寝台特急<北陸>の殺人   作:新庄雄太郎

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そして、金沢で殺人が起きた

被害者は、加賀料理店の山根利家さんの次男・俊彦さんが殺害された




第5章 加賀の女

被害者の山根俊彦は、所轄の金沢中署の霊安室に運ばれた

 

「俊彦、俊彦ーっ!。」

 

と、母の清美と妻の成子が泣き叫んでいた。

 

「俊彦さーん!。」

 

「被害者何ですが、何故、犀川の河川敷に。」

 

「実は、電話があって、すぐに来てくれっと言って出て行ったんです。」

 

「なるほど。」

 

「実はですね、この女性をご存知でしょうか。」

 

南は、写真を見せた。

 

「さぁ。」

 

「あっ、この女性はさっき里覚えているわ。」

 

「知ってるんですか。」

 

と、高山は言った。

 

「ええ、この女性一度覗ったことがあるわ。」

 

「それ、いつです。」

 

「去年の11月だったかしら、金沢へ旅行に来た時に店で食べに来ていた事があるの。」

 

「あのー、公安さん、この女性がどうかしたんですか。」

 

「その女性は先週、切通公園で毒殺されたそうです。」

 

「毒殺!。」

 

「はい、被害者が飲んでいたレモンティーの中に青酸系の毒物が混入されてたんです。」

 

「では、被害者は寝台特急「北陸」と犀川大橋の河川敷の手口が一緒で、切通公園は毒殺って事か。」

 

と、小沢警部は言った。

 

「はい。」

 

「なるほど、犯人はあらかじめレモンティーに青酸系の毒を混入して、渡したと。」

 

石川県警では、3人の被害者を調べることにした。

 

「まさか、弟が殺されるなんて。」

 

「ええ。」

 

関係者を呼んだのはこの3人である。

 

山根篤弘 加賀料理店「やまや」の長男

 

山根成子 料理店「松乃屋」の店長山根俊彦の妻 旧姓 小見

 

山根清美 加賀料理店の妻 

 

「では、殺害された犯人について心当たりありませんか。」

 

「はい。」

 

そして、金沢市内を聞き込みを行ったが、事件の目撃者は見つからなかった。後の調べで独立して加賀料理店を始めたという。

 

兼六園

 

ある人が兼六園で待っていた。

 

「あっ、待ってた。」

 

「ああ。」

 

「気づいていないな。」

 

「ええ、あなたのおかげよ。」

 

「ああ。」

 

彼は金沢のひがし茶屋街で一服していた。

 

「あなたもよく金沢へ行くの。」

 

「うん、明日には8時発の七尾線経由の急行「能登路」で輪島へ行くから。」

 

「そうなの。」

 

「又、会おうぜ。」

 

「ええ。」

 

金沢市内のホテル

 

男はホテルでテレビのニュースを見ていた。

 

「何、桜橋で絞殺死体だと。」

 

と、男は驚いていた。

 

「まさか、犯人が割れるって事か。」

 

そこへ、電話が入った。

 

「おい、ニュースは見たか。」

 

「何を。」

 

と、女は言った。

 

「俺達のことがばれるんじゃない。」

 

「そうなの。」

 

「いい、警察に喋るんじゃねぇぞ。」

 

「わかってるわ、私はあなたを愛してるわよ。」

 

「ああ、俺も愛してるよ。」

 

男はそう言って、電話を切った。

 

 

 

 




石川県警では山根家族に事情聴取を行いました

そして、兼六園とひがし茶屋街で2人のカップルと一緒に回っていた。

男は金沢市内のホテルで泊まっていた。
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