転生者はシンフォギア世界でオリジナルシンフォギア装者として生きるようです   作:アノロン在住の銀騎士

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明けましておめでとうございます(フライング)
そんな訳で、今年最後の投稿です。

そういやXDU、新しいイベントやるようですね。
キャロルとオートスコアラーと、暴走したアダムの話。
そのね……、今回の作者が考えた話、キャロルとオートスコアラーが活躍する予定なのよね。
……、ネタ被ったな。



第四十七話 オートスコアラー・スクランブル!①

 

 

2040年1月1日である。

元日である。

そんな訳で、明けましておめでとうございます。

渡一鳴です。

テレビがつまらんので、部屋でのんびりしてます!

ビバ、寝正月!

 

いやー、早いもので今年小学校卒業ですよ奥さん!

来年からは中学生、ひびみくのセーラー服が見られるぞ!

……ひびみく中学生の制服、セーラー服だっけ?ブレザーだっけ?

まぁいいや。

 

原作なら、来年の1月にやるツヴァイウィングのライブで奏さんが亡くなって、響ちゃんがガングニールの融合症例になるのよね。

この世界でも響ちゃんがシンフォギア装者になるのは確定した運命である以上、その事件に類する事が起きる可能性は高いのよね。

たとえ奏さんが、この世界でガングニールの装者になっていなくても。

 

と、いうか。

この世界と原作世界、結構違う点が多いからなぁ。

原作装者は既に日本に大集合してるし。

ギリシャはオリュンポス十二神が蘇って欧州乗っ取ったし。

……そもそも、ギリシャはどれだけの国を侵略したのかしら。

 

 

 

現ギリシャの保有領土【1D10】

 

1 イギリス以外の欧州圏

2 イギリス以外の欧州圏

3 イギリス以外の欧州圏

4 イギリス以外の欧州圏

5 イギリス以外の欧州圏

6 欧州全土

7 欧州全土

8 欧州全土

9 欧州+中東

10 欧州+中東+中央アジア

 

結果【1】

 

 

 

ネットでググッと調べてみる。

現在のギリシャは、北はバルト三国、南はエジプト、西はポルトガル、東はウクライナまでがっつり勢力下におさめている。

しかし、なぜかイギリスはギリシャから独立している。

もう少し、深く調べてみる。

……どうやら、イギリスは攻められてなかったようだ。

土地がクソやからね、イギリス。

それに海で隔たれてるし。

 

……しかし、イギリスにはアーサー王伝説やケルト神話など、多くの聖遺物に恵まれた土地だ。

いつか、ギリシャとやり合う時には味方になってくれるかも。

 

そのギリシャもとい欧州だが。

どうにも鎖国めいて国交封鎖しているらしい。

国境、あるいは海岸線に高い壁を築いているのだ。

 

2課でも情報収集はしているけれど、中々ギリシャ内部の情報が漏れてこないのだそうな。

それでも、衛生写真から漠然とした情報はわかるけれど……。

 

 

 

ヨーロッパの衛生写真【1D10】

 

1 ギリシャ以外は戦争の傷跡が生々しい……

2 ギリシャ以外は戦争の傷跡が生々しい……

3 ギリシャ以外は戦争の傷跡が生々しい……

4 復興はされてるみたい

5 復興はされてるみたい

6 復興はされてるみたい

7 未来都市ヨーロッパ

8 未来都市ヨーロッパ

9未来都市ヨーロッパ

10 分厚い雲で覆われていてなんもわからん……

 

結果【2】

 

 

 

ヨーロッパの大地はアメリカが撃った反応兵器やらパーフェクトソルジャー軍団が持ち込んだ超兵器やら、オリュンポス十二神の持つ完全聖遺物の一撃やらなんやらであちこち傷付いた。

その傷がそのまま残っているのだ。

もう、戦争から3年以上経つというのに、復興がまるで進んでいない。

その癖、ギリシャ本国はこれでもかと発展している様子が見て取れた。

国にひしめく高層建築物。

各所に建設された巨大神殿。

エーゲ海に並ぶ、戦艦と思しき構造体。

 

2課の見解では、ギリシャやオリュンポス十二神は侵略した国を治めるつもりはないのだろうという事だった。

確か、オリュンポス十二神の寿命をなんとか出来る聖遺物が持ち去られたから、それを探すために戦争起こしたのだったか。

それで戦争起こすとか、傍迷惑な奴らである。

……古代の神だから仕方ないか。

 

そういえば、オリュンポス十二神はアヌンナキの1氏族を名乗っているのだったか。

アメリカのパーフェクトソルジャーがとっ捕まえた軍神アレスをお薬の力で正直にして吐かせた情報由来だが。

だが。

そもそも、アメリカが用意していたのは人間用のお薬だったはず。

その薬が、アヌンナキであるアレスに効いたのか?

神なのに?

 

なにか、変な気がする。

なんだろう、こう、違和感が───

 

「一鳴ーっ!響ちゃんと未来ちゃんもう来たわよ!初詣行くんでしょ!」

 

と、階下から母の声。

そういえば、今日は二人と一緒に初詣に行く約束してたのよね。

 

「今行くー」

 

俺はベッドから起き上がる。

出かける準備しないとなぁ。

……というか、なんかさっき感じた違和感どっか行ったな。

まぁ、いいや。

 

まずは初詣である。

屋台で地味に高いじゃがバターやたこ焼き買おう。

 

そういえば、キャロルちゃんとミカちゃんも元旦は休み貰ったんだったか。

キャロルちゃん2課で働いて家でオートスコアラー修復する作業に没頭してたらしいから、元旦くらいはゆっくり休んでると、良いけれど……。

 

 

 

 

 

 

「キャロル!お汁粉出来たよ!」

「マスター、休むゾ!」

「いや、待て。あと少し……」

「ダメだよキャロル!そう言って朝からずっとじゃない!休まなきゃダメ!」

 

キャロル邸にて。

エルフナインとミカに引きずられて、キャロルが作業部屋から連れ出される。

この家は、訃堂がキャロルたちの為に用意した家である。

郊外に建てられた60坪ほどの広さの一軒家であり、部屋数は8。その内一つがキャロルの部屋兼作業部屋なのであった。

その作業部屋から引きずられてリビングに連れて来られて、椅子に座らされる。

目の前のテーブルにはお汁粉だ。

エルフナインの手製である。

甘い匂いが漂っている。

 

「日本の冬はお汁粉飲むのが定番なんだって」

「ミカも手伝ったゾ!」

「そうか……」

 

キャロルはお汁粉を一口飲む。

 

「甘い……」

「美味しいでしょ?」

「ああ、そうだな」

 

箸を使い、餅を掴む。

一口、齧る。

箸を離すと、餅が伸びる。

 

「んおっ!?」

「すっごい伸びてるゾ!」

「キャロル噛みちぎって!」

「んぐ、んぐぐ」

 

キャロルはなんとか餅を噛みちぎる事に成功した。

 

「んぐ……餅も旨いな」

「うん!そうだね」

「おじいちゃんが持ってきた餅なんだゾ」

「ああ、そういえばあったな。そんなの」

 

2日ほど前、キャロルの仕事納めの時に。

上司である訃堂に1キロ程の餅を渡されたのだった。

訃堂……風鳴家が普段発注している贔屓の餅屋の餅である。

ちなみにその餅屋、宮内庁御用達の餅を販売している餅屋である。

つまり高級品だ。

 

そんな餅を使ったお汁粉を堪能するキャロルとエルフナイン。

ミカは食事機能が無いので、二人の側で荒ぶる鷹のポーズで待機している。

 

「そういえば」

 

おやつのお汁粉を食べ終わった段階で、エルフナインが口を開く。

 

「ガリィ達の進捗はどんな感じ?」

 

オートスコアラーたちはギリシャにてチフォージュシャトーと共に大破した。

その修理……、もとい再作成をキャロルは行っていたのだ。

 

「7割ほどは終わっている」

「あとはキャロルの思考のダビング作業?」

「それと各関節の微調整か……」

 

元旦の昼下り。

可愛らしい少女たちが話す内容は、どこまでも専門的であった。

 

「それと、彼女たちの服も作製しないとな」

「それは、ボクがやるよ!」

「ふざけるな一番楽しい作業だぞ!」

 

少女たちは戯れ合う。

 

「なら、関節の調整はボクがやるから、ファラとレイアの服はボクに作らせて!」

「なら、オレが思考のダビングとガリィの服か……」

「アタシも新しい服欲しいゾ!」

 

ミカが荒ぶる鷹のポーズを止めて、二人の会話に食い付く。

 

「なら、キャロルはミカとガリィの服を作ってね」

「……仕方ないか」

「やったゾ!新しい服はフリフリのが良いゾ!」

「今でもフリルが付いてるだろうが……」

「もっとフリフリしたいゾ!ガリィみたいなスカート着けて欲しいゾ!」

「わかったわかった」

 

そんなかんじで。

キャロル家での元旦は過ぎていった───

 

 

 

 

 

 

暗く冷たい空間。

どこまでも機械的で、気温も湿度も空気の流れさえ管理された空間。

数キロ四方の、柱や壁など隔てる物のない広い空間に、それらは立っていた。

立って、俯いていた。

マネキンを思わせる、無機質な身体。

球体関節と、愛らしい顔の少女人形たち。

彼女らが、瞼を閉じ眠るように。

キチンと整列して待機している。

 

そして。

見る人が見ればわかるだろう。

その少女たちには4種類の(タイプ)に別れている事を。

彼女らの顔は、キャロルの側を侍る終末の四騎士(ナイトクォーターズ)に酷似している事を。

ガリィ・トゥマーン。

ミカ・ジャウカーン。

ファラ・スユーフ。

レイア・ダラーヒム。

以上、4種類。

それぞれ250機。合計1000機の自動人形たち。

 

彼女らは眠り続ける。

いずれ来たる主命を果たすまで。

それはもうすぐに───





来年もだらしねぇ作者と拙作『転生者はシンフォギア世界でオリジナルシンフォギア装者として生きるようです』をよろしくお願いします。
では、良いお年を───
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