東方 白狼物語   作:蛙の歴史

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貧乏神社へのお参り

「ととっと、危ない危ない。」

 

俺は今、藍さ­­んの伝言で空中を移動している……

しているのは良いんだけど……

 

「にぃ?大丈夫?」

 

「顕悟さん大丈夫ですか?」

 

女性二人に、しかも片方は幼女に手を持たれながらとか……………

あぁダセェ。

 

「にしてもまたなんで『今日』かな?」

 

俺は、昨日のやり取りを思い出し首をかしげていた。

 

 

 

 

 

「顕悟さん。明日は博麗神社へ向かってください。」

 

「博麗神社、わざわざ行けというのだから理由があるんだろ?」

 

「はい、そこには幻想郷の結界を護る巫女、博麗霊夢がいます。」

 

博霊霊夢…………その名は、この前永遠亭に居た時文から最低限の知識として教えてもらっていた。

だが、少し気になるのは……

 

「俺の能力は、開放されてるから今更行ってもいみないんじゃないの?」

 

「はい。ですが幻想郷での戦い方を知っておかなくては。」

 

あぁそういうことね。

 

「話は、通しておくそうなのでそれでは……………」

 

藍は、そう言い残し帰って行った。

 

 

 

 

 

「にぃに!!」

 

「顕悟さん!!」

 

二人に呼ばれ意識を記憶から現実に戻し前を向いた。

 

「おぉ!!」

 

自分達の下には、広大な森の中心に鎮座するように博霊神社があった。

 

 

 

「ここが、博麗神社……………」

 

なんというか、新鮮ではある。新鮮では。ただ人気がまったく持ってない。

 

「…………………………」

 

俺のとなりでは、菜々が口をあけ目を点にして何かを見ている。

いや正確には、『誰か』を見ていた。

 

「はぁやっと来たわね。」

 

「おっこの神社に、私以外の客人とは珍しいな!」

 

そこには二人の少女が居た。

 

一人は、紅白の巫女服を着た博麗霊夢。

もう一人は白黒の、如何にも魔法使いと言わんばかりの女の子だ。

 

「私の名前は霧雨魔理沙だぜ!」

 

「俺は、暁朧。こっちのちっこいのが菜々でこっちは椛。」

 

横からちっこくない!と言う批判の声が上がったが少し無視して……

 

「幻想郷の戦い方って弾幕勝負でいいんだよな?」

 

「えぇそうよ。基礎的な事は教えてあげる。」

 

「あぁすぐに始めよう。この後仕事が入ってるからな。」

 

 

 

 

­­­­­­­­­­­­­­­­­­­­­­

 

­­二時間後……

 

「とりあえず、実戦で使えるくらいまでになったわね。」

 

「はぁ……はぁ………」

 

弾幕を維持するのがこんなに難しいとは……!

それに、まさか俺の『弱点』がこんなところにあるとは……………

 

「もう一度言うけど、貴方は弾幕の一個一個の質量が大きすぎて最大でも九つしか作れない。十個目を作るとしても他に比べて小さいもの、もしくは維持できずに全てが壊れるわ。」

 

「あぁ肝に銘じておくよ。」

 

いや、本当に(´・ω・`)

 

「それじゃ次は実戦だな!私と勝負だぜ!」

 

「魔理沙とか、時間は……平気だな。良いよ、ちょうどやりたい事もあるし……」

 

「私は実験台かってんだぜ!」

 

霊夢と入れ替わり魔理沙が出てくる。

 

「初めてなんで、手加減してくれません?」

 

「無理なんだぜ。私が魔砲を撃てば、妖怪は愚か人間も残らないぜ!」

 

 

 

 

そして、俺と魔理沙の弾幕勝負が始まった。

 

「先手必勝!飛べ!」

 

俺は、弾幕を米弾幕にし最高速で飛ばす!

だが魔理沙は箒に乗り、空中に逃げる。

 

「いくぜ!イリュージョンレーザー!!」

 

四方八方にレーザーを飛ばし屈折して飛んでくる!

俺はそれを剣とナイフで、軌道を変える。

 

「黒愴……緋龍」

 

俺は居合の構えを取り…­­…

 

「鼬舞!!」

 

振り抜き回転する斬撃を飛ばす。

(黒愴はコンバットナイフ、緋龍とは刀の名である。椛が、つけてくれたこともありそのまま採用している)

だが、魔理沙はそれをよけ、空を翔る。

そして、通常弾幕を張ることを忘れずに…………

俺はこれを斬るか避けるかの2つしか回避方法がない。当然……

 

「ウオオアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアーッッッッッッッッッッッッッッ!!」

 

真後ろからズドドドッッッて音が連続でするよ!

怖いよ恐いよ!

全力で逃げるしか回避でき無いじゃんか!!

 

「あはは!初めてにしては良くよけるね♪」

 

「すばしっこくて粘り強いのが取り柄ですからッ!」

 

爆風に弾かれ受身をとる。

ふぅ外の世界に比べてこっちの女の子は侮れないな!

それにそろそろ頃合いか………

 

「さてと、それではもっと楽しくさせてあげるよ」

 

俺は、手を下げ剣をしまい息を整えそして集中する。

 

「この博麗神社の全域に無重力を発生」

 

フッ!という音共に縛られる感覚が抜ける。同時に……

 

「うわわわわ!!」

 

「なんですか!これ!」

 

菜々と椛が浮き始めた。

よしよし、効果は上々さぁ次だ。

 

「俺の身体に雷を流し筋肉を極限まで高め、弾幕による『足場』を配置!」

 

筋肉が極限高まり魔理沙行きへの道もできた。

よしよし、行きますか!

 

俺は地を蹴り、音を置き去りにして弾幕に足をつく。

(今更ネタバラシをするが、胡蝶の時にもこの技を使った。)

ダン!といい音を立て乗りそして破裂、その瞬間また飛ぶ!

シュタタタタタッ!!!

連続で跳びまわり弾幕を回避する。

これは、重力に引かれては出来ない。そういう技だ。

 

「うおおっっ!?」

 

魔理沙は目で追うのが、やっとらしく俺はその隙に後ろに回る。

 

「捉えた!」

 

腕に弾幕を作り飛ばす!

バシンという音が魔理沙の背中から聞こえそのまま落ちていく。

途中で持ち直し留まる。

 

「いってぇよくもやりやがたな!おかげで背中がスースーするだろ!」

改めて見ると、背中の部分の服が消えていブッ!

 

「まっ魔理沙!早くっ!早く隠せ!」

 

「もう怒ったぞ!手加減しないからな!」

 

「じゃ少し交渉しよう。」

 

俺は指を立て、話しをする主導権を握る。

 

「俺達はこの後記念すべき一回目の仕事が入ってる。もう時間は夕方に差し掛かった。指定された時間は夜なのでな、そろそろ時間がやばい。そこでだ。」

 

俺は、口を閉じ汗を拭う。

 

「残りのスペルをいくつ使うのか決めてくれ。それを避けられたら俺の勝ち。そういうのはどうだろう。」

 

「あぁいいぜ。これから使うスペルは、2つ。私としても早く終わらして背中をどうにかしたいからな。」

 

魔理沙はそう言いながら、小さい八角形のものを取り出す。

 

「それじゃ、全力で行きますか!!」

 

俺は、手で空を仰ぎ下準備をする。

 

「いくぜ!魔砲マスタースパーク!!」

 

八角形のものを発射口として普通では避けれない程の太さを有した、ビーム状のものが飛んでくる!

 

「…………空気抵抗-800%」

 

空気抵抗を減らし、更にスピードをあげ空を翔る!

でかいだけの横にオプションがなければ簡単によけれる!

 

「なんだよ!その速さは!!」

 

「はっはっは、何軽く気圧を下げただけだ。」

 

俺は軽く言ったが、かなり重要なものである。

気圧を下げるとなると、空気が薄くなることを意味するつまり呼吸があまり出来ない。

まぁ反面動きが速くなる事とかもあるけど………

 

「気圧解除。……核生成」

 

俺は手を合わせて少しずつ含まらせていく。

 

「今度は、本当によけれないからな!!」

 

「マントル、外核、表面地殻。生成」

 

「いくぞ!魔砲ファイナルスパーク!!」

 

さっきとは比べ物にならない位の巨大な砲撃

これはよけらんない!

 

「俺を包み込むように形状変化!守備に徹底!」

 

作り出した『何か』を体を守っていく。

 

 

 

 

「はぁはぁこれでどうっ!?」

 

魔理沙は絶句した。

他の者たちも、自分の目を疑わずにはいられなかった。

朧のいたところには、一つの『星』

地球が浮かんでいるのだから。

 

 

もう一つの地球はいきなり泡になり、虚空に消え中から朧が出てきた。

 

ガイオスフィールド(地球の英知)。これは、この星地球をミニチュアで再現し自分を核に見たて周りを固める。何にしても俺の勝ちだな。」

 

俺と魔理沙は同時に着地する。

魔理沙は、顔を引くつかせて苦笑いをしている。

どうも納得がいかないらしい。

 

「なんだよ、なんだよ!星を一つ作るなんて、そんな鬼畜能力アリかよ!!」

 

「んーとそこまで鬼畜かな?弱点も多いんだよね。」

 

「十分鬼畜よ。その能力、魔理沙早く霖之助サンの所に行って服直してもらいなさい。」

 

「霊夢、納屋を借りていいか?着替えたいんだけど。」

 

「いいわよ。」

 

俺は、椛を呼びに行く。

 

 

 

 

「………………でして。」

 

「なるほどね。………やっぱり惚れたの?彼に」

 

「…………………………………………………………」

 

「まぁいいさ。『向こう』は私がなんとかしてあげるよ。」

 

「ありがとうございます。」

 

「良いって良いってじゃね。」

 

 

 

 

「おっいたいた?」

 

椛の隣にいる人物、遠目からしかわからないが、頭に二つの角あれは鬼かな?

あっ行っちゃった。

まぁいいか。

 

「椛、納屋を貸してくれるから早く着替えるぞ。」

 

「あっはい!」

 

 

 

…………………………数分後

 

「さてと」

 

俺達は神社の入口に集まっていた。

俺は、下は制服上はYシャツ、ネクタイそしてタキシード

椛は、白狼天狗の制服を着ている。

 

「行きますか!!」

 

さぁ行こう。

次の目的地は、初仕事は…………

 

 

 

 

 

あの紅い館だ!




いやー、投稿遅れてすいません。

結構学校とかもきついので、またペースが落ちるかもしれません。
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