東方 白狼物語   作:蛙の歴史

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いやー気づけば、遂に投稿から前回で1年目を迎えました。
亀更新のせいで1年目でこの話数は多いか少ないかはわかりませんが、今後とも宜しくお願いします。












あっ今回、グロ要素が豊富なので気をつけてください。


悪魔と事故

最初に聞こえたのは誰かの悲鳴だった。

俺ではないため、多分炎か腐敗の大地にでも触れたんだろう。

 

『アァァ勝手二死ヌナヨ。殺セナイジャナイカ。』

 

あぁもう俺には関係ない、そう関係ないんだ。

俺の愛したモノは傷つけられ無くなった。

あぁこの怒りは果たして収まるのかな?

まぁ殺して見ればわかるよね。

丁度ここには、大量の『虐殺対象』もいるし俺がいるから極地獄の効果外だし……良し殺そう♪

 

『拷問城ノ影鎖』

 

朧の足から全方向に影が伸びて行き、相手のところまで到達すると『それ』は地面を離れ人体に食らいつく鎖となった。

 

『サテ、タノシイタノシイ拷問劇ノ始マリデス。』

 

まず、手前に居た男の首を引きちぎりそれを別の男の目へと突っ込む。

ギチギチと肉を引きちぎる音がなり、ギシュッと目が潰れビチャビチャと地が溢れ出す。

目を潰した男の反対の目を人差し指と中指と親指でゆっくりと丁寧に引きちぎり、外の大地へと捨てた。

捨てる時に、思いっきり投げてしまったが数人の体を貫通しただけだから大丈夫だ。

倒れ込んだ男の天狗の背中へ手を伸ばしそのまま体の中に手を入れる。

 

「ぐがぁぁぁぁ!!」

 

おぉ反応がいいね。

だが、抵抗しなければそれまでだ。

俺は背骨を掴み引きずり出す。

グズュグズュグズュグズュ!!

背骨を失ったことにより支えを失った天狗は、タコのようにふにゃふにゃになった。

 

『朧選手、構エテ振リ切ッタ!』

 

こんな人が密集してるところで、1m超の棒状の物を思いっきり振り回せば、吹き飛ばされる奴にも巻き込まれる奴らが大量に出る。

つまり極地獄の影響下に入る訳で………

 

「うぁぁぁあ!熱い!熱い!」

 

「俺の!俺の腕が腐ってっ!?」

 

「嫌だぁぁ……死にたくない!!」

 

『ソウダロ?死ヌノハイヤダヨナ。』

 

俺は、そいつに手を伸ばして行く。

それに気づいたそいつも俺に手を伸ばしていく。

 

『デモ………多分アイツラハソノ言葉サヘイエナカッタ!!!』

 

俺は伸ばした手で、狙いをつけ抜き取った背骨をそいつの口に無理やり差し込む。

 

『サァ、天魔。後ハ、オ前ダケダ。』

 

 

 

 

 

 

*

 

 

 

 

天狗side

 

なんなのだ。

何だと言うのだこの状況は………

私は一端の隊長天狗なのだが、天魔様の命により逆族を葬って仲間達と戻ってみれば里が地獄へと化していた。

 

「状況を!状況把握を早く!」

 

私は声を張り上げながら里の上空を飛び、天魔様の社まで最速で飛ぶ。

 

「隊長!どうやら天魔様の社には人間が………」

 

「あい、分かった。私が様子を見る。お前達は直ぐに動けるようにしろ。」

 

人間か………

まさかこれすべてをその人間がやったのか?

いや、有り得ない。

里を包むほどの力など天魔様でも無理な事を………

私はゆっくりと社へと近づいて行く。

すると社の麩が開き中から天魔様の顔がっ!?

 

『アヒャヒャヒャヒャ!!!』

 

それはもう人ではなく正に悪魔だった。

片手に天魔様の首を持っているが、天魔様の首は『下』が無い。

顔の皮が半分禿げて背骨しか残っていなかった。

それは、もう天魔様ではなく不快感や恐怖感を煽るモノでしかなかった。

 

「全員!全速力で逃げろ!!」

 

私の指令と同時に動き出す部下達、幻想郷1の速さを持つ私達なら振り切れる!

 

『速サデ、殺ルノカ??』

 

そう言って、悪魔は両手を抜き手の構えになり詠唱を始めた。

 

『我速サノ証拠ハ地獄ヘノ道ヲ駆ケ抜ケ置キ去リ二シタ喰イ跡ナリ』

 

 

ーーーー食人狼極地獄道(ニブル・ヘルロード)ーーーー

 

それが私の聞いた最後の言葉だった。

 

 

 

 

天狗side out

 

*

 

飛んで逃げようとしていた天狗が悲鳴を上げ地上へ落ちていく。

あぁどうしてだろうか。

おれは、こんな結末を望んで居たのだろうか?

何処ぞの神ではないが、こんな結末など望んではいない!

 

『コンナ結末!コンナ世界ナド!』

 

俺は両手を振り上げ振り下ろす。

振り下ろすと、空には無数の巨大な塊が燃えながら降り注いでくる。

 

【星屑の銀流(スターダスト・シルバーレイ)】

 

その言葉は叫びだったのか、祈りだったのか。

だが、確かに言えることはこの瞬間天狗の里は崩壊した。

 

 

 

 

*

 

 

 

 

 

星屑の銀流と共に極地獄を解除し地上へ降り立つ。

 

「あぁ助けっ…………………」

 

「……………………くくくっ!」

 

俺は体の半分が腐っている、天狗を見て笑いがこみ上げてくる。

彼は、そんな天狗からしては悪魔なのだろう。

 

「あひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!」

 

彼は、天狗を蹴り上げ殴って踵落としで潰した。

だがそんな悪魔でも、避けられない攻撃がある。

 

テェレテェテェレテン テェレテェテェレテン

駅のホームで流れる曲と共に…………

暁 朧は、電車に轢かれていた。




今回は短いです。
次回から、コラボがスタートします。
ゆっくり待っていてください。

誤字脱字がありますが、今後とも宜しくお願いします。
感想や意見があればどしどしください。
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