使いました。
「己が剣に誇りを持つ者達よ!この小さき勇気に報いる覚悟を持つ者よ!我に、続けぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」
「「「うおおおおおおおおおおお!!!!」」」
この光景は、圧巻だった。
様々なKAN-SEN、軍艦が有らん限りの力を持って敵を打倒さんとしている。
数を減らす量産型。
被弾しつつも勇ましく前進する重桜軍。
「戦場で生き残れるのは、強きものだけだ!!」
「悪、即、斬!」
「怯むな!突撃ィィィィィィ!!!」
「「「気焔万丈ォォォォォォォ!!!」」」
俺は、遠くなる意識を必死に繋ぎ止める事に精一杯だった。
「愛宕、さん……」
「喋らないで、イサムくん……今、手当してもらうから」
「赤城様……申し訳ありません……俺が、弱くて………………」
「弱くなんて、ありません」
「赤城……」
「愛宕、少し変わりなさい」
「……イサムくんを、頼むわよ。ごめんね、行ってくる」
「げほっ、無事で帰ってきて」
「うん」
抱えていた俺を赤城様に受け渡し、愛宕さんは前線に向かって突撃して行った。
「赤城、様……」
「イサムさん。一先ずこれを」
「っ、くっ、ん」
赤城様が懐から取り出した薬包。
それを流し込まれる。
酷い味だ。
だが、少し気分が和らいだ気がする。
「狼殿の秘薬ですわ。帰ったら、必ずお礼を言いなさい」
「狼、さん、が……」
諜報班に伝わる秘薬……?
そんな物を俺の為に?
「イサムさん。私が死亡届を書くのが嫌いなのは知ってますね?絶対に、死んではなりません」
「は、あ……は、い」
「この有志連合は、貴方の努力と勇気のために結成されました。……貴方は、無力ではありません。私を含め……皆を繋ぎました」
少しの衝撃が背中に伝わる。
海上から赤城様が跳躍し、後方の船に着地したのだ。
「赤城様!」
それを見るやいなやたくさんの人が集まってくる。
「至急、担架と治療の準備を!」
「出来ています!」
「イサムさんを!」
「はい!」
「イサム!しっかりしろ!」
「死ぬんじゃねぇぞ!」
「明石さん!こっちです!」
「ちょっと待つにゃあ!人間は専門外にゃあ!!」
「イサム、腕が……」
「血だ!血を持ってこい!ありったけだ!!」
担架に乗せられ、やいのやいのと声をかけられる。
皆がとにかく俺の命を繋ぎ止めようと必死だった。
「そ、そうだ、隼鷹と、ヒッパー……」
「大丈夫です、探しま――」
一際大きな爆発音が聞こえる。
そして、何かの叫び声。
「イサムを傷付けるのは、誰――!!」
くぐもっていて、聞こえない。
「今度は何!……あれは、隼鷹!?」
「え、隼、鷹?」
咆哮。
最早声にならない叫び声が木霊する。
これは、本当に彼女の声なのか?
「何なの……アレは……?」
「隼鷹………………」
隼鷹、復活。
しかし、様子がおかしい。