転生者はシンフォギア世界でオリジナルシンフォギア装者として生きるようです   作:アノロン在住の銀騎士

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switch版のダクソリマスターを買いました。
switchの画質がとても良いので、アノール・ロンドがとても美しい。
そんな美しいアノール・ロンドで働く銀騎士です、よろしくおねがいします。



第十話 戦闘チュートリアル(フロム・ソフトウェア仕様)

「と、いう訳で三人の彼女が出来ました」

「頭でも打ったの?」

 

未来の第一声がそれであった。

 

八月中旬。

お盆のある日。

一鳴と未来の二人は立花響の家に来ていた。

響の夏休みの宿題を手伝う為であった。

 

「だって響ってば、いっつも夏休みの宿題最後までやってなくて私たちに泣きつくんだもん」

 

と、いう訳であった。

最後に泣きを見るくらいなら、早々に響の家に集まって宿題を片付けてしまおう、という事になったのだ。

そして今は休憩中。一鳴は最近の事情を二人に説明していた。

すなわち、美少女三人が彼女になった事を。

 

「頭なんて打ってないんだよなぁ」

「……変なハーブでも」

「吸ってないんだよなぁ」

「……変なゲームでも」

「持ってないんだよなぁ。現実なんだよなぁ」

 

これ証拠、と一鳴はスマホを見せる。

画面には一鳴を中心に、調とマリアとセレナ。三人の美少女が一鳴に抱きついていた。

 

「……合成?」

「いいえ、自然体です」

「本当に?」

「イエース」

 

なかなか信じない未来であった。

一方響は目を輝かせている。

女の子はコイバナ大好きだからだ。

 

「ね、ね!この子達本当にナルくんの恋人なの!?」

「そうわよ」

「わー、スゴイ!」

「もー響ったらすぐ信じるんだから……」

「未来ちゃんもいい加減信じてよ……」

 

なかなか信じられない未来であった。

 

「だって、恋人三人だよ?普通独り占めしたいと思うんじゃない?」

「俺もそう思ったけどもね、『一人抜け駆けしたら、残る二人は全力で奪いに来る』って三人ともが豪語してね。なら三人とも恋人になればいいじゃんって事らしいよ」

「えぇ……」

 

困惑する未来であった。

そんな未来とは裏腹に質問をぶつけていく響。

 

「三人ともアグレッシブなんだね!なんて名前なの?」

「この黒髪の子が月読調ちゃん、一つ年下ね。この人がマリアさん、高校生なのよ。で、この子がマリアさんの妹のセレナさん。三つ年上。みんな可愛いでしょ」

「うん!でもどこで知り合ったの?」

「いつものボランティア活動よ」

「あぁ、守秘義務盛り沢山の」

 

未来さんがそう言う。

一鳴はシンフォギア装者である。

二課に所属し、日夜人々を守るためのトレーニングを積んでいる。

二課は最新技術や異端技術のメッカである。それを狙うスパイも多い。

故に一鳴は二課での活動をボランティアと偽装しているのだ。

そしてそのボランティア活動の内容には守秘義務が課せられると響や未来に説明していた。

 

「美少女たちと知り合うボランティアって何なの?」

「守秘義務です♪」

 

頬っぺに人差し指を当てて顔を傾けニッコリ笑顔で答える一鳴。

未来は無言で頭をはたいた。

 

「あだっ」

「それ、二度としないで」

「はい」

 

未来の目はどこまでも冷たかった。

-5100℃の如しであった。

二人の力関係がよく分かる一幕であった。

 

「まぁ、あれよ。孤児院で出会った子達よ。ボランティア活動の一環で立ち寄った時にね」

「あーそれで」

「ふーん、ボランティア活動でね……」

「ところで、響ちゃんや。宿題はあとどれくらいかね?」

「うぅっ」

 

一鳴の質問に呻く響。

未来が追撃を重ねる。

 

「響?あとどれくらいなの?」

「うぅ……。算数ドリルがあと半分。読書感想文と自由研究と絵日記です……」

「全然終わってへんやん?どゆこと?」

「で、でも今日で漢字ドリル終わらせたよ!」

「すごいね響。でも休憩は終わりだよ。さぁ、算数ドリル開いて。これも今日終わらせるよ!」

「そんなぁ~!」

 

そんな夏休みの1日であった。

ちなみに、この後響はキチンと算数ドリルを終わらせる事が出来たとさ。

 

 

 

 

三日後。

二課の発令所に緊張が走った。

ノイズの集団が現れたのである。

 

「郊外にて、ノイズの反応を確認!」

「規模は!?」

 

発令所に詰めるは護国の防人、司令訃堂とその息子にして副司令弦十郎と八紘。

それを支える銃後の守りたるオペレーター陣。

そして、我らがシンフォギア装者、一鳴。

 

 

 

ノイズ集団の規模【1D10】

 

1 小規模(10体ほど)

2 中規模(50体ほど)

3 中規模(50体ほど)

4 中規模(50体ほど)

5 小規模(10体ほど)

6 中規模(50体ほど)

7 中規模(50体ほど)

8 大規模(100体ほど)

9 大規模(100体ほど)

10 大規模 + なんか黒いノイズが混じってる

 

結果、【10】

 

 

 

「ノイズ集団約100体と推定。現地の映像、出ます!」

 

先に現場に赴き、住民の避難とノイズの足止めをしていた一課から現地の映像が送られる。

そこに映っていたのは、多数のノイズと……。

 

(なんでカルマノイズがいるんだよ!?)

 

一鳴は驚愕した。

そこには、黒いノイズが映っていたからだ。

タイプは人型の、アイロンめいた手を持つノイズ。

 

カルマノイズ。

戦姫絶唱シンフォギアXDUに出てくる敵キャラクターである。

見た目は黒いノイズであるが、その能力は桁違いであり、装者たちが絶唱やエクスドライブを用いなければ倒せないほど。

通常攻撃では倒しきれず、体を再生させてしまうしぶとさを誇る。

また、通常のノイズは人を炭化させる際に自らも炭化し消滅するが、カルマノイズは炭化する事なく無尽蔵に人を炭化させ続ける。

更に呪詛の塊であり、人々の精神を汚染させて破壊衝動を植え付ける。

 

つまりとても厄介な敵なのであった。

序盤のチュートリアルで出ていい敵じゃないのだ。

 

「住民の避難は!?」

「近所の老人ホームの避難がまだ済んでいないとのこと!」

「ヌゥーッ!」

 

訃堂が唸る。

 

「司令、出撃の許可を!早くしないと老人ホームの人たちが」

「無論だッ!すぐに出撃───」

「待て」

 

一鳴に出撃の許可を出そうとする訃堂。

それに待ったをかけたのはキャロルだ。

 

「キャロルちゃん?」

「オレも共に出る」

「キャロルちゃんも!?」

「ああ。初出撃のバカ弟子が心配なのでな」

「キャロルちゃん……ありがとう!」

「ふん、さぁ行くぞ。遅れるなッ!」

 

一鳴にとってキャロルの同行はありがたかった。

相手は100体のノイズと、カルマノイズ。

自身だけで倒しきれるかわからなかった。

そもそも生きて帰れるかさえも。

だからこそ、キャロルの同行は嬉しかったのだった。

 

「よし、一鳴、キャロル。共に出撃し、人々を守れ!」

「「はいッ!」」

 

 

 

 

現場に到着したのは出撃の五分後であった。

ヘリコプターに乗ってきたので早かった。

 

「よし、行くぞ。遅れるなよ」

「はい!」

 

キャロルは既にダウルダブラのファウストローブを纏っていた。無論、ノイズ対策は万全であった。

キャロルが先にヘリコプターから飛び降りた。

それに続く一鳴。

 

『───── Sudarshan tron』

 

飛び降りながら聖詠を歌う一鳴。

一瞬にしてシンフォギアを装着する。

黒い部分の多い赤銅色の装甲。

細身の機械鎧は全身を覆い、腰から伸びる大型スカートアーマーは脚を隠す。

背中に1mほどの輪が接続される。

顔の上半分を仮面が隠し、額からは角型アンテナが伸びる。

これが一鳴のシンフォギア、スダルシャンである。

 

空から落ちながら一鳴は町を見る。

極彩色の群れが町を進む。その戦闘はカルマノイズ。

向かう先は老人ホーム。寝たきりの老人が多くて避難に手間取っていた。

 

「まずは数を減らすッ!」

「はい!」

 

キャロルはそう言うが早いか、錬金術による火炎と烈風でノイズを撃破していく。

続く一鳴も攻撃を開始する。

 

 

 

先制攻撃(残り101)【1D10】

 

1 20体倒した

2 30体倒した

3 30体倒した

4 50体倒した

5 20体倒した

6 30体倒した

7 30体倒した

8 20体倒した

9 50体倒した

10 通常ノイズは全て倒した

 

結果、【6】

 

 

 

スダルシャンとは、インドの最高神ヴィシュヌが用いたというチャクラムの事である。

108のノコギリ刃を持ち、太陽神スーリヤの発する光を削って作られたと言われている。

故にスダルシャンは、そのシンフォギアは太陽のプロミネンス吹き出す炎の戦輪である。

 

一鳴は背中の輪を取り外す。輪からは即座にノコギリ刃が形成される。

これがスダルシャンのアームドギアであった。

そのアームドギアを投擲する一鳴。

アームドギアから炎が吹き出す。

そして、ノイズを焼き払っていく。

 

「一先ずは30体ほど、か」

 

先に着地したキャロルが呟く。

帰って来たアームドギアを掴み取りながら一鳴が答える。

 

「存外、削れなかったね……」

「いや、こんなものだろう。では、次の作戦だ」

「俺が後ろから、キャロルちゃんが先頭から攻める挟み撃ちね。……あの黒いノイズ、気を付けてね」

「ああ。お前も気を付けろよ。訓練と実戦は違うぞ」

「はいッ!」

 

そんな訳で、ノイズ集団の先頭をキャロルが、後方を一鳴が攻め立てる事となった。

 

 

 

ノイズの反撃(残り71)【1D10】

 

1 カルマノイズの手痛い一撃

2 反撃でノイズ10体撃破

3 反撃でノイズ10体撃破

4 反撃でノイズ10体撃破

5 カルマノイズの手痛い一撃

6 反撃でノイズ20体撃破

7 反撃でノイズ20体撃破

8 反撃でノイズ20体撃破

9 カルマノイズの手痛い一撃

10 カルマノイズの一撃でキャロル戦闘不能

 

結果、【4】

 

 

 

一鳴とキャロル。

突如近くに現れた人間に対し、ノイズたちは攻撃を開始。

カルマノイズはキャロルに迫撃し、通常ノイズ群は一鳴に殺到する。

 

「イヤーッ!」

 

一鳴がアームドギアを振るう。

炎と斬撃が飛び、殺到するノイズたちを焼き斬る。

 

訃堂による訓練の賜物であった。

少し前から一鳴の訓練担当がキャロルから訃堂と弦十郎に変わっており、そこで教えられたのである。

習得までに地獄を数度見た、とは一鳴の言である。

 

閑話休題。

その技の名を【紅蓮一閃】と言った。

蒼ノ一閃のパクりであった。

 

「キャロルちゃん!」

「こっちは問題ない!だが余裕がない!そっちでノイズを殲滅しろッ!」

「はい!」

 

キャロルはカルマノイズと戦闘していた。

ダウルダブラの弦を巧みに操り、また錬金術による攻撃を繰り返す。

しかし、カルマノイズは幾度攻撃を受けようともすぐに肉体を再生、キャロルへ攻撃する。

戦力は拮抗していた。

 

 

 

ノイズとの本格戦闘(残り61)【1D10】

 

1 20体倒した

2 30体倒した

3 30体倒した

4 50体倒した

5 20体倒した

6 30体倒した

7 30体倒した

8 20体倒した

9 50体倒した

10 通常ノイズは全て倒した

 

結果、【1】

 

 

 

「これでやっと、半数切った!」

 

ノイズを焼き払い、斬り払いながら言う一鳴。

 

「キャロルちゃん!」

「くっ、オレは問題ない!……だがなんだこのノイズはッ!」

 

カルマノイズに苦戦するキャロル。

キャロルを助けるべきか迷う一鳴、しかしその一鳴を阻むようにノイズが殺到!

 

 

 

ノイズの反撃(残り41)【1D10】

 

1 カルマノイズの手痛い一撃

2 反撃でノイズ10体撃破

3 反撃でノイズ10体撃破

4 反撃でノイズ10体撃破

5 カルマノイズの手痛い一撃

6 反撃でノイズ20体撃破

7 反撃でノイズ20体撃破

8 反撃でノイズ20体撃破

9 カルマノイズの手痛い一撃

10 カルマノイズの一撃でキャロル戦闘不能

 

結果、【9】

 

 

 

「ぐわぁっ!」

「キャロルちゃん!」

 

カルマノイズの一撃にキャロルが呻く。

腹に一撃食らったのだ。

 

「うろたえるなッ!オレは平気だ!」

「ッ!わかった!」

 

ダウルダブラの弦でカルマノイズを縛り付けながら叫ぶキャロル。

いいから早くノイズを倒せ、というメッセージであり、それを理解した一鳴はアームドギアを構える。

しかし、キャロルの顔からは脂汗が流れており、次に食らえばどうなるかはわからない。

 

 

 

ノイズとの本格戦闘(残り41)【1D10】

 

1 20体倒した

2 30体倒した

3 30体倒した

4 通常ノイズは全て倒した

5 20体倒した

6 30体倒した

7 30体倒した

8 20体倒した

9 通常ノイズは全て倒した

10 通常ノイズは全て倒した

 

結果、【9】

 

 

 

「イヤーッ!」

 

アームドギア投擲。

燃え盛る戦輪はノイズを薙ぎ払い倒していく。

 

「もういっぱぁぁぁつ!!」

 

更にアームドギア形成。

二つ目のアームドギア投擲。

二つの戦輪は互いを補い合うようにノイズを殲滅。

残るはカルマノイズ一体のみだ。

 

 

 

カルマノイズの行動【1D6】

 

1 戦闘続行

2 撤退

3 撤退

4 撤退

5 戦闘続行

6 戦闘続行

 

結果、【3】

 

 

 

しかし、カルマノイズはその姿を薄れさせていく。

そして、完全に消えて居なくなった。

 

「なっ!?」

「の、ノイズの反応消失……」

「なにが、起こった?」

 

カルマノイズは周りの人が居なくなれば撤退する。

そして時間を置いて人の多いところに再出現するのだ。

しかし、それは一鳴しか知り得ぬ真実であり、キャロルと二課陣には何が起こったかわからなかった。

 

「ノイズの反応、周囲には無し。仕事は、終わりか?」

「ですかねぇ。わからない事は多いけれど、まあ老人ホームの人たちが無事なら一先ずは良し、なのかな」

「……そうだな。あの黒いノイズについては帰還してから考察するとしよう。突如現れた大量のノイズの謎と共にな」

 

そんな訳で。

一鳴の初陣はとりあえず、無事に終わった。

一鳴にカルマノイズとの再戦を予感させて……。

 

 

 

 

「■ァ■■よ、あの黒いノイズはなんだ?」

「あれは邪悪なりしレビヤタンの産み出した尖兵、呪い撒き散らす汚物。世界を食らう蛇の使い魔よ」

「本来のノイズとは別物なのか?」

「しかり。本来のノイズよりも強大な力と再生能力を持つ」

「あれを計画に加えることは出来るか?」

「否、あれを操る事は我ら神霊にも只人にも出来ず。ただ、世界蛇と忌み人のみが操るもの」

「ソロモンの杖でも、か?」

「しかり」

「そうか。計画に修正は必要か?」

「不要。あれはただの尖兵。無数にある平行世界にばら蒔かれただけ。かのレビヤタンも、忌み人が居なければ現れぬであろう」

「ならば、本来の計画通り、あの女の協力の元、ノイズ召喚術式を多用していく。それでいいな?」

「しかり。焦りは禁物である。我ら神霊の力を信じよ」

「ああ、信じているとも。だから、僕にもっと力と知恵を」

「無論だ、我が契約者よ。真なる神復活の為に、あらゆるものを与えよう」

「そうだ、お前たちの神を僕が甦らせてやる。だから」

 

「ジョン・ウェイン・ウェルキンゲトリクスを絶望に追いやる力を、もっと!」




キレイな訃堂がメックヴァラヌスイベントで出てきましたね。
そしてキレイな訃堂はウチの二次創作にも出ています。
つまりウチの二次創作は公式だった……?(飛躍した理論)
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