転生者はシンフォギア世界でオリジナルシンフォギア装者として生きるようです 作:アノロン在住の銀騎士
作者がそういうの書けないってよ!
読むのと書くのは大違いだとさHAHAHA!
7月後半。
夏休みである。
サマーシーズン到来ッ! と行ったところである。
そんな7月某日。
俺は響ちゃんや未来ちゃんと共に海に来ていた。
いつぞやの、3人で旅行に行きたいという未来ちゃんの願いを叶えた形である。
「わーい! 海ーッ!」
「響ーッ! 先に準備運動しないとダメだよ!」
海に駆け出す響ちゃんとそれを止める未来ちゃん。
そんな二人を見ながら俺はビーチパラソルやら下に敷くマットなんかを準備していた。
女の子に労働させる訳には行かないしね。
それに荷物を見張る人も居るだろうし。
……未来ちゃんそれを見越して俺を起用したの?
「あつい……」
俺は用意したマットの上に座る。
パラソルの下の影にいるのに、暑さが辛い。
現在午前9時。
6時に起きて電車に乗って海まで来たのがこの時間。
なのだが、もうすでに日差しが強い。
焼けちゃう。
このままではハードボイルドになっちゃう……。
「ナルくーん! ナルくんも泳ごうよ!!」
と、準備運動の終わった響ちゃんが大声で呼びかける。
朝の海はまだ人が少なく、響ちゃんの声がよく通る。
「俺は荷物見てないといけないから、未来ちゃんと遊んでなさーい!」
という俺の声が聞こえたのか、未来ちゃんと一緒に海に向かう響ちゃん。
元気だなぁ。
そんな事を思いながら、水を掛け合ってじゃれ合う二人を見る。
響ちゃんも未来ちゃんもワンピース水着を着ている。
響ちゃんがオレンジ色メインで、差し色に紫の水着。
未来ちゃんが紫メインで、差し色にオレンジ色の水着。
あれか、自分の好きな色がメインで、お互いの好きな人の好きな色を差し色にしているものを選んだのね。
……ええやん。
そういうの好きよ。
とまあ、そんな風に二人をニチャァとした目で見ていると声をかけられた。
「そこの素敵なキミ、お姉さんたちと遊ばない?」
逆ナンであった。
こんな朝早くから……!?
ハンターの朝は早いのねぇ。
「あ、連れが居るん、で……」
と、断りながら、相手の顔を見る。
ニッコニコのマリアさんがいた。
その隣に、これまたニッコニコのセレナちゃんがいた。
その少し後ろに頬を膨らませた調ちゃんと、なぜか顔が赤い切歌ちゃん。
全員水着であった。
「へぇ、彼女が3人も居るのに別の女の子と海に行くのね、一鳴は……」
マリアさんが目を細める。
狩人の目!
「あんな、ちゃうねん……」
冷や汗を流す俺。言葉も変になる。
「その、ちゃうねん……(震え声)」
「違 わ な い わ よ ね ぇ」
マリアさんが俺の隣に座る。
その反対側にセレナちゃんが座る。
二人が俺の太ももを抓る。
「ひぎぃ……」
「浮気は感心しないわよ?」
「非道いです、私たちをハチャメチャにしたのに、更にハチャメチャしようとするんですか?」
二人が頬をふくらませる。
可愛い。
太ももを抓られてなければ、二人の可愛さを堪能出来たのに。
「一鳴さん?」
「ふぇぇ、調ちゃん……」
「うわきもの」
俺の前に座った調ちゃんが俺のお腹をテシテシ殴る。
痛くない。
痛くないけど心が痛いの。
「女好き。すけべ。えっち。ヤリチンクソヤロー」
「ちょっと待って最後の言葉は誰から教わったの?」
「マム」
「ナスターシャ院長!?」
何教えてるのあの人!?
「あの、一鳴さん……?」
と、顔の赤い切歌ちゃん。
「そ、その、女の子が好きなら、アタシとか……」
「切ちゃん、ステイ」
「デスッ!」
調ちゃんの言葉に、その場で気をつけをする切歌ちゃん。
じょ、上下関係……!
「まだ早いよ。焦らずじっくり行こう」
「はいデス」
とまあ、そんな風に騒いでいたら。
響ちゃんと未来ちゃんが何事かと、戻ってきた。
「ナルくん、どうしたの?」
「えっと、ナルくんナンパしてるの?」
「きみたち?」
未来ちゃんには、俺がナンパしてるように見えてるらしい。
なんで?
「あら、一鳴の友達(強調)ね?」
マリアさんが立ち上がり、二人の前に立つ。
つまり、俺とひびみくの間に立っているんだけど、マリアさんのお尻が見えて、……すごいおっきい。
マリアさんのお尻おっきいし、水着の食い込みがすっごい。
すっごいエッチ。
「えいえい」
「むー!」
「で、デス!」
そんな俺をセレナちゃんはポカポカ殴り、調ちゃんはテシテシ殴り、切歌ちゃんはさり気なくマリアさんが座ってた場所に座る。
「私はマリア・カデンツァヴナ・イヴ。一鳴の恋人(超強調)よ!」
と、腰に手を当て気の強い女アピールするマリアさん。
こういうポーズが様になるのがマリアさんなんだよなぁ。
さて、そんな事を言われた響ちゃんと未来ちゃんだけど……。
ひびみくのマリアさん対応【1D10】
1 ナルくんの彼女! 実在したのね!!
2 ナルくんの彼女! 実在したのね!!
3 ナルくんの彼女! 実在したのね!!
4 話の途中だがノイズだ!
5 ナルくんの彼女! 負けられない!!
6 ナルくんの彼女! 負けられない!!
7 ナルくんの彼女! 負けられない!!
8 ナルくんの彼女! 負けられない!!
9 話の途中だがノイズだ!
10 ナルくんの彼女! えっちだ……!
結果【3 ナルくんの彼女! 実在したのね!!】
「ナルくんの、彼女……彼女!?」
「え、ナルくんの彼女!? うそ、ホンモノ!?」
マリアさんがライバル心バチバチに自己紹介したのに、響ちゃんと未来ちゃんの反応は少しおかしかった。
「……あ、ナルくんの写真で見たことあるかも!」
「ホントだ、年上彼女のマリアさんだ!」
「え、えぇ、マリアだけど……?」
「わぁ、実在したんだ!」
二人は俺の彼女が実在していた事に驚いていた。
今まで非実在彼女だと思ってたんか……。
「いや、今まで写真でしか見た事なかったから」
「まあ、それはそうだけどさぁ」
いい機会だから、紹介しとこうかな。
「彼女がマリアさん。で、こっちにいるのがセレナちゃん。この子が調ちゃん。この子が切歌ちゃん」
「……あれ、ナルくん彼女3人って言ってたよね?」
「……増えた?」
ひびみくが俺をジト目で見る。
「切歌ちゃんは調ちゃんの友だちだよぉ!」
「そうデス!
(まだ!?)
(まだ!?)
(まだ!?)
(まだ!?)
(まだ!?)
なんだろう、みんなが難しい顔をしている。
「そういえば、なんでみんなはここに?」
俺が海に行く事を知ってるのは両親と二課の弦十郎さんのみだ。
マリアさんたちは誰から話を聞いたのか。
「ドクターウェルよ」
「ウェル博士が?」
「一鳴が女の子と楽しく海に行く、って言ってたのよ」
「同じ話を了子さんからも聞きました」
「弦十郎さんも言ってたよ」
「デス!」
めっちゃ拡散されとる……。
つらみ。
めっちゃつらみ。
「そんな訳で浮気者の一鳴を連れ戻しに来たのよ」
そういう事であった。
「え、連れ戻すって……?」
未来ちゃんが聞く。
「当たり前じゃない。彼氏が私たち以外の女の子と遊びに行くなんて。一鳴はこれから私達と遊ぶのよ!」
「え、でも……」
と言う響ちゃんを無視して俺の手を取り立たせるマリアさん。
「それじゃ。あとは二人で楽しみなさい」
そう言って俺を引っ張るマリアさん。
セレナちゃんたちも立ち上がる。
と、その俺の反対側の腕が引っ張られる。
「ダメ……ッ!」
一鳴の手を引っ張った人【1D6】
1 響ちゃん
2 未来ちゃん
3 響ちゃん
4 未来ちゃん
5 響ちゃん
6 未来ちゃん
結果【1 響ちゃん】
俺の手を引っ張ったのは響ちゃんであった。
「マリアさんはナルくんの彼女かもしれませんけど、今日のナルくんは私達と遊びに来てくれたんですッ!」
「響……ッ!?」
「未来も引っ張って!! ナルくん連れてかれちゃう」
「う、うん……!」
響ちゃんに言われて、俺の手を引っ張る未来ちゃん。
「セレナ! 調! 切歌! 私達も負けられないわよッ!」
「はいッ! 幼馴染みには負けません!!」
「付き合いが深いのは私達の方!」
「デース!
((((((まだ……))))))
セレナちゃんたちも俺を引っ張り出す。
俺の両手が伸び、身体が大の字になる。
「あだだだだ……!」
「ナルくん、我慢してッ!」
「一鳴、耐えなさいッ!!」
痛みに声が漏れる。
そんな俺に無茶苦茶言う響ちゃんとマリアさん。
二人にはソロモン王の逸話を思い出してほしい。
赤ん坊の母親を名乗る二人の女性から、本物の母親を見つけ出したソロモン王の逸話を。
「伸びる! 腕が伸びる!!」
「ナルくん、頑張って!」
「一鳴さん、今だけは耐えて……!」
「デース! あ、一鳴さんの手おっきいデス」
「切ちゃんの卑しんぼ」
みんなが俺に頑張れって言いながら俺を引っ張る。
そんな俺は裂けそうである。
俺で綱引きをしないで……。
一鳴綱引き対決の行く末【1D10】
1 話の途中だがサメだ!
2 ひびみくの勝利!
3 ひびみくの勝利!
4 話の途中だがノイズだ!
5 マリア軍団の勝利!
6 マリア軍団の勝利!
7 マリア軍団の勝利!
8 マリア軍団の勝利!
9 話の途中だがワイバーンだ!
10 熱烈歓迎
結果【7 マリア軍団の勝利!】
戦争は数だよ兄貴、とどこぞのフケ顔の弟も言っていた。
二人で引っ張る響ちゃんと未来ちゃんよりも、四人で引っ張るマリアさんたちが有利なのは自明の理であり。
引っ張られた俺がマリアさん軍団に引き寄せられるのは仕方のないことであった。
問題は、最後まで俺を離さなかった響ちゃんと未来ちゃんも引き寄せられた事である。
「うおっ」
「わぁッ」
「きゃッ」
俺達はマリアさんたちに受け止められた。
「一鳴さん、大丈夫ですか!?」
声をかけるセレナちゃん。
俺はセレナちゃんに抱き締められた。
むにぃ、と押し付けられるおっぱいの感触!
「うん、大丈夫……。二人は?」
「あの二人はマリア姉さんが受け止めたから大丈夫です」
「そっか。良かった」
で、そのマリアさんは……。
「ふぅふぅ、私達の、勝利よ……」
息切れしながら、勝利宣言していた。
「うぅ、負けちゃった……」
「ナルくん取られちゃった……」
響ちゃんと未来ちゃんはションボリしている……。
その目には光るものが……。
勝利宣言していたマリアさんも、その二人を見て眉をハの字にした。
「マリアさん、二人も一緒に遊んじゃダメかな?」
俺はそう聞いた。
「みんなに黙って女の子と遊びに来たのは悪い事だけど、あの二人はずっと一緒の幼馴染みなのよね。最近仕事やらなんやらで遊べなかったし、ダメぇ?」
「むぅ……」
悩んでいたマリアさんが口を開いた。
「一つだけ、条件があるわ」
「条件?」
未来ちゃんが首を傾ける。
「子どもの頃の一鳴の話、聞かせてちょうだい」
その言葉に、響ちゃんと未来ちゃんが顔を見合わせ、そして。
「はいッ!」
「ありがとうございます、マリアさん!」
花開くような笑顔でそう言ったのだった。
結末【1D10】
1 みんな仲良くなった
2 みんな仲良くなった
3 みんな仲良くなった
4 我慢出来ず告白しちゃう切歌ちゃん
5 調を気に入る響とその頬を抓る未来
6 調を気に入る響とその頬を抓る未来
7 切歌を気に入る未来と激しい嫉妬に身を焦がす響
8 切歌を気に入る未来と激しい嫉妬に身を焦がす響
9 いいムードになってキスしちゃう一鳴と響
10 熱烈歓迎
結果【9 いいムードになってキスしちゃう一鳴と響】
みんなで遊んで、なんやかんやとみんな仲良くなれたと思う。
俺の子供の頃の話を響ちゃんと未来ちゃんから熱心に聞くマリアさんとセレナちゃん。
響ちゃんと調ちゃんが一緒に砂のお城を作ってたり。
焼きそばを食べて口の周りを汚す切歌ちゃんの世話を未来ちゃんが焼いてたり。
今日一日楽しかった。
そしてもう、夕方だ。
もう帰らないといけない時間。
昼間は沢山いた海水浴客も、もういない。
帰りは、マリアさんが借りてきたレンタカーに乗せてもらえるらしい。
皆は車に荷物を積みに行った。
レンタルしていたビーチパラソルを海の家に返した。
あとはマットを片付けるだけ。
なのだが。
俺は、誰もいなくなったビーチに一人座っていた。
ざざん、ざざん。
波が打ち寄せる。
夕日に染まった海が、音を立てる。
楽しい時間はもう終わり。
もう帰りなさい、そう海が急かす。
でも、もう少し。
もう少しだけ、海を見ていたかった。
「隣、座るね」
声がした。
響ちゃんだ。
来たときと同じように、麦わら帽子に白いワンピースを着ている。
「響ちゃん」
「夕日、綺麗だね」
「うん」
二人並んで、しばらく海を見る。
ざざん、ざざん。
オレンジ色の海が打ち寄せる。
「ナルくん、私は未来が好き」
「うん」
「でも、ナルくんの事も同じくらい好きだよ」
「うん」
「未来もきっと、そうだと思う」
「……そうかもねぇ」
「ナルくん」
名前を呼ばれて、響ちゃんを見る。
響ちゃんと目が合う。
響ちゃんの瞳の中の俺と目が合う。
「調ちゃんが言ってたよ、一鳴さんはうわきものだーって」
響ちゃんがクスクスと笑った。
「でも、そんなナルくんが大好きなんだって」
「そっか」
「マリアさんもセレナさんも、あと切歌ちゃんも!」
「照れるねぇ」
「モテモテだね、このこの」
と、俺を肘で突っつく響ちゃん。
しばらくして、突っつくのを止める響ちゃん。
しばし、見つめ合う。
「ねぇ、ナルくん……。私も、ダメかな」
瞳を潤ませ、響ちゃんが言う。
「私も、ナルくんが好きだから」
そう言って響ちゃんが目を瞑る。
あぁ、この子はまったく……。
俺が断らないって、わかってる。
俺は響ちゃんに顔を近付ける。
そして。
唇同士が触れ合う。
「ん……」
響ちゃんが吐息を漏らす。
「えへへ、ナルくんとキスしちゃった」
そう笑うのだった。
「このうわきものー」
「響ちゃんもそうでしょ、未来ちゃんが居るのに」
「未来もナルくんが好きだからセーフだよ!」
そう言ってじゃれ合う。
そんな俺達を夕日だけが見ていた。
「ひーびーきー!」
未来さんも見てたわ(震え声)
「私達も」
「見てましたよ?」
「うわきもの」
「あ! アタシも……! あ、なんでもないデス」
みんな見てたわ(震え声)
そんな訳で。
この後めちゃくちゃ土下座した。
どっとはらい。
◆
なおみんなそんなに怒ってなかったのか。
響ちゃんは正式に彼女扱いになり。
未来ちゃんと切歌ちゃんが熱っぽく俺を見てくるようになった。
どっとはらい!!
グーグルのサイコロは響ちゃん推しのようです。
誕生日近かったからね、多少はね?
次回はどうしようかな、海底遺跡というか、海底に埋まってた聖遺物の話にしようかしら。