今井リサ親衛隊   作:こくロド

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芝刈りの時間だぁ!!


ショッピング護衛 Part2

こんにちは。

Roseliaのベース担当、今井リサです。

 

不安を抱えつつもショッピングはトラブルも無く順調に………

 

 

 

 

??《友希那先輩!あの人達が友希那先輩と紗夜先輩をお荷物って言ってます!》

 

 

 

 

ゆく訳がありませんでした……(泣)

 

 

 

 

フードコート テーブル席

 

 

友紗あ燐「「「「…。」」」」

 

リサ「み、みんなどうしたの?急に黙り込んで…?」

 

友希那「…リサ、あの不良共は私達に宣戦布告したわ。」

 

紗夜「穏便に済ませたかったのですが、これでは致し方ありません。」

 

あこ「二度とリサ姉に近付けないようにしちゃいましょう!」

 

燐子「何処まで足掻けるか…楽しみですね…フフフ…。」

 

リサ「え、ちょ…マジでやるの…?」

 

友希那「マジよ。」

 

リサ「いやでも危ないって!!」

 

友希那「大丈夫よ、5分で終わらせるわ。」

 

友希那「燐子、すぐに配置場所へ。周辺は別動隊が確保済みよ。」

 

燐子「分かりました…!」タタタタッ…

 

リサ「ああちょっと燐子!!…行っちゃった〜…。」

 

紗夜「心配し過ぎですよ今井さん、この銃があれば何の心配もありません。」スチャ

 

リサ「さ、紗夜?それ本物じゃないよね…?」

 

紗夜「流石に本物じゃありませんよ?モデルガン(TEC-9)を改造して作った麻酔銃です。」

 

リサ「ま、麻酔銃!?」

 

紗夜「弾は大和さんに作って貰いました。ちなみに麻酔薬の調合は日菜です。」

 

リサ「ヒナがグルなのは何となく予想してたけど、まさか麻弥まで…。」

 

紗夜「日菜の麻酔薬はとても優秀でして……今日の分を調合してた時は妙に機嫌が悪かったですが。」

 

リサ「ちょ、不安になる事言わないでよ!?」

 

あこ「流石にひなちんも命に関わる事は(多分)しないから大丈夫だよリサ姉!」

 

リサ「ホントかなぁ……で、あこの警棒は一体何処から?」

 

あこ「えーと、りんりんが誰かに“借りてきた”って言ってた!」

 

リサ「借りてきたって何それ!?」

 

あこ「しかも好きに使っていいらしいから改造しちゃった!ほら、このボタンを押すとスタンガンに…!」ビリビリッ!!

 

リサ「危なっ!?」

 

あこ「これで敵はイチコロだよ!」

 

リサ「ダメだ、ツッコミ所が多過ぎてこっちがイチコロにされそう…。」

 

友希那「これが普通だと思えば突っ込む必要も無くなるわよ?」

 

リサ「無茶言わないでよ友希那〜…。」

 

 

・・・・・・・・

 

 

ショッピングモール3階 吹き抜けテラス

 

 

??「あ、燐子先輩!こっちです!」

 

燐子「お待たせしました花園さん…敵の様子は?」

 

たえ「1階で決起集会中です。聞いてる限りだともうすぐ終わるみたいですよ。」

 

燐子「分かりました…では花園さんも…接敵に備えてスタンバイを…。」

 

たえ「了解です!」

 

燐子(わざわざ観測し易い場所に集まってくれるなんて…マヌケな人達ですね…。)

 

 

・・・・・・・・

 

 

燐子《友希那さん、配置完了です…いつでもどうぞ…!》

 

友希那「了解したわ…紗夜、あこ、始めるわよ?」

 

2人「「はい!」」

 

友希那「リサはここで待ってて、すぐ戻るから。」

 

リサ「う、うん…みんな気をつけてよ…?」

 

 

 

 

ショッピングモール1階 吹き抜けスペース

 

 

リーダー「いいか?所詮相手はJKだ、こんだけ居りゃビビって何も出来ねえハズだ!」

 

リーダー「俺達に喧嘩を売った事を後悔させてやれ!」

 

不良達「「「「オッス!!!」」」」

 

モブ不良「しっかしこのメンツは壮観っすね〜!流石っすよアニキ!!」

 

リーダー「ははっ!!照れるぜ…!!」

 

リーダー「よし!それじゃアイツらに殴り込みに…!」

 

 

??「誰に殴り込むの?」

 

 

リーダー「…ああ?」

 

モブ不良「誰だコイツ…?」

 

??「もう一回聞くね、誰に殴り込むの?」

 

リーダー「テメェ…アイツらの仲間か?」

 

??「質問に質問で返さないでよ〜。」

 

リーダー「うるせぇ!!テメェの仲間に殴り込むんだ!!悪いか!?」

 

??「やっぱりそうだったんだね!じゃあ……。」

 

 

 

 

香澄「全員お星様にしてあげるね!!」ブンッ!!

 

 

 

 

一瞬の出来事だった。

猫耳の様な髪型をした少女が取り巻きの1人に強烈な顔面パンチを喰らわせたのだ。

パンチを食らった取り巻きは、顔面を潰されながら地面に叩き付けられてそのまま動かなくなった。

何が起こったのか分からず呆然とする不良達…そして殴り終えた少女が言い放つ。

 

香澄「次は誰にしようかな〜?」キョロキョロ

 

リーダー「お、おい…嘘だろ…!?」

 

不良達は恐怖した…!!

自分達はとんでもない化け物に喧嘩を売ってしまったと…!!

そして追い討ちを掛けるかの如く…

 

友希那「そこの貴方達、一昨日は私の親友が世話になったそうね?」パキッ ポキッ

 

紗夜「口の割には人数が少ないですね?これではリロード前に終わってしまいますよ。」スチャ

 

あこ「我が闇の怒りを思い知るが良い!」スッ

 

たえ「香澄、フライングはダメだよ?私の獲物が減っちゃうじゃん?」

 

 

殺気立った親衛隊に包囲されたのだ。

 

 

リーダー「お、オメーら!!ビビってないで戦え!!」ガクブル

 

モブ不良「むむむ無茶言わないで下さいよアニキ!?」ガクブル

 

リーダー「馬鹿野郎!!このままじゃ殺されちまうぞ!?行け!!」

 

モブ不良達「「「う、うおおおおおお!!!」」」

 

友希那「ハァ!!!」バキィ!!

 

モブ不良1「ぎゃああああ!!!?腕があああああ!?」

 

友希那「人間には215本も骨があるのよ、1本くらい何よ!!」

 

 

ある者は腕をへし折られ…。

 

 

紗夜「何処を向いてるんですか?私は此処ですよ!!」

 

モブ不良2「嘘だろ!?ジャンプであんなトコ(高さ5m)まで!?」

 

紗夜「喰らいなさい!!」ダダダダダダッ!!

 

モブ不良2「のわあああああああ!!!!??」

 

 

ある者は麻酔弾を撃ち込まれ…。

 

 

モブ不良3「このクソチbがああああああああ!!!!!?」ビリビリビリビリッ!!

 

あこ「ふっふっふ!!慈愛の女神を狙う者はこうなるのだ!!」

 

モブ不良3「」ジュゥゥゥゥ…

 

 

ある者は電撃を浴びせられ…。

 

 

たえ「今日は出血大サービスだよ!!」ポイッ

 

ザクザクザクッ!!

 

モブ不良4「痛えええええええ!!!!!!?」

 

たえ「あ、出血(物理)になっちゃった。ゴメンね?」

 

 

ある者はピックで斬り刻まれ…。

 

 

燐子《戸山さん!5時方向に逃亡者!》

 

香澄「了解です!!」

 

ガシッ

 

モブ不良5「見逃してくれええええ!!!」

 

香澄「ダメだよ逃げたら〜!!」ブンッ!! グシャ!!

 

 

ある者は逃亡に失敗した…。

 

 

ウテ!!ウチコロセ!!

ダダダダダダダダッ!!!

オッチャン!!ナイスタックル!!

 

オタスケー!!

アーーッ!!

ウボァーー!!

 

リーダー「何なんだよ…何なんだよコレはああああああ!!!!!」

 

フリョウセイトヲセイアツ!!

 

リーダー「!?」

 

あれだけ自信満々に揃えた不良軍団は殲滅され、親衛隊の目線はアニキと呼ばれる不良達のリーダーに向けられていた。

 

リーダー「ヒッ…く、来るなぁ!!」

 

腰が抜けながら必死に後ずさるリーダー。

 

紗夜「では湊さん、トドメの一撃を。」

 

友希那「ええ。」

 

たえ「どんな断末魔が聞けるかな?」

 

友希那がリーダーを壁に追い詰める。

 

リーダー「お、お願いだぁ!!まだ死にたくねえよぉ!?」

 

友希那「大丈夫よ、死にはしないわ。」

 

リーダーの頭を掴み拳を振り上げる友希那。

 

リーダー「やめろ…や、やめっ…!」

 

 

 

全身が砕ける様な感覚と共にリーダーの意識は途切れた…。




紗夜「作者さん、Pixiv版の最新話(クリスマス)の姿が見えない様ですが…見えますか?」

作者「国家の機密(リクエスト小説)に関わる作業をしてるんだ!今すぐ“こっか”ら出てって貰おうか!」

紗夜「それ脅してるんですか?」

作者「ああその通りだ。」

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