???「けっきょく ぼくがいちばん つよくて すごいんだよね」
レッド「やまおとこ(?)って スゲー!」
香ばしくも甘い香りが立ち上る。
疲れて体が欲してやまない代物。それはリザードンの尾で炙られた白くてふわふわなお菓子───マシュマロであった。
おおよそマシュマロに向けるべきではない真剣な眼差しの二人は、表面に焼き目がついた瞬間を見計らい、焼き立てのマシュマロを頬張る。
「はふっ……頃合いですね」
「うん、トロトロ」
「時間は少なかったですが、やれるだけのことはやりました。後はジム戦でどれだけ力を発揮できるかです」
マシュマロの方ではなかったらしい。
もきゅもきゅと咀嚼を続けるレッドは、リザードンとは別に自身の電撃で焼きマシュマロを作るピカチュウを後目に、二個目の製作へと取り掛かる。
現在彼らは、特訓後のデザートタイムを決め込んでいた。
町の一角に佇むバトルコートを離れれば、青々しい匂いの芝生が広がっている。自然のカーペットとも言うべき地面はフカフカだ。そこに腰掛け横に目をやれば、赤レンガで舗装された小川が流れており、ハスボーやウパーと言った水棲ポケモンが顔を覗かせている。
耳を澄ませれば、活気あふれた住民の声や鳥ポケモンのさえずりが聞こえる等、一服するには最高の場所でもある。
この休憩の主催者は他でもない、自称・合理主義者のコスモスだ。仮にレッドが主催者となれば、森で拾ったきのみを貪る蛮族染みた宴と化しかねない。
山の民はさておき、飴を常備していることからもわかる通り、この少女は甘党だ。本人は頭を使った分の糖分補給と銘打っているものの、ふと目を向けた瞬間にも何かしら頬張っているところを見る限り、それ以外の目的があると見るのは間違っていない。
バリエーションは実に豊かだ。今回のようなマシュマロやアメは当然のこと、クッキーやチョコレート等々、その小さいバッグのどこに収納しているのかと問いたくなるラインナップを取り揃えている。
あまつさえ、時には携帯用のポロックキットやポフィンキットを用い、お菓子を自作することにも余念がない。
将来の夢はパティシエか何かだろうか? ───残念、悪の組織の懐刀である。
それはさておき、腹の中は焼きマシュマロのようにドロドロな少女は、淡白な甘味に舌鼓を打ちながら、明日にジム戦を控えた体と頭を労っていた。
「フィ……」
「ニンフィアの分もありますよ」
「フィ!」
労うのはトレーナーだけではなく、ポケモンも含めてだ。
コスモスから焼きマシュマロを受け取ったニンフィアは、外はサクサク、中はトロトロとした摩訶不思議な食感に驚きつつも、味もひっくるめて楽しんでいる様子を浮かべた。
これだけでも幸せそうだが、欲深いのは人間だけに限る話ではない。
「……」
「ルカリオ? ……
無言のまま頷くルカリオ。
『仕方ありませんね』と何かを承諾したコスモスは、徐にバッグから新たな材料を取り出した。
焼きマシュマロを頬張りながら、何事かと様子を窺うニンフィア。
次の瞬間、彼女が目にしたものは桃色のそれはそれは甘くておいしい果実。
「モモンのみを軽く炙って……」
「!?」
「焼いたマシュマロと一緒にクラッカーに挟んで、と」
「!?!?」
「はい、きのみとマシュマロのクラッカーサンドです」
「!?!?!?」
禁忌の組み合わせだ。
表面をほんのりと炙られ、熱が通ったモモンのみの中身はジューシーかつ柔らかな食感に。それをこんがりとした焼きマシュマロと一緒に、塩味が利いたサクサクなクラッカーでサンドした一品など───美味しいに決まっているではないか。
「フィ~! フィ~!」
「ニンフィアにも後でチーゴのみで作ってあげますから」
「フィ~!!!」
この気ぶりよう、テンション
だが、上機嫌なのは彼女だけではなく、たった今特製クラッカーサンドを受け取ったルカリオも例外ではない。
一見、瞼を閉じつつ黙して食しているルカリオだが、その実口の中に広がる複雑な食感と味わいをじっくりと堪能している。
人間が見ても涎が滴りそうな姿。
思わずごくりと喉を鳴らしたレッドに、目敏いコスモスが声を上げた。
「先生のポケモンにも作りましょうか?」
「ほんと? ありがとう」
「いえ。お世話になっていますから」
言うや、バッグからは様々なきのみが取り出される。
「クラボのみ、カゴのみ、モモンのみ、チーゴのみ、ナナシのみ……色々買い込んだね」
「味の好みに対応できるよう一通り揃えてみました」
「使い切れる?」
「ダメになりそうならポロックにします」
ポロックならばきのみのまま保存するよりも長持ちする。生鮮食品よりも少し手を加えた加工食品の方が長持ちするのはきのみも一緒だ。
「先生はポロックを作った経験は?」
「……干したことなら」
「無いということでしたら、今度一緒に作りましょう。ポロックは一人より多人数で作った方が高品質な出来に仕上がりますので」
「……ポロック作りって何すればいいの?」
「タイミングよくボタンを押していただければ大丈夫です」
「どういう作り方なの?」
たしかにお菓子作りに反射神経とリズム感覚を求められれば、このような反応にもなろう。
それはさておき、ドライフルーツよろしく天日干しにするか、砂糖に漬けて脱水するのも保存方法としては有りだ。料理のトッピングであれば干しきのみの方が風味に優れている場合もあるが、ポロックの持ち運びの手軽さと比べれば一長一短である。
ポロックもポロックで削ってトッピングに使う用途もあるが、それはまた別の話。
レッドの手持ち用に次々と焼いたきのみとマシュマロをクラッカーに挟むコスモスは、職人染みた手際の良さで全員に料理を行き届かせる。
コスモスが『召し上がれ』と一声かければ、歓喜に湧き上がるポケモンは一斉に齧りつく。すれば、三者三様な反応が場を鮮やかに彩る。
ポーイと口の中へと放り込み、一瞬で飲み込んだカビゴン。
小さな口で一心不乱に貪って、口の周りを汚すピカチュウ。
ソムリエのようにじっくりと味と香りを楽しむフシギバナ。
我ながらいい炙り具合だったなあと頷いているリザードン。
一口食べた途端微動だにしなくなり、感涙するカメックス。
美味さ余ってヘッドバンキングで喜びを表現するラプラス。
まだまだお腹が減っていて他人の分に手を伸ばすカビゴン。
殴られるカビゴン。殴られるカビゴン。殴られるカビゴン。
「先生のポケモンは皆仲良しですね」
「そうだね」
ぶ厚い信頼が、カビゴンにはある。
レッドの手持ちはおおむね満足した様子だ。
ルカリオやゴルバット、ニンフィア、そしてコスモッグも例外ではなく、主人の作ったお菓子片手に和気あいあいとしている。
「……」
ただ一人、少し離れた場所に佇むタイプ:ヌルを除いては。
「食べないんですか?」
「……」
「出来立てが一番おいしいですよ」
手持ち全員分を用意した以上、タイプ:ヌルの分もきっちりと用意している。挟んだきのみはクラボのみ。いじっぱりな性格のポケモンが好みやすい味の種類だ。
人慣れしていない野生ポケモンであっても、好みの味の料理を出されれば多少なりとも心は開く。
しかし、やはりと言うべきかタイプ:ヌルはお菓子に手をつけない。
そっぽを向いたまま、コスモスとは目も合わせようとしない有様だ。
先日はピカチュウに一方的にやられ、本日も喧嘩を吹っかけては返り討ちにされていたが、反抗心は一切衰えてはいない。
そのためタイプ:ヌルだけはスナオカジム対策の特訓を行えなかった。
それだけでもコスモスにとっては非合理極まりない時間の浪費であった訳だが、こうも強情なままで居られれば育成どころの話でなくなる。
早急にでも心を開いてもらう、あるいは少なくとも簡単な指示ぐらいは聞いてもらいたいと考えてはいるが、現実はお菓子のように甘くはなかった。
胃袋を掴んで懐柔しようにも、そもそも口にされなければ作戦は破綻する。
にらめっこが続くこと数十秒。これ以上は無意味と悟ったコスモスは、深々と溜め息と落としながらお菓子を紙皿ごと地面に置いた。
「ここに置いておきます。ポッポやヤミカラスに取られないといいですね」
半ば突き放すように冷めた声音で告げ、その場を離れる。
すると、
「……いいの?」
抑揚のない声音がコスモスへ投げかけられた。
目の前には指についたお菓子のカスを舐めるレッドの姿があった。その後ろでは仲睦まじい団欒の光景が広がっている。
笑顔でお菓子を頬張るポケモン。その少し離れた場所にポツンと一匹だけ佇む姿には、ポケモントレーナーとして思うところがあるとは想像に難くはなかった。
「いいんです、
だからこそ、コスモスも淡々と答えを返した。
「……なら、いいや」
「理由は聞かないんですか?」
「聞くまでもないかな、って……」
「……さいですか」
───時折、この人はこちらの心を見透かしたような言葉を口にする。
表情筋は常時瀕死状態だというのに、他人やポケモンの感情の機微には敏い。
これこそ個性豊かなポケモンをまとめ上げる手腕の大きなウエイトを占めている事は、コスモスもそれとなく感じ取っていた。
だからといって真似できるものではない。
彼には彼の、自分には自分の育て方がある。
情緒豊かになんてなれはしない。
激しい高ぶりも、暗く深く沈みもしない。
そういうものだと割り切っている。
事実に即し、知識に即し。
最後に自分が見つけたセオリーに則って実現できれば至上。
常々の理想としては、最も優れた理論こそが勝利を掴むことが望ましい。
しかしながら、現実は───ポケモンが生き物である以上、思い通りに事が進まない。種としての習性があり、個としての性格があり、だからこそ現実は度し難いほど複雑怪奇に絡み合う。
ポケモンがコンピュータのプログラムのように思いのまま動いてくれれば、こんなに頭を悩ませる必要はないのにと思った経験は一度や二度ではない。
『───じゃあコスモスちゃんは、なんでポケモンバトルするの?』
「……、」
思わず唇が尖る。
そうだ。いつだって後々役に立つのは、失敗や敗北等の苦々しい経験の方だ。ジュニアカップ等の無敗で勝ち進んで掴んだ勝利よりも、師と仰ぐポケモントレーナーとのバトルで喫した敗北の方が、得られるものは格段に多かった。
しかし、それよりも前───具代的にはロケット団再興を夢見てから、初めての負けで得るに至った考えがある。
「……独りが好ましいというなら」
ふと、振り返る。
すでに居眠りを決め込むポケモンの前に置いてあった紙皿の上には、何一つとして乗っていない。
───随分と行儀よく平らげたものだ。
───そのくせ、周りの輪に入らない。
───まるで……。
「……私はそれを、否定しません」
それ以上は上手く紡げず、自ら蓋をするようにマシュマロを口へと詰め込む。
甘い物は好きだ。
けれど、それを合理的に説明しようとするとなると、途端に説明が難しくなってしまう。
口に残る甘さだけは、どうにもすっきりしなかった
***
日を跨げば、あっという間にジム挑戦の時間がやって来た。
目の前には『ヤッテキマッシャー!!』と言わんばかりの堂々たる煙突の門構えが佇む。
それを抜ければ、あら不思議。色鮮やかなステンドグラスの窓がはめ込まれた、赤レンガの建物が目に飛び込んできたではないか。
得も言われぬ荘厳な雰囲気に押されつつも、黒いリザードンと三本角のリザードンが太極図を描くステンドグラスが眩い輝きを放っている扉を開く。
すれば、受付まで至る時の余韻を感じさせるカーペットを進んだ後、見上げる壁には一枚の風景画が飾られていた。
「おぉ……」
柄にもなく感嘆の息を漏らすコスモス。
芸術の『げ』の心得もない少女にも理解できる作品の名は───『星の砂浜』。
「青い海に……赤い砂浜……」
「ね? 綺麗でしょ」
「……はい」
普段ならいくらでも言葉を取り繕えるが、この時ばかりは下手な感想を口にするべきではないと考えた。
これを言い表すには、自分の持ちえる語彙は余りにも稚拙で不足している。
文字通り、言葉では言い表せない美しさと力強さが、この切り抜かれた風景には宿っていた。
興味が湧き、すぐ下の壁に貼り付けられた説明文に目を通す。
「なるほど、私達がスナオカタウンに来る途中に通った砂浜の名前なんですね」
「一年に一度見られるかもって景色みたいだけれど……見てみたいなぁ」
「
ほしのすな、という道具がある。
見た目はただの綺麗な赤い砂。それ単体では役に立たず、トレーナーの間では専ら換金用のアイテムとして知られている。土地によっては邪気払いのお守りの材料として使われるが、それもメジャーな用途とは言い難い。
言ってしまえば宝石の類だ。綺麗───それだけで人の心を魅了し、それこそが価値を生み出す存在。
世界各地で採取されているほしのすなだが、一時、世界最大の産出地として名をはせた土地がある。
それこそがスナオカタウンであり、別名『星の砂浜』と呼ばれた砂浜海岸だった。
このステンドグラスの風景画は、年に一度見られればいいとされる自然現象を描いたもの。地平線まで続く透き通った青い海に対し、陸地は幻想的な赤に染め上げられている。ただし単なる赤色という訳ではなく、ほんの少し光の差す角度が変われば、ほしのすなの淡い青の煌めきを再現するではないか。
作者のこだわりが随所に見られる作品だ。これだけでもジムに来た価値があると思わせる素晴らしい芸術に、しばし二人は時間を忘れて見とれていた。
「あ、あのぅ……」
そんな二人を現実に引き戻したのは、受付に立っていた気弱そうな女性。
「ちょ、挑戦者の方……ですか?」
「あ、はい」
「ひゃい!? か、かか、かしこまりましたっ! ごっ、ご予約の方……ですかっ!?」
「コスモスです」
「あ、コしゅ……コスモスしゃんでしゅね!? 確認いたしますので、今しばらくお待ちをっ、コポォ!」
((『コポォ』……?))
なんとも不安を掻き立てられるあがり具合だ。見てるこっちが恥ずかしそうになるくらい、受付を務めていた女性はてんやわんやのヤンヤンマである。
「コスモスさん、たしかにご予約を確認いたしました! つきましては、ジム挑戦となります……けど、その、えっと……うちのリーダーが留守にしておると言いますか……」
「? 予約を確認したって言いませんでした?」
「あ、はいィ! 確認してます!」
「挑戦はできるんですよね?」
「で、で、で、できます! も、問題の方は特にないかもしれないはずです……」
尻すぼみになる受付の女性であったが、一先ず挑戦できると知ってコスモスは一安心する。
(最後の方が聞き取れなかったけど……まあ、いっか)
「コスモス」
「先生?」
「……ファイト」
案内されるコスモスへ親指を立てるレッド(とピカチュウ)。
無表情でのサムズアップはシュール極まりないが、師からのエールを素直に受け取るコスモスもまた、傍目からは窺えぬ機微を覗かせながら親指を立て返す。
彼女もまた無表情。シュールだ。シュールさ倍プッシュである。
通りすがりのジムトレーナーが(あの人ら、どういう関係……?)と訝しむ程度には、彼らの間には不思議な空気が流れていた。
「ただいまより、
声高々に宣言される開始の合図。
帽子を深く被って身構えるコスモスは、バトルコートに現れる溶接工の風体をした女性を見据える。
「かわいいお嬢さんだね! あたしのポケモンに火傷しちゃっても知らないよ!」
「望むところです」
「いい度胸さね。精々口だけじゃないことを期待してるよ!」
ルールは手持ち一体を選出してのシングルバトル。
ごくごく普通な形式───かと思いきや、スナオカジム最大の特徴である天窓のステンドグラスが回転し始める。
絢爛な赤、青、白、茶の四色に彩られた天窓が回れば、一色にだけ日光が差し込み、バトルコートを照らし上げた。
色は───茶色。
次の瞬間、バトルコートの四隅に設置されていたポワルン像が起動する。
景色は一瞬にして激しい砂嵐へと変貌した。互いに睨みを利かせていたコスモス達も、堪らず細目になって砂が目に入らないようにする。
(オキノジムでも似たような設備がありましたね……)
あちらがフィールドを展開したのに対し、こちらのジムが行ったのは“天候の変更”。
「一戦目……天候は砂嵐! それでは両者、ポケモンをバトルコートへ!」
「行っちゃいな、マグカルゴ!」
「GO、ルカリオ」
砂嵐をものともしない頑強な岩の殻。
溶岩の如く煮え滾る超高温の肉体は、それそのものが触れる相手に大火傷を負わせる灼熱の鎧に等しい。
ようがんポケモン、マグカルゴ。
緒戦を飾る相手の名だ。
(特性は“マグマのよろい”か“ほのおのからだ”。稀に“くだけるよろい”の個体も居るけれど、今は考えなくていい。それよりも今は……)
激しい砂嵐の中、マグカルゴは心なしか元気そうに火を噴いている。
ほのおの他にいわタイプを含む溶岩の蝸牛は、この吹き荒ぶ砂塵の中において、こと守りが堅牢になるだろう。
ヤワな攻撃では受けきられ、手痛い反撃を喰らう光景は想像に難くない。
「ほら、どうしたの?! もうバトルは始まってるよ!」
「……」
「来ないならこっちから! マグカルゴ、“ふんえん”だ!」
荒れ狂う砂塵を振り払うように、爆炎がバトルコートに広がる。
当然照準を定められたルカリオへも、猛烈な熱風と爆炎は押し寄せていく。
はがねタイプのポケモンが喰らえばひとたまりもない攻撃。
しかしながら、攻撃が正面から迫ってきているというのに、ルカリオの落ち着き払った様子は変わらない。
(早速
コスモスが口にするまでもなく、ルカリオは動き出す。
なら、わざわざ相手が用意した天候に支配される必要など───ない。
(いわを活かすなら砂の中。ほのおを活かすなら晴の中。みずを活かすなら……)
「やれ」
「バウッ!」
刹那、ルカリオの姿が白煙に包まれる。
それは殺到する爆炎が、瞬く間に熱を奪い去られていった証拠に他ならない。
空気が温く、否、急激に冷えていく。マグカルゴの体を打つ物体が蒸発し、辺りには白い靄も現れ始める。
「! これは……雨!? まさか……!」
「“あまごい”の中じゃ、ほのおもマグマも形無しです」
「ッ……やってくれるじゃない! それなら“いわなだれ”よ!」
「“みずのはどう”で押し流せ!」
マグカルゴが吹き飛ばす溶岩が、空気に晒され、噴出岩となってルカリオへと降り注ぐ。
しかし、対するルカリオが繰り出した水の振動は、降りしきる大雨の恩恵を一身に受けるかの如く、大気中に漂う水分に比例した破壊力と範囲を以て“いわなだれ”を吹き飛ばす。
最早相手も止める術はないようであり、最後の悪あがきに殻に籠ってやり過ごそうとするが焼け石に水だった。
「マグォオ!!?」
「マグカルゴ!? っ、きゃあ!!」
ドッパォ!! と壁に叩きつけられたマグカルゴ。
攻撃の余波である波濤が水飛沫と化し、傍に居たジムトレーナーを水浸しにする。そうして閉じた瞼を開いた頃、地面に転がる溶岩の肉体は温く冷め切ってしまっていた。
「マグカルゴ、戦闘不能! 勝者、挑戦者コスモス!」
「うっそ~! 一撃ィ~!?」
「お疲れ、ルカリオ」
ガシガシと髪を搔き乱すジムトレーナーに一瞥もくれず、コスモスはルカリオに労いの言葉を投げかける。
(バトルの流れは上々。さて……これがどこまで通用するか)
コスモスが行った作戦の一つは“天候の上書き”。
相手に有利な天候を展開されたとして、後から自分が有利な天候に変更すれば、盤面は大きくひっくり返るだろう。
ほのおポケモンに有利な天候は“晴”。
逆に不利な天候を挙げるとするならば、それは苦手とするみずタイプの技が大幅に上昇し、ほのお技の威力も減少する“雨”となる。
少しばかり天候について学べば得られる基本的な知識だが、バトルに組み込むとなれば少々慣れが必要だ。
天候をわざわざギミックに組み込んでくるジムの仕掛けを思えば、スナオカジムのコンセプトは“天候をどう活かすか”に尽きる。
───天に任せて突っ切るか、あえて逆らって地道を行くか。
一定以上の力量があるトレーナーと相対せば、天候を展開するタイミングも読み合いの内に入るのは必至。
ジムトレーナーはともかく、ジムリーダーレベルともなれば必ずそういった読み合いを強いられる試合運びになるとコスモスは推測している。
(ジムリーダーとのバトルまでに感覚を掴まなければ、ですね)
挑戦はまだまだ始まったばかり。
伝う汗を拭うコスモスは、持ち込んだミックスオレのプルタブに指をかけるのであった。
***
イリエシティ。
ホウジョウ・セトー地方最大の都市は、かつてないほどの期待と活気に溢れている。
その理由は当然、念願のポケモンリーグが設置されたことだ。
二つの地方を巻き込んだ最強の座を争うスタジアムも町の目に付く土地に建てられている。今はただ静かに佇むだけだが、それは今か今かと遠くない未来にやって来る数多のポケモントレーナーを待ちかねているようにも窺えた。
そんなスタジアムの近くにリーグ本部も存在する。
リーグの運営、企画、問題の対応と、こなすべき仕事は両手の指では数え切れない。まさにニャースの手も借りたい日々を送る運営委員会であるが、今日はいつもと違った雰囲気が流れていた。
普段は職員しか通らない通路を歩むラフな姿の女性。
傍らに連れたドラゴンは、珍しいものを見る視線を辺りに撒き散らし、すれ違う職員らを意図せず威圧する。
すれば、室内にも関わらずかけていたサングラスを外す女性が、眉尻を下げて注意の言葉を投げかけた。
「オンバーン、あんまりジロジロ見ないの。みんな驚いちゃうから」
「オーン……」
「そ、そんな目したって駄目なんだから……!」
「バーン……?」
「う……し、仕方ないなぁ……会議室に着くまでだからね、もー!」
相も変わらず押しに弱い彼女は、竜の爪で拵えた耳飾りをいじりながら目的地を目指す。
と、平静を装う彼女であるが、実際はその正反対だった。
こうしてリーグ本部を訪れる経験など数えるほど。精々ジムリーダー就任に当たっての面接や試験、そしてオープニングセレモニー時の顔合わせぐらいか。
滝のような汗を流す背中はすでにぐっしょりと湿っている。
服が汗を吸って重くなるにつれ、会議室を目指す足取りは重くなっていく。
「はぁ……緊急会議っていったい何事~? って感じ……」
「オォン……」
「もしもアタシがなんかやらかしてたら……うっ」
キリキリと胃が痛み始める。
そんな胃痛がピークに達したのは、物々しい雰囲気を醸し出す扉───招集場として通達されていた会議室の目の前に辿り着いた瞬間だった。
取っ手に手を掛けようとした瞬間、込み上がる不安が躊躇いを生む。
特段不始末に心当たりはない───いや、もしかするとジムを開いてからジムバッジを授与した数が多過ぎるとか、そういった話かもしれない。
「他の人らが凄いから、気後れするんだよなぁ……」
「おっと! もしかして、そいつにゃオレも含まれてたりするか?」
「ひゃ!?」
唐突に背後から声を掛けられ、驚きの余り短い悲鳴を上がる。
「び、びっくりしたァ~!」
「ハハハッ、すまんすまん!」
快活に笑う男性は、隣に連れたドサイドンに飽きられた視線を向けられながら言葉を続ける。
「中々入ろうとしないもんだから、集合場所を間違えたのかと思ったぞ」
「だからって急に声掛けないでくださいよ、リックさん! アタシ、寿命が縮むかと……」
「そうか? う~む、たしかにリーキにもやってみたら反応が悪かったが……もしや、これってウケ悪いのか?」
自分で気づき、勝手に落ち込み始める。
この自己完結に終わった男性こそ、ホウジョウ地方とセトー地方、両地方の建設業界を支える柱。
「ま、まぁ、ウケが悪いかはさておきだ。もう何人か着いてるみたいだからな、オレ達も合流しようか」
「は、はい!」
「っつー訳で失礼するぞー!」
「わっ! そんな自分の庭みたいに……」
「だって、オレの会社が作ったんだぜ?」
自慢げに語るリックが会議室に一歩踏み込めば、中に待機していた数名の視線が、入口に立つ二人へと集中した。
ただならぬプレッシャー。各々の纏う雰囲気のみならず、傍らに連れたパートナーポケモンからも値踏みするかのような視線を向けられる。どのポケモンも百戦錬磨の威厳を漂わせており、気弱な野生ポケモンであればすぐにでも逃げだす空気が、この会議室には満ち満ちていた。
「ひぇ……」
「ピタヤ、こっちこっち」
「ヒマ! もう着いてたの?」
「とっくの前に。ほら、この席に座ってください。ジブンが温めてあげておいたので」
「サンキュ! 席温めてた意味はわかんないけど」
何とも際どい恰好をした女性と代わる形で席に座るピタヤ。
当の席交換を果たした女性はと言えば、空いていた隣の席へと移動するや、深いため息を吐いた。
「……ワンチャンあると思って早めに着いたはいいものの、結局は定刻通りに始まりそうな予感……」
「なに? なんかあった?」
「今日に限って面白そうな挑戦者が来る予定だったのに……」
「あー、そういう……」
ガックリと肩を落とす友人へ、ピタヤは憐れむ視線を向けた。
全員が新規ジムリーダーとだけあって、顔馴染みと言える間柄の人間はほとんどいない。そんな中、年が近く同性の人間が居れば自然と距離が縮まっていく。
会議室の中でも一際異彩を放つ日焼け跡の彼女は、ピタヤにとってそのような間柄であった。
人呼んで、『太陽が振り向く晴女』。
しかし、今に至っては太陽も陰りそうな鬱屈具合。余程ジム挑戦に来る相手とやらが気になっていたらしい。
それも致し方ない。各地方に存在するポケモンリーグだが、各年の参加者はそもそもの競技人口や注目度で上下する。
特に後者は無視できるものではなく、ポケモンリーグ開催初年度となるトーホウリーグの注目度も今や界隈ではトップクラスだ。したがって、チャンピオンを夢見るポケモントレーナーが我こそはと新たなバトルフロンティアへと足を運んでくる。
当然、中には既に実績のあるトレーナーも居る以上、ジムリーダーの目に留まる可能性は十分あり得る話だ。
(にしても、ヒマが『面白そう』なんて……どんな人が来る予定だったんだろ?)
無難なところで言えばポケモンリーグ常連者。
もしくは、それに準ずる著名なトレーナーだ。
どちらにせよ『ジムリーダーの代理を立てろ』との指示があった以上、今日に限ってはジムトレーナーが挑戦者の相手を務める。
留守を任せられる信用のあるトレーナーを選んだものの、やはりリーグが精査に精査を重ねて抜擢したジムリーダーと比べれば腕前は一歩劣る。仮に本日挑戦するトレーナーが居るとして、ジムリーダーを相手にしない事情から突破率は普段を上回るだろう。
運が良いのか悪いのか。
少なくとも今日という日を心待ちにしていた友人にとっては後者のようだ。
「ま、まあ……こう言っちゃなんだけど、普通に再挑戦する可能性もあるし」
「───くだらねえ」
「え……」
突如、割って入ってきた言葉に固まるピタヤ。
錆びついたギアルの如くギギギと振り返れば、ウェーブがかった藍色の総髪を垂らす流し目の青年が、筋肉質な腕を組みながら鋭い眼光を閃かせていた。
「残念がるぐらいならドンとヤってくりゃあ良かったじゃねえか。そっちの方がお互い後腐れなくていい」
「いや、会議に呼び出されたんだし来るのが当たり前っていうか……」
「そんなら会議にも来りゃいい!」
「ギルガルドか、アンタは」
矛盾とも言う。
ピタヤの冷静なツッコミを受ける青年は、タンクトップの下にギャラドスをはじめとしたみずポケモンの描かれたタトゥースリーブを着込んでいることから、一見威圧感が凄まじい。
しかしながら、その人柄を知っているからこそ、押し負けやすいピタヤでも問題なく応答できていた。
と、ここでジト目のヒマワリが問い返す。
「……そういうキミはどうなんです? 代理を立てて来たんじゃ?」
「馬鹿言え。
「はあ!?」
予想外の言葉に座っていたピタヤが立ち上がる。
「ちょっと待って! その口振りじゃあ、ジムの人間に預けた訳でもなくポケモンだけでジム戦やらせるつもり……ってこと!?」
「彼らとぼくぁ以心伝心。指示がなくとも十二分に実力は発揮できらぁ」
ポケモンに対する凄まじいまでの信頼。
ここまで堂々と胸を張って言われれば感心しかないが、やはり常軌を逸した行動にピタヤは眩暈を覚えた。
「なんていう力業を……」
「ポケモンとの絆がありゃあ大概のことは押し通る。そいつが世の常だ」
「それにしたって……まあいいや。それよりもまだ来てない人は……」
「ここに居ない面子なら、さっき喫煙室に……」
「あらぁ? もうこんなに集まってたのぉ?」
「……噂をすればなんとやら」
間延びした声が響く。すれば、リーフィアを連れた妙齢の女性が入室してきた。
白いシャツに黒いスラックスパンツときっちりした服装とは裏腹に、口元のほくろや色っぽい目つき等、重ねた年月が深みを生み出す妖艶な色香までは隠せない。
大人の女性───彼女の為にあるような言葉を会議室に居る全員が脳裏に過らせたところで、女性は足を組みながらピタヤの隣に腰を掛けた。
「煙臭かったらごめんなさいねぇ。ちょっと今一服してきたからぁ」
「だからってリーフィアを空気清浄機扱いはどうなんですか……」
「大丈夫よぉ。この子、わたくしがハッパ決めるの好きみたいだからぁ」
「いや、言い方。色々と危ない!」
「どの辺りがぁ? ウフッ」
傍らに佇むリーフィアは、確かに心地よさそうな表情で首をもたげていた。
このように煙草と危ない香りを漂わせる女性は、自分よりも若いピタヤの様子を楽しむように、長い睫毛を湛えた瞳を細める。
「タバコの姉御。一服してきたのは構やしねえんだが、一人で戻ってきたのか?」
「えぇ?」
キュウの問いに小首を傾げるタバコ。
しかし次の瞬間、扉の向こう側からドタドタと騒がしい、それでいて重量を感じられない軽い足音が聞こえてくる。
バターン! と開かれる扉。
現れたのは肩で息をするナース服の少女───。
「ちょっと! 勝手に置いて行かないでよ!」
「ごめんなさぁい、一服吹かしたら全部飛んじゃって忘れちゃってたぁ」
「合法的な奴よね、それ?」
「吸ってみるぅ?」
「いい。わたしは死ぬまで煙草は吸わないから」
「つれなぁい……」
一本差し出してみるタバコであったが、案の定といった様子で少女には断られる。
そこへ口を出すのはこの男、リックだった。
「そうだぜ、タバコ。いくらなんでもみんなのジョーイさんに煙草勧めるのはダメだろ。イメージが崩れる」
「ちょっと、それは偏見よ。みんなのジョーイさんだって煙草くらい吸いますぅ~。ハードボイルドなジョーイさんは居まぁす!」
「お、そうか? じゃあそうだ、子供に煙草勧めるのはダメだろ」
「そうそう、未成年の喫煙は法律で禁じられて……って、わたしは29よ!! ふざけんな!! 誰が悲しくてこんな訂正しなきゃいけないのよ!!」
「もうすぐ三十路ねぇ」
「みなまで言うなァ!!」
『年上だからって……』と弄ってくる二人へ恨みがましく吐き捨てる少女───否、顔も体も未成年同然の容姿をした女性は、こめかみに青筋を立てながらポスンッ! と勢いよく席に腰掛けた。悲しいね、揺れない。何がとは言わないが。
「ったく、どうしてこんなイライラさせられなきゃいけないのよ。ただでさえ同期がどんどん結婚してくってのに……」
「働き盛りの1年はあっという間だぞ」
「そうよぉ。逃した青春も婚期も取り戻せないわぁ」
「年上のそういう経験談みたいなの、ホント怖いからやめて」
唸るリトル・ジョーイはガシガシと頭を掻き毟る。
ジョーイさんだって結婚をする。ただし、全員が全員結婚相手が居るとは限らない現実を、目の前の白衣の天使は悲しいほどに表していた。
「はぁ、ドンと疲れた……わたしもさっさと帰りたいから会議始めましょ。あと来てないの誰? カルストとアサナギんところは?」
「う~っす……」
「うわぉ!? いつの間に!」
まさに今姿が見えなかった人物からの応答に、シナモンの体は大きく飛び跳ねた。
淡緑色のおかっぱ頭をした少年は、目の下に濃い隈を浮かばせている。睡眠不足だろうかと思えば、突っ伏していた机の下から取り出す飲み物───エナジードリンクをストローで飲み始めた。
「俺様はあんたが来た時から居ましたよ。昨日も挑戦者という挑戦者を打ち倒したはいいものの、睡眠時間が……」
『嘘は良くないロト! 夜更かししてゲームに熱中してただけロト!』
「いいや、ロトム。ポケモンバトルもネトゲも立派なゲーム……どちらの挑戦者にも貴賤なく迎え撃つのは、ジムリーダーとして当然の……」
『違うだロ!』
ベチン! と自分のパートナーに頭を叩かれ、寝不足だった少年は撃沈する。
ここまで流暢に人間と言葉を交わしていたポケモンはロトムだ。機械に入り込んで悪戯する種族だが、つい最近になって専用の機械に入り込むことにより、人間と言葉での対話が可能になった革新的発明は記憶に新しい。
まさしく最先端。
流通数も少ない中、自分用にカスタムしたスマホロトムを携える少年は、ガンガンと鐘が鳴っている頭を抱えながら盛大に欠伸をする。
「ふわぁ……どうしてご主人様にこんな辛辣なんだか」
彼を含めれば7人。
大抵、どのリーグにもジムリーダーは8人居るものだ。トーホウリーグもその例外ではない。
改めて室内を一瞥し、誰一人として見落としていないと確認したシナモンは怪訝そうに眉を顰めた。
「ってことは、来てないのは一人だけ?」
「あの子ねぇ。アサナギジムの」
「トラブルでもあったのかしら?」
「───いや、リリーは所用で欠席だ」
シナモンとタバコの会話に、何者かが割って入る。
自然と年の功を感じさせる声だった。弾かれるように皆が振り向く先には、初老の男性が秘書を傍らに引き連れながら立っていた。後ろへと流した白髪交じりの髪は、ゆるやかに訪れる老いに負けん気概を覚えるようにオイルで輝いていた。パリッと糊の利いた白スーツに対し、首から下げたストールは真っ赤に燃え上がっている。
最たるはサングラスの奥だ。目元の小皺こそ隠せているが、ギラギラと輝く眼光までは隠し切れない。
彼の到着だけで会議室の空気が重くなる。
まるで組織の重鎮が現れたかのように───否、事実現れたのだ。
ジムリーダーよりも
「
「ああ。みな壮健で何よりだ」
リーグとは別に組織のトップに立つリックが、社会人の礼儀として席を立って頭を下げる。
そのまま理事長と呼ばれた男性が向かうは、8人目のジムリーダーが座るはずだった空席。まるで初めから座るつもりだったと言わんばかりの所作に、予期せず重役の隣になってしまった若衆───ピタヤとアップル二人の頬には滝のような汗が伝う。
((よ、よりにもよって……!))
脳裏に過る感想───社会人に限らず、よくある話だ。
緊張感が高まるのを感じたモッコクは薄い笑み浮かべるばかり。むしろ状況を楽しんでいる様子だった。
しかし、若い者を揶揄うのも程々にと咳払いした。
「さて、急な招集に応じてくれたこと改めて感謝する」
ぐるりと錚々たる面子を一望し、モッコクの力強い声は会議室の空気を。
そして、集った強者達の鼓膜を微かに揺らす。
「これから話す内容はリーグの威信……いや、地方の平和に関わるものだ」
心して聞くように、と付け足すモッコク。
すると、ジムリーダーから数分前までの和気藹々とした雰囲気はなくなる。全員が責任感に火をともされたような凛々しい顔つきを浮かべていた。
口火を切ったのはタバコだ。
「それで今回の議題って何かしらぁ?」
「君達も小耳には挟んでいるだろう。各地で起こる事件についてを」
「う~ん、心当たりはあるけれどぉ」
口に出す彼女以外にも、思い当たる節がありそうな者はちらほら居るようだ。
そこへ、
「───『ロケット団』」
『!!』
「全員一度は聞いたことのある名だろう。ジョウトのラジオ塔占拠事件以来、これといった音沙汰はなかったが……あるタレコミを捜査当局が入手してな」
深く息を吸うモッコク。
長い一瞬を経て、宣告される真実。
「奴ら───ロケット団は、復活した。ここ、トーホウの地でな」
光があれば闇もある。
そして悪は闇に紛れて動くものだということを、彼らは改めて知るのだった。
───今年は、一波乱ありそうだ。
Tips;ジムリーダー
リーグよりポケモンジムを任された腕利きのポケモントレーナー。トーホウポケモンリーグはオーソドックスなリーグに倣い、ジムリーダーの人数は8名となっている。ホウジョウ地方側に4名、セトー地方側に4名と分かれていることから、それぞれ『ホウジョウジムリーダー』や『セトージムリーダー』と分けて呼ばれるケースもある。
全員がポケモンリーグによる厳正な審査の下に選び抜かれたトレーナーであり、各々のバトルスタイルに則った異名を持っている。
現在、ジムリーダーの顔ぶれはホウジョウ地方側にピタヤ、リック、ヒマワリ、キュウ。セトー地方側にタバコ、シナモン、アップル、リリーとなっている。
◓オマケ 名前の由来(ジムリーダーver)◓
ピタヤ→ドラゴンフルーツの異名『ピタヤ』
リック→ガー『リック』(にんにく)
ヒマワリ→向日葵(ヒマワリ)
キュウ→胡瓜(『キュウ』リ)
タバコ→煙草の原材料となる植物『タバコ』
シナモン→香辛料で有名な『シナモン』
アップル→リンゴの英名『アップル』
リリー→百合の英名『リリー』
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