未完

専門知識の乏しく書けませんでした。

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宗教批判しているわけではありません。また、テロリストの主張に同意しているわけではないです。あくまで小説のネタとして使っています。
信仰、信教は各個人の自由だと考えています。


テロリスト実効支配地にGATEが開く〜カリフ国家樹立物語〜

20XX年、世界各地にテロリストが蔓延り社会を混乱に陥れていた。そんな中、アルカイ○ダやラシュカ○トイバ、ターリバ○ンなどの大規模組織を数年で追い越した組織がある。

 

 

 そう、ISI○である。アルカイ○ダ系テロリストであったがあまりの残虐的アトモスフィアで破門された組織でインターネット、ドローンなどの最新機器を使用し大きく勢力を伸ばしていた。

 

だがそれは泡沫の夢であり、201X年ごろには正規軍に追い詰められつつあった。しかし、彼らの信ずる神はさらなる試練を与える。異世界への門が開き、「多神教信仰の十字軍もどき」が襲ってきたのだ!

 

 ところで世界各地のテロリストは多少、思想に違いがあろうと多くはハンバル学派を源流としている。ハンバル学派とは要するにコーランが絶対ですよ、というものでありテロリストの主張ではムハンマドが生きていた6世紀頃が最も正しいので世界を戻しましょうということとなる。その主張の中には神の絶対性も含まれ、それを通すには暴力をも行使するのがテロリストスタイル。

 当然、異世界の「多神教信仰の十字軍もどき」など認められるわけがなく格好のカモであった。しかも異世界の資源が獲得でき、ユダヤ教キリスト教といった面倒くさい存在がなく主義主張し放題。アメ○カの支援を受けた正規軍に追い詰められていたISI○にとっては都合が良かったし、異世界という快適環境に行けるとなれば他のテロ組織も沸き立った。

 

 世界各国に散らばるテロリストがISI○が正規軍、異世界軍相手に奮戦する地域にどんどん集まり勢いを取り戻し始めた。資金、物資をかき集めあらゆる手段を使い彼らを押し返したのだ!それからの行動は早かった。ダメージを回復させ異世界への門をくぐっていった。

 

 最後のテロリストたちが通ったのと同時に、門は異世界の偶像崇拝の象徴として爆破された。

 

 

 

 

 

 

 

ファルマート大陸・アルヌスの丘

 

異世界侵入を果たしたテロリストは要塞を構築し数年を費やして自給自足を可能にし、一丸となるため教義のすり合わせを行った。

 

何度か異世界軍が攻めてきていたが機関銃の十字砲火には勝てなかった。そんなことを繰り返していたある日のことだった。アルヌスの丘の端にズィンミーという保護した民たちの村があるのだが、そこの検問所にエムロイの使徒ロゥリィ・マーキュリーを名乗るものが現れたのだ。

 

 

ここは異世界の地。本物の使徒であったとしたらどうするのか、という意見が出たので処刑せず調査することに。そこで戦闘員が検問所にやってきた。

 

「神の使徒を名乗るものはどこだ」

 

完全武装でやってきた戦闘員を恐れることなくロゥリィは臆することなく返答する。

 

「エムロイの使徒ロゥリィ・マーキュリーよぉ。さまよう魂を回収するためにここに来たわぁ。」

 

「どういう意味だ。魂は終末の日にアッラーの審判によって導かれるのではないのか。」

 

「エムロイは死と断罪の神。己の心を偽ることなく、且つその責任も投げださず、人生を全うすることを教義としていて戦士の魂はエムロイによって導かれるのよぉ。」

 

イスラム教を真正面から否定している。ズィンミーがイスラム教を否定した場合通常死刑が適応される。しかし異世界の神の使徒は不死身である。

 

戦闘員は迷いなくロゥリィの頭をハンドガンでぶち抜いた。しかし死なない。何かの間違いだと思い今度は頭をカラシニコフで撃ち胴体にも数発撃ち込む。

 

「あらぁ、急に攻撃するなんて失礼よぉ。」

 

その異常事態に戦闘員は恐れをなし逃げ出してしまった。

 

「これは入ってもいいということねぇ。」

 

そのまま彼女は村へ入っていった。

 そうして上に報告がされていくと、「ここは異世界の地で本物の使徒がいたとしてもおかしくはない。」という意見が出て再調査することに。そうして今度はウラマーという聖職者と護衛でロゥリィのところへ行くことになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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