がっこうぐらし! めぐねえ同僚全員生存ルート   作:KEI@404

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 HF公開が延期になったので初投稿です。



part11 ちかしつ~しゅっぱつ!

 

 

「あぁ、もう!先生たちはどこ行ったんだよ!」

 

 下から迫ってくる『かれら』をシャベルで階段下に突き落とす。しかし、いくらそうしても終わりは見えず、段々と握力は弱まり、腕もつらくなってきた。イライラするこの状況に対して心ばかりの悪態をつく。

 

 反対側の階段ではバットを振りまわす柚村の姿が見える、そちらも数が多く苦戦しているようだ。

 

 中央の階段はゆきとりーさんが『かれら』の対処をしていた。戦闘に不向きな2人ゆえに一番の不安要素だったが、どうやら苦戦している様子はなく、1体1体に狙いを定め、モップを突き出している。

 

 

 ─そうか、中央だけやたら『かれら』の数が少ない。

 

 

 そんなことに気が付く。

 

 りーさんとゆきの動きは “数を捌くような素早い動き” というよりは、狙った的に必ず当てるような “正確性や確実性” を求めるそれ(動き)だ、となると『かれら』の数が少ないのは明白だった。

 

 思い当たるのは『かれら』が来るなり、必死にバリケードを飛び超えていった先生の姿。そのおかげだろうか、まだバリケードは壊れていない。それに、今はここにいない2人も戦っていることに不思議と勇気づけられ、少し気力が湧いた。

 

 

こっち(生徒)は、ふたり(先生)の帰りを待ってるんだ。そう簡単に侵入させてたまるか」

 

 

 決意をし、腕を上げる──シャベルを振り下ろす。

 

 

 


 

 

 6日目が吹っ飛んでも案外なんとかなった実況プレイ続きいくよー!

 

 とまぁ、そんなこんなでどうにか7日目の「あめのひ」をやり過ごし、無事にレベルも上がりました。やったね!

 

 正直、戦えないめぐねえを連れて大量の『かれら』の中、地下まで逃げるのは無理ゾ(諦め)と思ってました…が、ライターと殺虫剤をスキルの〈作製〉でクラフトした簡易火炎放射器を使って、ヒャッハー!汚物は消毒だ~!

 と世紀末にいるモヒカンの如く『かれら』を燃やしていたらどうにかなりました。やはり除菌は大事だった…?(多分違う)

 

 

 

 ちなみに、地下の設備のこととマニュアルのことをめぐねえに話しましたがいくつかの質問&正気度減少で済みました。やっぱめぐねえも薄々感づいてたんすね~おかげでリカバリも楽に済みそうです。めぐねえ本当わかってくれてる(ピ)

 

 とにかく『かれら』も帰ったので3階まで戻ってバリケードの修復をして、休みたいって、それ1番言われているので3階に戻りましょう。あ、地下にあった食料や日用品といったお土産をお忘れなく。またそのうち探しにくるので、今回はそこまでガッツリは探さなくて大丈夫です。

 

「先生!無事だったんだな!よかった!」

 

 お出迎えしてくれたくるみちゃんに食料のお土産を渡してさっさとバリケードを直しちゃいましょう。あやめ姉貴は知力が高いのでパパパッとやってバリケードの修繕を終わらせられます。

 おう、修繕するんだよ、あくしろよ。

 

「あぁ、バリケードなら大して壊れなかったから、もうあたしたちが直しちゃったよ。それよりご飯にしようぜ」

 

 ヌッ!?バリケードが壊れない&修繕済みなんて…もうダブル☆オドロキですよね(エア本)

 3階防衛の戦力が少なかったから、全壊~半壊までは覚悟していましたがどうやら余計な素材を使わずにすんだのでこれは嬉しい…これらの素材は後々どっかで使うことにします。

 

 

 

 

 

 目を覚ませ!僕らの世界に朝がやってきたゾ!

 そんなわけでおはようございます。8日目です。

 

「沙上先生。ちょっと来てもらえますか?」

 

 めぐねえからなにやら頼まれごとをされたので、ホイホイ屋上までついていきましょう。それでどうしたんだい?

 

「ハサミ持ってませんか?」

 

 さっき拾った救急セットの中にあるハサミを渡しましょう。

するとめぐねえがハサミで髪をバッサリ切り始めました。えっ、なにこれは…

 

「私、変わりたいんです。教師や大人としてでなく()()()()を持って、みんなを守れるようになりたいんです。だから、これからの私を見ていてください」

 

 ファッ!?これはめぐねえが覚悟を決める幻のイベント『断髪イベント』では???

通常だといつの間にか髪が短くなってるというめぐねえのイベントに今回は奇跡的に立ち会えました。

 普通にプレイすると、教室全てがモンスターハウスの確率ぐらいに絶対に起こらないとまで言われてるイベントが目の前で起きた…感謝っ…圧倒的感謝っ…(感涙)(スチル回収)

 これでスキルを習得しためぐねえは簡単な自己防衛が可能になりました。といってもアイテムを使った支援程度ですが、あるとないのでは大違いです。

 それに、このイベントが起きたということは好感度は大分稼げているはずなので、より一層めぐねえエンドに近づいたと言っていいでしょう。

 

 

 

 

 めぐねえとのイベントも終わった朝ご飯の席ではどうやらりーさんが難しい顔をしていたので話してみましょう。

へい、りーさんどうしたんだい?喋る魚に遭遇したような顔して。

 

「実は食料が心許なくて…先生が持ってきた食料で数日は持ちそうですけど」

 あーそっか…「あめのひ」で購買も荒らされちゃったしなぁ…また地下にいくかあ

「ねぇねぇ!そしたらさ、みんなでモールに行こうよ。きっとそこなら沢山ご飯があるよ!それに…」

「「それに?」」

「後でのお楽しみ!」

「ほあちょぉ!」

 

▼くるみのちょっふ゜ 

 

▼ゆきに30のた゛めーし゛ 

▼ゆきはちょーかーのもとへにけ゛た゛した!

 

「なにやってんだお前ら…」

「ゆきが勿体ぶるからさー」

「だってーほら、今言うより『この後もいいことがある』って思う方が楽しいじゃない?」

「なんだそれ。でも、それもそうかもな。」

「そうね、じゃあ丈槍さんは忘れずにあとで話してね?」

「ゆきちゃん、このこと忘れちゃだめよ?」

「はーい!」

 

 

 話もまとまったようなので、ゆきちゃんの案に乗っかってショッピングモールへ向かい、食料の確保とみーくんの救出を行いましょう!

 

 食料だけなら地下で事足りますがタイトルにもある通り、今回は全員生存が目標なので、救出可能なキャラを早めに助けることに損はないです。

 

 あっそうだ(唐突)このゲームのRTAとか見てて「みーくん」って誰だよ(食い気味)って人おる?

 いやいるんかな? いや居なくないかもしれへんわ。

 イヤやっぱ彼女のこと紹介しとくわ。確信がないわ。(気の迷い)

 

 今回出てくるのは“みーくん”こと「直樹美紀(なおきみき)」といって原作(漫画版)「がっこうぐらし!」で登場する学園生活部の一員で、学年は2年、後輩キャラです。

 

 性格は落ち着いているクールなタイプで、ツッコミ役、とそんなところでしょうか。なんか…大きい盾持って「先輩」とか言いそうなキャラしてんなお前な!

 ちなみに漫画版とアニメ版ではみーくんの性格が一部違うのも良いぞ、いい。

 

 なんか話が逸れてた気がするけど…こんな感じのキャラクターがショッピングモール立てこもって生活しているので、助けに行きましょー!ってことで早速準備しましょう。

 

「そういえばさ、ウイルス?細菌?ともかく、なんらかのせいでこうなったんだよな?」

「そうだと思うよ、じゃなきゃすぐに助けが来ないのはおかしいだろ、まぁでも案外グリーンランドとかマダガスカル辺りは無事だったりしてな」

「…それ、ゲームの話だろ」

「…さあ、どうだろうね(すっとぼけ)」

 

 まぁ一連の事件の黒幕はランダル社員の業務怠慢とかなんかその辺なんですけどね。(ネタバレ土竜)

 

 くるみちゃんとチョーカーさんのやり取りをながめつつ、せっせこせっせこと準備します。

 車のカギ…っと!どうやら今回、車ガチャに成功したらしく、あやめ先生が持っている車はハイエ〇スでした。なんと驚きの10人まで乗れます!今までのガバを取り戻すような幸運!せっかくなので今回は全員でショッピングモールまで向かいましょう。

 

 

 折角のお買い物も、兎にも角にも、手元に車がないと始まりません。なので車を確保しに、今から頑張って駐車場に向かいます。

 ちなみにくるみちゃんにはゆきちゃんたちの護衛をお願いしています。モールに行く人数が多いので、『かれら』と遭遇しても大丈夫なような事故防止策です。

 なので、今回は1人で『かれら』を対処し、車を回収し、みんなを乗せる。これが一連の流れです。ガンバリマス!

 

 ちなみにこのゲームの屋外戦は『かれら』の数は多いし、建物内部と違って明るいため、親の顔より見たサイリウム先輩も効果が薄いです。

 なので、やれることは…“ヒット&アウェイ”この手に限る。(この手しか知らない)ではイクゾー!

 

 

 はい、よーいスタート(着地)

 

 

 いきなり目の前には3体の『かれら』がウロウロしています。こちらを向いていないので、まず1体を後ろからバールを叩きつけ〈暗殺〉します。

 残りの2体のうち1体に足掛けをして転ばせ、残りの1体をバールで殴って吹っ飛ばす。ビューティフォー…

 防衛戦でも殲滅戦でもないので、無理に倒さずとも怯ませてしまえばこちらのものじゃい!

 

 後は1体2体程度なので…俺もうね逃げる(ピ)

 

 車は…あった!ガチャリと鍵を差して…

 エンジンをかけて車を校舎前まで持って行って…

 

 みんな乗った!?番号!

 

「1」「にー!」「3」「4!」「5」

 

 あやめ先生で「6」うん全員いるな!

 

 じゃあ、モールにしゅっぱーつ!

 

「「「「「おー!」」」」」

 

 


 

 彼女の前で自身の覚悟を口にする。

 

 地下に避難した際、彼女に“何のために戦うのか”と問いを投げた。

 その時に彼女が口にした、たった一言。それが決定的な一言だった。

 

 その言葉は短くて、単純。

 

 だから、私の心を揺さぶった。

 だから、私はそれに近づけるように一歩を踏み出したい。目指すべきものができた。

 

 

 はらり、と落ちた髪が風に吹かれ、桜の花のように宙を舞い、見えなくなった。

 晴天に消えていったそれに別れを告げるように、弱い私とはこれでサヨナラできるような気さえした。

 

 

「みんなで生き抜く」 

 たったそれだけを胸に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




髪は昔から神聖視されいたことがあったりなかったり。「士師記」に登場するサムソン。あるいは「大鏡」に記された村上天皇の宣耀殿の女御の逸話諸々…ところでメカクレって良くない?

作中で出てきたライターとスプレーのやつ、実際にやったらもの凄いことになったので真似してはいけない(戒め)


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