転生者はシンフォギア世界でオリジナルシンフォギア装者として生きるようです   作:アノロン在住の銀騎士

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投稿が遅れて申し訳ございません。
仕事がクソファッキン忙しいのと、switchで真・女神転生遊んでたのとファッキンファッキンファック仕事が忙しいのが原因です。
そしてこのまま忙しさが九月以降も続きそうです。
辛いです、小説書けないから……。


第二十五話 異端聖杯戦争②

 

サンジェルマンが呼び出したサーヴァント、【ジャンヌ・ダルク】。

ルーラーやアーチャーで声優が坂本真綾なジャンヌ・ダルクではなく。この世界の、シンフォギア世界のジャンヌ・ダルク。

 

それがサンジェルマンの呼び出したサーヴァントだ。

そしてサンジェルマンは生前のジャンヌ・ダルクとは親しい仲であったようだ。

召喚した直後はお互いにビックリしていたものの、落ち着いたら会話に花を咲かせている。

 

「まさか天使様に召喚されるなんて、夢にも思いませんでした!」

「私も、まさか貴女を呼び出すことになるなんて思わなかったわ」

「はい、天使様!本当に、本当にお久しゅうございます!!」

「で、サンジェルマン。そろそろ二人の関係を聞かせて欲しいんだけれど?」

「こっちを放置しないでほしいワケダ」

 

ほらー、サンジェルマン大好きなカリオストロとプレラーティが拗ねたー。

 

「ああ、ごめんなさい。彼女とは生前で付き合いがあったのよ」

「改めまして、セイバーのサーヴァント。ジャンヌ・ダルクです。よろしくお願いします」

「ジャネット、彼女たちは私の仲間よ」

「カリオストロよん♪」

「プレラーティなワケダ。噂はかねがね」

 

……プレラーティ、なにか様子が変な気がする。

居心地が悪そうというか、なにか歯切れが悪いというか。

 

「フランソワ・プレラーティはね、ジャンヌ・ダルクと共に戦場を駆けたジル・ド・レェ元帥と結託して数多の少年たちを凌辱したのよ」

 

と、了子さんが小声で教えてくれる。

憧れだったジャンヌ・ダルクが火刑に処された事で精神を病んだジル・ド・レェ元帥は、プレラーティと共に悪魔召喚の生贄や、儀式の為に美少年たちを凌辱・虐殺し、最終的に絞首刑にされた。

そして元帥としてはとても優秀な人物で「救国の英雄」と呼ばれる程だったとか。

ジャンヌ・ダルクとも親交を深めただろう。

前世のFate/zeroでもそんな話をしていたし。

そんな人間を堕落させたプレラーティ、そら居心地悪くなるわ!

 

「カリオストロさん、プレラーティさん。よろしくお願いしますね。それと、後ろの方々は……?」

「彼らはこの聖杯戦争の協力者。この国の守護者よ」

「風鳴弦十郎だ、よろしく」

「櫻井了子よ、よろしくね」

「ドーモ、はじめまして。渡一鳴です」

 

自己紹介する弦十郎さんと了子さん。

俺も手を合わせてお辞儀した。

 

「よろしくお願……え?」

 

俺を見て固まるジャンヌ・ダルク。

そら、ローティーンの子どもが国の守護者って言われたら固まるよね。

 

「こんな見た目ですが国から選抜されたエリート戦士だったりします」

 

シンフォギア装者なので嘘は吐いてない。いいね?

 

「でも、まだまだ半人前よね~?」

「ぐぬぬ……」

 

了子さんに訂正される。

悔しいけれど、その通りなのよね……。

 

「一鳴君は確かに子どもだが、頼りになる男だ」

 

弦十郎さんのフォローが暖かいね……。

 

「そうですか、わかりました。よろしくね、一鳴さん」

「こちらこそ。ジャンヌさんの露払いは俺が務めましょう!」

「あら、勇ましいわね」

 

微笑むジャンヌ・ダルク……ジャンヌさん。

 

「そういえば、なぜサンジェルマンさんを【天使様】と呼ぶんです?」

 

ずっと気になっていたのよね。

ジャンヌさん、サンジェルマンの事をずっと【天使様】って呼んでる事が。

 

「ああ、それは……」

「ではお話ししましょう!」

 

サンジェルマンの言葉を遮ってジャンヌさんが語り出す。

 

「私が12歳の時、故郷ドンレミ村が戦火に焼かれました。たくさんの人が亡くなり、私もまた瀕死の重症で死を待つばかり。

 

そこを、天使様が助けてくださったのです。

 

天使様は神の御技で瓦礫を吹き飛ばし、水を出してドンレミ村を焼く火を消し去りました。

そして、私の傷を癒して下さったのです。

神の御技を使う、だから【天使様】なのです!」

 

ジャンヌさんはサンジェルマンに助けられたのね。

 

「……ジャネット、私は天使ではなく錬金術師だ」

「ええ、わかっています。……聖杯戦争、英霊召喚。そして、あれから幾百年経ってなお健在なお姿。……異端技術、そう呼ばれるものを扱うのですね。

聖杯が、教えてくれました」

「そうだ、ジャネット。私は……」

「それでも、天使様は天使様です。あの日、私を助けてくれた貴女は、本当に天使のようでしたから……」

 

そこにあるのは、憧憬か友情か。

サンジェルマンの手を取るジャンヌさん。

 

「だから、もう一度貴女と会えて本当に嬉しいのです」

「……ええ、私もよ。ジャネット」

「えーと、サンジェルマン?」

 

うっとりし合う二人の間にインターセプトするカリオストロ。

 

「……あ、すまない」

「んもう、懐かしいのはわかるけど、私たちをほっとかないで!」

「す、すみません!」

「まぁ、ジャンヌさんがサンジェルマンさんを【天使様】と呼ぶ理由はわかりました」

「……とにかく。今日はもう遅いワケダ。旧交を暖めるのも、方針を定めるのも明日にするワケダ」

 

と、プレラーティ。

時計を見るともう午前一時。

 

「そうだな。そちらもそれで良いだろうか?」

「ええ、そうね」

 

弦十郎さんの言葉にそう返すサンジェルマン。

そんな訳で。

パヴァリア + ジャンヌさんとはまた明日という事になった。

と、言っても我ら二課組の部屋は隣なんだけれども。

弦十郎さん、了子さん、そして俺。傍目から見たら家族連れよね。

そんな事を考えながら就寝したのであった。

 

 

 

 

時は少し遡り、午前0時。

冬木市郊外。

深い森の奥に、その家はあった。

塀で囲まれた中には見事な庭園と、和風の屋敷。

森の奥にひっそりと佇む事から【マヨヒガ】などと、東北の伝承のように噂されている。

 

その表札には【阿礼】。

家長の名は【阿礼 星乃】。

かの有名な近代魔術師、アレイスター・クロウリーの子孫であり、聖杯戦争の主催者。

 

彼女は今、自らの執務室にいた。

16畳もの広さの部屋だ。

夜の闇を備え付けられた燭台だけが照らしていた。

星乃は今、文机の前に座ってタブレット端末を操作している。

 

その彼女から少し離れて対面に座り、茶を啜る男が一人。

黒いローブを着た男だ。

獣めいた鋭い目付きで、金色の瞳をしていた。

星乃のサーヴァントである。

その名は【アレイスター・クロウリー】。

クラスは【バーサーカー】。

阿礼星乃は、自分の先祖を呼び出したのだ。

 

「アレイスター様、サンジェルマンがサーヴァントを呼び出したようです。……【セイバー】のサーヴァント。名を【ジャンヌ・ダルク】」

「ずずず……ほう。かの聖女を呼び出したか」

 

星乃の端末には、冬木ハイアットホテルの一室。

サンジェルマンが宿泊する部屋の様子が写し出されていた。

 

「文明の利器には感謝しなくてはな。我が守護天使エイワズの御力で、千里眼の真似事が出来る」

「ええ。サンジェルマンたちも国家を味方につけてマスターたちの情報を盗み見ているようですが」

「それが出来るのは彼女らだけではない、ということだ。いや、プレラーティ風にいうならワケダ、という奴だな」

 

くつくつと笑うクロウリー。

 

「……協力を申し出さなくて宜しいのですか?彼女らはかつてのアレイスター様のお仲間では……?」

「クク、仲間ねぇ。いや、構わんさ。大昔に決別した仲だ。それに、死んだ後ぐらい自由にやりたいのでね」

「……過ぎたことを申しました」

「構わんよ、我が子孫よ」

 

再び茶を啜るクロウリー。

 

「そういえば、セイバーで何騎目だっかな、サーヴァントは?」

「六騎目です」

「ああ、そうだ。ラーガ・スンもカルマ・リーも、郷田潔も。そしてあの哀れな男……。既にそれだけのサーヴァントが呼び出されていたな」

 

 

 

サーヴァントコンペ(ラーガ・スン編)【1D6】

 

1 アーチャー

2 ランサー

3 ライダー

4 アサシン

5 アヴェンジャー

6 フォーリナー

 

結果、【5】

 

 

 

サーヴァントコンペ(カルマ・リー編)【1D6】

 

1 アーチャー

2 ランサー

3 ライダー

4 アサシン

5 振り直し

6 フォーリナー

 

結果、【2】

 

 

 

サーヴァントコンペ(郷田潔編)【1D6】

 

1 アーチャー

2 振り直し

3 ライダー

4 アサシン

5 振り直し

6 フォーリナー

 

結果、【6】

 

 

「クロウリー様」

「なんだい?」

「聖杯戦争で呼び出せるサーヴァントのクラスは【セイバー】【ランサー】【アーチャー】【ライダー】【キャスター】【アサシン】【バーサーカー】の7つですよね?」

「そうだな、我が子孫よ」

「【アヴェンジャー】と【フォーリナー】ってなんなんですか?」

 

阿礼星乃の真っ当な疑問であった。

 

「さぁ?」

「さぁ、って……」

「あの聖杯、百年ほど前にパクった、誰かが作った物を違法コピーした物だからな。そういうイレギュラーも発生するとも」

「えぇ……」

 

困惑する星乃。

そんな星乃を見てクロウリーは笑いながら茶を啜った。

 

「ずずず。まぁ、いいじゃないか。どの道、我らが糧になるのは確定だ」

「……そう、ですね」

「聖杯を満たす莫大なエネルギー。【四騎】ほど、サーヴァントを倒せば我らが大願は叶う」

 

茶を飲み干すクロウリー。

 

「全ては我が守護天使エイワズの為だ」

「はい、全ては滞りなく」

「星乃よ、お前の願いもようやく叶うだろう」

「はい……ん?」

 

タブレットを見た星乃が訝しげな顔をする。

 

「どうした?」

「キャスターが動き出しました」

「ほう?……なるほど、今補足した」

 

クロウリーの眼が怪しく光る。

 

「目的地は……冬木大学学生寮。奴め、マスターに餌を食わせるつもりか」

「如何なさいますか?」

「放っておけ」

 

立ち上がるクロウリー。

 

「どうせ明日のニュースを騒がせるだけだ」

「わかりました」

「俺はもう休む。お前ももう寝ろ、明日から忙しくなるからな」

「はい」

 

そして、クロウリーは霊体化。

執務室には星乃ただ一人。

タブレットの電源を切る。

 

「キャスター。自らのマスターを怪物へと変えた狂信者、ね」

 

星乃は胸騒ぎがしていた。

それはキャスターのおぞましき行い故か、それとも……。

 

「イレギュラーが、発生しなければ良いのだけれど」

 

星乃の呟きは闇に溶けて消えた。

 

 

 

 

冬木大学。

新都にそびえる学舎だ。

十数年前に設立された真新しい大学。

その近くに学生寮は存在した。

4階建てのアパート。

その二階。202号室。

そこに一人の男子学生が暮らしている。

 

名を藤丸立香(ふじまるりつか)

冬木大学社会福祉学部の二回生である。

彼はゼミに提出するためのレポートを作っていた。

時刻は既に午前0時を回っており、レポートも完成が見えていた為、就寝しようとしていた。

その時だ。

 

隣の部屋、201号室から大きな物音がした。

争うような物音と、物が床に落ちる音。

すわ強盗か、立香はそう考えた。

警察に電話しようか、そう考えた。

だが、気付いた。

 

もう、物音がしていない。

隣の住人はどうなったのか。

強盗はどうしたのか。

 

恐怖はあった。

だが、まだ助けられるかもしれない。

立香には、ほとんど顔を合わせたことのない隣の住人を見捨てることが出来なかった。

 

傘立てに刺してた木刀を持ち、部屋を出る。

一人暮らしを始める立香を心配して父親が持たせたものであった。

その木刀を持ち、201号室の前に立つ。

ゆっくり、ドアノブを回す。

ドアは、開いた。

鍵がかかっていなかった。

 

「すいませーん、隣の藤丸ですけれど……」

 

そう、声をかける。

返答はない。

ゆっくり、部屋に入る。

住人には悪いが、土足のままで。

 

部屋は真っ暗だった。

玄関からまっすぐ廊下が伸び、その先に4畳ほどの部屋。廊下の右側に小さなキッチン。立香の部屋と同じ構造。

その4畳ほどの部屋に何かが蠢いていた。

大きく膨らんだナニカ。

 

頭から記憶を引きずり出す。

確か、この部屋の住人は痩せていたはず。

なら、あの膨れ蠢くモノは何だ?

 

立香は木刀を構える。

 

「すいませーん、大丈夫ですかー?」

 

じりじり、摺り足で近寄りながら声をかけ続ける。

立香は木刀を持つ反対の手でスマホを取り出し、ライトを付けた。

蠢く物がライトに照らされる。

 

「───え?」

 

立香は目を離せなくなった。

その膨れたナニカに。

ソレは元は人間だったのだろう。

うずくまっていて手足が有り、下半身にジーンズを履いていた。

だが、その身体から。

無数の触手が生えて、びちびちと蠢動している。触手からは細いトゲが生えていてオニヒトデめいている。

 

そのナニカの動きが止まる。

ライトに気付いたのだろう、立香の方を振り向く。

 

「ひッ───」

 

息を飲む。

そのナニカの顔はボコボコと膨れ、ベコンと縮む運動を繰り返す少女の顔だったからだ。

立香は気付いた。

そのナニカ、恐らく元は成人男性だったのだろうと。触手の隙間から見える身体が男性のものなのだ。

男性の身体に少女の顔がついている。

そして、その少女の口は血にまみれていた。

 

少し、視線をずらす。

ナニカの顔があったところに。

そこには血と腸をぶちまけた、痩せた男。

この部屋の、住人の男だったもの。

 

「あ、ああぁぁぁぁ」

「■■■■■……」

 

ナニカが声を上げる。

男性の、あるいは少女のような冒涜的な声。

 

「じるぅ~、びるぅぅぅぅぅ」

 

甘えるような声。

だが、声を出す度に顔が歪む、変わる。

立香の精神は限界だった。

 

「うわああああああああああああ!!」

 

立香は逃げ出した。

木刀を投げ捨て、走った。

走って、走って。

玄関にまでたどり着いた所で。

 

「ああ、駄目ですよ」

 

腹を殴られた。

 

「ぐえぇっ!」

 

呻き、倒れる立香。

その側に立つ一人の男。

豪奢なローブを着た、柔和な風貌の男。

その右手には、本を持っていた。

 

「逃げてはいけませんよ。貴方は我がマスターであるジャンヌの糧なのですから」

「ジャ、ンヌ……?糧……?」

 

立香は理解した。

あの、触手蠢く怪物が【ジャンヌ】であり、自らはジャンヌに食われるのだろうと。

この部屋の、元々の住人のように。

 

「いや、だ……」

 

手足に力を入れて、逃げようとする。

だが、男に腹を思い切り踏みつけられる。

 

「えぐっ……」

「喜びなさいな。貴方は出来損ないとはいえ、ジャンヌの糧になるのですよ?名誉なのです」

「ぐげぇ……」

 

ぐりぐりと、腹を踏みにじられる。

痛み、苦しみ。そして、怒り。

立香は思う。

なぜ自分がこんな目に合うのか。この男はなんなのか。一体なにが起こっているのか。

なぜ、ここの住人は死ぬことになったのか。

このまま、生を諦めてなるものか……!

 

「まだ、だ……」

 

腹に力を入れる。

痛みに悶える身体に喝を入れる。

消え入りそうな心に火をつける。

死にたくない。

自分はまだ───

 

「死にたく、ない……ッ!」

「無駄な足掻きはもうお止めなさい。ほら、ジャンヌもやっと来ましたよ」

「じるぅ、じるるるる……」

 

ずり、ずり、と。

【ジャンヌ】が這ってくる。

立てないのか、四つん這いで、近付いてくる。

 

「オレは……!」

 

拳を握る。

痛くなるほど。拳の痛みで、意識を保つ。

だから、気付かなかった。

左手に、令呪が表れた事に。

 

「生きたい……ッ!」

 

そう、口に出した途端。

立香の下の床が光る。

召喚魔法陣が現れる……!

 

「これは……!?」

「じるるぅ?」

 

男が狼狽える。

しかし、それも一瞬で立香から足を離し【ジャンヌ】を掴んで部屋の奥に後退。

 

「これは……?」

 

立香もまた、狼狽していた。

だが、気付いた。

この光は自信を脅かす物ではないと。

光がよりいっそう強くなる。

三重の光の輪が現れ、収束。

一瞬の強い光。

 

そして、光が消えて。

立香を守るように、男と【ジャンヌ】に相対している人影。

 

 

 

サーヴァントコンペ(藤丸立香編)【1D6】

 

1 シャルロット・コルデー(殺)

2 シャルロット・コルデー(殺)

3 メルトリリス(アルターエゴ)

4 メルトリリス(アルターエゴ)

5 シャルロット・コルデー(殺)

6 エミヤ(弓)

 

結果、【1】

 

 

 

そこに現れたのは、普通の少女のようであった。薔薇をあしらった黒い山高帽子に白いドレス。ブラウンの髪はキメ細やか。

そして、そんな可愛らしい少女に似つかわしくない大降りのナイフ。

 

「……えーと、こういう時は『問おう貴方が私のマスターか!』と言うべきなのでしょうけれど……」

 

可憐な声だ。

だが、その声からは明確な敵意。

そして少女はナイフを向けた。

 

「貴方は私のマスターの敵ですか?」

 

ナイフを、敵意を向けた先は男と【ジャンヌ】。

男は不敵に笑った。

 

「死に際でサーヴァントを召喚するとは……」

 

そう言うと男は懐から赤い宝石を取り出す。

 

「この場は撤退しましょう。警官もすぐ近くまで来ているようですし」

 

男の言うとおりパトカーのサイレンが遠くから聞こえてくる。

学生寮の誰かが騒ぎを聞いて警察に連絡したのだろう。

 

「それでは、お嬢さん」

「あっ!」

 

少女がナイフを投擲。

だが、一瞬早く男が宝石を割る。

瞬間、男と【ジャンヌ】の姿が消え、ナイフが通り過ぎる。

二人は逃げ出したようだ。

 

「ふぅ、なにはともあれ逃げてくれて助かりました……」

 

少女はそう言うと立香の方に振り向いた。

 

「マスター、大丈夫ですか?」

 

起き上がる立香に手を差し伸べる少女。

朗らかで優しげな笑み。そしてバストは豊満であった。

 

「うん、取り敢えず……」

「はい!」

「ちょっと、もう、限界……」

「へ……?」

 

立香の意識が遠くなる。

男に腹を殴られ、踏みにじられ。

そしてサーヴァント召喚で完全に体力を持ってかれたのだった。

 

「ま、マスター!しっかりしてください!」

 

少女、シャルロット・コルデーの叫びを聞きながら、立香は意識を手離したのだった。





作者ワイ「どうして聖杯戦争7騎中2騎がエクストラクラスなのん?」
ダイス神「サーヴァントコンペでの選択肢の1/3がエクストラクラスだからでしょ」
作者ワイ「あ、そっかぁ(明確な反省点)」

そんな感じのおはなしでした。
そして登場FGOの主人公藤丸くんです。まぁ同一人物ではなく同一存在ではありますが。そんな彼も聖杯戦争に巻き込まれていきます。これからどうなることやら……。
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