転生者はシンフォギア世界でオリジナルシンフォギア装者として生きるようです   作:アノロン在住の銀騎士

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◆連絡な◆
今回の聖杯戦争編に出てくる秦良玉は、FGOに出てくる秦良玉をベースにしつつも、カルマ・リーの令呪によってショタコンサーヴァントに魔改造されております。
故に秦良玉オルタとも言うべきオリジナルサーヴァントと言えます。
だからウチの秦良玉オルタがやらかしても許し亭許して。



第三十五話 一鳴の長い夜(後編)

深夜。

月読調は、ふと目が覚めて台所に向かっていた。

喉がカラカラだった。

 

(一鳴さん……)

 

調は恋人を想う。

彼は今、冬木という街に出張していて会えていない。

毎晩、電話で話をしてはいるが。

 

その彼と、二度と会えなくなる夢を見た。

悪夢であった。

 

(一鳴さん、会いたいよ……)

 

調は自らを抱きながら、歩く。

季節はもうすぐ12月。

だが、この寒さは気温のせいだけではないだろう。

 

「調、さん?」

「セレナ?」

 

台所には電気がついていた。

中には、パジャマ姿のセレナが居た。

そのバストはやや豊満であり、目元は少し腫れて赤くなっていた。

 

「セレナも喉乾いたの?」

「はい。怖い夢を見てしまって……」

 

調は直感した。

 

「一鳴さんの、夢?」

「……はい。調さんも?」

「うん。……一鳴さんと会えなくなる夢」

「……ッ!私も、です!」

 

二人はこの奇妙な符号に恐怖した。

自分たちの見た夢が現実に起こってしまうのでは無いかと。

 

「調さんっ!ど、どうしましょう……!」

「……大丈夫だよ!一鳴さん強いって、弦十郎さん言ってたから!」

「そう、ですよね!絶対帰って来ますよね!」

 

二人は笑い合う。

だが、心のどこかではまだ不安なのであった。

だから、二人はこのまま椅子に座って他愛ない話をしはじめた。

部屋に戻ったら、考えてしまうから。

もしも、一鳴が帰ってこなかったら。

そんな、恐ろしく悲しい【もしも】を───。

 

 

 

 

「ハイヤーっ!」

()ッ!」

 

ドーモ、一鳴です。

現在パンツ一丁で壊れたベッドの中にいます。

隙きを見て、床に転がったシンフォギアのマイクユニットを取り返す算段です。

それが出来なかったら、俺は中国に出荷されてしまうかも。

そうならない手段(コマす)はあるにはあるが、あまり使いたくないのよね。

 

なのでマイクユニットを取り返します。

そしてシンフォギアを纏って脱出するのだ!

清い身のままで!!

問題は、その取り返す隙が有るかどうかなのだけれど……。

 

 

 

ランサー陣営の隙【1D10】

 

1 海魔への対応で手一杯

2 海魔への対応で手一杯

3 海魔への対応で手一杯

4 海魔への対応で手一杯

5 海魔への対応で手一杯

6 それなりに、マイクユニットに意識を向けている

7 それなりに、マイクユニットに意識を向けている

8 それなりに、マイクユニットに意識を向けている

9 マイクユニットを取り戻そうとしている

10 熱烈歓迎

 

結果【5】

 

 

 

海魔は途絶える事なくやって来て、部屋の中に入ろうとしている。

それを阻むために、カルマ・リーも秦良玉も迎撃に専念している。

床に転がっているマイクユニットに意識を向けている暇はないようだった。

 

 

 

一鳴の直感【1D10】

(10が出たら何かに気付く)

 

結果【10】

 

 

 

(む……?)

 

ふと、海魔たちの行動の違和感に気付いた。

海魔たちの動きが、カルマ・リーを狙っているように思えたのだ。それも、殺すのではなく捕らえようとしている、そんな動きだ。

秦良玉へは道の前に立っているから排除する、という感じなのだがカルマ・リーに対しては威力の弱い攻撃を急所に当てようとしている、殺すのではなく昏倒させる攻撃をしているのだ。

 

理由はわからないけれど、海魔たちをカルマ・リーにけし掛けたら、この後の脱出も有利に進めそうやね。

 

……、よし。一瞬だけだけれど海魔がカルマ・リーと秦良玉の両方に飛び掛かるタイミングがあるな。

その瞬間に合わせて、走り出しマイクユニットを奪還してシンフォギアを纏うか。

 

……3

……2

……1

…………GO!

 

 

 

 

マイクユニット奪還ダイス【1D10】

(数字の合計が高いものが有利)

 

一鳴 【5】

カルマ 【7】− 3(海魔に専念していたから)

秦良玉 【2】− 3(海魔に専念していたから)

 

 

 

「どっせい!!」

 

俺は掛け声とあげてベッドの残骸を蹴飛ばし、瞬時に走り出した。

距離は約2メートル。

世界一長い2メートルである。

 

「意識があったの!?」

「マズい……キャア!」

 

カルマ・リーと秦良玉が驚愕する。

秦良玉に至っては、こちらを妨害しようとして海魔からのダメージを受けている。

 

「とっ……たぁぁぁ!!」

 

2メートルの距離を駆け抜けて、スライディングで突っ込みマイクユニットを掴む!

 

『───── Sudarshan tron』

 

俺は聖詠を口ずさむ。

一瞬にしてシンフォギアが装着される。

黒い部分の多い赤銅色の装甲。

細身の機械鎧は全身を覆い、腰から伸びる大型スカートアーマーは下半身を隠す。

顔の上半分を仮面が隠し、額からは角型アンテナが伸びる。

スダルシャンのシンフォギア、装着完了!

 

「しまった!!(リャン)、起きなさい!!」

「一鳴きゅん!!あと少しだったのにい!」

 

ランサー陣営が叫ぶ。

サーヴァントに至っては、涙目になっていた。

 

「うるさいショタコンども!二人とも一段落したら刑務所に送ってやるからな!!」

 

恨み骨髄であった。

俺の貞操を奪おうとして罪はそこそこ重いのだ。

 

俺は背中についていたアームドギアを手に取ると、アームドギアを回し続ける。

それは仏像の光輪めいた2メートルほどの戦輪。

108のノコギリ刃を生やす戦輪。

 

俺のアームドギアはインドの神ヴィシュヌの戦輪なのだ。

そして太陽を象徴する武器でもある。

戦輪からは常に炎が勢いよく吹き上げる事ができる。

この技はその発展型。

 

勢いよく回転する戦輪は刃の隙間から、紅炎を吐き出す。

その炎は大きく長くなり、ついには部屋全体を覆う程になった。

 

燎原火(りょうげんび)(くれない)

 

主に炎によるダメージと目くらましを狙う技である。

カルマ・リーと秦良玉、海魔たちにはよく効いた。

 

「視界がッ!」

「一鳴きゅーん!!」

 

俺はアームドギアを地面に降ろすと、その真ん中の空間に足をかける。

刃部分が回転しだす。

 

(リャン)!」

 

カルマ・リーが秦良玉に何かを命じるが、もう遅い。

 

日輪航路(にちりんこうろ)

 

禁月輪をパク……リスペクトした技である。

車輪めいて回転するアームドギアは俺を乗せて走り出す。

炎の轍を残して。

 

「「ンアーッ!」」

 

途中でカルマ・リーと秦良玉を轢くが、気にしている場合ではない。

手応えが薄かったので、たぶん大したダメージにはなってないだろうし。

それに、すでに加速は済んでいる。途中で止まることは出来ないのだ。

俺は、海魔たちを轢き潰しながら、教会から脱出する───!

 

 

 

 

日輪航路で爆走した俺は、なんとか教会の前まで逃げる事が出来た。

道すがら、海魔で溢れていたけれど、ここも海魔で満ち満ちている。

うねうねしてて、気持ち悪ぅい……。

 

『……くん。……一鳴くん、聞こえるか!?』

 

シンフォギアに通信が入る。

 

「弦十郎さん!」

『一鳴くん、無事だったか!!』

「(色んな意味で)無事です!」

 

通信の相手は弦十郎さんだった。

俺は戦輪から出る炎で海魔を焼きながら無線を聞く。

 

『そうか、良かった』

「弦十郎さん、俺は今新都郊外の廃教会に居ます!カルマ・リーに連れ去られたんですが、隙見て逃げ出してきました!」

『状況は把握している!アレイスター・クロウリーから連絡があって、君がカルマ・リーに連れ去られたこと、教会が海魔に襲撃されていることが伝えられた!』

「あのハゲやっぱり見てたな!!」

 

貞操の危機なんだから、少しぐらい助けてくれても良いのに!

海魔を刻みながら、そう思った。

出口はまだ遠い……。

 

『コチラも助けに行きたいが、飛騨忍群を襲撃したカルマ・リーの部下たちも海魔に襲撃され、拉致されているらしい!』

「状況が混沌としてますね!」

 

どうやら、海魔たちは冬木市全域に発生したみたいだ。

そしてカルマ・リーの部下たちを狙っているそうな。

……こっちの海魔も、カルマ・リーを攫おうとしていたな。

理由はなんだ?ジル・ド・レの狙いは……?

 

『飛騨忍群の者たちは攫われてはいないが、戦闘に巻き込まれ怪我人が出ている!こちらは散開して飛騨忍群の救出に向かわねばならない!』

「つまりこのままそっちに合流したら良いんですね!」

『そうだ、そこから一番近い合流場所は───』

 

弦十郎さんから合流場所を聞こうとした、その時。

俺はひりつく殺気を背後に感じた。

 

 

 

一鳴の奇襲対応【1D10】

(6以上で対応。10で反撃!)

 

結果【9】

 

 

 

「ハァッ!」

 

白杆槍の一撃を、俺は戦輪を倒して回避した。

 

「今のを避けますか」

「紙一重、だけどね。秦良玉!」

 

戦輪から降りて、俺は答えた。

奇襲してきたのは、秦良玉だった。

さすがランサーのサーヴァント。敏捷高めなだけはある。もう追いついてくるとは……。

 

『一鳴くん!何があった!?』

 

無線から弦十郎が叫ぶ。

 

「逃げようとしたら、ランサーに追いつかれました。これより、迎撃します」

『一鳴くん、よせ!無茶はするな!』

「無茶はしたくないですけれど、敵は逃してくれそうもありませんので!」

 

俺は無線を切った。

と、同時に槍の穂先が俺の肩を貫かんと、迫っていた。

 

「イヤーッ!」

 

俺はアームドギアを振るい迎撃。

 

「話は終わりましたね。では、また捕らえさせていただきます!」

「そう何度も捕まるか!」

 

俺は本気で戦うことにした。

すなわち、歌だ!

戦いの歌だ!

 

Burning hearrrrrrt♪

 

胸の歌が力に変わる。

戦輪の重さが!一撃が!重くなる!炎が熱くなる!

 

「これはッ!?」

心を燃やせ♪

太陽のプロミネンスのように♪

 

思わぬ俺の強さに驚愕する秦良玉。

それでも押し負けない、むしろまだ余裕そうなのは英霊故だからだろうか。

 

「シンフォギアは歌で強くなる、だったわね」

 

教会の奥からカルマ・リーが現れる。

逃げる途中で、海魔を倒してたから簡単に追いつけたのね。

 

(リャン)!その子の喉か腹を狙って!歌を止めるのよ!」

「はいッ!」

雑音蹴散らし♪

歌を響かせろ♪

 

槍の狙いが露骨に喉か腹に変わる。

強烈で、正確無比な攻撃。

しかし、ここで負けるわけには行かないのだ!

 

Burning My Hearrrrt!!♪

 

 

 

一鳴 VS 秦良玉 VS 海魔【1D10】

 

一鳴【1】+ 5(歌補正)

秦良玉【8】+5(サーヴァント補正)

海魔【8】

 

 

 

一合、二合……。十合。

戦輪と槍は幾度も打ち合い、削り、流し、焼き、受ける。

辺りに犇めいていた海魔も、その戦いの余波でほとんどが死に絶えている。

だが、その戦いは唐突に終わりを迎えた。

秦良玉の槍の一撃によって。

 

「見えたッ!」

 

白杆の槍が、俺の喉を突く。

シンフォギアによる防御で、抉られることは無かったものの、歌は止められ痛みで怯む。

 

「……ッあ!」

「御免!」

 

二撃目。

槍を振るう打撃でもって肩を強かに打ち付けられる。

地に叩き伏せられる。

即座に立ち上がろうとするものの、槍の穂先を眼前に突き付けられる。

 

「降伏を。これ以上、カワイイ一鳴きゅんを痛めつけたくはありません」

「……ッ!」

 

完全敗北であった。

このまま、貞操を貪られる運命なのだろうか……。

救援が来るまで、秦良玉をアヘらせねばならないのだろうか……。

 

 

 

一鳴くんの運命は!?【1D10】

 

1 現実は非情である……

2 困った時の火烏の舞・繚乱

3 困った時の火烏の舞・繚乱

4 現実は非情である……

5 困った時の火烏の舞・繚乱

6 救援だ!

7 救援だ!

8 救援だ!

9 現実は非情である……

10 熱烈歓迎

 

結果【4】

 

 

 

現実は非情であった。

シンフォギアのマイクユニットはもぎ取られ、救援は来ず。

教会の中、入り口すぐの礼拝堂まで連れ去られる。

パンツが剥ぎ取られる。

目の前には全裸のショタコンサーヴァント。

 

「さぁ、ネンゴロしましょう……」

 

俺は覚悟を決めた。

そして、思った。

せめて、唇は守り通そうと……。

 

『許せ、貴公。これもまた、定められた運命なのだ……』

 

そう、サイコロ神が呟いた。

運命なら、仕方ないネ……。

 

 

 

一鳴 VS 秦良玉(意味深)【1D10】

 

一鳴【4】 + 50(前世ハーレム補正)

秦良玉【2】+5(ショタコン補正)

 

 

 

 

サンジェルマンとジャンヌ・ダルク、藤丸立香とシャーロット・コルデーが廃教会に到着する。

 

一鳴との連絡が途絶えた後、教会から一番近くにいた彼らが救援に向かったのだ。

カルマ・リーとサーヴァント・ランサーに対抗出来る、この二組が。

それでも、道を阻む海魔を相手にしてそれなりの時間は経ってしまっているが……。

 

「一鳴くんはどこに居るんでしょう……?」

「とにかく教会の中に入り……声がするわね」

 

そう、サンジェルマンが言う。

立香とコルデーは精神を集中させ、耳を澄ませた。

 

「……!………!!」

「聞こえました!」

「女の人の、声かな。サンジェルマンさんはどう思います?」

「……遅かったようね」

「え?」

 

サンジェルマンは苦虫をかみ潰した顔だ。

そして立香とコルデーにこう言った。

 

「貴方たちは裏に回って。正面から私とジャネットで追い立てるから」

「挟み撃ち、ですか?」

「ええ、正面は私達で充分よ」

「わかりました」

 

立香とコルデーは教会の裏に回る。

教会周りの海魔は殺し尽くされているので、問題はないだろう。

むしろ、問題はここからである。

 

「ジャネット、貴女はここで待ち伏せを……」

「いえ、私も共に行きます」

「ジャネット……」

「彼を、これ以上苦しませない為にも。速攻でカタをつけましょう」

「……そうね」

 

教会から聞こえてきたのは喘ぎ声だ。

女性の、喘ぎ声。

ここにはカルマ・リーと秦良玉、そして一鳴しかいないはず。

ならば、今行われているのは……。

 

「行きましょうジャネット!」

「はい!!」

 

サンジェルマンとジャンヌ・ダルクは教会内に突撃した。

 

「……ッ!」

 

そこでは、サンジェルマンの予想通りに一鳴を犯す秦良玉の姿があった。

一鳴に跨り、腰を振る女の姿。

だが、予想に反して秦良玉には余裕が無さそうであった。

 

一鳴の性技が、秦良玉から余裕を奪い、理性を奪っていた為だ。

 

彼女は背中を向けていた。

そして、サンジェルマンたちの突撃には対応出来ていなかった。

 

「サンジェルマンさんか!!俺が抑える間に!」

 

秦良玉の下、一鳴が叫ぶ。

秦良玉の腰を抑え、逃げられないようにする。

 

「ジャネットぉぉ!!」

「やぁぁぁああああ!!」

 

サンジェルマンが叫ぶ。

ジャンヌ・ダルクは叫びに含まれる命令を遵守した。

すなわち、速やかに斬れ。一鳴の意志を無駄にするな!

 

「───え、あ」

 

秦良玉は、最後まで対応出来なかった。

ジャンヌ・ダルクの剣が閃き、秦良玉の首が落とされる。

秦良玉は、ランサーのサーヴァントは。黄金の魔力に変換されて、消えた。

 

「一鳴くん!」

「サンジェルマンさん、助かりましたぁ……」

 

ジャンヌ・ダルクが一鳴を助け起こす。

一鳴は息を整えながら、そう答えた。

サンジェルマンは、そんな一鳴に自分の上着を着せた。

 

「ごめんなさい、助けるのが遅くなってしまったわ……」

「いいえ。助けに来てくれるだけで、ありがたい」

 

一鳴は微笑みながら、答えた。

 

「そうだ!カルマ・リー!アイツ、シンフォギアのマイクユニット持って行ったんです!早く捕まえないと!」

 

一鳴が思い出したかのように言う。

 

「ジャネット、立香とコルデーと協力してカルマ・リーの捕縛を頼めるかしら」

「はい!お任せを!」

 

ジャンヌ・ダルクは教会の奥に駆けて行った。

 

「俺も……」

「あなたはもう少し休んでなさい」

 

サンジェルマンはそうたしなめるものの、一鳴は立ち上がる。

 

「大丈夫ですよ。これでも心身共にタフなのです。マイクユニットを取り戻したら、また戦えますよ」

「だが……、いや、わかった。行きましょう」

 

最終的にサンジェルマンは折れた。

ただ何もさせないより、敵を追った方が気が晴れると思ったのであった。

 

その時。

轟音が響く。

教会を揺らすような音が。

天井から、ホコリが落ちてくる。

 

「なにが……!?」

「音は奥からです!とにかく、行ってみましょう」

 

一鳴とサンジェルマンは轟音の聞こえた方に向かう。

そこは、元は中庭だったのだろう空間。

ゴミが捨てられ、教会の一部が朽ちた空間。

その中央に、大穴が空いていた。

 

「立香さーん、コルデーさーん!」

「ジャネット!どこにいるの!?」

「ここでーす」

 

元中庭の隅から、声が聞こえた。

 

「立香さんとコルデーさんも無事です!」

「ジャネット!」

 

ジャンヌ・ダルクは崩れた瓦礫の下にいた。

その奥には立香とコルデー。

ジャンヌ・ダルクは起き上がり、自身の上に積み重なった建材を退かす。

 

「なにがあったの?」

「海魔です」

 

ジャンヌ・ダルクの話では、この元中庭でコルデーとカルマ・リーが戦闘を行っていた。立香はコルデーの奥。

ジャネットが戦闘に加勢しようと駆け出した所、地面が爆発。

爆発の中から大きな海魔が現れ、その余波で衝撃と土と岩とゴミが散弾めいて飛び散り、それに対応するためにジャンヌ・ダルクは立香とコルデーに飛び掛かって押し倒して回避。

だがカルマ・リーは対応する間もなく、海魔に連れ去られた、とのことだった。

 

「え、じゃあシンフォギアは!?」

「シンフォギア?これのこと?」

 

立香が持っていたジュラルミンケースを一鳴に渡す。

中には、赤い垂直結晶。シンフォギアのマイクユニットだ!

 

「シンフォギア!取り返してくれたんですね!ありがとうございます!」

「カルマ・リーが大事に持っていたけど、戦闘になったら放り捨ててね。スキを見て、取ってきたんだ。一鳴くんは大丈夫?」

「無事です(大本営発表)」

 

一鳴はそう、宣言した。

 

 

 

 

聖杯戦争二日目、終了。

渡一鳴、童貞卒業。

秦良玉、消滅。

カルマ・リー、生死不明。

 

 

 

 




ダイスの出目を見た。

【4】

我が目を疑った。
三割。
たった三割の一鳴逆レ結果を、引いていた。
なんなのだろうか、ダイスの神は一鳴が逆レされるのを望んでいるのだろうか。

いや、まだだ。
なんか今回のダイスロールはサイコロがクッションに当たって、サイコロの動きが変な感じになったし。
これはもう一度サイコロを振る流れだ。
そうだ。
ウチのオリ主はこんなところで童貞捨てないのだ。
私はもう一度サイコロを振った。

【4】

私はふて寝した。



そんな訳で、投稿遅れたのです。
ごめんね。
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