転生者はシンフォギア世界でオリジナルシンフォギア装者として生きるようです 作:アノロン在住の銀騎士
モンハンライズ、楽しいね。
使用感がノコギリ鉈に似ているスラッシュアックス使ってます。縦斬りで尻尾も頭もスパスパよお!
突然のアンブッシュ回避ロール【1D10】
(6以上で回避。回避失敗時には酩酊ロール)
一鳴【4】
響 【1】
未来【1】
吉田【4】
酩酊耐性値減少ロール【1D6】
一鳴 3−【4】×2(原液補正)=マイナス5
響 6−【3】×2(原液補正)=0
未来 5−【6】×2(原液補正)=マイナス7
吉田 11−【2】×2(原液補正)=7
オブジェの影から突如マダの酩酊酒をかけられた俺たち。
咄嗟のことに避ける事も出来ず、まともに酩酊酒を被ってしまう。
「うっ!」
匂いがきつい。
舌がしびれる程のアルコール臭。
間違いない。
これは、マダの酩酊酒、その原液だ。
酒にやられて、倒れ込む。
思考がまとまらない。
理性が、トぶ……。
みんな、は……。
響ちゃんの酩酊状態【1D6】
1 一鳴に対して「好き」連呼
2 未来に対して「好き」連呼
3 一鳴に対して抱き着く
4 未来に対して抱き着く
5 一鳴の股間を掴む猛者
6 未来のスカートに潜り込む強者
結果【3】
未来ちゃんの酩酊状態【1D6】
1 ストレスに負けて泣く(響誘引)
2 ストレスに負けて泣く(響誘引)
3 ストレスに負けて泣く(響誘引)
4 ストレスに負けて泣く(響誘引)
5 響に対して抱き着く
6 一鳴に対して抱き着く
結果【3】
「ナルくーん♡」
響ちゃんに抱きつかれる。
甘い、におい。
柔らかい、身体。
「えへへ、ナルくんすきぃ♡」
頬を、スリスリと、俺の胸に擦りつけてくる。
あ、やば。
我慢、できねぇ……。
「う……ぅ」
その時。
薄らとした理性に、誰かの泣く声。
「もぅ、やだぁ……!」
未来ちゃん。
座りこんで、泣いている。
「みんな、おかしくなっちゃったぁ。やだよぉ……!」
未来ちゃんが泣いている。
「あ、未来……」
響ちゃんが、俺から離れる。
「未来、泣かないで」
響ちゃんが、未来ちゃんに抱き着く。
未来ちゃんの頭を撫でている。
未来ちゃんは響ちゃんの胸に顔を埋めて、スンスンと泣いている。
その時、オブジェの影から誰かが現れる。
ソイツは、手に500mlペットボトルを持っていた。
透明な、しかし不思議なオーラを放つ液体。
感覚で理解した、あれはマダの酩酊酒だ。
そして、その酩酊酒を持つのは……。
「よぉ、ええ格好やな渡ィ」
一週間前に教室に乗り込んできた先輩であった。
響ちゃんと未来ちゃんと手を繋いで登校したのが生意気だって、文句を言いに来た先輩。
その後、俺に彼女を寝取られたって大嘘の噂を流された先輩であった。
「アンタが、その酩酊酒を……!」
「なんや、知っとるんか、コレ」
先輩が、ペットボトルをこちらに見せる。
中身はまだ、半分ほど。
「知っとるなら、わかるやろ。俺が学校中に撒いた」
「なんで……」
「皆ムカつくからや。皆、俺をバカにしおって……! 俺が生意気やと、お前らの方が生意気や!」
先輩の顔が憎悪に歪む。
「その中でもお前や。渡」
ツカツカと、俺に近付く。
「お前のせいで俺は学校中の笑い者や。クソが……!」
「もともと、笑い者でしょ」
「黙れや!」
無抵抗に倒れる俺を、先輩は蹴り飛ばす。
「うぐぅ」
「渡ィ! お前のせいや。お前の、お前の……ッ」
ブツブツとそのまま呟き続ける先輩。
よく見ると、その顔は赤く、瞳は蕩けている。
先輩も、酔っている。
当然か、酩酊酒を持ってるだけの先輩に、酩酊酒の耐性は無い。
先輩は今、理性なく欲望のみで動いている。
皆を、俺を貶める。そういう純粋な憎悪のみで……。
「そこの、響と未来言うたか」
ふと、先輩がそう言う。
「お前の前でレ✕プしたら、お前はどんな顔するやろな」
「テメ……ッ」
先輩の言葉に響ちゃんと未来ちゃんはビクリと震える。
「……ぅ」
「やだッ! やだやだやだやだ!!」
先輩は、わざとゆっくり歩みを進める。
下卑た笑みで。
俺の足は、手は動かない。酩酊酒をまともに被った為に、酩酊してまともに力が入らない。
だが。
まだここには、頼りになるヤツがいる。
「吉田ァ! 二人を連れて逃げろォ!!」
酩酊酒を被ってなお、平静を保っていた吉田。
俺と同じくらい鍛えている上に酩酊酒被っても冷静さを保つ謎なヤツだが、悪いやつじゃない。
二人を連れて逃げてくれるはずだ。
「逃げたら渡殺すで」
だが。
先輩は、俺の言葉にそう返す。
ポケットから、バタフライナイフを取り出して。
「吉田、いい。俺は、いいからッ!」
「黙れやッ!」
先輩が俺の頭を踏む。
吉田は……。
「いや、渡。もう大丈夫だぜ」
そう、言った。
「なにがや」
先輩は、そう返す。
「もう、終わりにするし」
吉田はそう言い、さらに言葉を続けた。
「
そう言うが早いか、俺を踏んでいた先輩の重さが消える。
その一瞬後。
ガシャン!
と、大きな音。何かの壊れる音がした。
顔を上げあたりを見渡すと、壊れたオブジェと、倒れる先輩。
何かに弾き飛ばされた?
何に?
吉田の方を見る。
吉田は、どこからか現れたのは蛸の脚に腰を掛けている。
吸盤が揃った、大きな雌蛸の脚。
それが、先輩を弾き飛ばしたのだろう。
突如として現れた蛸に、響ちゃんと未来ちゃんも目を見開いて驚いている。
というか。
やっぱり。
チェンソーマンの吉田なのね、キミィ……。
◆
「と、言う訳で。オレは二課に雇われた緒川忍群の忍びってわけ」
「吉田ニンジャなの!?」
学校の外、花壇に腰掛けながら俺は吉田の話を聞いていた。
辺りには救急車と、二課から来た黒服さんが忙しなく働いている。
校舎の影には、酩酊して寝ている生徒たちが寝かされている。
体育館には、きっともっと寝かされているだろう。
酩酊酒で暴走して怪我した生徒は、続々と病院に運ばれている。
響ちゃんと未来ちゃんも、病院に運ばれた。酩酊酒で、理性を奪われたので病院で酒を抜くそうな。
そして俺と吉田は、ほとんど軽症だったのでこうして学校に待機している訳で。
俺も、酩酊酒浴びたんだけどね。
割とすぐに治ったのよね……。
なんでだろ?
「ニンジャ、って訳じゃないんだけどな」
そう言うと、言葉を選びながら吉田は説明してくれた。
「緒川忍群はまあ、諜報機関だ。それ以上に戦闘のプロとして社会の裏側で暗躍してきた訳だ。
で、社会の裏側には得てしてオカルトが関わってくる。何十年か前にも西洋化生とかいう妖怪軍団とウチが戦った、なんて話もあるし。
オレたちはまあ、そんな緒川忍群の中でもオカルトに特化した派閥でな」
「あの蛸もオカルトかぁ」
「そう。猫又って知ってるだろ。長生きした猫が成るっていう妖怪。あの蛸もその類さ。オレは、その蛸と契約して使役しているってワケ」
つまりあれだ。
シンフォギアの強烈忍者軍団とチェンソーマンのデビルハンターが悪魔合体してるのね。
「そして俺も緒川忍群の一人って訳だ」
そう言って現れたのは岸辺先生。
そうだよな、岸辺先生もチェンソーマンじゃデビルハンターだったもんなぁ。
無事だったのか。
無事だろうな、忍者なら。
「岸辺先生も二課に雇われたんですか?」
「ああ」
「……なんで?」
「お前の護衛だ」
と、岸辺先生。
「渡、お前冬木市で中国の聖遺物研究所に攫われそうになっただろ」
「あぁ……、あったなぁ、そういうの」
ランサー秦良玉のマスター、カルマ・リー。
中国の聖遺物研究所の研究員であり、実験部隊【第七聖遺物実験部隊】の隊長だった女。
仙術を扱う道士であり、縮地を扱える女隊長。
そして、ショタコン。
かつて彼女に一度攫われて、中国に出荷(意味深)されそうになったのだった。
被害は最小限ですんだが(大本営発表)、もし攫われていたら、今頃俺はホルマリン漬けにされていただろう……。
「渡、お前はお前が思う以上に貴重な人材であり、研究対象だ」
「シンフォギアに適合した人間だからっスね」
「ああ。お前を守る為に二課の黒服たちが居るが、それじゃ足りないのが実情だ」
「だからオレたちが雇われたって訳」
そう言う訳かぁ。
なら、緒川忍群の中でもオカルトに特化した一派を送り込んだのも納得がいく。
中国の聖遺物研究所、カルマ・リーの事を考えるに、オカルトというか異端技術に特化してそうだし。
「そんな訳で改めて」
吉田は右手を差し出す。
「3年間、仲良くしようぜ」
俺はその手を握る。
「こっちこそ、よろしくね」
◆
酩酊酒の被害状況【1D10】
結果【4】
響と未来の影響【1D10】
響【8】
未来【1】
先輩による酩酊酒バラ撒き事件の影響はそんなに大きくなかった。
酩酊酒がバラ撒かれてビチャビチャになり、また酩酊酒が揮発してベタついた学校の清掃と、壊れてしまった備品の購入、被害者の心のケアを加味して1週間ほど休みになったぐらいである。
なおその分夏休みは減った模様……。
未来ちゃんも病院に運ばれて一晩寝たらすっかり元通りになった。
俺たちの前で大泣きしたので、すごく恥ずかしそうにしていたぐらいであった。
可愛かった(KONAMI)
それはともかく。
問題は響ちゃんの方で……。
「未来〜〜〜〜〜!!」
久々の登校日。
家の外に出ると、響ちゃんが未来ちゃんに抱き着いていた。
「ひ、響ッ!?」
「未来、おはよう」
朝の挨拶にしては、過激だなぁ。
そして。
「ナルくんも、おはようッ」
俺にも抱き着いている。
過激だなぁ!
「えへへ」
そうして。
俺と未来ちゃんの腕を取って間に入るのだ。
まるで、両方とも自分のものだと言うように。
酩酊酒の件があった翌日からこの調子である。
同じ病院の同じ病室に運ばれた二人。
響ちゃんは、未来ちゃんと同じベッドで寝たがったという。
そして、寝たら寝たで未来ちゃんを抱きしめるのだとか。
それはお見舞いに行った俺に対しても。
俺と未来ちゃんが話し合った結果、先輩に犯されそうになった経験から、まだ不安なのだろうと結論づけた。
だが。
俺は、知っている。
響ちゃんが、俺と未来ちゃんに惹かれていた事を。
そして、きっと理解したのだろう。
心を暴く酩酊酒、それを浴びて自身の恋心に。
さて。
俺は、どうするべきだろうか。
調ちゃん、セレナちゃん、マリアさんという恋人が居る俺は。
ハーレムメンバー増やしていいのだろうか。
三人はなんと言うだろうか。
いざと言うときは言いくるめればいいが……。
響ちゃんの顔を見る。
満面の笑みの響ちゃん。
可愛らしいと思う。
笑顔の似合う女の子。
だが。
そんな響ちゃんの顔を見ても答えは出なかった。
◆
今回のオチ。
「おはよー」
教室にたどり着いた俺たち。
「おはよう」
挨拶を返す吉田。
そして……。
「助けてくれ一鳴!」
半泣きで縋り付く一夏くん。
「なんじゃあ!?」
「箒と鈴をなんとかしてくれ!」
そう言う一夏くんを、篠ノ之さんと鳳さんが引き剥がす。
「なんとかとはなんだ!」
「そうよ!」
二人はだいぶ怒っているようだった。
「どしたの?」
俺の言葉に答えたのは、でなく吉田だった。
「あの酒の件で、二人とも一夏に告白しただろ。一夏がまだ返事してないってキレてる」
「あぁ……」
そういや告白してたなぁ……。
「休みの間それぞれとデートして決めようってなったよな?」
「楽しかったわよねぇ、ショッピングモール『レゾナンス』でのデート」
「で、どちらにするか決めたのか?」
「もちろん、決めたわよねぇ、男らしく」
ジリジリと一夏くんに近付く二人。
一夏は尻餅をついて、後ずさりするが壁に当たる。
もう逃げられないぞ。
「一鳴、助けてくれ!」
「一夏!」
「一夏!」
助けを求める一夏くんに、この場を丸く収める最適解を教えることにした。
「一夏くん、二人と付き合えばWin-Winよ?」
「ふざけんな!」
「お前なら出来るさ」
俺だって出来てんだし。
しかも俺は三人の女の子と付き合ってるし。
二人で済む一夏くんならへーきへーき。
なお俺には女の子がもう一人増える可能性がある模様(震え声)
なお、この後山田先生と裸族ゴリラもとい織斑先生が来たので有耶無耶に終わった。
どっとはらい。
次回はセレナちゃんとのデートです。
ダイスでどこに行くか決めるすごろく方式にしようかな。
響ちゃんは、どうしようか……(ノープラン)
このままハーレムに突っ込んでも持て余しそうだしなぁ……、暫くはこのままにすべきか……。