レッド「(人間が)はかいこうせんを耐えられるように鍛えるべし」
コスモス「わかりました」(わかってない)
日が暮れたキョウダンタウンの空は、昼よりも一層綺麗であった。
あれほど青かった空と海が、今や夕暮れの朱色を差されたかのように燃えている。澄み渡る空に眩く輝く夕日を遮るものはない。
群れをなすヤミカラスがドンカラスに引き連れられて鳴く空の下、人々は料理の香ばしい匂いに連れられて帰路につく。間もなく家族団欒の時を過ごそうとする町は、昼とは違った温かみに溢れていた。
「ズバット、“ちょうおんぱ”」
「ズバッ!」
だが、ここに精を出してバトルの特訓に勤しむ少女が居た。
他ならぬコスモスだ。今日捕まえたばかりのズバットと呼吸を合わせるべく、何度も何度も技を指示しては呼吸を合わせようと試みる。
彼女にとってポケモンとは道具だ。目的を達する為の手段と言い換えることもできる。
しかしながら、ポケモンを粗雑に扱う真似はしない。道具とは毎日のメンテナンスがあってこそ、100%のパフォーマンスを発揮できるのだ。ポケモンは工具と違い生きているだけで、その点に間違いはない。
いわば彼女は職人だ。
傍から見れば、ポケモンに対し愛情を注いでいるようにしか見えない。それくらいに彼女はポケモンを大切にはしていた。ただ、世間一般で言う“仲間”や“家族”、“ペット”という認識から外れているだけで……。
「……」
コスモスとズバットから少し離れた場所に佇むルカリオ。
彼女がポケモンを大切にしている証拠でもある存在だ。
ルカリオの進化前はリオル。未熟な力ながら、波動を読み取る力を備えており、特段他者の感情を読み取る力に優れている。
そんなリオルが進化するには、リオルが主と定める存在になついている必要があった。
所謂なつき進化と呼ばれる類。ポケモンとトレーナー―――双方の信頼感により、初めて為される神秘の奇跡。
ポケモンがトレーナーになつく道のりも困難であり、日々の世話は勿論のこと、バトルに負けてばかりいればポケモンがトレーナーへの不信感を覚えてしまう。最悪、手持ちから逃げられてしまうといったケースもテレビでは取り沙汰されていた。
その点、ここ数年連戦連勝のコスモスはポケモンにとって勝利の女神のような存在だっただろう。ポケモンもバトルで勝つことに大きな喜びを覚える。その点は人間と大差はない。
だからこそ、ルカリオに進化した―――と言えば少し間違いだ。
お世辞にもコスモスは愛想が良いとは言えない。それは手持ちのポケモンも例外ではなく、もしも臆病な性格のポケモンが加わったとすれば、感情の起伏が表情に出ない彼女を前に及び腰になってしまうだろう。
―――感情を読み取れるリオルを除けば、だが。
「ワフッ……」
『よう、夕飯食った後なのに精が出るなぁ、あの嬢ちゃん』
『ピカチュウ……さん』
ぬるりと背後から現れたピカチュウ―――レッドが引き連れる歴戦の個体に怯え竦むルカリオ。それもそうだ、自分よりも一回りも二回りも小さい電気ねずみに手も足も出せずやられたのだから、屈辱や恐怖を覚えるのは当然だとも言える。
だが、身構えるルカリオを前にフランクな雰囲気を放つピカチュウは、構わず隣に腰を下ろした。
『まあ、そう固くなるな。前にしばき回したのも、久々に骨のある相手やったから、つい熱が入ってしまってな』
『は、はい……』
『俺がペーペーの頃はイシツブテにひぃひぃ言ってたもんだ、はははっ。誰だって弱い頃はあるっていうのに……あの嬢ちゃん、どうしてあんなに焦ってるんだか』
『!』
『なんだ、図星か。カマかけただけなのに』
『え!?』
『素直だなぁ』
思ったことが表情に出るルカリオ。
ピカチュウはそんな彼をカラカラと愉快そうに笑う。
『いいか? バトルは面でも勝負するんだ。表情コロコロ変えてたら足下掬われるぞ?』
『え、えぇ……』
『肝が据わってねえとやってらんねえ。チャンピオンになるって言うなら、意地でも虚勢張ってなきゃならねえ時もある』
『……その必要はありません。自分には主が居ますから』
『なんだ、随分嬢ちゃんに肩入れしてるような口振りだな。どこにそんな魅力感じたんだ?』
『全てです』
『ヒュ~、言うねぇ』
揶揄う雰囲気を漂わせるピカチュウだが、ルカリオの神妙な面持ちは変わらない。
そこには虚勢を張った素振りもなく、本心からの信頼だと理解できる。
これを揶揄うのは失礼だ。スッと真剣な表情に戻ったピカチュウは、そのまま話を促すような視線をルカリオに向けた。
『……ま、誰に付いていくのも己の勝手だ。俺にとやかく言える資格はないねぇ』
『いえ……しかし』
『それよりもどうだ。俺と一杯ひっかけねえか』
『は?』
目が点となるルカリオの前に取り出したのは、赤い果実が枝の先に生っているクラボのみだった。
赤い果実はスパイシーな風味がすることで有名であり、カレーの具材にもよく入れられるほどだ。ピリリと舌が痺れる一方、ポケモンが食せば麻痺が回復する効能もある。
そんなクラボのみを、頬にある電気袋から迸らせた電気で軽く熱を通したピカチュウは、どこからか取り出したケチャップを軽くかけてみせた。
『うめぇぞ、それ』
『あの……自分、辛いのが苦手でして……』
『安心しろ。火を……もっとも、俺の場合は電気だが、熱を通したクラボのみは生で食うよか辛みがない。それよか、ホクホクになった実はほんのり甘くて、それにフルーティな香りがしてなぁ……これがケチャップとの相性が抜群なんだわ』
「ほらよ」とケチャップをかけたクラボのみを差し出すピカチュウ。
思わずゴクリと唾を飲み込んだルカリオは、手に取ったクラボのみから目を離せずに居た。
『い、いただきます』
堪らず口に運ぶ。
シャク、と瑞々しい咀嚼音を響かせて味わう。確かに言われた通り、生よりも辛みが少なく、仄かに甘味が広がる一方でフルーティな香りが鼻を抜けていく。そこにケチャップの塩気と酸味が加わることで、辛いものが苦手なルカリオでも、比較的食べやすい―――寧ろどんどん食べ進めてしまいそうな芳醇な味わいと化していた。
『美味しい……』
『だろぅ? たまにはこれをつまみに一杯引っかけようや』
『引っかけるって何を……』
『そりゃあお前……おいしい水だよ』
『水ですか、ははっ』
『昔、
勝者と敗者という関係を忘れ、談笑する二体。
と、内容こそ密なものであったが、
「バウッ。ワウワウ、ワフッ。クワンヌ」
「ピカ、ピカチュウ。チュウ、ピカピ~カ。チュァ~」
実際にはこのように聞こえる。
「……仲直りできたのかな」
離れた場所にて、カビゴンの上に寝転びながら眺めていたレッドは呑気に呟いた。
***
日を跨いだ次の日。
レッドが“10まんボルト”を喰らって叩き起こされはしたが、彼よりも1時間早く起床していたコスモスは、朝食を済ませ、出立の準備も整えていた。
生活リズムがまったくもって揃わない二人がようやくポケモンセンターを出る頃には、時計の針が8時を指していた。海側から顔を出した太陽も、今や空高くに昇ってしまっている。
「ごめんね、待たせちゃって……」
「いいえ、気にしていませんので」
申し訳なさそうにするレッドに対し、コスモスは至って平静。まったく気にしていない様子であった。
「それよりもジムへ。9時からですから」
「……眠い」
「ポケモンセンターで寝ていても、私は一向に構いませんよ」
「いや……それは流石に良心が……」
淡々と言い放つコスモス。
余りにも表情の変化が出ないものだから、それが厚意からなのか、はたまた呆れから出た言葉なのかも分からない。
もっとも、レッドについては「お前が言うな」とどこかのボンジュール緑がツッコむだろうが。
「着きましたね」
「立派な建物……カントーより凄いかも」
「新設された建物が昔に建てられたものに見劣りすれば、リーグの沽券に関わるでしょうから。多少資金に見栄を張っても、リーグの興行収入等、長い目を見て立派な建物を建てるのは妥当かと」
「そうだね、その通りだ」
この男、まったく理解していない。
コスモスの説明を一片たりとも理解できなかったレッドは、遥か遠くに視線を遣っていた。この様子にはピカチュウも呆れ顔。やれやれと首を振る。
だが、そうこうしている内に彼女はズカズカと建物の中へ足を踏み入れた。
内装も立派だ。豪華絢爛―――とは種類が違うが、“威”を感じさせるものが、この建物のエントランスには並んでいた。
規則的に並ぶショーケース。その中にはどうも文書や写真が収められている。
「歴史……?」
「ホウジョウ地方……いえ、キョウダンタウンの歴史が収められているようです」
何の気なしに呟くレッドにコスモスが応える。
内装といい物品といい、さながら博物館だ―――海原で暴れていた巨大なキングドラを仕留めたという漁師やポケモン達が笑って映っている写真を見れば、特にそう思う。
まだ港町として栄える前から見学すれば、いくら時間があっても足りない。
ちょうどいい頃合いを見計らい、案内に従って挑戦者用の通路を目指そうとするコスモス。勿論、受付であるジムトレーナーに声を掛けて。
「すみません、昨日ジム戦を予約したコスモスです」
「コスモス様ですね。そのぅ……えっと……」
「トラブルですか?」
「うっ、そう面と向かって言われると……あの、まあそれに近いというかなんと言いますか。まだピタヤさん……ジムリーダーが到着していないんですよ」
狼狽しているから何かと思えば、挑戦者と双璧を為すジム戦の主役・ジムリーダーがジムに到着していないとのこと。
連絡も繋がらないようであり、ジムトレーナーも困り切った様子だ。
「遅れるのはいつものことなんですがね……あはは……」
「どうして遅刻をするんですか? 挑戦者を待たせるとはジムリーダーとしての意識が低いのでは? こちらは予約をしているのですよ。ジムリーダーは遅れて、挑戦者は待たされて……非合理極まりない。つきましてはリーグの方へ意見を検討することも―――」
「そこまでにしてあげて……」
止まらぬコスモスの
流石に彼の制止に文句を止めるコスモスであったが、機関銃のような意見に、ジムトレーナーは半泣き状態になってしまった。
「ピ、ピタヤさん……お人好しで押しに弱いんです。頼まれたら断れない性格なんですよ……きっと町の人に何か頼まれて……」
「竜を唸らすドラゴンレディ……挑戦者を唸らせてるの間違いでは?」
「関係者も唸らせてるね……」
「貴方達、結構辛辣なこと言いますね……」
ズバズバと物申す二人に一段と肩を落とすジムトレーナー。
だが、彼を責めてもピタヤが早く来る訳でもない。
「仕方がありません。私が迎えに行きます。場所に見当がつきますか?」
「場所ですか……う~ん、基本的に空を飛んできますから、あの人は。でも、遅れているとなると町のどこかに居る可能性が……」
「見当がつかないのと一緒じゃないですか」
やれやれと首を振るコスモス。
探すとなると一苦労であるが、幸い彼女の手持ちにはルカリオが居た。ジムリーダーともなれば、強い波動を放つポケモンと共に居る可能性が高い。それを踏まえれば、捜索も無理な話ではなくなってくる。
「もしも入れ違いになったら連絡を。それでは行ってきます、先生」
「……いや、俺も行くよ」
「ですが、先生のお手を煩わせる訳には……」
「ほら、俺リザードン持ってるから……空から探した方が早いんじゃない?」
「流石は先生。お言葉に甘えさせていただきます」
(手の平の返し様)
合理的な提案には滅法弱いコスモスらしく、リザードンに乗っての捜索を快諾した。
決まれば話が早い。早速レッドのリザードンに二人共乗って、尚且つルカリオにも波動を探ってもらい、絶賛行方不明中のピタヤの波動を探知してもらう。
二人と一体を背に乗せているリザードン。
しかしながら、背に圧し掛かる重さを感じさせないはばたきを見せ、町の上空を優雅に飛行する。
空は、街路を歩く時とは違う風が頬を撫でる。
鳥瞰する街並みは、蒼い屋根があちらこちらに並び、海や空とも違う蒼さに彩られていた。視点を変えればこうも違うか。
三つの蒼を眺めるレッドは、リザードンの背中から眺める絶景に感動を覚えた。
その間、ピタヤを探していたルカリオが何かを見つけたかのように声を上げる。
「バウッ!」
「先生、あそこだそうです」
「ん……? どれどれ……」
ルカリオが指さす場所に目を落とす。
すると、思わず「あぁ……」と声が漏れてしまった。
上空から見ても分かる人だかり。そこに人が集まる
リザードンに指示し、群衆から少し離れた場所に降りるレッド達。
そこに居たのは―――、
「ピタヤちゃん、今日はきのみの特売なのよ! ポケモン達においしいご飯作ってあげるなら、ちょっと買っていったら?」
「え、ホント!? う~ん……じゃあ、これとこれ頂戴!」
「ピタヤさん、今度お食事一緒にいかがっスか!?」
「えぇ~……! ど、どうしよっかなぁ~」
「ピタヤやい、ちょっとばかし荷物を運ぶのを手伝ってくれないかい……?」
「はいはい! お任せーッ!」
人だかりの中心に佇む女性。
見たことのある紫色のエアリーショートヘアー。シャープな印象を与えるスポーツサングラス。八重歯が覗くチャーミングな笑顔。
「ネットに載っていた人相と酷似していますね」
「言い方が指名手配犯のそれ」
と、他愛もないやり取りを経た二人は、早速人だかりに向かって歩を進める。
集まる人々を邪険にできないのか、一人一人に丁寧な応対を見せるピタヤ。だがしかし、きちんと応対を進める彼女の瞳に二人の姿は映らない。
順番を守ればいずれ目に留まるだろうが、待たされている身で順番を守る程、コスモスは甘い人間ではない。
ルカリオにアイコンタクトで指示し、無理やり人だかりの中に道を作る。
強引に押し退かされた人がコスモス達に目を向けるが、それもお構いなしだ。いつの間にか喧騒も止んでは、群衆の視線がコスモスに集まる。
無論、ピタヤの目も。
「うん? 貴方は……」
「今日の朝一のジム戦を予約していたコスモスです。ピタヤさんでよろしいですね?」
「確かにアタシがピタヤだけど……って、あぁー! もうこんな時間!?」
「ですので、迎えに来ました。早々にジムに来てください」
「ごめんね、挑戦者さん! 今すぐ行くから!」
囲んでいた人々に「ごめんなさい!」と謝るピタヤ。
流石に市民の応対とジム戦では、後者に軍配が上がる―――と思いきや、
「ピタヤさん!」
「っ!? ヨースケくん……?」
「今日、貴方に伝えたいことがあって来ました……!」
なんか来た。コスモスとレッドに留まらず、満場一致でそう思った。
もじもじとするヨースケと呼ばれた男性は、何かを背に隠しているようだった。やや頬を紅潮させ、ピタヤの前に出てくると、背中からリンゴ―――いや、カジッチュを取り出した。
「僕は貴方のことが……」
「だ、駄目! そんなこと言われたら、アタシ……アタシ!」
「好」
フライゴンの じごくづき!▼
「きゅっ!!?」
「フライゴン!?」
どこからともなく現れたフライゴン―――もとい、ピタヤのフライゴン。
彼が手加減して繰り出した突きは、愛の告白を口にしようとした男性の声を封じるに至った。
「フリャ!」
しっかりしなさい! そう言わんばかりに吼えるフライゴンは、「あ~れ~!」と叫ぶピタヤの首根っこを掴む。それからコスモスを始め住民に頭を下げて、ズリズリと彼女を引き連れていった。
と、ある意味竜を唸らせている一面を覗いたコスモスは、ふぅ、と一息吐いた。
「……“じごくづき”が使えるフライゴン、っと。情報を得られてラッキーですね」
「そこ?」
***
舞台は変わってキョウダンジムに。
ピタヤを連れてくるだけで心身ともに疲弊したコスモスであったが、ジム戦はこれからだ。
「それじゃあ早速ジム戦―――と行きたいけれど、その前に施設の仕掛けを解いてもらうわ!」
群衆に揉みくちゃにされていた時とは一変、ジムリーダーらしく毅然とした立ち振る舞いを見せるピタヤが説明を始める。
「奥に来て」
「これは……渦?」
ピタヤに続くように施設の奥へと案内されたコスモスが目にしたのは、巨大な流れるプールだ。ただし、幾条にも描かれる水の道の途中には、キングドラが生み出している“うずしお”によって強制的な方向転換を余儀なくされている箇所も見受けられる。
「そう! 貴方にはこの水の迷路を解いてもらうわ! ただし、このままじゃアタシが待ってる場所までは辿り着けないわ。そこで―――」
「キングドラをどうにかして水の流れを変えろ、という訳ですか」
「ご明察。実際にどうなるかは直接目の前まで行って確かめてねっ!」
「さいですか。ところで」
「うん?」
「“なみのり”できるポケモンが居ない場合はどうすれば」
「気合で泳いで!」
「……」
「む、無言の圧力……ッ!」
“くろいまなざし”で見つめられた時とは斯様な感覚なのだろう。
圧力を感じさせる視線を投げかけるコスモスを前に「じょ、冗談冗談!」と、押され気味なピタヤが声を上げる。
(どうしてこんな人がジムリーダーなのか……まあ、案外こういう人間の方が扱いやすいんですかね)
挑戦者ではなく、チャンピオンに―――延いては裏からポケモンリーグを操るロケット団員として思案を巡らせるコスモス。
いっそ傲慢なまでの考えであるが、そうでもなければ悪の組織の再興など目論まない。
“初代”チャンピオンとなれば、ただのチャンピオンよりも世間の支持を大きく得られる。それは長い目で見れば、金蔓となるスポンサーを釣る餌にもなる。ロケット団の潤沢な資金の一部となる支援金を多く得る為には、どうしても今年のリーグで優勝するしかない。
今日、この挑戦がその計画の始まり。
立ち止まってなど居られないのだ。
「では……行きます」
悪を貫くべく、コスモスは臨む。
例え竜が待ち受ける激流の中でも―――。
「……で、実際のところ何に乗って行くんです?」
「ほら、あそこに泊まってるコイキングボートで」
「“なみのり”もできないしドラゴンでもないじゃないですか」
「う゛っ。で、でも、挑戦者に成長してもらいたいっていう願いから……ね? ほら、登竜門的な意味合いで……」
「進化してもドラゴンじゃないですよね?」
「はう゛っ。……変えた方がいいかな?」
「いいえ。それだけの為に経費を落とすのは無駄なので、やめた方がいいと思います」
「じゃあ始めから言わないで……っ!」
「はい」
本当に行けるかは、今のところはまだ不明だ。
Tips:レッド
かの有名なカントーリーグチャンピオン、その人。
シロガネ山でのんびりしていた時、たまたまやって来たグリーンに「初めてポケモンリーグ大会が開かれる地方がある」との紹介を受け、まんまと観光目的でホウジョウ地方に来た矢先、ポケモンバトルで負かしたコスモスに弟子入りされた不運な人物。
世俗から離れていた影響か、はたまたマサラタウン出身である為か、世間一般の常識からズレている部分があり、時折コスモスとの会話で齟齬が生まれる時がある。
ポケモンバトルの実力は言わずもがなであり、駆け出しとしては破格の実力を持つコスモスも鎧袖一触と言わんばかりにピカチュウで負かした。
ただ朝に弱く、毎朝ピカチュウの”10まんボルト”なり様々な技でたたき起こされている。
手持ちはピカチュウ、フシギバナ、リザードン、カメックス、カビゴン、ラプラス。
ジムリーダーと言えばどの地方?
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元祖! 伝説のはじまり カント―
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チコリータに厳しい旅路 ジョウト
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ケッキング強過ぎない? ホウエン
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ジムというより試練ですな アローラ
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オーオーオオー♪ ガラル