祥平「1つ 姉さんのアイアンクローを喰らう」
利奈「2つ 千聖ちゃん達が泊まりに来た」
千聖「3つ 夜に嫌な事が起きそう」
日菜「あらすじの仕方がつまらないよ?」
作者「ぐふっ!」
千聖「間があいてたから仕方ないわよ?」
祥平「おいだからそれを言いながらデンガッシャーソードモードを持ってるのはどうする気だ!」
千聖「必殺…私の必殺技でしょう君を掴まえる!」
祥平「いやそれ斬る!?俺が死んじゃう!?」
利奈「頑張れー!」
祥平「頑張れを今 言うんじゃねぇよ!」
紗夜「本編どうぞ…」
~祥平の部屋~
祥平「やっと1人になれたが……」
俺は1人になった所でゲームをしようとしたんだが
日菜「お兄ちゃん、それ面白いの?」
祥平「あれ?何でまだいるの、日菜ちゃん?」
俺は1人にしてくれって言ったのにどうしているんだ?
日菜「んー……面白そうだから♪」
うん。そうだよね、日菜ちゃんは面白いと思う事には突っ込む事をするの紗夜から聞いたがまさか、今日されるとは思わなかった……
祥平「ん?」
電話が鳴ってるが誰だ……凄い珍しい奴からの連絡だな……
祥平「どうした紗綾?」
マジでいきなりの連絡だな。でもどうしたんだ?
紗綾『先輩、遅くに申し訳ありません』
祥平「いや別に構わないけど何かあったか?」
紗綾『いやぁ~先輩あれから無事なのかの確認をしたくて電話しましたけど迷惑でしたか?』
祥平「あー大丈夫。色々あったけど深刻な事では無かったからな……」
あー、こうやって心配してくれる後輩がいてくれるのはすげぇ嬉しい。千聖や紗夜が昨日、今日でやっぱり変わりすぎて疲れてたから助かった……
紗綾『それで明日とか何か用事とかありませんか?』
祥平「いや特にないが何かあるのか?」
紗綾『先輩がオススメしてくれたゲームでちょっとどうしても進められなくて私1人じゃ分からなくて』
祥平「別に構わないぞ?」
紗綾『それじゃ明日お願いします!ではお休みなさい!』
元気があって素直な子でマジで良い子すぎるだろ………ん?日菜ちゃん?
日菜「お姉ちゃん達には内緒にしとくね♪」
祥平「ありがとな」
俺は日菜ちゃんの頭を優しく撫でたんだが日菜ちゃんは立ち上がるのだった
日菜「それじゃ私はお姉ちゃん達の所に行くね!」
そう言って部屋を出ていく日菜ちゃんだった。俺はと言うとゲームを再開させるのだった
~別の部屋~
千聖「退いてくれない?」
紗夜「嫌に決まってるわよ?」
あれぇ~?お姉ちゃんと千聖ちゃんが威嚇しあってる?
利奈「日菜ちゃん2人ともどうしちゃったの?」
日菜「何でかな?」
何か2人の間にバチバチしてるのが見えるんだよね。2人って仲が悪かったっけ?
利奈「一先ず、落ち着いて、ね?」
2人『無理です!』
うわ、息ピッタリだよ。それでこの2人は威嚇しあってるの?ん?日菜?
日菜「多分だけどお兄ちゃんのことだと思うよ?」
利奈「あー納得だわ。祥平のことになると2人共 暴走してそうだもんね。」
さてと私は自分の部屋に戻って最後の確認でもしようかな
利奈「後は頑張ってね♪」
日菜「うん頑張る♪」
利奈はそう言いながら部屋を出ていき日菜はこの2人の喧嘩状態をずっと眺めていたが
祥平「日菜ちゃん、ちょっと」
日菜「ん?」
お兄ちゃんが小さな声で私を呼んだのに気が付いて部屋をこっそり出る。
祥平「千聖達は何があったんだ、あれ?」
歩きながらさっきの千聖と紗夜の事を聞くがこれが嫌な回答を聞いてしまった
日菜「多分お兄ちゃんの事だと思うよ?」
祥平「マジかよ。でも何で俺のことであんな喧嘩状態になるんだ?」
お兄ちゃんってたまに女心を分かってないんだよね。だから私でもたまに苦戦しちゃうんだよね
日菜「それより何で私だけ呼び出したの?お姉ちゃんか千聖ちゃんどっちか呼べば良かったのに?」
祥平「いや、えっとな2人に言うとまた追い掛けられそうになるから日菜ちゃんにしか頼めないんだが良いか?」
日菜「私にしか頼めないこと?それって何?」
一先ずお兄ちゃんの部屋に入ろうとドアを開いて部屋を見たけど特に何もないけど?
日菜「お兄ちゃんそれで頼みって?」
祥平「隣に座ってくれるだけで良いんだが駄目か?」
お兄ちゃんが照れながらそう言うんだけど何か その姿を見てると凄いるんってする♪
日菜「それぐらいなら良いよ!でも何で座るの?」
祥平「千聖と紗夜の2人とはこうやって話しをしてたが日菜ちゃんとはあまり無かったからさ、ほら相談ばかりだったから普通に話しはしてないなって思ったんだ」
日菜「………確かにそうかも?お兄ちゃんと楽しく話しなんてもしかしてしてない?」
癌の事や昔の事では話しをしたが楽しい会話なんてした覚えがそんなに無い……
日菜「でもね、私は別に無理して話そうとしなくても良いと思うよ?」
私はさりげなくお兄ちゃんのお膝の上に横になる
祥平「いや日菜ちゃん乗るのは止めてくれないかな?」
膝に頭を乗せるならまだ良いけどまさかそのまま全身で乗って来るとは思わなかったがちょっと色々とまずい!
日菜「え?嫌だ♪」
祥平「えっとだから……///」
お兄ちゃんもしかして顔が赤くなってるよね?………これはチャンスだよね♪
日菜「もしかして照れてる♪」
祥平「照れてない!///」
日菜「そう言って顔が赤いよぉ~♪」
ほっぺをぷにぷにしながら日菜ちゃんは俺をからかって少し楽しんでる。いや楽しむんじゃないよ
祥平「ほらいい加減にして降りろ」
日菜「んー……嫌だー♪」
私はお兄ちゃんを押し倒し抱き締めて逃がさない用にした
祥平「待って日菜ちゃん!そんな強く抱き締めないで!///」
これは不味い、色々と本当にヤバい!日菜ちゃんは妹的な存在だからそこまで意識してなかったけど流石にこれ以上は駄目!
祥平「日菜ちゃん離してくれないか?」
日菜「無理……」
祥平「んな即答しないでくれ。1回だけ離してくれないか?」
日菜「嫌だ……」
あれ?日菜ちゃんどうしたんだ?
日菜「私さ、何も考えてないと思うでしょ?」
マジメな声でいきなりそんな事を言って来た。マジでどうしたんだ?
祥平「そんな事はないよ。紗夜と仲直り出来たのって日菜ちゃんのお陰だと思ってる。じゃないと今こうして楽しく遊べてないと思う……」
日菜「そう思ってくれてありがとう。でもね 私もう自分の気持ちを抑えるの限界だったからこうしてるんだよ?」
自分の気持ちを抑える?それって何のことだ?まさか2人みたいに追い掛けられるのか!?
日菜「お兄ちゃんが思ってる用な事じゃないからね?」
祥平「だから何で心を読めるの?ま、それは置いとくとして何か悩みがあるのか?」
お兄ちゃんは私の頭を撫でながら心配してくれた。だから私はあの時から………
日菜「お兄ちゃんの事が好きなの。兄妹みたいな好きとかじゃなくて異性として私は好き……しょう君の返事を聞かせて……」
祥平「え?……いや……は?……え?///」
待って日菜ちゃんが俺を好き?仲良し兄妹の好きとかじゃなくて異性としての好き?LOVE?………
祥平「日菜ちゃん冗談とかではなく?」
日菜「本気だよ。今すぐに返事が欲しいけどゆっくり考えて良いよ?お兄ちゃん混乱してるでしょ?」
祥平「いやでも……」
日菜ちゃんは抱き締めるのを止めて立ち上がる
日菜「私はね2人より先にお兄ちゃんを……しょう君を好きになってたんだよ?」
祥平「え?は?え?いつからだ?」
日菜「迷子になった私を見付けてくれたあの日からお兄ちゃんで私の大好きな人になの……だからお姉ちゃんや千聖ちゃん2人に負けるつもりないから!」
あの時から、え?嘘だろ?んな馬鹿な事はないだろ……あーーーーー!もう頭がパンクしそうだ……
祥平「ちょっと1人で散歩してくる!」
1度 状況整理をしなくちゃ駄目だ……はぁ~どうすれば良いんだよ……
~夜の外~
祥平「あー頭がいてぇよ、畜生……」
まさか日菜ちゃんに告白されるとは思わなかった……マジでどうしよう……俺が昔から好きなのは○○なんだが日菜ちゃんを傷付けたくないけど告白の事は本当に申し訳ないけど。
祥平「断るしかないんだよな。でも日菜ちゃんを傷付けたくないし「しょ~う~君~♪」あー千聖か、何だ、まだ俺を狙ってるのか?」
千聖「そうだけど何からしくないけどどうしたの?何か悩みがあるなら聞くけど?」
祥平「え?押さえ付けて何かされると思ってたんだけど……」
何でいきなり優しくなるんだよ。さっきまでのヤバい千聖はどうしたんだ?
千聖「失礼ね!しょう君が悩んでる時にそんな事をする訳ないでしょ?」
祥平「千聖………ありがとう。」
~祥平 説明中~
千聖「日菜ちゃんから告白されたけど別に好きな人がいてそれで断るけど日菜ちゃんを傷付けるのが嫌だからどうしたら良いか悩んでたと?」
そう言いながらスタンガンを出すのを止めてくれ!
千聖「あのね、恋愛ってそう言う物よ?告白して振られる覚悟だってあるし付き合えるかもしれない。だから傷付けない方法なんてないわ………それで告白の返事を長く待たせるのはよろしくないからね?」
祥平「だよな……」
そうだ。普通はそうなんだよ。俺は何を無茶な事を考えていたんだ………
祥平「千聖サンキューな………それとお前に大事な話しがあるから待っててくれ。」
まだ家から近いから直ぐに戻ってだ……行こう!
~自宅玄関~
日菜「戻って来たってことは……」
祥平「答えを持ってきた。日菜ちゃん……ごめんなさい。俺は君とは付き合えません。他に好きな人がいるんだ、だからごめんなさい……」
だよね。何となくそう思ってたんだけど………私じゃ駄目だったんだ……
日菜「お兄ちゃん、ちょっとコンビニでアイスを買ってきて欲しいなー♪」
祥平「今からか?「うんどうしても!」分かった…」
お兄ちゃんは走ってその場から離れて行き。見えなくなったのを確認した私はその場で座り込んだ。
日菜「やっぱりお兄ちゃんからしたら私は妹みたいな感じだよね……何でなのかな、涙が止まらないよ……」
紗夜「日菜どうしたの!?」
あれ、お姉ちゃんがいつの間にいたんだ。
日菜「あのね、お兄ちゃんに告白したんだけど……振られちゃった……」
私は静かに日菜を優しく抱き締めて頭を撫で始める。
紗夜「日菜……」
日菜「何で私じゃ駄目だったのかな?どうして私を選んでくれなかったのかな?どうして……どうしてなの!」ポロポロ
紗夜「今は思いきり泣きなさい……」
日菜「ああああ……!」ポロポロ
この事に関して怒りたいと言いたいけど祥平も辛い気持ちなのよね。日菜を傷付けた自分が許せなくて泣いてそうだけど……
祥平「日菜ちゃん、ごめん。でも日菜ちゃんの行動で俺も覚悟は出来た……」
千聖の方へ戻ってる途中で俺はそう思いながら向かう……
~近くの公園~
千聖「やっと来たわね。それで話しって何かしら?」
祥平「えっとよ千聖………」
いざ言うとなるとかなり緊張しちまうが……男ならちゃんとシャキッとしなきゃ駄目だ!
祥平「実は俺、千聖の事が……」
~???~
そこで俺は目を覚ました。どのくらい寝てた?それにここは………病院?
俺は隣を振り向きそこには俺の大切な人がいた。
千聖「起きるのが遅いわよ、しょう君♪……」ポロポロ
祥平「あーおはよう。そして傍にありがとな……」
END
はい。まさかの夢オチと言うエンドで終わらせて頂きました。ここまで読んでくれた皆さんありがとうございます!
正直に言うと話しのネタ切れになってしまいこんな風な終わらせ方になり本当に申し訳ありません!
お気に入りしてくれた皆さん本当にここまで自分の妄想した小説を読んで頂きありがとうございます!これからも翔斬をよろしくお願いします!それではバイバイ!