転生者はシンフォギア世界でオリジナルシンフォギア装者として生きるようです   作:アノロン在住の銀騎士

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モンハンライズの体験版プレイしたけれど、狩猟笛楽しいね。
でも糸アクションがクッソ難しいゾ……。



第五十話 オートスコアラー・スクランブル④

 

とある部屋。

そこに阿礼星乃の姿があった。

機械の身体。

腕と脚のパージされた躯体。

金属製の台に寝かされ、身体の各所にコードを接続されていた。

 

「………………」

 

星乃に反応はない。

頭部カメラセンサーに光はない。

コードに繋がれた機械には、様々なデータが波形やグラフとして記録される。

その部屋に、一人の男が入ってくる。

白衣を着た男、研究者である。

男は星乃に繋がれたコードを抜いていく。

 

「……もう、終わりかしら?」

 

星乃のカメラセンサーが光る。

 

「ええ。お疲れ様です」

 

研究者が星乃を台ごと運ぶ。

台には持ち手と滑車。

 

「お望みのデータは取れたかしら?」

「ええ、それはもう」

 

星乃と研究者の向かう先はゲストルーム。

星乃と菊江の暮らす部屋。

監禁されている、豪華な部屋だ。

 

「明日からも、義体の脳を調べさせていただきます」

「好きになさい。どうせ抵抗出来ないんですもの」

 

二人は部屋の前にたどり着く。

研究者が、ドア横の端末に触れる。

指紋認証。

その後、目を近付ける。

網膜認証。

そして、マイクに向けて話す。

 

「富士山麓に鸚鵡鳴く」

 

声帯認証。

以上3つの認証によるセキュリティの部屋。

それが、星乃と菊江の鳥かごであった。

 

「星乃様!」

「今戻ったわ」

 

菊江が星乃に駆け寄る。

部屋の中は、一流ホテルの如く。

されど、ネット環境も電話回線もない。

 

「では、また明日」

「……待ってください」

 

菊江が研究者に声を掛ける。

 

「私たちはいつまでここに居れば宜しいのですか?」

「……」

「いつまで星乃様の身体を研究するおつもりですかッ!?」

「菊江、止めなさい」

 

星乃がたしなめる。

それを制したのは研究者だ。

 

「良いのです。菊江様の言う事もごもっとも」

 

研究者は右手人差し指を立てる。

 

「あと10日。それで終わります」

 

良くも悪くも、そう続けた。

 

「それは、どういう……」

「我々の勝利か、敗北か。そういう意味です。ご安心を、貴女の主を解体、改造するなんて致しませんから。ただ、その在り方を知りたいのです」

「……在り方?」

 

研究者は破顔した。

 

「はい!貴女の主、阿礼星乃は素晴らしい!神の力によって完全なる機械の身体を得たと聞いておりましたが、まさしく完全!純粋なる機械の身体!!それでいて人間ッッ!!」

 

研究者の目に狂気の光。

星乃と菊江はただ、沈黙するしかなかった。

 

「星乃様のお身体は、まさにッ!我らの理想とするものッ!故に、故に!誠に失礼だとは思いますが、こちらに招かせていただき、研究させていただいております」

「それで」

 

星乃が、研究者の話を止める。

 

「貴方たちの研究に成果は出たかしら?」

「それはもう!」

 

深く頷く研究者。

 

「既に形にしております。今は改良の段階でございます」

「そう」

 

星乃は核心をついた。

 

「シンフォギアには勝てそうかしら?」

「ええ、勿論」

 

研究者は顔色を変えずに言った。

 

「シンフォギアだけではなく、一国の軍隊にも。それ程の物を作りました。貴女のお陰です」

「そう」

 

星乃はそれきり、興味を無くしたように沈黙した。

 

「質問は以上ですね。それではまた」

 

研究者は出て行った。

部屋には星乃と菊江の二人きり。

 

「菊江」

「はい、星乃様」

「10日以内にここを出れそうだわ」

 

星乃は断言した。

 

「一国を相手取る。それは、風鳴訃堂の怒りに触れるわよ……」

 

 

 

 

2課のシミュレーションルームにて。

俺は大剣による剣舞を防いでいた。

戦輪で防ぐたび、金属音と共に火花が散る。

 

「私のソードブレイカーを防ぐなんてッ!」

 

大剣、ソードブレイカーを振るうのはファラ。

 

「だって俺の武器剣じゃなくて戦輪ですし!」

 

ファラのソードブレイカー、剣の概念を持つ武器なら問答無用で破壊するけど、それ以外の武器にはただの大剣なのよね……。

なのでこうして俺でも対抗出来たり。

 

「ならガリィちゃんが凍らせちゃう!」

 

背後からの攻撃。

氷の槍が降り注ぐ。

 

「だったら太陽のプロミネンスで溶かしちゃう!」

 

シンフォギア装甲から炎を噴出させ、氷の槍を溶かす。

シミュレーションルームは水蒸気に包まれた。

 

「な、視界がッ!?」

「もしかして、ガリィちゃんやっちゃいましたぁ?」

 

気付いたところでもう遅い。

白い水蒸気にまぎれて移動、両手にそれぞれ30cmほどの戦輪生成、それぞれ二人に投げつける。

 

「キャッ」

「ぐえっ!」

 

無事命中したようであった。

 

「はい、俺の勝ちぃ!」

「負けましたわ……」

「女の子相手に本気にならないでくださいよ大人げない」

「だって小学生ですし」

 

ファラとガリィ。

レイアに遅れて再生された、キャロルちゃんの自動人形である。

レイアとミカちゃんの白騎士との戦闘データをインストールされた、彼女らの初実戦の相手を俺は仰せつかった訳で。

でも勝ててよかった。

 

「3人ともご苦労だったな」

 

と、キャロルちゃんがシミュレーションルームの観覧席から声を掛けてくる。

 

「ざっとスキャンしたが、ファラにもガリィにも損傷はないな」

「ええ、そうですわね」

「ガリィもう疲れちゃいましたぁ!」

「自動人形が疲労を感じる訳無いだろうが!」

 

ガリィちゃんに突っ込むキャロルちゃん。

 

「まあいい。これならもっと二人の出力を上げても問題ないな」

「あ、やっぱ手加減してました?」

 

自動人形、もっと強かった記憶があるし、俺一人で倒せる程の弱くはないと思ってたのよね。

 

「ああ。今は最大出力の20%か」

 

思ったより出力出てなかったわ(白目)

 

「はぁい、ガリィちゃん次は全力でやりたいです」

「本当はもう少し刻んで上げたかったが……、これなら問題ないか」

「やったぁ。マスター大好きでぇす」

 

ガリィが獣の眼光でこっちを見る。

 

「やられたら、倍返しですよぉ?」

 

ガリィちゃんは根に持つタイプのようです。

 

「ファラさん助けて(震え声)」

「えぇ……(困惑)私ガリィと同じチームなんですけれど?」

 

とまあ、二人とじゃれあってたらキャロルちゃんに通信が入る。

二言三言話すキャロルちゃん。

 

「3人とも、新生の四騎士が出現した」

 

と、キャロルちゃんが伝えてくれる。

 

「しかも、2騎同時だそうだ。発令室に急ぐぞ」

 

そういう事になった。

 

 

 

 

出現した新生の四騎士はなんと2騎。

赤騎士と黒騎士。

ファラを元にした赤騎士。

ガリィを元にした黒騎士。

赤騎士は地下街。

黒騎士は山の中に現れたそうである。

戦力の分散が目的だというのが、弦十郎さんと訃堂司令の読み。

 

しかし1騎に戦力集中して、もう1騎を放っておくのも問題である。

なので二組に別れる必要があった訳で。

 

俺はレイアとファラと組んで赤騎士を相手にし、キャロルちゃんはガリィとミカちゃんと組んで黒騎士を相手取る。

 

そんな訳で。

俺は二人と地下街に来ていた。

暗い、地下街。

店の光は無く、道の先が暗闇。

その暗闇の先に光。

剣の形の、赤い光。

赤騎士の持つ、レーザーブレードの光。

 

蹄の音がこちらに近づく。

うすぼんやりと、赤騎士の顔が浮かぶ。

ファラによく似た顔。

ファラを元に作られた騎士。

 

「あら、私のオリジナルがいらっしゃるわね」

 

鈴のような声で赤騎士が言う。

 

「はじめましてファラ・スユーフ。私は赤騎士。貴女を殺すものの名ですわ」

 

赤騎士の言葉にファラは笑顔で返した。

 

「はじめまして赤騎士。随分と大胆な発言ですわね?」

「だってひと目見て確信しましたもの。私の方が強いと」

「あら、そうなの?」

 

ファラはソードブレイカーを構えて、フラメンコめいた足踏み。

 

「弱い犬ほどよく吠える、貴女もその類じゃなくて?」

「弱い犬かどうか、貴女の時代遅れの身体で確かめてくださいませ。私の光の剣で!!」

 

赤騎士の言葉と共に、赤い馬型自動人形疾走。

同時に赤騎士がレーザーブレードを振る。

赤い光の刃が飛ぶ。

ファラがそれをソードブレイカーで切り払う。

 

「貴女がその武器を剣と定義するのなら。私の哲学の牙は負けませんわ!」

「ならば剣に頼らず倒すまで!」

 

赤い馬型自動人形が突撃。

前脚を上げて、ファラを踏みつけようとする。

 

「それをさせる」

「俺達じゃないッ!」

 

レイアと俺で馬に攻撃!

嘶いて突撃が止まる。

 

「助かりましたわ」

「仲間だからな」

「ええんやで」

 

そんな訳で。

VS赤騎士、開戦!

 

 

 

VS赤騎士【1D10】

(一鳴、レイア、ファラの合計値 VS 赤騎士)

 

一鳴【4】

レイア【3】

ファラ【6】+5(対抗心補正)

 

赤騎士【3】+10(対抗心補正)+5(性能向上)

 

 

 

地下街の闇の中。

赤騎士が駆ける。

赤いレーザー光を閃かせて。

 

「あはははは!楽しいですわ!楽しいですわ!!」

 

哄笑する赤騎士。

先程から一撃離脱戦法で此方をジワジワと追い詰める。

しかし、こちらも負けていない。

 

「そこッ!」

 

俺の投擲した戦輪が赤騎士の馬に当たる。

鈍い金属音が鳴り、戦輪が跳ね返る。

装甲が分厚い。

 

「ならば!」

 

レイアのコインが馬の関節に当たる。

駆けていた馬が体制を崩す。

そこを、ファラが斬りかかる。

 

「これでどうかしらッ?」

 

しかし赤騎士は身体を倒して回避。

身体が後ろに100度ほど折れ曲がる。

 

「うふふふふ。まだまだですわ」

「うわキモ」

「人形としての利点だな」

 

人間と違って、関節の駆動範囲は改造し放題という訳か……。

赤騎士は馬の体制を整えさせ、また闇に紛れる。

 

「……赤騎士、白騎士よりも強くない?」

「恐らく白騎士の敗北を受けて、派手に強化されたのだろう」

 

ファラとガリィちゃんが、レイアとミカちゃんの戦闘経験を同期させたように、白騎士との戦闘を観測されて赤騎士をバージョンアップさせたか。

だからこそ、馬型自動人形の装甲が強化されていたのか。白騎士の馬はミカちゃんに破壊されたから。

 

「なら、黒騎士も強化されている可能性があるね」

「マスターたちが危険だッ!」

「なら、早く倒しましょう」

 

ファラがソードブレイカーを構え直す。

赤騎士が突撃してくる。

 

 

 

VS赤騎士(2回戦)【1D10】

(一鳴、レイア、ファラの合計値 VS 赤騎士)

 

一鳴【6】

レイア【7】

ファラ【1】+5(対抗心補正)

 

赤騎士【2】+10(対抗心補正)+5(性能向上)

 

 

 

「ハハハハハ!!楽しい!楽しいわ!!もっと戦いましょう!」

 

赤騎士が笑いながら、斬り込みにかかる。

レーザーブレードが俺に振るわれる。

大戦輪で受け止める。

 

「うぇっ、熔けるッ!?」

「アハハハハ!!自慢の剣ですわッ!!」

 

大戦輪を熔かしてじわじわとレーザーブレードが俺の首に迫る。

だが……。

 

「動き、止めましたわね?」

 

ファラが俺の後ろから飛びかかり、ソードブレイカーでレーザーブレードを叩く。

その瞬間。

レーザーブレードに亀裂が入る。

 

「……は?」

「私の哲学の牙は喰い破りますわよ?貴女がそれを、剣と定義するのならッ!!」

 

ファラがソードブレイカーを振り抜く。

レーザーブレードが砕ける。

砕けた欠片は粒子となり、空中に消える。

ありえない光景。

だが、世界の法則を捻じ曲げる哲学兵装により、光は砕かれた。

 

「わ、私の剣が……」

 

呆然とする赤騎士。

その隙をレイアは見逃さなかった。

 

「派手に隙だらけだッ」

 

赤騎士に向かって蹴りを放つレイア。

赤騎士は吹き飛ばされ、ガラクタのように地面を転がる。

そこをファラが仕留める。

 

「さようなら、偽物(イミテーション)

 

ソードブレイカーが振るわれる。

ソードブレイカーは、赤騎士の首を捉えた。

一閃。

赤騎士の首は落とされた。

 

「─────あ」

 

最期に何を言おうとしたのか。

赤騎士は口を広げようとして、機能停止した。

 

「貴女の剣、キレイでしたけれど、それだけでしたわね」

 

ファラはそう、言い放った。

その時。

背後で何かが崩れる音。

振り返る。

そこには、倒れた赤騎士の馬。

 

「……主が死ぬと、馬も死ぬのか」

「一蓮托生。まさに、騎士、か」

 

 

 

 

一鳴たちが赤騎士を倒す少し前。

 

キャロルたちもまた、黒騎士と相対していた。

ガリィを元にした自動人形。

黒い馬型自動人形に乗った、天秤を持つ自動人形だ。

 

彼女が待つのはとある山の中腹。

平時なら登山客で賑わう山であるが、現在は避難命令により、静かな山となっている。

もっとも。

静かなのは人が居ないからだけでなく。

黒騎士の力で辺り一帯が凍りついているからである。

 

「寒いゾ〜」

「人形は寒さなんて感じないでしょうが!」

 

ミカに突っ込むガリィ。

それを見て目を見開く黒騎士。

 

「そんな……わたくしのオリジナルがこんな品の無い人形だなんて……ッ!!?」

 

黒騎士はガリィを見て愕然としていた。

 

「はぁ〜〜〜???コピー品の偽物風情が、なに気取ってんのよ?」

「品性がまるでないッ!オリジナル、それ以上口を開かないで!わたくしの人品まで疑われますわッ!」

 

キャロルは大きくため息をついた。

 

「とっとと、始めるぞ」

 

 

 

VS黒騎士【1D10】

(キャロル、ミカ、ガリィの合計値 VS 黒騎士)

 

キャロル【8】

ミカ【4】

ガリィ【6】+5(対抗心補正)

 

黒騎士【8】+10(対抗心補正)+5(性能向上)

 

 

 

キャロルの放つ火球が黒騎士目掛けて飛ぶ。

黒騎士は馬を走らせ回避。

火球は背後の木に当たる。

 

「……この環境で、よく避けるッ」

 

彼女らが居るのは山の中腹。

無論、木々が生えている。

その木を黒騎士は器用に避けている。

 

「いっくゾ〜」

 

ミカが高圧縮カーボンロッドを投擲。

 

「甘いですッ」

 

黒騎士は回避。

更に反撃。

天秤を掲げ、冷気噴射!

 

「にゅあ〜!!」

「なに遊んでんのよッ!?」

 

冷気に流され転がるミカ。

それを見たガリィが怒鳴る。

 

「コピー品のクセに、大層な聖遺物持ってんじゃないわよッ!」

 

ガリィが手に氷を纏わせ剣に変える。

その剣で黒騎士の馬を狙う。

だが、剣は馬の装甲に弾かれる。

 

「は?」

「死ね、オリジナル!」

 

黒騎士による冷気攻撃。

ガリィに直撃するかと思われたが……。

 

「ガリィ!」

「マスタァ!」

 

ダウルダヴラの弦で、ガリィを引き寄せるキャロル。

冷気から守ったのだ。

 

「馬に攻撃が通らない。……白騎士戦で対策されたか」

 

キャロルは考察する。

 

「マスタァん!ガリィちゃんを、守ってくれたんですね!お優しいマスタァ!!」

「うるさい離れろ!」

 

抱きついてきたガリィを引き剥がすキャロルであった。

 

「今戻ったゾ!」

 

転がったミカが戻ってくる。

 

「戻ってきたか」

「おっそい!」

「ごめんだゾ」

「いや、いい。二人とも、反撃開始だッ!」

 

 

 

VS黒騎士(2回戦)【1D10】

(キャロル、ミカ、ガリィの合計値 VS 赤騎士)

 

キャロル【10】

ミカ【10】

ガリィ【8】+5(対抗心補正)

 

黒騎士【10】+10(対抗心補正)+5(性能向上)

 

 

 

「ミカ!あいつの周りにカーボンロッドをバラ蒔け!」

「わかったゾ!」

 

キャロルの指示に従うミカ。

黒騎士に向かってカーボンロッドが複数射出される。

 

「無駄です!」

 

黒騎士が天秤から冷気発射。

高圧縮カーボンロッドが急速冷凍され、熱が冷めて脆くなる。

 

「潰しなさい!」

 

黒騎士の命令で、馬型自動人形が飛んできたカーボンロッドを踏み潰していく。

 

「まだだッ!」

 

キャロルによる火球。

先程よりもさらに大きい。

 

「無駄だと言っています!」

 

黒騎士が天秤から冷気発射。

寒々しい風により火球が小さくなっていく。

 

「いまだ、ガリィ!」

「わっかりました!」

 

キャロルの号令。

ガリィが黒騎士の側面から、一気に近付く。

 

「な、しまった!」

 

火球を消すのに集中していた黒騎士はガリィの接近に対応出来なかった。

ガリィが飛びかかる。

氷の刃が黒騎士に襲い掛かる。

 

「ぎゃあっ!」

 

氷の刃は黒騎士の首を狙っていた。

だが、瞬間的に身体を反らして回避。

だが、黒騎士はガリィともつれあい、落馬。

 

「くそったれ!離れろオリジナル!」

「嫌に決まってるでしょコピー品!」

 

転がり合い、木に激突する二人。

黒騎士の手から天秤が転がる。

 

「しまった!」

 

そのチャンスを逃すガリィではなかった。

 

「良くも好き放題やってくれたわねぇ〜」

 

嫌らしい笑みを浮かべるガリィ。

黒騎士に対して馬乗りになる。

黒騎士は目を剥いた。

 

「ふざけんなクソオリジナル!離れろグワーッ!」

 

ガリィによる殴打!

 

「敗者の悲鳴が心地良いわねぇ〜!」

「いたぶってないでとっとと終わらせろガリィ!」

「はぁいマスター」

 

ガリィが両手で黒騎士の頭を持つ。

 

「や、やめ……!」

「イ・ヤ・よ♡」

 

ガリィはそのまま黒騎士の頭を引き抜いた。

 

「ギィ───」

 

黒騎士は白目を向いて機能停止。

当時に馬型自動人形も倒れる。

 

「結局アンタも、性根が腐ってたわねぇ」

 

ガリィが黒騎士の頭を見てそう、呟いた。

 

 

 

 

赤騎士、撃破。

黒騎士、撃破。

残るは、青騎士───





どうして赤騎士戦も黒騎士戦も一度引き分けるんですか?(電話猫感)
お陰で文字数増えて大変だったゾ……
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