転生者はシンフォギア世界でオリジナルシンフォギア装者として生きるようです 作:アノロン在住の銀騎士
明日女神転生Ⅴが発売されるので初投稿です。
たぶん今日からしばらくの間投稿はないです。
アリスちゃんとマーラ様と一緒に東京救ってきます。
その後はシンオウ地方行くし、ハードスケジュールね。
1 敵だ!
2 敵だ!
3 敵だ!
4 強敵だ!
5 休める小部屋を発見!
6 罠だ!
7 宝箱だ!
8 敵だ!
9 あっ……
10 宝物庫だ!
結果【4 強敵だ!】
チェイテ城を探索していた俺たち。
とある大広間に入った瞬間、脳が警鐘を鳴らす。
血の臭いが、漂ってくる。
キャロルちゃんが叫ぶ。
「下がれエルフナイン!」
俺とキャロルちゃんはエルフナインちゃんの前に立つ。
大広間には、無数の死体が積み重なっている。
その中に一匹の獣。
手足は細く、爪は鋭い。
そして、自らの背中の皮を剥いで頭に被せている。
あれは、光を感じ取る瞳孔が蕩けて広がっているから、自然光でさえ眩しいのだ。
しかし、自らの皮を剥いだからこそ、あの獣は血に渇いている。
あの獣の名は、血に渇いた獣。
Bloodborneに出てきたボスである。
やっぱここブラボの悪夢じゃないか!!
「■■■■■■■───!!」
獣が駆ける。
俺たちを殺すために。
俺とキャロルちゃんは迎撃の為に武器を構え、あるいは錬金術を起動させる。
一鳴&キャロルVS血に渇いた獣【1D10】
一鳴【4】+5+3(マリア補正)+3(セレナ補正)
キャロル【9】
血に渇いた獣【10】+15(ケモノ補正)
◆
一鳴のスキル、【戦闘続行】発動!
ダイスロールもう一回な?
◆
一鳴&キャロルVS血に渇いた獣【1D10】
一鳴【10】+5+3(マリア補正)+3(セレナ補正)
キャロル【8】
血に渇いた獣【3】+15(ケモノ補正)
「所詮お前は
戦輪のノコギリ刃高速回転プラス炎による攻撃で血に渇いた獣を攻撃する。
「■■■■■───!!」
血に渇いた獣が全身から体液を噴出。
この体液は毒!
近くにいた俺はまともに喰らう。
「グワーッ! 毒!!」
「下がれ一鳴ッ!」
そう叫びながらキャロルちゃんが魔法陣から炎を放出。
俺は言う通りに一度下がる。
「一鳴さん、見せてください!」
エルフナインちゃんが診察。
「……うん、これなら大丈夫です」
エルフナインちゃんが錬金術で水を出し、それで俺の身体を洗い流す。
「目には入ってないですよね?」
「うん、顔を庇ったから」
「なら、もう安心です!」
「良かったぁ」
「治ったなら戦闘に戻れ! オレ一人ではキツイ!!」
キャロルちゃんが、獣の爪撃を躱す。
「いま、止めを!」
俺は走って獣に向かう。
戦輪を振りかざし、思い切り獣に叩きつける。
と、同時にノコギリ刃高速回転!
炎放出!
「■■■■■!!」
血に渇いた獣が断末魔の叫びをあげる。
血が、毒が吹き出る。
「毒は焼く!」
「■■■………………」
炎が血を、体液を、毒を焼いて浄化。
血に渇いた獣は、力なく崩れ落ちた。
「……なんとか、勝利かな」
「ああ……」
どっと疲れた。
銃持ってパリィしたくなった敵だった。
ドロップ品はあるかい?【1D10】
(7以上である)
結果【1】
血に渇いた獣は大したものを持ってなかった。
鍵とか地図とか、お宝とか。
まあ、獣だし。
そういったものは持たされてなかったのかもね……。
「行こっか」
「ああ……」
「が、頑張りましょう!!」
戦闘で疲れた俺たちをエルフナインちゃんが励ます。
それだけが、癒やしだよ……。
1 敵だ!
2 敵だ!
3 敵だ!
4 強敵だ!
5 休める小部屋を発見!
6 罠だ!
7 宝箱だ!
8 敵だ!
9 あっ……
10 宝物庫だ!
結果【8 敵だ!】
チェイテ城の奥へ奥へと向かう俺たち。
だが、それを阻むようにカボチャ頭の騎士たちが立ちはだかる。
……が。
「どけどけッ!」
「死にたくないなら失せろッ!」
俺とキャロルちゃんの敵では無かった。
さっき戦った血に渇いた獣が何もドロップしなかったイライラをぶつけにぶつけた。
骨折り損のくたびれ儲けやんけ、と怒りをぶつけた。
そのかいあって、騎士たちは全滅した。
カボチャがホクホクになった。
「フンッ! 俺たちの敵ではないな!」
「まあ、本番はここからみたいだけどね……」
俺は廊下の先を見る。
その先の大きな扉の向こうから、プレッシャーが発せられてる。
……明らかに、ボスがいるぅ……。
「……行くぞ」
キャロルちゃんがそう言って歩きだす。
俺とエルフナインちゃんは着いていく。
扉の前に辿り着く。
豪華な扉だ。
俺はその扉を押し開ける。
皆で、中に入る。
そこは、謁見の間であろう。
奥まで長い部屋。
その奥に玉座。
そして、その更に奥に大きなエレベーター。
上へと続くもの。
だが、アレに乗るためには玉座の前の影を倒さないといけないだろう。
プレッシャーは、あの影から発せられている。
あの、少女のような形の影には、竜の角と翼と尾が生えている。
「チェイテ城の主と言うことは、アレはエリザベート・バートリーか」
博識なキャロルちゃんはすぐに正体に気付いた。
「バートリー家の紋章が竜の牙だからといって、本人が竜になるとはな……」
「キャロルちゃんバートリー家の紋章なんて、よく知ってるね」
「ああ、昔パパに教えてもらったことがあってな……」
エリザベートの影が槍を持つ。
そして、穂先をこちらに向ける。
「相手はやる気満々だね」
「ああ。みたいだな」
こちらも戦輪を構える。
キャロルちゃんも、ダウルダヴラのファウストローブを装着!
「エルフナイン、下がっていろ!」
「うん! キャロル、一鳴さん気をつけて!」
「まっかせて!」
さてそれでは。
エリザベートの影を倒しましょう!
一鳴&キャロル VS エリちゃんの影【1D10】
一鳴【9】+5+3(マリア補正)+3(セレナ補正)
キャロル【4】+10(ダウルダヴラ補正)
エリちゃんの影【5】
「イヤーッ!」
「消えろッ!」
俺の戦輪とキャロルちゃんの錬金術が影に直撃する。
「………………!」
影はまともに攻撃を喰らい、片膝をつく。
「キャロルちゃん……」
「ああ、コイツ
エリザベートの影の槍による攻撃は鋭くこちらを狙ってくる。
……が、なんというか速さが足りないというか簡単に躱せるというか。
うん、弱い。
「……まあ、よくよく考えると城の主が強くある必要は無いしな」
と、キャロルちゃん。
そのまま、影に止めのビームを放つ。
エリザベートの影が霧散していく。
「終わりかぁ」
「呆気ないな。さっさと上に───」
「まだです!!」
すっかり気の抜けた俺とキャロちゃんに対して、鋭い声がエルフナインちゃんから飛ぶ。
即座に戦闘態勢を取り直し、影の居た場所に目を向ける。
霧散した影が、大きな形を取っていた。
幾本もの手足が伸びる巨大な影。
その中でも長大に伸びた二本の腕が床を叩きつける。
地響きと共に、床にヒビが入る。
「まずいぞ……」
「エルフナインちゃん、壁際まで逃げて!!」
俺がそう叫ぶと、エルフナインちゃんは一つうなずき、壁まで駆ける。
だが、その間に巨大な影は何度も床を叩く。
その度に広がるヒビ。
「落ちるぞ、備えろ一鳴!」
キャロルちゃんがそう言うのと、巨大な影が床を叩きつけるのは同時だった。
大きな音と共に床が崩れる。
俺とキャロルちゃんは暗闇に吸い込まれていく。
「キャロル、一鳴さん!!」
上の方からエルフナインちゃんの声。
床の崩落には巻き込まれなかったみたいだ。
「キャロルちゃん平気?」
「ああ……」
立ち上がろうとするキャロルちゃんに手を貸す。
上方10メートルほど上から光が差し込む。
10メートルも落ちたということか。
そして、落ちたこの場所は……。
「酷い臭いだな……」
「うん」
血の臭いが酷い。
床には瓦礫と薄く貯まる赤黒い液体。
辺りを見渡せば全裸の死体たち。
上の謁見の間よりも広いここは、死体の置き場だ。
「ああ……あなたたち……」
と、死体の中から一人の女性の声。
「……あの顔! 例の研究所の職員だ」
キャロルちゃんが教えてくれた。
「発狂したっていう?」
「ああ……」
「助けに来たのね、そうでしょ!」
女性はこちらに這い寄りながらそう言う。
「ああ! おぞましい、醜い竜がやってくる。呪われた、エリザベートが。許して、お願い許して……」
瞬間、水と地を踏む音。
前方、薄暗くとも見える。
下半身は何本も生えた竜の足と尾。
背骨は曲がり、竜の翼が萎びて生えている。
そして、竜のように伸びた少女の顔。
その右隣に生えた、眼球の集合体は口のようにモゴモゴと蠢いている。
ああ、これは。
もうエリザベートの影じゃない。
いや、影は仮の姿か。
エリザベート・バートリーに悪夢のエッセンスが混じって生まれたコイツは、醜い獣だ。
「そういう趣向か、悪夢ってのは!!」
俺は、憤りを感じた。
エリザベート・バートリー、俺の知るFateのエリちゃんは自称アイドルのトラブルメーカーで音痴で傍迷惑で。
でも、それでも前向きに生きていた。
こんな、醜い獣になっていい子じゃなかった。
「キャロルちゃん、やろう」
「ああ」
俺は戦輪を構えた。
キャロルちゃんも錬金術起動準備に入る。
悪夢を終わらせるために。
一鳴&キャロル VS 醜い竜、エリザベート【1D10】
一鳴【4】+5+3(マリア補正)+3(セレナ補正)
キャロル【9】+10(ダウルダヴラ補正)
醜い竜、エリザベート【5】+20(悪夢補正)
悪夢として、本来の姿を取り戻した醜い獣の攻撃は直線的ではあるものの、早く鋭い。
故に俺とキャロルちゃんははじめは防戦一方であった。
……しかし、獣と成り果てた影の攻撃はそれ故に単純でパターン化されており、スキを見出すのは容易であった。
醜い竜が突進攻撃。
俺とキャロルちゃんは左右に跳んで回避。
「合わせろ、一鳴ッ!!」
「ハイヨロコンデーッ!!」
キャロルちゃんがグラビトンエンド。
俺が燃え盛る戦輪投擲。
左右からの攻撃をまともに喰らう醜い竜は咆哮をあげる。
「■■■■■■■■■■ーッ!!」
醜い竜が跳躍。
上空から俺たちを潰そうとする。
「甘いッ!」
「イヤーッ!」
それに合わせるようにキャロルちゃんがダウルダヴラの弦を部屋中に張り巡らせる。
さながら蜘蛛の巣のように張り巡らされた弦は高速落下する醜い竜の身体を切り刻む。
「■■■■■!?」
切り刻まれていく己の身体に驚く醜い竜。
俺はそのスキを逃さず、射出した小型戦輪を醜い竜にぶつける。
弦と小型戦輪による合せ技!
逃げ場のない空中では避ける事は出来ない!
「─────」
もはや叫ぶ事も出来ず、切り刻まれて肉片となって死体置き場に落下していく醜い竜。
最後に、竜めいて伸びた少女の顔が目の前に落ちてくる。
バチャン、と血が跳ねる。
「───あり、がと」
醜い竜は最期にそう呟いて。
幻のように消え去っていった。
「……エリちゃん」
あの影には、エリザベート・バートリーの意識があったのだろうか。
それとも、影に刻まれた過去のデータのようなものか……。
「行くぞ、一鳴」
と、キャロルちゃんが上を、謁見の間を向いて言う。
「ここで感傷に浸っている暇はない」
「……わかったよキャロルちゃん」
素っ気ない言い方は、キャロルちゃんなりの気遣いだろう。
その優しさが嬉しかった。
「あ、研究者の人も連れて行かないと」
と、研究者の女性の方を見ると。
「…………」
虚ろな瞳で空を見ていた。
「あの、大丈夫ですか?」
「…………」
「あのー?」
「…………」
声を掛けても反応がない。
「……放っておけ」
と、キャロルちゃん。
「安堵からか、悪夢の特性かわからんが自我が薄くなっているようだ」
「大丈夫なの、それ?」
「さあな。まあ、ここに置いておいても死にはしないだろう。まともな出入り口は瓦礫で塞がってるし」
それに、とキャロルちゃんが続ける。
「この悪夢を祓えば元の身体に戻るだろう」
「……出るだけじゃないんだね」
「ああ。あんなものを見せられたら、この悪夢を見せてるヤツをブチのめさなければ気がすまない」
キャロルちゃんも、醜い竜と成り果てたあのエリザベート・バートリーに思う所はあったという事か。
「うん、じゃあ早くエルフナインちゃんの所に戻らないとね。きっと心配してる」
「ああ、そうだな」
俺とキャロルちゃんは跳躍。
壁を蹴って、上方の謁見の間に戻る。
「キャロル! 一鳴さん! 無事でしたか!」
と、エルフナインちゃん。
「うん、心配させてゴメンね」
「オレたちがあれで死ぬはず無いだろう」
キャロルちゃんは素っ気ないが、エルフナインちゃんの頭を撫でてる辺り甘い。
とにもかくにも。
合流できた俺たちは、謁見の間の玉座の奥にあるエレベーターに乗る。
ゴウンゴウンと、轟音と共に上に昇っていく。
その途中、壁の色が変わる。
灰色の煉瓦壁から、黄色い巨石の壁に。
エレベーターが止まる。
黄色の巨石で出来た壁に松明が掛けられている。
柱は白く、所々に壁画。
「ここが、チェイテピラミッド姫路チフォージュ城のピラミッド部分かぁ」
「その呼び名やめろ!」
4層からなる悪夢の第2層。
ピラミッド部分である。
私はエリちゃんを作中で醜い獣ルドウイークとガッチャンコしましたが、エリちゃんの事は嫌いではありません。
私の初めてのレベル100サーヴァントであり、推しの一人でもあります。
それだけは、真実をお伝えしたかった。
そんな訳でチェイテ編終わり。
次回からピラミッド編です。
と、いってもやる事は変わらず。
探索して、敵をしばいて、お宝見つけるだけ。
なお次回更新は未定の模様(震え声)