IS~絶望を祓う魔法使い達~   作:海人

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決めました。
目標は月1投稿にします……
ではどうぞ!


相棒決め

KANZASHI SIDE

 

新武装の試しを終わらせた私と一夏は生徒会室に居るであろうお姉ちゃん達に会いに行こうとしたところでその人と出会った。

 

「あれって神宮司先生だよな?」

「そうだよね、どうしたんだろう?」

 

遠目で見ただけでも疲れた様子と言うか苦労人オーラが漏れ出しているのが気になって一夏とアイコンタクトで相談して声をかけることにした。

 

「「神宮司先生!」」

「あら、織斑君に更識さん、こんな時間にどうしたの?」

「いや、生徒会室に行こうとしたんですけど……なんだか疲れて見えますけどなにかありました?」

 

一夏の言葉に少しだけ驚いた神宮司先生が逆に尋ねて来た。

 

「あら、大騒ぎだったんだけど知らなかったの?」

「いや、倉持からの新武装の装備が来てそれの説明や受け取りをしてたからですかね?」

「それより大騒ぎって一体何が?」

「ふむ、説明した方が良いかな」

 

一夏の返事に納得する神宮司先生から説明された内容に私達は唖然とした。

 

「1組の転入生が1組の篠之乃さんと2組の鳳さんを……悪く言えばリンチね、2人が装着したISはダメージレベルがC、装着者2人も保健室に……篠之乃さんは1日、鳳さんは3日程お世話が確定よ」

 

この内容を聞いて思った事を口に出した私達は悪くない……

 

「思った以上に大事だった!?」

「1対2で逆リンチか、凄いなその……転入生って確かドイツの代表候補生……中国とドイツで外交問題になりませんか?」

 

一夏の疑問(と言うより心配事)に神宮司先生はため息を吐きながら頷く。

 

「確実になる、が私達には踏み入れられない領域での話よ」

「原因次第じゃ鈴は代表候補生資格の取り消しだろうな」

「もしくは専用機の没収」

 

一夏と私の鳳さんの末路を語ろうはどれもあり得そうなもの(日本なら確実に起きる処置)だから笑えない。

 

「その可能性が大よ、ところで2人はあの事ももう聞いたかしら?」

「また厄介事ですか?」

 

もうその手の話はお腹一杯なので勘弁してくださいと声音が滲んでいる一夏をみて苦笑しながら確認する為に口を開いた。

 

「その様子じゃ聞いてないようね、専用機持ちには前々日に伝えるって聞いたのに…」

「一体何事?」

 

縋るように呟く一夏を安心させるように微笑みながらあの事について話してくれた。

 

「そこまで深刻じゃないわ、今度のトーナメントがタッグマッチに変更になったのよ」

「じゃあ簪とペアを「残念だけど無理よ」……理由を聞いても宜しいでしょうか?」

 

おかしいな、なんで先生も一夏も顔色が青くなってるんだろう?

 

「専用機持ち同士はペアを組めないのよ」

「……理由は?」

 

もしこれが織斑先生が言いだしたのなら・・・・・・お姉ちゃんからドラグブラッカー(ドラちゃん)の契約カード借りないとね♪

 

「パワーバランスを整える為だとか」

 

意外とまともな理由に私は納得せざるおえなかった。

 

「簪、納得しよう」

「……うん」

「それで2人は誰をペアを組むのかしら?」

「俺は本音に頼むか……決まってなかったら篠ノ之がなんか言ってきそうだし」

「なら納得するしかないか・・・同じクラスの日向さんに声かけよっと」

 

今度、一夏と大人のデートをしてもらうことでチャラにしよう。

 

 

 

?? SIDE

 

職員室で聞いた話に思わずため息を吐いてしまう。

朝のSHR後に織斑先生に呼び出されて昨日に起きた騒動、2組のクラス代表と同じクラスの篠ノ之さんをボーデヴィッヒさんが過剰防衛の末に保健室送りにした事を聞かされた私はどう反応すればいいのかと思う。

 

「…あ―と、いないよ……どうしよう」

 

歩きながら考え込む私がクラスに戻ると教室の入口の近くに居る人影……現在ISを動かせる唯一の男性、織斑一夏の何かを考えているのか足踏みをし迷っている姿があった。

 

「どうかしましたか、織斑さん?」

「…!? 貴女は?」

 

考えていた為に声をかけたら驚かれ、逆に名前を尋ねられる。

あの人、父のかつての同僚を名乗り父の遺言を届けてくれた人と出会う前の私なら何か言いかねないと思いながらも自己紹介を始める。

 

「このクラスの代表を勤めているセシリア・オルコットですわ、それで何用でこのクラスに?」

「本音……このクラスの布仏さんを訪ねてきたんだけど姿が見え「呼んだ~かな~?」ナイスタイミング」

 

どうやらクラスメイトの布仏さんを尋ねて来たらしいが留守らしいと思っていたところに話題に上っていた布仏さんが現れた。

 

「本音に頼みがあるんだ」

「なになに」

 

若干気になったため私は聞き耳を立てる。教室に居るクラスメイトも聞き耳を立てているので問題ないでしょう? と思う。

 

「今度のダックマッチでペアを組んでくれ」

「OK♪」

「サンキュー、今度パフェ奢るよ」

 

そう言って織斑さんは自身のクラスに戻って行きました。

 

 

HONNE SIDE

 

朝からイッチ―がやって来たと思ったらいきなりペアを組んでくれって頼まれちゃった♪

嬉しくて何で頼んできたのか聞き忘れちゃったけど……

問題なのは……

 

「布仏さん、織斑君と知り合いだったの!?」

「ってか名前で呼びあってなかった?」

「詳しい説明を要求する!」

 

……気付いたらクラスメイトに囲まれちゃった。

 

「私といっちーの関係? 知りたい?」

「「「「「―――――知りたい(です、よ)―――――」」」」」

 

ここはあえて教えて皆を牽制しようと思う。

言ったら噛みついてきそうな篠ノ之さん(自称武士)は居ないしね。

 

「それなら教えるよ」

「「「「「「―――――どうぞ!!」」」」」」

「いっちーと私はね……」

 

 

満面の笑みを顔に浮かべ続くべき言葉を口から出した。

 

 

 

「……恋人同士なのだ♪」

「「「「……………………」」」」

 

 

 

私の言葉に1-Aの教室が沈黙に包まれ……

 

 

 

「「「「な、なんだって?!!!!!?!?!」」」」

 

 

……クラス(ほぼ)全員の絶叫に支配されるのであった。

 




次回虚が変身するライダーが明らかに。
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