石川県警は、寝台特急「北陸」で起きた殺人事件を状況をまとめた。
「犯行時刻は深夜頃と見て間違いないそうです。」
「深夜頃か、恐らく直江津辺りで犯行は可能でしょうか。」
「金沢を21時頃に発車し、そしてどうやって殺害したのかだと石川県警はそう言っているが。」
「主任。」
と、小海は言った。
「何だい。」
「一つだけ方法があります。」
「ほう。」
「富山か直江津駅では、「北陸」は一度停車するんです。」
「おっ、運転停車か。」
「はい、直江津駅で7分だけ。」
「そうか、それを利用して犯行を行ったのか。」
「はい。」
「なるほど、7分停車で利用して犯行を計画してたのか。」
「はい。」
「という事は、誰かが入って来たんだな。」
「ええ、恐らく犯人は2人と見て間違いないでしょう。」
「恐らく共犯は大宮で下車し、大宮から上越新幹線に乗り、長岡で特急に乗り換えて金沢へ向かったと考えられます。」
「そうか、犯人はそれを利用したって事か。」
「はい。」
「大宮駅で目撃者がいればな。」
「ええ。」
そこへ、警官がやって来た。
「小沢警部、先ほど金沢駅で特急「しらさぎ7号」に乗っていた男が発見したと。」
「何、本当か。」
「ええ、先ほど香林坊で確保したと。」
「そうか。」
「やっと逮捕したか。」
「逮捕したのは、天童直輝、ふらつきの男ですよ、奴はグリーン車に乗っていたんですよ。」
「それで。」
「それを見た車掌は、手配されている男と知って、鉄道公安に通報したそうです。」
「そうか。」
「天童直輝は名の知れた犯罪者だ、彼はグレーシーキッドを呼ばれているそうだ。」
「グレーシーキッドか。」
「その共犯のもう1人は。」
「恐らく女性と考えれられます。」
石川県警では共犯の女性の似顔絵を書いてもらい、手配した。
「この女か、若いですね。」
「年齢からすると、20代から30代前半と見て考えてもいいですね。」
「ああ。」
「でも、この女性どっかで。」
加賀料理店へ行った鶴岡は似顔絵を見せた。
「この女性ですか?。」
「そうです、この女です。」
「この女性、覚えているわ。」
「知ってるんですか。」
「ええ、去年の冬に伺ってたわ。」
「その女性ですが、知ってますか。」
「ええ、この料理の事で文句言ってたことがあったわよ。」
「それいつです。」
「去年の2月頃やったわ、料理の事でいちゃもんつけられたんだよ。」
「なるほど、元夫の奥さんじゃないでしょうか。」
「それはどうかわからないわ。」
「そうか。」
聞き込みをした結果、去年の2月頃に料理店に来ていた事が判明した。
「そうか。」
「ええ、間違いありません。」
そして、犯人天道は逮捕されたが、共犯者は女性らしい
いよいよ、犯人逮捕へ
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