蛙の歴史と言います。
今回は、休日でしたので早めに上げれました。
俺が次に、意識が覚醒したのは鼻にツーンと来る嫌な消毒液の匂いを感じたからだ。
顕(生きてるのか?だとしたら此処は……)
俺は辺りを見るために、起きようとするが激しい痛みに襲われ起き上がれない。
首を動かしてみると、体中に包帯が巻かれていた。
あの高さから落ちたのだ、生きてるほうが不思議である。
それから首を動かし、改めてあたりを見る
座敷に布団、鏡に壁に立てかけてある刀、俺は辺りを見終わり何処か動かせないかと試みたが、腕や足は愚か指さえも動かせない……
そこで、初めて俺は消毒液以外の匂いに気がついた。
それは不思議と落ち着く、甘い匂いだ。
顕(この匂い、凄く落ち着く……)
俺が、匂いを感じてると。
ガラガラガラ
部屋の麩を開け、女の子が入って来た。
白髪で少しほっそりしているが何処か落ち着いている。
何故か『犬耳』を付けて、尻尾もあることが、気になるがあんまり気にしないようにしよう。
?「気づきましたか?。」
犬耳の子は、俺が起きたのに気づき隣に正座した。
美人としか表しようが無い位に、綺麗だ。
?「それにしても、良くあの高さから落ちて死にませんでしたね。」
顕「君が……助けてくれたの?」
?「はい!えっと私、犬走 糀と言います。えっと……貴方は?」
顕「あぁ、俺は河津 顕悟……顕悟でいいよ。君は椛さん?それとも、椛ちゃん?」
椛「あっ椛で結構です。」
顕「そっか…じゃあ椛、いくつか質問してもいいかな?」
俺は、椛が首を縦に振ったのを見てから言う。
顕「じゃあ最初、此処は何処なの?」
椛「此処は、妖怪の山にある私の家です。」
俺は、あるフレーズに疑問を抱き確かめてみた。
顕「妖怪の……山?」
椛「そうですけど、一応私も白狼天狗ですし」
顕「ちょちょっと待ってね。」
えっと、此処は妖怪の山で椛の家で……その椛が妖怪で……あぁもう分からなくなってきた。
椛「あの……大丈夫ですか?」
顕「大丈夫じゃ無いけど、大丈夫だ…問題無い」
椛「そっそうですか。」
顕「椛、もう一つだけいい?」
椛「はい、なんですか?」
俺は、一番気になっていた事を口にした。
顕「此処は……何県?」
椛「へ?県ってなんですか?」
ポカン( ゚д゚ )
という間が空き、椛が喋り出す。
椛「あっ顕悟さんは、外来人でしたね。」
椛は、まるでここが別次元の世界の様に、そう言い俺に此処の地名を告げた。
椛「此処は、幻想郷です。」
顕「ゲンソウキョウ?なんだいそれ、そんな地名は知らないな。」
椛「そうですね。外の世界とは陸続きになっているらしいですけど、実際はどうでしょう。それに結界まで張ってありますから。」
顕「そう……じゃあ戻る方法も……」
椛「無い…と思います。」
マジでかよ、戻れないとしたら高校どうすんだよ。
あっでもこっちには、知ってる奴誰一人居ないんだしむしろ良かったのかな?
でもなぁ
そんな事を考えてると、ふと疑問に思ったことが
顕「なぁじゃあ、そんな普通入ってこれもしなさそうな所に、俺は入ってこれたんだ?」
椛「幾つか条件が、有りますけど……」
顕「どんな条件なんだ?」
椛の話によると、主に二つ
一つ目は『外の世界で忘れさられた時』
二つ目は『何らかの能力を持ってた時』
顕「能力か……」
俺は嫌なことを思い出した。
椛「心当たりでも?」
顕「ん?あぁ少しね。俺は、天気予告士なんだ。」
椛「はい?」
そうだな。今は春の中旬
俺は適当に、明日から一週間は雪その後雨と椛に告げた。
椛には、「雪なんて降るわけ無いですよ」と笑われたが、俺は完全に当てるんでね。
そう思いながら、俺は再び眠りについた………
いかがでしたか?
やっとヒロインである椛を登場させて頂きました。
今度は戦闘パートを書きたいと思っています。
前回でも申しましたが、更新は不定期なので失踪しない様に頑張りたいと思っています。