転生者はシンフォギア世界でオリジナルシンフォギア装者として生きるようです   作:アノロン在住の銀騎士

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聖杯戦争編もやっと中盤戦といった所に突入しました。
今回から一鳴くんが活躍する、かもしれないお話デス。



第三十三話 異端聖杯戦争二日目、夜

冬木ハイアットホテル最上階。

そこにあるラウンジで、プレラーティは一人冷たいミルクを飲んでいた。

 

(ここに来てから、クソッタレな過去が這い上がって来ているワケダ……)

 

そう、物思いに耽っていた。

サーヴァントとして呼び出されていたジル・ド・レは、かつて錬金術師となる前のプレラーティが金をむしり取り、無数の罪を共に積み重ねた男。

そして、サンジェルマンが召喚したのは、そんなジル・ド・レと轡を並べたジャンヌ・ダルク。

サンジェルマンは生前のジャンヌ・ダルクと知り合いのようであった。

 

自身が堕落させていったジル・ド・レと仲間だったジャンヌ・ダルクは、自分が信頼を寄せるサンジェルマンと友であった。

プレラーティの心に嵐が吹いた。

 

サンジェルマンはプレラーティの罪を知っている。プレラーティが成したことを。

それでもサンジェルマンは、処刑寸前だったプレラーティを助けて、錬金術を教えてくれた。

プレラーティを友と呼んでくれた。

堕落と享楽を愛するプレラーティを、それでも。

そんなプレラーティはサンジェルマンに恩義を感じている、信頼している。

プレラーティも、サンジェルマンを友だと思っている。

 

その、サンジェルマンの敵となったジル・ド・レは、プレラーティが原因で立ちふさがったのだ。

ジル・ド・レが錬金術を学んだのは、ジャンヌへの執着を煽ったのは、プレラーティなのだ。

今回の一件、その原因の一端はプレラーティにあるのだ。

 

少なくとも、プレラーティはそう思っていた。

 

(だが、私はサンジェルマンの助けになっていないワケダ。……なにも、出来ていないワケダ)

 

プレラーティはミルクを一気に飲み干した。

藤丸立香はジル・ド・レに殺されそうになった。

サンジェルマンは病院でジル・ド・レの襲撃を受けた。

阿礼邸での偵察任務は失敗し、アレイスターとの同盟を結ばざるを得なかった。

そして、その同盟はアレイスターに有利な内容であった。

 

(私は、役立たずなワケダ)

 

プレラーティはミルクのお代わりを頼もうと右手を挙げて───

 

「飲みすぎよ、プレラーティ」

 

カリオストロが、その右手を受け止めた。

 

「お腹壊しちゃうから、もう止めときなさい」

「カリオストロ」

「隣、座るわね」

 

カリオストロは、そのままプレラーティの右側に座った。

 

「いつになく、荒れてるわね」

「……」

「過去の過ちが降りかかって来たのに何も出来ない。自分は役に立っていない、そう思っているんじゃない?」

 

カリオストロの指摘に、顔を上げるプレラーティ。

 

「なんでそう思うワケダ」

「何年一緒に居ると思っているのよ。……それに、あーしも貴女の同類だしね」

 

カリオストロ。

彼女もプレラーティと同じく、詐欺師だった。

元男で、サンジェルマンの手によって完全な身体構造である女性に変えられたのだ。

 

「サンジェルマンの役に立ちたい、って気持ちもわかるわ」

「……」

「でも、今あーしたちがやらなければならないことは何?」

 

カリオストロの声は鋭さを含んでいた。

 

「聖杯戦争を潰して、聖杯を持ち帰る事なワケダ。風鳴訃堂の意に沿う形で」

「そうよ、その為ならジル・ド・レもアレイスターも叩き潰すしかないの。それは、あーしたち三人、いいえ、二課の人間や藤丸クン、コルデーちゃんとも協力しないといけないわ」

「こんな所で荒れてる暇はない、というワケダ」

「そうよ。わかっているじゃない」

 

カリオストロは笑う。

プレラーティもニヤリと笑った。

 

「あの面子をサンジェルマンだけに纏めさせる訳にはいかないワケダ」

「サンジェルマンが胃痛で倒れちゃうわ」

「……礼を言うワケダ」

「別に良いわよ、あーしと貴女の仲じゃない」

 

それとね、とカリオストロは続けた。

 

「サンジェルマンの目的、【神の力】の創造によるバラルの呪詛の解呪。それが揺らいでいるわ」

「……日記の最後に書かれていたアレなワケダ?」

「そうよ、統一言語に封じられた改造執刀医。バラルの呪詛によってその神が封じられているなら、バラルの呪詛は解かない方が良いんじゃないかって」

「バラルの呪詛はただの呪いではなく、人を守る光だと?」

「可能性はね。そして、ウチの局長はその事を知っていた可能性があるわ」

 

アダム・ヴァイスハウプト。

パヴァリア光明結社の統括局長。

サンジェルマンにバラルの呪詛の存在を教えた男。

人が人を支配するのは、人がわかり合えないのはバラルの呪詛だと教えたのはアダムなのだ。

 

「サンジェルマンは?」

「表には出していないけど、悩んでいるわ」

「なら、私たちがやることは一つなワケダ」

 

プレラーティとカリオストロは立ち上がる。

 

「サンジェルマンに着いていくワケダ」

「サンジェルマンを信じて、ね」

 

 

 

 

天使様(マスター)?」

 

ジャンヌがサンジェルマンに声をかける。

パヴァリア組が泊まる部屋。

サンジェルマンは一人椅子に腰かけていた。

 

「ジャネット」

「なにか、お悩みですか?」

「……ジャネット。いいえ、ジャンヌ・ダルク。聞かせて頂戴」

「はい」

「今まで七万以上の犠牲を払って目指してきた戦略目標が、間違っている可能性が出たとき貴女はどうする?」

「直ちに戦略目標を設定し直します。或いは、別の目標に変更します」

「七万の犠牲を払ってきても?」

「はい、それ以上の犠牲を出さない為にも」

 

ジャンヌは断言した。

 

「そう、そうよね」

 

サンジェルマンはそう言った。

どこか、諦めを含んだような。肩の荷が降りたかのような様子であった。

 

「先程の日記に、なにかあったのですか?天使様(マスター)が、そんなご様子になるようななにかが」

「……ジャネット。私の母は奴隷だった。貴族が戯れに手を出した奴隷の娘。それが私だったんだ」

「……そう、だったのですか」

 

ジャンヌは生前も今も、サンジェルマンの過去を聞いたことが無かった。

サンジェルマンが奴隷の子だったというのは、初耳だったのだ。

 

「幼少の頃、母が病になった時。私は父に助けを求めた。薬があれば、母は助かったんだ。だが、父は助けなかった。薬を買ってはくれなかった」

「……」

「家に帰った時、母は冷たくなっていた。私は一人になったんだ」

「……っ」

「私は奴隷の娘だった。だから、生きる為に貴族の奴隷になった。いつも奴隷だからと殴られ、その内に褥に連れ込まれた」

 

ジャンヌは思わず口を押さえた。

自身の敬愛するサンジェルマンに、そんな壮絶な過去があったのだと。

 

「その貴族が、戯れにな。私に文字を教えた。私は貪欲に学んだよ。……学べば、世界を知れば、母がなぜ死んだのか、なぜ父は母を助けなかったのか、わかると思ってな。私はその貴族に媚を売り、様々な書物をねだった。哲学、自然科学、軍略。そして錬金術」

「……」

「ある時、貴族の元に一人の男がやって来た。錬金術を学んだ奴隷、私に会いに来たと言っていた。その男が言ったんだ。母が死んだのは、父が母を助けなかったのは、人と人がわかり合う事が出来ず、故に支配という形でしか関われないからだと。

そして、人の相互理解を阻むのは月の放つ呪詛のせいだと」

「バラルの、呪詛ですか?」

「そうよ、バラルの呪詛。人と人がわかり合う為の統一言語、それを阻害する呪いのせいだと」

「ですが、統一言語の中には」

「ええ、神が封じられていた。統一言語に封じられた、アレイスターに宿るエイワズの大元。そんな、邪神が封じられていたのよ」

 

サンジェルマンは真っ直ぐにジャンヌを見据えた。

 

「見損なったかしら。私はかつて穢れた奴隷で、バラルの呪詛を解くために七万人犠牲にした愚かな女だった」

天使様(マスター)……」

「私は、局長に、アダムにずっと騙されて……ッ!」

 

サンジェルマンは拳を握った。

それは悔しさだろうか。

騙された事への、あるいはアダムの手のひらで踊らされた自身への侮蔑か。

 

天使様(マスター)、いえサンジェルマン様。歯を食いしばってください」

「え?」

 

ジャンヌはサンジェルマンをぶん殴った。

ジャンヌの拳はサンジェルマンの頬を捉えていた。

吹っ飛び、床に転がるサンジェルマン。

サンジェルマンは頬を手で押さえながら、呆然とジャンヌを見ていた。

 

「申し訳ありませんサンジェルマン様。ですが、今の貴女は私を、そしてカリオストロ様とプレラーティ様、客将である弦十郎様や一鳴様を従える身。指揮官がそのような心持ちでは勝てる戦も負けてしまいます」

 

ジャンヌはそう言うと、しゃがんでサンジェルマンと目を合わせた。

 

「それと、私にとってサンジェルマン様はドンレミ村で私を救ってくださった天使様なのです。あの草原で私の唄を褒めてくださった、心優しい方なのです」

「ジャネット……」

「だからこそ、戦略の修正を。これ以上、優しい貴女が傷付かない為にも」

 

ジャンヌはそう言い切った。

 

「……貴女は今も、私を信じているのね」

「はい。そしてそれは、私だけではありません」

「それはどういう……?」

「あーしも信じているわよ!」

「私も居るワケダ!」

 

扉からカリオストロとプレラーティが入ってくる。

 

「あなたたち……」

「サンジェルマンごめんね、盗み聞きするつもりはなかったんだけど」

「カリオストロ。いいわ、気にしないで」

「サンジェルマン、すまなかったワケダ。一人で勝手に荒れて、頭を冷やしてくるなんて言って……」

「いいのよプレラーティ。あなたも気にしないで」

 

サンジェルマンは二人の手を借りて立ち上がった。

 

「サンジェルマン、私たちは何があってもサンジェルマンに着いていくワケダ」

「取り合えずどうする?局長フルボッコにしちゃう?」

 

サンジェルマンは笑った。

自分の道は血塗られた道で、しかし流した血は報われず。

サンジェルマンの悲願たるバラルの解呪は誤った目的であったが、それでもサンジェルマンに着いてきてくれる仲間がいた。

 

「取り合えずは、聖杯戦争を勝ち抜き、聖杯を訃堂とキャロルに渡しましょう」

「わかったワケダ!」

「局長に問い合わせるのは、それからでも問題ないわ」

「待ってなさい、局長!顔ボコボコの骨バキバキにしてやるんだから!」

 

腰の入ったシャドーを繰り出すカリオストロ。

 

「ジャネットも、ありがとう。お陰で更に道を誤らずにすんだわ」

「こちらこそ、サンジェルマン様のお顔を殴ってしまい申し訳ございませんでした」

「いいのよ。私の為を思って殴ったのでしょう。気にしないわ」

「ありがとうございます、サンジェルマン様!」

 

こうして、パヴァリア陣営はより強固な絆で結ばれる事となった。

きっと、聖杯戦争でも活躍してくれることでしょう───。

 

 

 

 

今夜の各陣営の動き【1D10】

 

1 引きこもって専守防衛

2 引きこもって専守防衛

3 引きこもって専守防衛

4 阿礼陣営に攻め入る(攻めた側確定敗退)

5 別陣営に攻め入る

6 別陣営に攻め入る

7 別陣営に攻め入る

8 別陣営に攻め入る

9 阿礼陣営に攻め入る(攻めた側確定敗退)

10 阿礼陣営に攻め入る(勝敗はダイス次第)

 

サンジェルマン・藤丸陣営【イベント発生】

ジル・ド・レ陣営【8】

阿礼陣営【確定1】

 

ラーガ陣営【敗退】

カルマ陣営【イベント発生】

郷田陣営【2】

 

 

 

どこを襲ったジル・ド・レ!【1D6】

 

1 サンジェルマン・藤丸陣営

2 カルマ陣営

3 郷田陣営

4 阿礼陣営

5 サンジェルマン・藤丸陣営

6 カルマ陣営

 

結果【6】

 

 

 

深夜。

調ちゃんマリアさんセレナちゃんへの電話を済ませて、夜間警戒をしていた時に部屋に備え付けられていた内線が鳴りだした。

 

「もしもし?」

 

電話を取ったのは、同じく夜間警戒をしていたカリオストロだ。

 

「……は、爆弾!?」

 

爆弾?今爆弾って言った?

冬木ハイアットホテルで、爆弾?

ケイネス、切嗣……Fate/zeroッ!

 

「……ええ、ええ。わかったわ」

 

がちゃり、と電話を切るカリオストロ。

すぐにこちらを向いてこう言った。

 

「このホテルに爆弾を仕掛けたって脅迫電話がかかって来たんですって。安全のためにホテルの外に避難してくれって言われたわ」

「罠、ですかね?」

「可能性は大よ。でも、本当にホテルに爆弾を仕掛けた可能性もある。とにかく、一鳴くんは皆を起こしてきて!」

「了解っす!」

 

そうして、五分後。

皆を叩き起こした俺たちは、廊下に集まっていた。

全員、すぐに起きてくれたのが幸いであった。

避難にはエレベーターは使えなかった。

何かあった時にエレベーターが停止したり落っこちる可能性があったからだ。

なので階段で下まで降りて外に出るのだが……。

 

「ぜーっ、ぜひーっ……」

「がんばれ、了子くんッ!あと少しだッ!」

 

階段を降りて、息が上がる了子さんを励ます弦十郎さん。

俺たちの宿泊していたフロアは30階。

そこから、1階まで降りるのだから、了子さんの息が上がるのも当然であった。

 

「マスターは、大丈夫ですか?」

「うん、大丈夫。ありがとう、コルデー」

 

立香さんを気遣うコルデー。

立香さんも少し息が上がっているが、まだ余裕そう。

……年、かな。

 

「今、ぜーっ、失礼な、ぜひーっ、こと、思わなかった、ひーっ」

「いえ、まったく」

 

振り向いて此方を睨む了子さん。

汗だくなのであまり恐ろしくは無かった。

流石の勘の良さであった。

 

「……オンナの年には触れぬが吉よ」

「肝に銘じます……」

 

カリオストロが小声で忠告してくれた。

 

そんな一幕があったものの。

俺たちは何とかホテルの外にたどり着いた。

そこは、駐車場を兼ねた広場といったところか。

他の宿泊客も不安げに集まっていた。

 

「風鳴様ご一行とサンジェルマン様ご一行でございますね」

 

ホテルマンが人数確認にやってくる。

全員降りてきているので、問題なく確認は終わるだろう。

……と、思っていたのだが。

 

「あ、あれ見ろ!煙だ!」

「爆弾が爆発したの!?」

 

宿泊客が騒ぎだす。

彼らの指差す先には、ホテルの真ん中辺りの階層。そこから煙が出ていた。

月明かりに照らされて、映し出される大量の煙。

心を乱すには十分であった。

 

「落ち着いてください。大丈夫です。皆さん落ち着いて!」

 

ホテルマンが宿泊客を落ち着かせに奔走している。

大変そうだなぁ。

 

「あれ、爆破の煙じゃないわね」

「え、そうなんですか?」

 

了子さんの言葉に驚く立香さん。

 

「ええ、あの煙。勢いはすごいけど、奥に火の影が見えないわ。恐らく、虚仮威しのものね」

 

と、サンジェルマン。

虚仮威しの煙。

それがなぜこのタイミングで、ホテルの中層から出てくる?

敵の狙いは……?

 

「む……?」

 

通信があったのか、通信端末に出る弦十郎さん。

 

「オフェンダーか、どうした?」

 

オフェンダー。

飛騨忍群の忍、だそうだ。

彼らは個人情報保護の為、ニンジャネームという偽名を騙る。

オフェンダーもその一人だそうだ。

人の顔の皮を剥ぎそうな名前やね。

 

『弦十郎=サン!襲撃だ!俺たちニンジャを襲撃してきやがった奴らがいる!!』

「なに、どういう事だ!?」

『敵の装備は統一され───畜生、スキャッター=サンがやられた!!弦十郎=サン!敵は奇妙なジツを使───』

 

ザリザリザリ……。

通信機からオフェンダーの声が途切れ、耳障りな砂嵐に変わる。

 

「間違いないわね。どこかの敵が仕掛けてきたわ」

 

サンジェルマンがそう言った。

更に、こう続けた。

 

「全員、辺りを警戒しなさい!」

 

その言葉に、俺たちは即座に反応。

敵がどこから来ても対応できるように、ホテルの人たちを守れるようにポジションを調整した。

だが、その時。

 

大きな爆発音がホテルから響いた。

 

全員が、ホテルを見た。

ホテルからは相変わらず煙が出ている。

()()()()、だった。

ホテルは爆発しておらず、崩れてもいなかった。

なら、今の爆発音は?

そう、思った時。

 

「つ、か、ま、え、た」

 

女の声が聞こえて、そして。

視界が切り替わった。

 

 

 

 

「なんだ、今のは……?」

 

弦十郎がそう周りに問う。

しかし、その質問に答える者は誰も居なかった。

 

「奇妙よ。さっきから……敵の目的はなに?」

 

了子が呟く。

そして、気付いた。

 

「……一鳴くんは?」

 

そう問われて、全員周りを見渡した。

 

「……居ない?」

「どこに、消えたワケダ?」

「ここは、衆人環視の開けた空間よ。人がいきなり消えるなんて」

「そもそも、一鳴くんは席を外すときは必ず一声かけるはずだ……む!」

 

またも、弦十郎の通信端末に通信。

 

「俺だ」

『ドーモ、ミュルミドンです。ご無事でしたか』

 

通信してきたのはミュルミドンという中忍クラスのニンジャだ。

 

「ああ。なんとかな。そっちはどうだ?」

『こっちは襲撃者を殺したところです。敵はどうやら飛騨忍群全体に攻撃を仕掛けてきたようですね。実際、こっちにもスキャッター=サンやオフェンダー=サンを始め、被害が出ています』

「飛騨忍群にかッ!?」

 

更にミュルミドンは続けた。

 

『それと、敵の正体が掴めました。装備は中国軍が使っているもの。ですが、宗教的な意味合いのある装飾具を多数保持。また、敵は紙切れから水だの火だの出してきました。恐らく敵は───』

「中国の、聖遺物研究所……ッ!」

『可能性は高いかと。私はスキャッター=サンとオフェンダー=サンの手当てをしてから別小隊の応援に向かいます』

 

通信機が切れる。

 

「みんな、敵の正体と目的がわかった」

「それは……?」

 

サンジェルマンが問いかけた。

弦十郎は答えた。

拳を握りしめ、歯を食いしばりながら。

 

「敵はカルマ・リーと、彼女の所属する聖遺物研究所ッ!!狙いは一鳴くんとシンフォギアだッッ!」

 




オフェンダー、スキャッター、ミュルミドンはニンジャスレイヤーに出てくるニンジャです。

飛騨忍群(ソウカイシンジケート(善))
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