転生者はシンフォギア世界でオリジナルシンフォギア装者として生きるようです 作:アノロン在住の銀騎士
狭間の地をウロウロしているので初投稿です。
そんな訳でエルデンリング買いました。
楽しい。
オープンワールドが本当に広いし、馬に乗ってどこにでも行けるので見知らぬ武器を求めてウロウロしちゃう。
楽しい。
ウロウロしすぎてレベル的に合ってないエリアに行って速攻で死んだ。
楽しい。
これこそフロムなんだよなぁ。
フロムの伝説ブレスオブザエルデンだよコレ。
そんな訳で、面白いので次回投稿が不定期になります。
エルデンリング面白いから仕方ないよなぁ(同調圧力)
今回でライブ会場惨劇編終幕。
次回からは、事件の後始末を書いていきます。
神獣鏡融合型異形パーフェクトソルジャーの肉体が弾け、全身から鏡面の棘が無数に生える。
さながらウニのよう。
この鏡面鋭角構造体こそ、神獣鏡融合型の発光器官。
鏡面反射の棘から日の出の如き光が放たれる。
それらは一つとなり、ライブ会場に向けて発射された。
俺は戦輪を盾のように構える。
光を防ぐためではない。
神獣鏡の光はシンフォギアのアームドギアなど障子紙めいて破り捨てるから。
これは、攻撃のための構え。
アームドギアをぶつけるわけにはいかない、俺の決死の一撃だ。
───紅鏡光線───
アームドギアから光が放たれる。
光線と光線がぶつかり合い、紅と紫の光が弾ける。
(……流石に、強い!)
神獣鏡融合型の光線の圧が強い。
聖遺物を暴走させているのだろう。
放たれたエネルギーはどんどん強くなる。
こちらの戦輪から放たれる光が押し負けつつある。
溢れた神獣鏡の光が、少しずつライブ会場に降っていく。
「きゃあああああッ!」
「腕が、俺の腕がッ!」
「うわあああああ……ッ」
人々の悲鳴。
神獣鏡の光に焼かれた人々の悲鳴が聞こえる。
神獣鏡の光はまだ強くなる。
こちらの光線で抑え込めなくなる。
抑え込めなくなれば、さらなる光が会場を焼くだろう。
なら。
躊躇ってる場合じゃ、ないよねぇ……?
「Gatrandis babel ziggurat edenal……」
「Emustolronzen fine el baral zizzl……」
「Gatrandis babel ziggurat edenal……」
「Emustolronzen fine el zizzl……」
俺はもう一度、絶唱を唄う。
ネフシュタンの蛇が肉体を癒やしてくれたので、もう一度歌えるのだ。
日に二度の絶唱。
フィードバックが回復したとはいえ、後が怖い。
だが、ここが無理のしどころである。
戦輪から放たれる光線が強くなる。
今までのがビームマグナムなら、今の光線はZZのハイメガキャノンかしら。
暴走状態の神獣鏡の光すら押し返している。
このまま、融合型異形パーフェクトソルジャーを撃破する。
そうすれば、神獣鏡も止まるのだ。
「堕ちろよォッ!!」
血反吐を吐きながら叫ぶ。
戦輪の光が、神獣鏡融合型を飲み込む。
神獣鏡融合型は肉体が塵となり、機械の部分は溶解した。
神獣鏡そのものも熱で破壊しただろう。
光は空を飛ぶエンジェノイズを多数飲み込む。
そして閃光は細くなり、消えた。
流石に限界である。
光の消えた戦輪から炎も消える。
全身の装甲から噴出していた炎もまた、消える。
空を飛ぶ俺もまた、重力に従い堕ちていく。
エネルギー切れだ。
気合で炎を出そうとするが、イガリマ融合型とシュルシャガナ融合型がこちらに向かって跳躍するのが見えた。
弱りきった俺を殺すつもりか……。
「ナルくんッ!!」
響ちゃんと未来ちゃんの悲鳴が聞こえる。
地面に蹲って、空を見上げている。
俺を見ている。
目があった。
泣いていた。
イガリマの刃とシュルシャガナの刃が俺に迫る。
首元と心臓を狙う刃。
体をひねる。
戦輪を振るう。
刃が逸れる。
狙いがズレる。
両刃は俺の皮膚一枚を裂き、3人縺れて地面に叩きつけられた。
「が……、ぁ……ッ」
呻く。
痛みで意識を失いそうになる。
力が入らない。
戦輪は落下の衝撃でどこかに飛んでいった。
イガリマ融合型と、シュルシャガナ融合型は。
互いの刃が互いに刺さり絶命していた。
ライブ会場が陰る。
空を見る。
赤い夕日に照らされて、エンジェノイズが降下してきていた。
先程焼き払った筈のエンジェノイズが、またどこからか現れていた。
「思ったよりも浄罪は出来なかったか。だが、贅沢は言えないな。
さあ、我が下僕たちよ、シェム・ハの巫女たらん者たちを攫うとしようか」
ツァバトの哄笑が響く。
エンジェノイズたちが一斉に降下する。
その、エンジェノイズたちを。
水と、
炎と、
風と、
地が、
粉砕していった。
「よく耐えた、一鳴くん」
訃堂司令の声が聞こえて。
俺は。
意識を手放した───。
◆
キャロルたちが暴走した銀腕融合型異形パーフェクトソルジャーを倒し、ライブ会場に突入した時、事態は終焉に向かっていた。
瓦礫の積もった会場。
白銀の蛇だった聖遺物の残骸。
炎と崩落の跡。
地に倒れ伏した人々。
泣き叫ぶ声。
母を、子を呼ぶ声。
誰かの名を叫ぶ声。
血まみれの誰か。
無数の人に踏みつけられ、微動だにしない子ども。
焼け焦げた死体。
手が、足が、頭が潰れたかつて人だったもの。
恐怖に震えた人たち。
そして。
地に倒れ口から血を吐き、血涙を流しながらなお立ち上がろうと藻掻く一鳴。
その一鳴の視線の先を追った四人は、天に無数に蠢く白い怪物たちを見た。
エンジェノイズ。
それらが会場に降り立とうとしていた。
ライブ会場には一人の女性が立っていた。
三対六翼を背中から生やした白い女性。
訃堂はその顔に見覚えがあった。
シェム・ハと同じ顔。
その顔の女が笑っていた。
人々が倒れる地獄の中で……。
「思ったよりも浄罪は出来なかったか。だが、贅沢は言えないな。
さあ、我が下僕たちよ、シェム・ハの巫女たらん者たちを攫うとしようか」
彼らの行動は早かった。
キャロルと了子が錬金術で地に降り立つエンジェノイズたちを撃破。
弦十郎が即座に生き残った観客たちの護衛に向かい、訃堂は一鳴の保護に駆けた。
「よく耐えた、一鳴くん」
訃堂は一鳴にそう声をかけた。
一鳴は一瞬目を見開くと、気絶した。
最後に、安心したように目を閉じて……。
「……■■■■」
ツァバトが、訃堂のかつての名を呼ぶ。
「今は、風鳴訃堂だ。シェム・ハの残骸よ」
訃堂が言い返す。
「残骸? 残骸は貴様だろう。老いさらばえたアヌンナキよ」
ツァバトが眉間にシワを寄せて言い返した。
「私はツァバト。シェム・ハの子だ。断じて残骸ではないッ!」
「物は言いようよなぁ」
訃堂が鞘に収められた群蜘蛛を抜く。
刀身には白銀の血、銀腕融合型を斬った時についた血だ。
「戦うつもりか老いぼれ。我が戦力はこれこの通り」
ツァバトが笑う。
訃堂を囲むようにエンジェノイズ着地。
5メートル級の巨体。
全身に眼球のついた個体。
二対四翼の個体。
様々なエンジェノイズ。
どれも強力な個体だ。
「我が下僕も、我の代理肉体も無数に用意している。物量ですり潰してやろう」
そうツァバトが言い放った直後。
訃堂を囲むエンジェノイズが粉砕された。
錬金術である。
放ったのはキャロル!
「風鳴訃堂ッ! 一鳴はッ!?」
「オヌシの弟子は無事じゃ。キャロルちゃん」
キャロルが訃堂の横に立つ。
視線は一鳴に向けられていた。
「観客は?」
「弦十郎と了子に任せてきた。緒川もピンピンしていたからもう大丈夫だろう」
キャロルはそう言った。
「そうか。キャロルちゃん、頼みがある」
「……なんだ?」
「上空、高度5kmから10kmほど。
「……わかった」
怪訝とするキャロル。
だが、訃堂の言う通りに、錬金術でもってエネルギー弾を撃ち出す。
エネルギー弾は天空に昇っていき、そして。
「やはり、隠していたか」
訃堂が言う。
ツァバトの顔が憎々しげに歪む。
「貴様……ッ!」
ツァバトが隠していたもの。
それは、空に浮かぶ巨大な完全聖遺物。
全長3km、鶴のようなシルエット。
その名は【メルカバー】。
神の戦車、あるいは神の玉座という意味の完全聖遺物であり、古代インドに存在した完全聖遺物ヴィマーナと同種の聖遺物。
そのメイン機能は、自律機動兵器の格納と運用。
要は空母としての空中浮遊兵器。
そのメルカバーが、ライブ会場上空に浮いていた。
「突如空から降ってくるエンジェノイズ。神獣鏡。状況証拠のみではあったがのぅ」
「神獣鏡の特性の一つ、ウィザードリィステルス。対象を不可視とし、振動、その他シグナルの一切を低減・遮断し、 索敵機器の目をくらませる。それをあの巨大な聖遺物に組み込んだか」
「その通りだ」
メルカバーを晒され、観念したかのようなツァバト。
「あれは我らが玉座、メルカバー。あの中には我が契約者と、我が下僕たちが積載されている」
「ほう、ペラペラと」
「あれを暴いた褒美だ。そして、取引だ」
ツァバトは言った。
「
「なに……ッ!?」
ツァバトの言動に驚くキャロル。
「当たり前だ。ウィザードリィステルスはそこの錬金術師のせいで一時停止。今の状態では通常兵器でも落とせるだろう。そうなれば契約者は死んでしまう。
だからこそ、撤退する」
「それを見逃す儂らだと?」
「見逃すとも。お前たちは」
ツァバトが、にや、と笑う。
「もしこのまま戦うというのなら、エンジェノイズを市街地にも放つ」
その言葉と共にエンジェノイズがメルカバーから発艦される。
メルカバーの周りで無数のエンジェノイズ旋回!
「……ッ!」
エンジェノイズは未だ健在。
対して二課は一鳴が戦闘不能となり、キャロルだけでエンジェノイズと戦わねばならない。
「…………よかろう」
訃堂が言う。
血がこぼれるほど拳を握りしめる。
「早く去れ。残骸」
「そうするとも、老いぼれ。巫女はしばし預けよう」
ツァバトが六翼を広げて飛翔。
メルカバーに向かう。
ライブ会場に展開していたエンジェノイズたちも、攻撃を中止し、ツァバトの後を追う。
ツァバトがメルカバーの中に消えた後、メルカバーはエンジェノイズを連れて夜の空に消えた。
訃堂はそれをただ見ていた。
拳を握りしめ、ただ見ていた。
◆
2041年1月6日。
この日ツヴァイウィングのライブ会場を襲撃したツァバトによる惨劇で、12674人もの人命が喪われた。
ライブ会場から避難する途中、逃走中の将棋倒しによる圧死や、 避難路の確保を争った末の暴行による傷害致死が殆どを締めていて、エンジェノイズによる死亡数は1/3以下である。
本来の歴史において。
ライブ会場で発生したノイズの大量発生による惨劇の死者は12874人。
この世界の死者は200人少ない。
これは一鳴による奮戦の成果であり、また巫女選定のために加減したツァバトの気まぐれのせいでもある。
そして、この200人こそが神獣鏡に浄罪され、巫女の資格を得た者たちである。
その中には、立花響と小日向未来も含まれている……。
2041年から2043年の間の展開について
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二年後に!!!シャ(ry(時間を飛ばす)
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それなりに描写して♡(3〜4話分ほど)
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ちゃんと書け♡(話数が嵩む)