【本編完結】もしも、幸平創真が可愛い女の子だったら 作:ルピーの指輪
「才波朝陽――ですの?」
「ええ、城一郎くんがアメリカ大陸で知り合って、自分の息子のように世話をしていた子みたい。もう十年以上も前だけど」
「言うなれば、才波様の弟子のような関係の方らしいわ。才波様の子供が遠月学園の十傑、第一席になったという話をどこからか聞きつけて、彼の血を引くあなたを倒そうと考えているらしいの」
“サイバ”という男についての情報を掴んだ堂島シェフはそれを伝えるために遠月学園に来られていたらしく、そこから伝えられたのは“才波朝陽”という男の情報です。
父は10年以上前に彼を実の息子のように彼の世話をしていたということでした。そういえば、母が生きていた頃、父はよく家を長いこと空けていたような――。
母が亡くなってからはずっと一緒でしたが……。
「ふぇ〜、父の弟子みたいな方がわたくしを……。なんでですかね?」
「全くわからないわ。多分、城一郎くんしか知らないんじゃないかしら」
「とにかく、その朝陽とかいう人は近いうちに遠月学園に現れるかもしれないし、ノワールを手玉に取るくらいの実力の持ち主。そして、あの才波様の弟子なんだから、あなたでも危ないかもしれないわ。今日みたいに軽々しく勝負とかしちゃだめよ」
えりなさんは才波朝陽という方がわたくしを狙ってくるかもしれませんかは、今日のように勝負をしないようにと、わたくしに言い聞かせます。
「あ、はい。大人気なかったと思っています」
「でも、珍しいわね。基本的に引っ込み思案なあなたが勝負なんて」
「いや、ええーっと、その。何といいましょうか……」
「まぁいいわ。おかげで鈴木講師の実力が申し分ないことが分かったし。あなたの料理も食べられたから」
「えへへ……」
えりなさんがわたくしのメニューが食べられて良かったと微笑んでくれましたので、嬉しくてたまりませんでした。
仰って頂ければ毎日作りますのに――。
「これがあなたの焼きロースカツ? どれ……、――っ!? ゆ、幸平さん……、あなた……、この短期間で――!?」
「お口に合いましたか? 今度、父に新メニューとして提案しようと思いまして。そろそろ父を唸らせたいですし。定食屋のメニューの開発を頑張っているのですよ」
「て、定食屋……、あなたほどの料理人が……。いや、だからこそあなたは強いのでしょうね。この出来は城一郎くんと遜色ないくらいよ……、いやそれ以上かも」
「まぁ、お上手ですわ。堂島シェフにそう言ってもらえると自信になります」
焼きロースカツは堂島シェフにも好評で非常に自信が持てました。
父以上とは持ち上げすぎですが、彼にも認めてもらえそうです。
それからしばらくの間、平穏な日々が続いて、学期末試験が近付いてきました。
わたくしとえりなさんはあることに悩まされていました。
「なぁ、ソアラちゃん。もう一回! もう一回で良いからさぁ。俺と勝負してくれよ!」
「す、すみません。鈴木先生に関わらず、遠月学園の生徒以外の方との勝負はすべて断られるようにと、えりなさんに言われていますので」
あの日から鈴木先生はわたくしに毎日勝負しようと持ちかけます。
わたくしはえりなさんに勝負を禁止されていると彼の誘いを断りました。
「マジかよ。えりな姫、酷いじゃねぇか。俺との勝負の邪魔をするなんてさ。勘弁してくれよ」
「誰が姫ですか? 毎日、毎日、花を送られて困っているのです。勘弁願いたいのはこちらのほうですわ」
えりなさんもえりなさんで、彼に毎日花束を送られて困っているそうです。
鈴木先生、本当にえりなさんのことをお嫁さんにするつもりなのでしょうか……。
「噂は本当だったんだ。鈴木先生がえりなっちとソアラに見境なく言い寄ってるって」
「美人なら誰でも良いってことか?」
「いや、鈴木先生、ソアラに勝負挑んで負けちゃったらしいよ。それで、あの子の料理に惚れたんだとか。えりなっちもほら……」
「なるほど。料理が上手いというか、人間離れしている美人に惚れるってことか」
「でも、よりによってあの二人じゃ、如何に先生がイケメンでも――」
「と、とにかく、鈴木講師は自重してください。学期末試験も近いですし、ソアラにはそちらに集中して欲しいのです」
「ソアラちゃんに勝ち逃げされるわけにはいかねぇんだけどなー。仕方ないか。んじゃ、お姫様たちに嫌われる前に退散するとするか」
えりなさんに自重するように促された鈴木先生は渋々、執務室から退室されました。
うーん。そんなに勝負ってしたいものですかね……。
「ありがとうございます。えりなさんから言ってもらえて」
「才波朝陽がいつ勝負を仕掛けて来るかわからないから。鈴木講師には悪いけど、我慢してもらうわ」
そう、えりなさんがわたくしに勝負を禁じた理由は才波朝陽さんとやらが現れても勝負を受ける理由を無くさせることでした。
そのとばっちりを受けてしまった鈴木先生には申し訳ないのですが、わたくしは当分の間このスタンスを崩さないようにとキツく言われています。
しかし、まだ見ぬ朝陽さんとはどのような凄腕の料理人なのでしょう――。
「それにしても、モテますわね。えりなさんは……。こんなにきれいな花束を……」
「言い寄られても迷惑なだけだわ。だって私には――」
「「じぃ〜〜」」
えりなさんは鈴木先生に言い寄られて迷惑だとはっきりと仰って、何かを仰ろうとしたときにある視線に気付きます。
「よ、吉野さんに榊さん!? それに青木くんに佐藤くんまでいつの間に!?」
「いや、割と前からガッツリ見てたわよ」
「ほら、教えなさいよ。えりなっちが恋人にしたい人……。まぁ知ってるけど……。恵と同じ顔してるし……」
「…………やかましいです! 学期末試験近くにたるんでますよ! ダメなら容赦なく退学ですからね!」
吉野さんたちがこちらを覗いておられて、彼女がえりなさんが恋人にされたい人を質問すると、えりなさんは怒りだしました。
よ、吉野さん、えりなさんが恋人にされたい方を知っているんですか……? 一体、どなたなのでしょう……。
「そ、そんな〜〜。ソアラが退学者減らす取り組みをしてるんじゃないの〜〜?」
「ええ、もちろんです。下級生から優先的に順繰りと……。講師不足ですから、改革のスピードも遅くてですね。とりあえず高等部の1年までは何とか出来たのですが、わたくしたちの代はもう少しかかるかもしれませんわ」
退学者を減らす取り組みは人数の多い一年生から順次取り掛かっています。
中等部は高等部に上がる過程での振り落としをもう少し緩くできないか思案しているところです。
わたくしの力不足なのですが、2年生以上はまだ準備が出来ていないので、従来どおりの試験ということになってしまいました。
「そのとおり! 十傑であるソアラたちにはさらに厳しいミッションを与える予定です! あなたたちも油断せずに気合を入れ直しなさい!」
「「は〜〜い」」
えりなさんが気合を入れて学期末試験に臨むように促すと、彼女たちは素直にそれに従いました。
わたくしも頑張ります!
◇ ◇ ◇
そしてやって来ましたのは、2年生1学期の学期末試験の日です。
2年生はこの日、“山”、“川”、“海”の3コースに振り分けられるのですが、わたくしたちが居るのは、えりなさんの指揮下である“海”コースです。
ちなみに2年生の十傑は7人全員が同じコースに集合しておりました。
試験内容は、10人一組のチームで海の家を経営して3日間で300万の売り上げノルマ達成というルールです。
ちなみに、えりなさんは総帥として試験を見届ける義務があり試験免除です。
彼女は事前に“
前に少しえりなさんからは聞いていましたが、十傑メンバーは一般生徒より過酷な試練が課せられました。
まず人数ですが、十傑の7人でチームを組みます。
次に海の家となる場所ですが、廃屋を振り当てられました。つまり、店の手入れ、修繕をした上で300万円の売り上げをしなければなりません。
これはなかなか大変そうですね……。
「間もなく、午前11時――制限時間は明後日の午後19時までとします! さあ、位置にお付きなさい。試験開始です!」
えりなさんの号令でわたくしたちの学期末試験が始まりました。
これはかなりボロボロの廃屋ですね……。
「幸平さん、試験を早く終わらせて遊びましょうよ」
「ええ、せっかく海に来ましたしね」
アリスさんはさっそく浮き輪を何個も並べられて遊ぶ気満々です。
わたくしも泳ぎたいと思っていましたので、彼女の仰っていることはよくわかります。
「そんな呑気なこと言ってる場合かよ。この廃屋、修繕と手入れだけで2日はかかるぜ」
「男手は俺と黒木場と葉山か。力仕事は俺たちで行うとして。清掃や発注は女性陣に任せるか」
「とにかく、時は金なりだ。時間との勝負。えりな様の前で醜態を晒すわけにはいかん!」
わたくしたちは役割分担を素早く決めて作業を開始しました。
他の方々の海の家より出遅れることは間違いないですが、なるべく早く出店したいです。
それなので、わたくしは――。
「そ、ソアラ! 貴様、日曜大工も出来たのか! 手先が器用だな」
「というか、この手際は日曜大工の域じゃないよ。業者の仕事だよ」
「ええ、まぁ。あまり頑丈な実家が店ではないので、自分でリフォームしようと一通り大工仕事のやり方を覚えたのです」
わたくしは多少大工仕事に自信がありましたので、修繕作業を一手に引き受けました。
思ったよりもこの廃屋は基礎がしっかりしていましたので、修繕自体は楽にできそうです。
「なんだろうな。ソアラさんが何が出来ても驚かなくなってきた」
「もう、慣れちまったからな。これなら明日の昼過ぎから営業できるかもしれねぇ」
「幸平さん、ファイトー! リョウくん、遅れてるわよ。作業!」
「お嬢も少しは手伝ってもらえないっすか……」
皆さんがテキパキと作業をしましたので、わたくしたちは明日からでも営業ができる見込みが立ってきました。
何とか早く終わらせて、楽になりたいですね……。
「大工仕事をする女の子も魅力的だな! ほら、ソアラちゃんに差し入れだ! ラムネ飲むだろ?」
「鈴木先生、ありがとうございます」
修繕作業をしていたわたくしに鈴木先生はラムネを差し入れてくれました。
暑かったですから、ありがたいです。
「よし! 飲んだところで、どっかの調理台借りてさ、ちょっとだけ料理勝負と行こうぜ! 今ならえりな姫も監視してねぇだろうし」
「だ、ダメですよ。えりなさんとの約束は絶対に守らなくてはなりませんの」
「あはは、意地っ張りだなぁ。ソアラちゃんの料理に惚れちまってさ。忘れられねぇんだ。君と全身全霊でぶつかり合えば、俺は正真正銘の最強になれると確信した。えりな姫とソアラちゃん――俺はどっちも欲しくなっちまったんだよ」
「相変わらず情熱的な方ですわね。しかし、しばらくの間は諦めてくださいな。また、いつか勝負の機会を作りますので」
勝負したいという気持ちが一向に冷めない鈴木先生に、わたくしは今の状況が落ちついたら彼の勝負を受けると話しました。
「やれやれ、やっぱりダメか。んじゃ、薙切えりなにしばらく会えなくなるのだけは許してくれよな。ちょっと遠いとこに行くからよ」
「――っ!? それはどういう意味ですの?」
「そんな顔した君も魅力的だぜ。最高の舞台でぶつかろう……」
わたくしに対して彼は不穏なことを言われます。えりなさんに会えなくなるという意味がわからないのですが……。
「ソアラ。ちょっと店のことで相談があるのだが――。す、鈴木講師……、彼女に何か用件でも?」
「いや、ちょうど終わったところだ。試験、頑張ってくれ。応援してる」
緋沙子さんがこちらに来られて、鈴木先生はそれと同時にこの場を立ち去りました。
わたくしはえりなさんのことが無性に心配になります。
「大丈夫か? ソアラ。何か言われたりしたのか?」
「ええっと、その。えりなさんとしばらく会えなくなるって」
「なんだ、そんなことか。えりな様は明日から別のコースの様子を見に行かれるからな。鈴木講師はそれを面白おかしく言ったのだろう。変なユーモアがある人みたいだし」
「ああ、なるほど。そうだったんですね。びっくりしましたわ」
「それで、調理台の配置なんだが――」
鈴木先生の言われたことの意味がわかったわたくしは安心して彼女と店内の配置について話し合いました――。
◇ ◇ ◇
「へぇ、すごいわね。明日からもう営業出来そうだなんて、思いもしなかったわ」
「大工仕事を覚えて良かったです。それに、緋沙子さんが迅速に必要なものを揃えてくれましたから」
「緋沙子も凄いのね。あなたがいるならもう少しハードにしても良かったかしら」
「そ、そんな!? 勿体無いお言葉です! 他の皆も一丸となったからこその成果です。私たちは去年の月饗祭で一度店を出していますから」
「ええ。あの日の模擬店の要領で準備すれば良いので、明日の調理も大丈夫そうですよね」
美作さんがいないですが、その他十傑のメンバーは月饗祭で一緒に模擬店を出した経験があります。
ですから、そのときに培ったチームワークがまだ生きているです。
「他のコースも総帥として見てあげなきゃいけないから、あなたたちの海の家を見られないのは残念だわ。きっと目標なんて簡単に達成してしまうのね。心配してなかったけど」
「それはそうと、えりな様。鈴木講師からは何か変なことはされていませんか?」
「変なこと? 今日も花束を頂いたけど、それくらいしか」
「そうですか。それならば良いのですが、彼には近付いちゃダメですよ。ふしだらなことを考えているのかもしれません。ソアラ、貴様にも言っているのだぞ」
緋沙子さんはわたくしとえりなさんに鈴木先生に注意するように仰られます。
ふしだらなことは考えているように見えませんが……。
「は、はぁ……」
「平気よ、緋沙子。私の心は決して揺るがないもの」
「え、えりな様……。そうですね。えりな様は……、そのう……」
「……?」
えりなさんは彼女の言葉に対して“揺るがない”と緋沙子さんは何かを言おうとして言い淀みました。
何を言おうとされたのでしょうか……。
「いや、何でもありません。ソアラ、明日も早くから作業だ。休む前にフロントに届けるように頼んでおいた荷物を取りに行くのを手伝ってくれないか?」
緋沙子さんが明日のために必要なものをホテルのフロントに預けてあるらしく、わたくしに一緒に取りに行こうと言われました。
「あ、はい。お供させていただきます。それではえりなさん。おやすみなさい」
「えりな様、失礼します」
「ええ、ソアラも緋沙子も体をしっかりと休ませて、明日に備えなさい。おやすみ」
わたくしと緋沙子さんはえりなさんの部屋から出て、フロントに向かいます。
えりなさんが元気そうで安心しました。
「ソアラよ。貴様は責任を取るつもりはあるのか?」
「せ、責任ですの? 何のお話でしょうか?」
フロントに向かう途中で唐突に緋沙子さんが責任という言葉を言われました。
一体何のことでしょう。責任とは――。
「だ、だから、その。えりな様の好意に応える責任だ。け、結婚は無理だとしてもだなぁ……」
「け、結婚!?」
「ものの例えだ。声が大きいぞ――。私だって貴様のことは好いているが……、えりな様が相手なら良いと思っている。いいか、中途半端は許さんからな……!」
「ひ、緋沙子さん……、そ、そうですわね。今度、えりなさんと会ったときに真剣に話し合ってみます」
「う、うむ。そうしてくれ……」
えりなさんとの関係がどんどん深くなっていることはわかっています。
彼女はわたくしのことをどう想っているのか、そしてわたくしは彼女のことをどう想っているのか……、ちゃんと話し合う必要があるのかもしれません。
学期末試験が終わったら、覚悟を決めてえりなさんにわたくしは――。
◇ ◇ ◇
「何ていうか、簡単に終わっちまったな」
「二日目の売上が500万超えた時点で、ソアラさんが待ったをかけたからな。このままだと、他の海の家の客を奪いすぎて、無駄に退学者を出すって」
それからあっという間に2日が経ち、わたくしたちは学期末試験を売上トップで合格しました。
初日の数時間で目標達成をしてしまって、その後もお客様が沢山やってこられて、ドンドン売上を伸ばしていきましたので、わたくしは慌ててペースダウンのお願いをしました。
こちらに集中しすぎて、他の海の家のお客様がドンドン居なくなってしまったからです。
「す、すみません。みなさんが本気を出すとこうなるって分かっていましたのに」
「何を謝ることがある。目標達成し、さらに上乗せしたのだ。後半はペースを落としたし影響は少ないだろう」
「えりなさんにも報告しとかなきゃね」
「きっとえりなも驚くわよ。たったの数時間で目標達成しちゃったんだし」
「おかしい。えりな様が電話に出られない。今日は“川”のコースに行かれており、もうとっくに終わっているはずなのに――」
緋沙子さんがえりなさんへの報告をしようと電話をかけますが、彼女は電話に出られないみたいです。
「何かあったのかもしれませんよ。向こうでトラブルでも」
「あっ、じゃあ私、郷土料理研究会の友達が“川”コースって言っていたから、電話してみるよ」
何かのトラブルに巻き込まれた可能性を心配して、恵さんがそちらにいるお友達に連絡を取られました。
すると恵さんの顔色がみるみる悪くなりました。やはり、何かがあったのでしょうか……。
「どうだ、何かわかったか?」
「えりなさん、来てないって。来れなくなったって連絡が入ったみたい」
「えりな様が行けなくなっただと!? 私はそんなこと聞いてないぞ!」
何とえりなさんは“川”コースに現れていないみたいです。
わたくしも、緋沙子さんもそんなことは聞いておりません。
「えりなさんが行かないと仰ったのですか?」
「ううん。それが……、鈴木先生から連絡があったって……。これってどういうこと……?」
「つまり、えりな様は行方不明になったということか。そしてそれに鈴木講師が関わっていると――」
「そんな、えりなさんがどうして鈴木先生に……?」
えりなさんの失踪と、鈴木先生がそれに関わっていそうだという事実――この二つはわたくしたちに言い知れない緊迫感を与えました。
「そんなこと知るか! うううっ! 私が付いておりながら! 何たる失態!!」
「その鈴木って先生、えりなを攫って何するつもりなのかしら?」
「知るか! 口では言えないようなことをされているかもしれん……」
緋沙子さんのお顔は血の気が引いて真っ白になっておりました。
えりなさんが危険な目に――。そんなこと……。
「鈴木先生がそんなことをされるとは思えませんが、えりなさんが居ないことに関わっていることには間違いないですね」
「そのとおりだ。無事で良かったぜ。ソアラちゃん」
「お、お父様……」
えりなさんのことについて、わたくしたちが混乱しつつ状況を飲み込もうとしていたとき、父である城一郎が突然にわたくしたちの元に現れました。
父はいつになく神妙な顔つきをしており、わたくしのことを心配していたみたいです。
一体、彼は何のために現れたのでしょうか……。
ラスボスに勝っちゃったから、すべてが茶番になってしまった回。
海の家は面白くできる気がしませんでしたので、カットしてしまいました……。
次回はBLUE開催ですが、どうしようかな。