出会いは突然だったよ。
僕がなくしたおもちゃのロボットを見つけたとき、芝刈り機のモーターからポケモンが飛び出してきたんだ
不思議そうに僕に近寄ってきた
ポケモンは笑ったように見えた。
そのとき分かったんだ、僕たちは友達になれるって。
不思議なポケモンをロトムって呼ぶことにした……。
それは、ゲンエイじまでの激戦から一夜明けた朝での出来事だった。
「名残惜しいですわぁ~~~!」
およよ、と今日日珍しい泣き方をする貧乏似非お嬢様ことベガが別れを惜しんでいた。
『結局ベガが一番寂しがってんじゃん』
「べ、別に寂しがってなんかいませんわ! こ、これは……男泣きですわぁ~~~!」
『魂の性別可変式?』
波止場に止まったボートの前にたむろする少女達。
彼女達にしてみれば数年ぶりの再会からのひと時であったのだから、こうなってしまうのも無理はなかろう。
「ミーも寂しいデース、コスモース!」
「ぐる゛じい゛です」
無理があった。
「デネブ氏、オちる。コスモス氏、オちちゃうから」
だから放してあげて、と熱烈なハグを交わしていたデネブであったが、ごくごくまれに常識人になるテリアによってコスモスから引き剥がされる。
「し、死ぬかと思った……」
「確かに今のコスモス氏、死にそうな顔してるもんねェ~。徹夜でもした?」
「博士と違って徹夜に耐えられる体作りはしてないので」
「アッハッハ! 別にワタシだってそんな体作りはしてないさっ!」
「夜勤の人は普通の人より10年早死にするらしいですね」
「急にほろびのうた並みの余命宣告してくるじゃん?」
徹夜もほどほどに、だ。
「……それについては済まなかった」
ここで心底申し訳なさそうに頭を下げたのは、約一週間彼らに衣食住を提供したジーであった。
彼が言う『それ』とは紛れもなく昨夜の一戦。
文字通り死力を尽くしてのバトルであった為、マダツボミ並みに貧弱なコスモスが疲労で気絶してしまったのも当然の帰結であった。
「いえ。あれはあれでいい経験になりましたので」
「……配慮、感謝する」
「……あのお二人、どうされたんですの?」
『ボク知らない』
「オー……蜜月の時を過ごしたって奴デスかね?」
『それ意味分かって言ってる?』
分かっていたら犯罪事だ。
しかし彼らは犯罪者であった。問題ないね。
「それでは皆様、ごきげんよう! この御恩は忘れませんわぁ~!」
『今度来る時は菓子折りとか持って来るので』
「シー・ユー・アゲイ~ン!」
「ま~たねぇ~! ジー氏ィ~! お金貰ったら渡しに来るよ~ん!」
別れの言葉を告げた四人がボートに乗り込み、陸地から遠ざかっていく。
それを海岸から見送っていたコスモス、レッド、ジーの内、寝不足の少女がこんな言葉を吐いた。
「うるさいのが居なくなりましたね」
「急に辛辣過ぎてビックリした」
───この弟子、たまに辛辣になる。
師匠であるレッドはいつか反抗期が来ないかと自分の肩を抱いて震えた。ブルブル震え過ぎて頭に乗っかっていたピカチュウもブルブルマシーンに乗ったかの如く震えていた。
だがそんなことをしていると、今度は違う船が海の向こう側からやってくる。
「私達の船も来たみたいですね」
「ホントだ」
週に一回カイキョウタウンを訪れる定期便だった。
あの船に乗れば、橋が壊れて向かえなかったユウナギタウンまで向かえるという寸法だ。
「一度ならず二度までも橋で足止めを食らうとは。私は橋を渡れない呪いにでも掛かっているのでしょうか?」
「そんなことは……あ」
───12ばんどうろと16ばんどうろ
───道を塞ぐカビゴン
───追い求めたポケモンのふえ
───町から町へたらい回しの日々
「……キットチガウヨ」
「まあ、でしょうね。呪いなんて非科学的なものがある訳ありませんし……」
「ソーダソーダ」
「……先生。どうしてさっきから片言なんですか?」
「サイコソーダ飲む?」
「飲みます」
まるで心当たりでもあるかのような反応だったが、唐突に差し出された
そんな緩いやり取りはさておき、いよいよ着岸した定期船に乗り込んだコスモスは、おもむろに波止場に立つジーの方へと振り返った。
「ジーさんは乗らないんですか?」
「……なに?」
予想だにしていなかったのか、ジーの両目は大きく見開かれる。
「どうしてそんな質問を?」
「いえ。ただ、何となく」
「……そうか」
───社交辞令のようなものか。
そう受け取ったジーはつい昨日増えたボールを手に眺め、懐古に浸りながら口元を緩めた。
「実に魅力的な提案だが……断っておこう」
「どうしてです?」
「私はもう外の世界を望んではいない。今はただ自分を受け入れてくれる世界が傍にあるだけで満足だ」
「……そうですか」
ジーの言葉に納得したような反応を返したコスモスであったが、不意に自身の財布から一枚の名刺のような紙を取り出した。
「どうぞ」
「……これは?」
「私の連絡先です」
「連絡先、か……フッ。私のような男に渡しても利益などないだろうに」
「違いますよ?」
即座に否定したコスモスは、きょとんとした顔で告げる。
「何か困ったことがあれば連絡をください。ものによりますが、力になりますよ」
「……君がか?」
「ええ。その代わり私も困ったことがあったら連絡するかもしれません」
「……だが、私は連絡手段など持っていないぞ」
「だから、先に頼ってほしいんです」
眠たい目を擦る少女はフンスと鼻を鳴らし、
「先に貸しを作りたくない主義なので」
「……そうか」
覚えておこう、と。
そう言ってジーは懐に彼女の名刺を大事にしまった。
そうこうしているとコスモス達の乗った定期船から出発の合図が鳴り響く。
もうそろそろカイキョウタウンともお別れの時間だ。ジムこそなかったが、普通の旅では得られぬ代えがたい経験を得られた島ともサヨナラしなくてはならない。
「それではジーさん、ご達者で」
「村長さんにもよろしく伝えてください」
「ピッピカチュウ!」
「……ああ」
遠ざかる船の上から手を振る一行を見送り、ジーは波止場の上に一人佇んでいた。
「……さて」
船が見えなくなった頃、ようやく男は動き出した。
すると、続々と周囲から隠れていたポケモン達が集まってくる。
「クロバット、マニューラ、ドンカラス、ギャラドス、ヘルガー」
どうにも強面なポケモンばかりであるが、中心に立つ主に向ける表情はどこか柔らかい。
そんな十年来の付き合いの手持ち達に加え、新たに───否。
「ケテ!」
「……ロトム」
これで6体。
今まで欠けていた1体も集い、男の手持ちは全て揃った。
どれほどこの瞬間を待ち侘びただろう?
同年代の子供がチャンピオンに輝く光景をテレビ越しにしか望むことのできなかった時から、随分と長い時間が掛かってしまったものだ。
それでもあの瞬間抱いていた嫉妬は、純粋な羨望へと立ち返ることができた。
───今ならば……。
「……行くぞ、お前達」
男はゆっくりと踏み出した。
数十年前、歩み出せなかった一歩を。
今、ようやく。
***
「それにしても随分長いことお世話になってしまいましたわぁ~」
船上で優雅に茶をしばくベガがぼやく。
『……それはずっとベガがコスモスにバトル仕掛けてたからでしょ』
「んなっ!? ちちち、違いますわよ!! ワタクシはコスモスさんがどうしてもというから……ッ!!」
「バトルするほどフレンドリーというヤツデース!」
「おだまりデネブ!」
などと、同年代の気安い会話をくり広げている一方。
「ン~フフフフ~ン♪」
唯一後部座席でくつろぐテリアは、R印のタブレット端末を弄りながら鼻歌を歌っていた。
「ほほ~ん? つまり、ワタシはロケット団の研究者チームに入ればいいってことね?」
「モン、モン!」
「お? モンちゃんも気になるかい?」
「モ~ン!」
「そうかそうか! そりゃあ気になるよねェ~!」
隣で楽しそうに声を上げるモンちゃんに、テリアは同意する。
「メインの研究はシャドウポケモンの『強化』と『制御』! それに並行してのクローン作製! 折角やるんだったらトコトン、だよねェ~!」
「ミュ~~~!」
「コラコラ、モンちゃん。興奮し過ぎ♪」
ピンクの不定形が小動物型になったところでテリアが宥める。
「あら? 今の声……野生のポケモンでも乗り込みましたの?」
「いんや。いつものモンちゃんの『へんしん』さ♪」
「モ~ン!」
怪訝に思ったベガが振り返ったものの、そこにはグネグネピンクスライムのメタモンしか確認できない。
ベガは釈然としない表情でティーカップに注がれた緑茶を一口含む。
「……気のせいだったかしら」
「そうそう。気のせい気のせい♪」
「モンモ~ン♪」
グネグネと身体を変形させるメタモン。
そんなパートナーを撫で回すテリアが眺めていたのは、とあるポケモンのデータだった。
「ミュウツーかぁ」
いでんしポケモンの名を冠すとある科学者の狂気の産物。
テリアはそれを爛々と輝く好奇を宿した瞳で眺めながら、隣に浮かぶモンちゃんの頭を撫でる。
「
「ミュ~~~!」
「コラコラ。また『へんしん』解けちゃってるゾ♪」
へんしんポケモン、メタモン。
見たものに変身する。
ただし
***
荒れる波を切り裂くようにして定期便の船は進んでいく。
馬力は十分。時折跳ねるよう上下する船の動きはさながらアトラクションだった。スリルは満点である。
「うぇっぷ」
「酔い止め飲みますか?」
「はい」
そして、胃の内容物は回転である。
朝食が胃の中で『じごくぐるま』を食らっているレッドは、当然の如くドクロッグのようにグロッキーになっていた。
いかに船が揺れようと微動だにしない体幹を有していたとしても、胃の内容物まで制御する術を人間は持っていない。持っていたとしたらエスパーだ。
しかし、こうして船に揺られるレッドはとある人物のことを思い返していた
(これがサント・アンヌ号の船長が見ていた世界……!)
豪華客船サント・アンヌ号を操舵していた船長。
船乗りなのにも関わらず船酔いしていた彼を思い出すと、自然とお礼に教えてもらった『いあいぎり』も思い出す。
「ぐっ……ちょっと精神統一の為に『いあいぎり』してくる」
「さいですか。ここで待ってます」
「すぐ戻ってくるから」
そう言ってレッドは席を立っていった。
少しすると扉の先から『お客様!? 現在船内は大変揺れておりますのでご着席……えっ? 『いあいぎり』をしたい? どういうことですかお客様!? 困ります!! 困ります!! お客様!! あーっ!! 困りますお客様!! あーっ!! お(ry』と聞こえてくるが、コスモスは一向に気にした素振りを見せない。
(……あの時のセレビィ)
少女の視線は指で摘み上げたメガストーンに注がれていた。
時渡りしてきたセレビィが渡してくれたこの石がなくば、恐らくはジーに勝てなかったと断言できるであろう代物だ。
だが、考えれば考えるほど都合が良過ぎるとコスモスは思った。
ジーの手に渡ったボール───ロトムもだ。彼の反応を察するに、あのロトムは元々ジーの手持ちだったと思われる一体であり、そんなポケモンと再会できたからこそジーの凶行を止められた。
全てが結果論。
だからこそ、次第に違和感が浮かび上がってくる。
(
───考え過ぎだろうか?
一方でこのような考えに至ってしまうほど、あの一連の流れは
もしも仮にセレビィ───未来と過去を行き来する彼のポケモンに、今回の一件を関わらせられるとすれば何者か。
(それこそ
『困ります!! お客様!! いくらキャモメの群れに襲われてるからといって応戦しないでください!! あーっ!! 困ります!! お客様!! お客様!! 『いあいぎり』で迎え撃たないでください!! あーっ!! お客様!!』
(……流石先生。生身一つでポケモンに迎え撃つなんて)
船上でもブレぬ体幹。ポケモンの技で激しく揺れる場合もあるポケモンバトルにおいて、体幹は決して無視できぬ要素の一つであろう。
そんな体幹の鍛錬を積んでいる(?)レッドに感服を受けたコスモスは、一旦それまでの思考を脇に置いて己も甲板へと向かって行く。
「先生、見学してもよろしいでしょうか?」
「え? あ、うん」
「お客様!? 困ります!! これを見学しても何も学べることはありません!!」
「そんなことはありません。先生はいつだって私に素晴らしい学びを得させて……」
「……あ。今度はペリッパーが来た」
キャモメ達が『いあいぎり』でやられて怒った群れの強者共が、こぞってレッドを狙っていく。特性の『あめふらし』で周囲一帯の海域に激しい雨が降り注ぐ。足場は濡れて瞬く間に滑りやすくなった。
「なるほど。あえて足場を滑りやすくした上で体幹を鍛えるという訳ですね」
「お客様!! 納得しないでください!! 体幹を鍛えたいのでしたらジムに行ってください!!」
「言われなくとも私達はジムに向かっています。そこで勝つ為にこうして体幹を……」
「ジムはジムでもポケモンジムじゃありません!! 人間ジムですお客様!!」
「人間ジム……ふふっ」
「笑ってる場合じゃありませんお客様!! 早く船内に戻らないと投げますよお客様!!」
強硬手段に打って出る船員に船内へ投げ込まれるレッド&コスモス。
一方で襲い掛かってきたペリッパーも荒波の如く荒ぶる船員に海へと投げ込まれ、戦線離脱させられていく。
やはり体幹を鍛えた人間は強い。
コスモスは今日もまた一つ学びを得るのであった。
そして、次なるジムがある町───ユウナギタウンは目前に迫っていた。
***
カイキョウタウンの一角に佇む家があった。
つい最近まで図々しく住み込んでいた居候と喧しい来客が屯していたとは思えぬほどに、シンと静まり返っている。
「……」
本来の静けさを取り戻したというべき光景。
しかしながら、それを見つめる男の瞳はどこか名残惜しんでいるようだった。
「フッ」
以前の自分ならばありえない───いや、認めない感情だったと男は自嘲する。
思い返すほどもない代わり映えのない日々を20年も続けていた。何も感じない、何も考えない日々はある意味では自分にとって理想の生活ではあった。
ただし、それもあくまで『以前の自分なら』の話。
今は、違う。
「もう行くか」
女性の声だった。
同時に、唯一この島で聞き慣れているといってもいい相手だと理解し、振り返る。
「おまえも自分の使命を見つけたのじゃのう」
「……見送りにでも来たか」
「そう訊き返すとは、やはりここを発つつもりなのじゃのう」
名残惜しいのぅ、と漏らすのはカイキョウタウンの村長だった。
しかし、その口振りとは裏腹に彼女の表情には喜色が滲み出ていた。
「……厄介者が出て行って嬉しいか」
「何をたわけたことを。そんなに性格が悪いように見えるか?」
「……ああ」
「冗談を言えるようになったか。フフッ、人間いくつになって成長するか分からんもんじゃのぅ」
クツクツと喉を鳴らす村長は、男の横に並ぶや共に住処を見上げた。
すっかり年季が入り、あちこちにガタが見えてボロ家同然だ。家主が居なくなればあっという間に朽ち果ててしまいそうな危うさが漂っている。
「おまえの代わりに手入れする人間が要る。まあ、しばらくはわしが面倒を看てやろう」
「帰ってくる保証はない」
「元より気長に待つつもりじゃ」
鷹揚に頷き、村長は男の方を向いた。
「いつの時代も人には帰る場所が必要じゃ。おまえが自分の在るべき場所を見つけたと言いに来るまでは、わしがここを守っておく」
「……すまない」
「なあに、待つのは慣れっこじゃ。見送るのもな」
万感を込めたような声音だった。
彼女がいくつであるのかは知らないが、けっして若くはない自分よりも年上なのだろうという確信を、男は抱いていた。
ただ抱いたまま、男は瞼を閉じる。
眉間に寄った皺の数は、彼女に対する申し訳なさの表れだっただろう。理由は続く言葉だ。
「長い旅になる」
「そうか。人生を賭してでも為すべき使命があることは、ある意味幸せじゃのぅ」
「……だが」
「なんじゃ? 歯切れを悪くしおってからに」
「他人に迷惑を掛けてでも為すべきか……まだ私は決断しかねている」
ここに来て、男は悩んでいた。
だが、それは真っ当な苦悩であった。
彼の人生はけっして褒められたものではない。いかに苦痛を強いられたからとはいえ、そこから逃げる為に強いた罪は数知れずだ。
今更一つ増えたところで……とは思わない。
かつての友達と奇跡的な再会を果たした今だからこそ、過去に犯した罪の一つ一つを男は悔いていた。
「フム……なるほどのう。あたしが家守を買って出たから旅に赴けんと。そう言っておるのじゃな?」
「いいや、そういう訳では……」
「なら安心するといい。わらわは別に迷惑とは思っておらん」
「……すまない」
「ふぅ、旅立ちだというのに陰気臭い顔じゃのう」
やれやれと首を振る村長だが、その口元は微笑みを湛えていた。
「じゃが、それも感情があるからこそ。感情なくば意志を発さず、意思なくば知識を求めず、知識なくば感情を判らず。どれを欠いても心とは成り立たん。ここは一先ず、おまえが心を尊ぶようになったことを喜ぼう。しかし───」
村長は不意に語気を強めた。
否応なしに男の視線は彼女の方へ向いた。そこには懐かしいものを見るような瞳が佇んでいた。
まるで、男を通して誰かを見ているようだった。
同時に彼女の瞳に映る自分の姿から、
そして、
「誹謗も賞賛も所詮は他人の感情。重要なのはオマエ自身がどうあるべきかを強く持つことじゃ」
「!」
「オマエの道には苦難が多くなるだろう。だからこそ腐らず、驕らず、現実にドッシリと構えて立ち向かえ」
それから村長は『受け売りじゃがのう~』と呑気な声音を発し、踵を返した。
「……待て」
「む、なんじゃ?」
「……礼を」
「ほう?」
「礼を、言わせてくれ」
ぎこちなくだが、男は真っすぐに村長の方を見据える。
落ち窪んだ双眸には光が宿っていた。太陽にも負けぬ眩い光だった。
それは、本当に光り輝く大切なものを取り戻したように。
それは、本当に美しく輝く幸せを思い出したかのように。
純粋だったあの頃の光を宿した瞳は、まるで綺羅星だった。
「ありがとう───コギト」
はっきりと告げられた感謝の言葉に、コギトと呼ばれた女性は柔らかな笑みを湛えながら呟く。
「……達者でな、
かくして男は旅立つ。
時空の狭間の地より、新世界に向かって。
彼の歩みに恐れはない。
何故ならば、すぐ隣に自分を受け入れてくれる小さな世界があるからだ。
社会なんて、世界なんてそんなものだ。
新しい世界は、常に新しい出会いと共にある。
それがこの世界、ポケットモンスターが生きる世界だ。
Tips:コギト
カイキョウタウンの村長を務める女性。見目麗しい壮年に見える美魔女であるが、本来の年齢がいくつであるかは島民の誰も把握していない。ただひとつはっきりとしていることは、彼女が誰よりも長くカイキョウタウンに居を構えているという事実だけである。
シンオウ地方に構えているとある写真館の一枚に、彼女によく似た女性が写っているが詳細は不明。