【完結】レッドアクシズ・ストランディング   作:塊ロック

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えー、お久しぶりです。
仁王2とモンハンRISEやってたら全然更新できませんでした。
五周目到達で解放されるコンテンツあるとか聞いてないよ……。


第四十五話「どこかで鶴の声がする」

とある海上にて。

輸送船の周りを何人かのKAN-SENが航行している。

 

「……どこかでイサムくんが私の話した気がする」

 

……そのうちの一人、白い鶴のようなシルエットのKAN-SENが天を仰いだ。

 

「翔鶴姉何言ってるの……?」

「今、私のお姉ちゃんレーダーに感あり」

「……そう言えばイサム君と全然会えなかったね」

「そうなのよね……瑞鶴も何かあった?」

「と、特に無いかなー」

 

瑞鶴と呼ばれたKAN-SENの表情は若干引きつっている。

先日彼から連絡を貰っていたのはこっちだけだった為だ。

 

「はぁ……イサム君、隼鷹と一緒に別動班みたいだけど、お姉ちゃんちょっと心配だなぁ」

「ま、まぁまぁ翔鶴姉。イサムだってもう18だよ?しっかりやれるって」

「18、かぁ。時間が経つのは早いわね本当に。ついこの前まで赤ん坊だと思ってたのに」

「翔鶴姉、私達が会ったのは3年前だよ……」

「あら、そうだったかしら」

 

瑞鶴はこっそりため息を吐いた。

何となくここに居ない彼に同情しているのかもしれない。

 

「愛宕は会ってきたみたいだけど」

「瑞鶴、お姉ちゃん聞いてないんだけど」

「………………言ってないし」

「瑞鶴〜〜〜!」

「ちょっと、翔鶴姉ってば!抱きつかないでよ!」

 

わーわーと騒ぐ二人。

特に咎めるKAN-SENは周りには居ない。

正直、長い航路なのだから少しでもフラストレーションを発散出来るなら黙認される。

 

……実際、いちゃつくKAN-SEN達を見て拝んでいる男性職員も居たりするのだ。

百合の花が咲いている。

 

「ちょっとー、そこの二人ちゃんと索敵してよねー」

「大丈夫大丈夫ー。ちゃんと見てるって」

「………………瑞鶴」

「ん?どうし………………総員警戒!!未確認の船影有り!」

 

瑞鶴が叫ぶ。

周囲が慌ただしく動き始めた。

 

「変ね……さっきまで何も居なかったのに」

 

こんなやり取りをしていたのに、片時も偵察機から目を離さなかった。

だから、訝しむ。

 

「セイレーンかな……」

「どうかしらね……」

 

 

 

 

――――――――――

 

 

 

 

「………………あれ、おかしいな。繋がらないや」

 

出発する前に連絡だけしようかと思ったんだけど。

 

「どうしたの?」

「隼鷹。それが、翔鶴さんと繋がらなくて」

「……天城の言うこと律儀に聞いたのね。いいのいいのアレに構わなくても。迷惑してたんじゃないの?」

「いや……何だかんだ良くしてくれてるし」

「甘いわね本当に……でも、瑞鶴には繋がったのにどうしたのかしら」

「うーん……………」

 

とりあえず音声ログだけ残す事にした。

 

「行くわよイサム」

「うん……」

 

 




そろそろ奴らが現れる。
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