、明乃達4人が各々の形で次元の喫煙行為を嫌そうにしていた。
「
「何だ?」
「俺にも1本くれ」
「あいよ」
ルパンも釣られて煙草が欲しくなって、煙草を数度吸いながらコンバットマグナムの弾倉から空薬莢6本を落として新しい弾6発を手で1発づつ装填(スピードローダーを持ってないのか?)していた次元に要望し、明乃達4人が次元が新しい煙草を用意するとの予想に反して、次元は自分が咥えていた煙草をルパンの口に押し付けた。
明乃達4人が次元の行為に「おお!!」と言っていたが、その間にルパンは先端の火が派手に燃えながら前進する程に煙草を深く吸って、紫煙を大量に吐いた。
「さぁ
気合いを入れ直したルパンは更にアクセルを踏み、ブルーマーメイド達が速度を上げた事に驚いている中で、トランクの扉が全開してトイレットペーパーの束が次々に転げ落ちていった。
ブルーマーメイド達は“ルパンの操作ミス”等と疑っていたら、そのトイレットペーパー群は数度跳ねる次々に爆発………まさかの出来事にブルーマーメイドの多くが驚いて運転ミスを起こして何割かが転倒するか激突していた。
「ぐふふふ、って!?
あらあぁぁ~!!?」
ルパンが後続車群に下品に笑った直後、ハイエースの右下から破裂と思われる音がしたと思ったら、ハイエースが急に傾いて蛇行を始めた。
「タイヤがぁぁぁー!!!」
媛萌が絶叫した通り、右前輪が撃ち抜かれて焼け焦げ変形したホイールが
「当たった!!」
ルパンがハイエースを上手く運転出来ないでいる中、前方の十字路で車を使ってのバリケードを築いていたブルーマーメイド達は、対物狙撃銃“パレット M95”での狙撃に成功して歓喜の雄叫びを上げていた。
「来るわよ!!!」
「良い!?
ハイエースが止まったら、ルパンと次元を確保、学生4人を保護するわよ!」
ブルーマーメイド達はハイエースの走行状態から“ルパン(と次元)は打つ手なし”と判断して、形がどうであれハイエースが止まり次第一気に制圧すると決めて、各々の銃を身構えてその時を待っていた。
そしてハイエースがバランスを崩して右回転をしながら何度か跳ね、左の横倒しで滑った後に停止した。
「突入!!! 突入!!!
検挙せよ!!!」
バリケードの内側で控えていたブルーマーメイド達が拳銃片手に飛び出し、追走車群も次々に停車して直ぐに飛び降りてハイエースに向かって走り寄った。
「捕まえたわよ、ルパン!!!」
「ルパン三世確保!!!
ルパン三世確保!!!」
ハイエース横転の衝撃で失神してトイレットペーパーに埋もれた状態のルパンが真っ先が取り押さえられ、倫子達が唯一窓の外に出ていた右腕を捕まえた。
処が倫子はそのままルパンを外に引摺りだそうとしたら、ルパンの体が妙に軽かった事に違和感を感じ…
『っ、ああぁぁぁー!!!』
…出てきたルパンの顔には、両目と鼻があるべき場所に“
「次元も偽者です!!!」
更に倫子の同僚・福内典子(彼女もルパンの所為でスカートを履いていないが、上着を腰に巻いてある程度代用)が仲間達と共に次元を引摺りだすも、ルパンのと同じ様に“次元大介”と書かれた人形の偽者だった。
そして後部の明乃達4人もまた人形の偽者であり、各々の顔に“岬明乃”“鏑木美波”“和住媛萌”“伊良子美甘”と書かれていた。(服は本物だった上、字体から見ると、本人が各々書いたらしい)
人形6体は馬鹿丁寧に作られた舌が口から伸びて上下に揺れていたが、ブルーマーメイド達にはそれが妙に腹立たしかった。
「…いつの間に、擦り変わったのよ!!!」
倫子が怒りのあまりにルパンの人形を柔道の大技・大雪山
「ぬほほほ!!!
チョロいもんだったぜ!」
此の間、本物のルパン達はどうしてたかと言うと、ハイエースから脱出して逃げ込んだ裏路地で、出し抜きに成功したのを見届けていた。
しかもブルーマーメイド達が見事に騙された事に、ルパンと次元は爆笑していて、次元に至っては笑いすぎて時折咳き込んでいた。
「あ~…良かった良かった」
「良い訳ないだろ!!!
何で服脱がなきゃいけなかったんだよ!!?」
「あの服、お気に入りのだったのにぃぃー!!!」
「
落ち着いたら、オジさんが新しいぃ~服を皆にプレゼントしてあげるから、許してちょ」
そんなルパンと次元と対照的に、人知れずだったと言え、ルパンに渡された人形に自分の服を着せた為に、ハイエースから下着姿で脱出した事に恥をかきかけた明乃達4人の顔が赤くなっていて、媛萌が怒鳴って右頬に
尚、明乃達4人はまだ下着姿なのかと言うとそうではなく、何故かルパンが持っていた横須賀女子海洋学校のセーラー服(自分達各々のとは別物)を着ていて、ルパン達が移動しなかったのは、明乃達4人が着替えるのを待っていた事もあった。
「…処で次元、何で俺だけ
「俺はお前と違って、女に嫌われる事をしてないからだろ」
「おうおう、流石は次元パパ」
「そんな呼び方をするな!!!」
感想または御意見、或いは両方でも良いのでお願いします。
今回の話ですが、カーチェイスからの『晴風』逃亡の話が予定の4倍以上になったので、分割処置を行ったのでその余波で幾つか話を弄っていまして、後半でのハイエースの横転する場面は、元々は“横転直前のハイエースからフィアット500が飛び出してそのまま逃げる”としていました。
ですのでルパン原作ではプロローグにしか出なかったフィアット500は、出方と場面を丸ごと変更して次回に出て、ルパン原作よりはそこそこ活躍すると思います。
尚、終盤でルパンが強制脱衣させられた明乃達4人の誰かにビンタされたとしていますが、それが誰なのかは読者の皆さん各々で決めておいて下さい。
“何やらせてんだ?”と思われるかもしれませんが、“ルパン三世y”の話の1つでパンツ1丁のルパンと共に素っ裸で滑車で降りた不二子よりはマシな筈です。
後、本編には直接書いてませんが、下着姿の明乃達4人がルパンと次元と共にハイエースを脱出する場面を納めた写真がちゃんとありますので、感想欄にコメントした読者の先着10名あたりにその写真をプレs(ドゴ!!!)………(写真が無い上に此処から先は血が滲んでいて読めない)
貴方にとってのルパン三世は?
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1世たる“山田康雄”
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2世たる“古川登志夫”
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3世たる“栗田貫一”
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実写版1世たる“目黒裕樹”
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実写版2世たる“小栗旬”