胡蝶の雪   作:ねをんゆう

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83.黒い化物、白い化物

「なぜだ……なぜだ!!」

 

「こんな!どうして!?」

 

「巫山戯るな!これでは、まるで……!」

 

「完全な、化け物ではないか!!」

 

鉄血入り交じるこの戦場で、その化け物は嘆いていた。

火、水、雷、音、様々なものがその化け物に打ち付けられ、斬り付けられ、赤く染まった刀、それぞれに灯る異形の痣、光熱を纏った剣技、全ての手段が用いられる。

刀剣だけではなく銃火器も用いて、爆発物すら投げられて、ありとあらゆる様々な方向からの攻撃は怪物の巨体を破壊し、痛め付ける。

 

『ァァァァアアアア!!!』

 

怪物は鳴く、泣く、嘆く。

それは痛みによるものなのか、はたまたそれ以外のことが原因なのかは分からない。

ただ、どんな方法で傷付けたところで瞬時に傷は塞がり、形直り、それまで効果的であった筈の全ての手段が無効になっている。

そしてそれは当然、その化け物にとっては何よりも効果的であった筈の絶対的な存在でさえも、同様だった。

 

「どうして……!!もう、日の光は刺しているのに!」

 

「なぜだ!なぜ禰豆子が居なくとも奴は日の光を克服している!?」

 

「まさか既に青い彼岸花を……?いや、そんな筈はない!奴はついさっきまで日の出を気にしていたはず!」

 

『オオオォォオォォオ!!!』

 

尾と翼で薙ぎ払うことしかしていなかった巨体が、一際大きく嘆き叫ぶ。その歪な口から放たれる甲高い複数の悲鳴を合わせた様な奇怪な音は、周囲を囲って支援していた一般隊士達を次々と苦しめていく。

ある者は自らの身体を掻きむしり、またある者は頭を殴り付け、その場に無いものを幻視し、聞こえないはずのものを幻聴し、恐怖する。

それは柱である彼等にも影響を与えていた。

頭を過ぎる過去の記憶。

彼等にとって最も悲しく、最も辛い瞬間が鮮明に頭に流れ、心を揺さぶられる。

その様な攻撃はこれまでに予兆すら無かった。

その新たな行動こそが正に、目の前の存在が全く別の何かに生まれ変わったという証明。

 

「……っ!ふざ、けるな!!」

 

……だが、その攻撃は彼等にとっては間違いなく悪手だった。

なぜなら彼等にとっての最悪の過去というものは、その殆どがこの化け物によって作られたものだったからだ。

そうである以上、いくら心を揺さぶられても、瞬時にそれは憎悪に入れ替わり、それは尽きることのない烈火の様な闘気を掻き立てる。

 

「今更貴様などに、嘆く権利などあるものか!!」

 

「お前のせいで、一体どれだけの人が悲しみに伏したと思っている!!」

 

裂く、斬る、殴り付ける。

こちらのことはお構い無しにただただ嘆き喚いている化け物を、どれだけ修復された所で関係なく、徹底的に破壊していく。

 

最早どれだけ冷静になって策を建てた所で何の意味も無いことは分かっていた。

けれども、ここで退くという手段は無かった。

目の代わりとなっていた札は主人が気を失せたことで効力を無くし、各位への命令は札を通して与えられた間接的なダメージによって主人達が倒れたことで途絶し、もう一方へ回した残りの戦力達は一向にこちらへと帰ってこない。

 

状況は最悪どころか、終わりに近い。

 

だからこそ、ここで全ての命を犠牲にしたとしても、何らかの情報を得る必要があった。

例えここで全てが無駄となったとしても、今よりもずっと先の時に、確実にこの化け物を破壊することための光源。

そのほんの僅かな可能性を掴み取る為に、彼等は殆ど自分の命を捨てることを覚悟に挑み掛かっていた。

 

「炭治郎!」

 

「無一郎くん!不味い、このままだとほんとに全滅する!」

 

「分かってる!けど何も思い浮かばないんだ!弱点があるかと思って全身を攻撃してみたけど、何の効果も無い!正攻法は無理かもしれない!」

 

「正攻法以外……思い出せ、無惨を倒す方法は何度も何度も考えた筈だ!確か……!」

 

鬼舞辻無惨を殺す方法を、柱達全員を含めていくつか考えたことがある。

・日光で消滅させる

・全ての臓器を日輪刀で同時に破壊する

・薬で限界まで老化させる

・薬で鬼から人間に戻す

・精神を破壊する

・細胞一つに至るまで完全に焼き尽くす

・縛り付けて永久に破壊を続ける

覚えているだけでもこれだけあった。

 

だが、今の状況ではこれもどこまで通用するか分かったものではない。

日光は効かない、臓器は肥大化している、薬は老化薬も含めて無効化された、細胞の量はあまりにも多くなり過ぎており、その巨大故に縛り付けることすら出来ない。

精神の破壊でさえも、何が原因なのか今でも既に壊れている様なものだ。

それこそあれに大量の油を掛けて火を付けたとしても、身体を破裂されてしまえば全滅するのはこちら側。

なにより、他にどれほどの能力を隠しているのか分からない。

その能力の解明の為に突撃を続けるのも無駄では無いが、それでは勝ちを諦めているようなものだ。

炭治郎も無一郎も、まだ勝ちを諦めてはいなかった。絶対に全員で生きて帰る、不可能であると分かっていたとしても、その希望を捨てるのは絶対に出来ない。

 

『アアアァァァァアア!!!』

 

 

 

「……?ねえ炭治郎、あの指のところの切り傷、なにかな?」

 

「え?」

 

暫く化け物を観察していて無一郎が気付いたのは、歪な形になった無惨の手の中でも唯一今も真っ直ぐ伸びている小さな指だった。

他のどの様な攻撃であっても傷口は瞬時に元に戻るにも関わらず、そこにある切り傷だけは今もそこから体液が流れ続けている。

他の傷口との違いは分からない。

ただ少しだけ付着している氷の様なものがその傷口の治りを防いでいる様に見えて、そこを突破口だと考えてみる。

 

「……もしかしたら、雪那さんなら何か知ってるかもしれない。あの氷は、多分普通のものじゃない」

 

「うん、僕もそう思う。これだけ時間も経ってるし、そろそろ向こうも合流していいはず……だけど」

 

問題は、これだけの時間が経っているにも関わらず、向こうの具合が一向に分からないということだ。

降雪の量はより増えている、気温もかなり下がっている、これは間違いなく雪那の仕業だ。肌を刺すような冷たい風は時期にしては違っている。

そう、それだけでも雪那が生きているということは分かる。

だがそれでも合流してこないということは、向こうにも何かしらの異常が起きているということだ。

それもこれほどの量の降雪、戦闘をしているとすれば相手は恐らくかなりの強敵だ。

 

ここを放置し、まずは向こうの問題を解決するべきなのだろうか?

それも手段の一つに考えるべきかもしれないと、無惨側から積極的な攻撃をしてこない今を見て無一郎は思う。

 

(……待て、違う待て!そうじゃない!そうじゃないんだ!どうして気付かなかった!)

 

だが、炭治郎だけは、気付いた。

以前よりずっと鋭敏になった嗅覚によって。

 

(仮にこれだけの降雪に対する相手だったとしても、その衝撃も臭いも伝わって来ないのは絶対におかしい!だけど雪那さんからは臭いも音もしないし、周囲の臭いや音を消す力もあった筈だ!だからそこはおかしくない!

おかしいのは規模だ!

もしそれだけの相手と戦っていたとして、それでもその衝撃を完全に消しているとするなら!それは絶対に普通じゃないんだ!

空気の乱れどころか人の匂いから木の匂いまで、雪那さん達のいる方角からは風に乗ってくる臭いが完全に消えてる!こんなことは絶対にあり得ない!元々は自分達の匂いや足音を消すくらいだって言ってたのに!)

 

そこまで気付いてしまえば、導かれる答えは一つだった。

向こうの空間で起きている異変。

雪那を救うために集められた隊士達と、それに協力と敵対を行う上弦の鬼達。

聞いた話では上弦の鬼達はそれぞれが以前よりも格段にその力を増していると聞いたが、この現象を起こしているのは間違いなく雪那だ。

鬼と戦うだけならばここまでする必要はないにも関わらず、こうして異常な現象が起きている。

もしかすれば、向こうの者達が未だにこちらに加勢に来られない原因は……雪那にあるのでは無いだろうか?

 

炭治郎の勘はまるでそれを肯定しているかのようにして自らを主張していた。

 

「無一郎くん!今すぐ雪那さんの元に向かおう!もしかしたら今あの人は大変なことに……」

 

「炭治郎!こっち!!」

 

「いッッッ!?」

 

瞬間、その身を襲う焼けるような風圧と熱量。

 

だが間一髪、咄嗟に無一郎は炭治郎を押し倒し、その凄まじい衝撃から身を守った。

無一郎とて奇跡的な反射であった。

あと0.1秒でも判断が遅れていれば、2人ともこの世から消えていた。

 

……隕石、そう形容するのが一番分かりやすい。

 

まるで空から堕ちる流星かの如く流れ落ちたその何かは、決して怪物と化した鬼舞辻無惨に関係している物ではなく、どころかもう一つ流れ落ちた何かが直撃したことによって無惨のその巨体は吹き飛び、大穴が空いていた。

 

黒い液体を周囲に撒き散らし、苦痛を奇怪な鳴き声を上げながら苦しむ悍しい化け物。

損傷した場所は即座に塞がっていくが、飛び散った肉片と体液はまるで意思があるかの如くビチビチと跳ね、へばり付き、近くに居たせいでそれ等を被ってしまった柱達は不快そうに引き剥がしている。

 

だが、炭治郎の目はそんな無惨でも柱達でもなく、ここに落ちた2つの物体に引かれていた。

 

炭治郎は知っている、その片方を。

だが、知っていたとしても信じられない。

それの凄まじさを、彼はその身を持ってよく知っていたから。

 

「あ、猗窩座!?一体どうして、なにが……!」

 

「…………竈門、炭治郎、か」

 

炭治郎と無惨に向けて凄まじい勢いで落ちてきたその2つの物体の正体は、臭いだけでも分かるほどに規格外の力を持った二体の鬼だった。

以前に見た時よりも遥かに強く、どころか化け物になる前の無惨を超えるほどの圧を持っている、恐らく上弦の鬼を名乗っていた者達。

 

猗窩座と童磨。

 

その2人が全身に凍傷を負い、一部が氷漬けになり、上位の鬼であるにも関わらず全く再生する兆しの無い大量の傷痕と破壊の痕跡を持ってここに居る。

 

降り落ちたそれが童磨であることを視認した義勇もまた衝撃を受けていた。

かつて自分を氷像のみで押さえ込み、単体でも柱達3人分を超える程の力を持っていたあの鬼が、何かに淘汰されることが想像すらできない様な上弦の弐が、今こうして力無く倒れ伏しているその異様な光景に。

 

「……あれは、無惨さま、か?」

 

「あ、はは……無惨さまったら、本当に見るも無惨な姿になってる……かふっ。あは、これ笑ってたら本当に死ぬかも」

 

「喧しいぞ、童磨……

今はそれどころでは、あるまい……!」

 

「うーん、猗窩座殿は厳しいなぁ。いてて……まあ、責任は取らないとだけどさ」

 

「なっ……」

 

普通の人間ならば決して立ち上がることなどできない、どころか死んでいてもおかしくない程の負傷をしていながらも、二体は強引に自分の体を立ち上げる。

童磨は傷口を氷で塞ぎ、足腰を氷漬けにして強引に立つ。

猗窩座は筋力で無理矢理出血を止め、足が折れていようとも骨に関わらず筋肉のみで自らを立たせた。

その壮絶な姿を見て炭治郎と義勇は恐怖すら覚えたが、それよりも何よりも、彼等の目線の先には決して無惨の姿など無いことの方が異様であった。

 

この場で何よりも異形で、悍しく、敵も味方も関係なく暴れる化け物を完全に無視し、それでも何かを必死になって探す様に、2人の視線は空を彷徨う。

 

何かを探している。

何を探している?

それは当然、この2人をここまでにした張本人に違いない。

炭治郎の隣に居た無一郎もまた、2人が落ちてきた直後から攻撃を行った相手を探しているが、未だ見つけられていなかった。

 

猗窩座は羅針を発動させ、童磨は大量の小型の氷像を周囲に展開させ、再生を終えてまたもや嘆き暴れ始めた無惨を他所に、全力を持って周囲に気を張っていた。

臭い、敵意、視界、速度、その全てを確実に観測できる布陣だ。仮に相手が影の中を移動しようとも透明になって行動しようとも、ここに居る者達から逃れられる筈がない。どれほど高速で動いても、見落とす筈がない。むしろ見落とすことの方が難しい、そういう状況だった。

 

……にも関わらず。

 

 

 

 

 

 

 

 

『雪音』

 

 

 

 

 

 

 

 

「なッ!?」

 

「時透!炭治郎!!」

 

「やっぱり見えないかぁ!」

 

(そんな!今、臭いどころか気配すらも……!)

 

破壊殺 狛式 昇銀龍

血鬼術 霧氷・春裂の氷龍

水の呼吸 拾壱ノ型 凪

日の呼吸・霞の呼吸 朧日

 

その瞬間、5人感じた危機感は、これまで生きて来た中でも比べることすら出来ないほどの強烈なものだった。

頭の中で鳴り響く喧しい警鐘はここで全力の技を繰り出さなければ確実に死ぬということをあまりに強く主張し、3人の持つ痣はその瞬間に全てを出し切るべきだとでも言うかのようにその規模を増した。

死の寸前の馬鹿力とも言うべきか、無意識の内に万力の如く入っていた手の力は刀を紅く染め、彼等はその女のただ一声から逃れるために全身全霊を持って技を繰り出した。

1秒後の生存を確実に掴み取るために、その生命力すら費やして。

 

「ぐぁっ……!」

 

「っ……なるほど、それならこれかな!」

 

霧氷・睡蓮菩薩

 

「鬼狩り!貴様は下がれ!あれと正面から打ち合えるなどと考えるな!!」

 

破壊殺 空式

 

女の口から放たれた連続した円形の白輪は、触れたあらゆる物体を真っ白な粉塵に変えてしまう様なあまりに凶悪な攻撃だった。

無一郎との連携で確実に避けたにも関わらず、最も近くに居た炭治郎は右の耳から出血し、聴覚を半分失った。

童磨の出現させた氷龍はその堅牢な巨体を無様な程に粉々にされ、その身を盾にしてさえも白輪を2つほどしか打ち消すことが出来なかった。

猗窩座もまた直撃は不味いと本能的に察知したが故に一点突破の衝撃波による対抗を行ったが、こちらに迫る白輪の軌道をズラすのが精一杯だった。

そうしてそれを義勇が直接凪によって打ち落とそうと試み、失敗した。彼の刀は先端をむしろ白輪によって切り落とされ、彼自身も利き手に内部からの損傷を負ってしまった。

 

その白輪の正体は凄まじい速度で振動と高速回転を行なっている極小かつ極硬の氷の粒であったのだ。

そもそも撃ち落とすことすら出来ない。

何かを削らせて動きを止めるか、空気振動によって形を崩すか、そうでなくては止める事のできない集合体。

そんなものがここにいる5人が必死にならなければ捉えられない程の速度で徐々に拡大しながら迫ってくるとなれば、それは最早絶望としか形容できないものだ。

 

その攻撃の状態にこの一瞬の攻防で気付き即座に対抗手を打つことが出来た二体の鬼との違いは、単に心構えだったに違いない。

この二体は最初から少しも油断などしていなかったのだ。

目の前の敵は自分よりも遥かに格上の存在だと、既に彼等は知っていたから。

 

 

 

『雪海』

 

 

 

「っ!全員全力で上へ飛べ!!童磨ァ!!」

 

「息を吐く暇くらい欲しいなぁ!」

 

 

血鬼術 霧氷・都滅の大氷龍

 

 

地面を割るように童磨の足元から現れたそれまでのものより倍近くある体躯を持つ氷龍が、その場から跳ね上がった隊士達を乗せて空へと逃げる。

それほどの規模の技をどうして攻撃に使わずに逃げたのか、それは氷龍の尾にしがみ付いていた炭治郎は下界を見た瞬間に理解することになる。

 

「なんだ、これ……」

 

地面の一部に広がる一般的な家屋数軒分ほどの真っ白な世界。

だが、それはただの雪などではない。

侵食してくる白からなんとか逃げた隊士達がその白色に石を投げてみれば、それは空中で止まるのだ。

まるでその場所だけが異界と化したかのように飛来した物体を空中で凍らせ、動きを止める。重力すらないように、空気すらも凍らせているかのように、物理法則すら壊されているかのように。その空間の"時を止めている"という表現が一番しっくりと来た。

幸いにも被害は出ていないが、もしあんな場所に人間が居れば、それこそ一瞬でその心臓ごと時を停止させられていたかもしれない。

 

猗窩座と童磨が必死になったのも当然だ。

あれ以外に生き残る方法など無かったのだから。

 

 

『雪戌』

 

 

「うわぁあ!無理無理無理無理!流石の俺にも限界があるって!猗窩座殿!」

 

「分かっている!全員伏せて落ちる準備をしろ!」

 

その白い海原から氷龍に喰らい付く様に生まれ出てきた巨大な白い犬の姿は、最早夢の中の出来事なのだと現実逃避をする者が出てくるほどの衝撃があった。

そしてそれを氷龍ごと打ち砕く、一体の鬼の姿もまた、同様に。

 

 

破壊殺 狛式 昇銀龍輝光桃芯

 

 

破壊の一閃が大犬の口を貫く。

一瞬動きを止めた大犬は次の瞬間内部から爆発する様に崩壊し、氷龍もまたその衝撃に耐えられず猗窩座の立っていた場所を中心に崩れ始めた。

 

……戦いの規模が違う。

誰もがそれを見て、そう思った。

これではまるで災害だ。

最早天災とも言えるようなその光景、けれどそれを作り出している鬼2人は満身創痍で、異常な力を得たその2人でも敵わない様な規格外がそこに居る。

 

 

『雪龍』

 

 

「……馬鹿、な」

 

「これは、流石に……」

 

「うん、なんかもういっそ清々しく感じるよね。これだけ格の違いを見せられちゃうと」

 

真っ白な女を取り巻く様に現れた8つに分かれた頭を持つ巨大な白い龍。

童磨の出していた大氷龍など、その首の一本程度にしか及ばない。

伝説に現れる八岐大蛇、正にそれをそっくり象る様にして落下する彼等の目の前に現れたそれは、彼等に死を覚悟させるには十分過ぎる存在感を発していた。

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