がっこうぐらし! めぐねえ同僚全員生存ルート   作:KEI@404

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くるみちゃんの一人称をミスっていたので切腹しました。(大嘘)


part13 おうち~モール脱出

 

 外泊先から眺める綺麗な朝焼けの中、がっこうぐらし!

 9日目の実況プレイいっくよー!

 

 

 おはよございまーす!今日こそモール探索&みーくん救出に行きましょう。モールまではあと少し…だけどこれがなかなか遠いねんな…

 

「ここも通れなさそうだな…。おーい、ゆきー出番だぞー」

「どれどれ…うん、私におまかせあれー」

 

 ゆきちゃんナビに従ってしばらく進んでいくと、ここいらで誰かしらの家を通る家庭訪問イベントが発生します。更にこ↑こ↓のイベントはそのキャラクターの好感度が楽に稼げるので、めぐねえのおうちパターンを祈りましょう。

 今回はめぐねえルートだからね。(祈り)通れ通れ…

 

 

「…! 沙上先生待ってください!」

 

 

 声を上げたのはめぐねえでした。急ブレーキのせいで、ぶつけた頭にダメージが入りましたが全ては些事。(祈りが)通ったな。やったぜ。

 

「ここは…、私の家…かな…」

 

 めぐねえがなんか迷っている様子なので、送り出してあげましょう。おうあくしろ~

 

「そう…ですね、とにかく行ってみます」

 

 めぐねえの家に一緒に行くこともできますが、背中を押してあげるだけで、ある程度の好感度は稼げるので見送りのみにしましょう。それに『かれら』も、このイベントでは出現しません。

 

「その…やっぱり、一緒に来てもらえますか?」

 

 (予定と)違うだろぉ?時間かかるし、みーくんも待ってるし、申し訳ないが今回はキャンセルということで…

 

「……………」

 

 そのーそんな捨てられた子犬みたいな涙目をしても…あのー、みーくんが待ってるんで…

 

 

「…ダメ…ですか…?」

 

 

 

~~~

 

 

「この歳になって先生が家に来るなんて、なんかちょっと不思議な感覚ね…」

 

 はぇ^~めぐねえの部屋すっごいオシャレ…見てくださいよこれ、この部屋のグラフィック!カメラをグイっと回して~ちゃんと作り込まれてる…すっげえ変態的な作り込みだぜこいつ。あっ、ベッドもちゃんと付いてんねや。(ご満悦)

 ん?床にビールの空き缶が落ちているのは玉に瑕ですね…やっぱりめぐねえはぐびねえだった…?

 

 他だと…クローゼットの中は──

 

 「みっ、見ないでください!」

 

 おおっと、めぐねえに止められてしまいました。そんなに焦ると割れたガラスを踏んじゃうゾ。

 しかし、そんなにここを見られそうになって焦るなんて、一体何が入ってるんでしょうねぇ…(邪推)

 

 「それよりも!散らばってるガラスとかの片付けを手伝ってください!」

 

 おっそうだな、割れたガラスは危ないし、精神的にもよくないからね。さあ、割れたガラスは、どんどんしまっちゃおうねー掃除機は~って電気使えないんだった…校内だと電気使えるあたり、やっぱり学校の異常性が目立ちますね。

 じゃあここにある箒で…レレレのレー♪

 

 そういえばめぐねえのおうち訪問はキャンセルと言ったな…あれはキャンセルだ。(否定の否定)

 だって…めぐねえ半端ないって!あの教師半端ないって!あの涙目&上目づかいで懇願してる一枚絵(スチル)はズルいって!そんなん断れんやん普通、そんなんできる?言ってや、できるんやったら…(本音)私にはできません!それに、時間がないからって、か弱い教師を放置して1人で行かせるわけないダルルォ?そんなことするなんて主人公の風上にも置けねぇなぁ!!(手のひら神砂嵐)

 

 

 

 クッションに顔をうずめて座っているいるめぐねえに話しかけて会話イベントを起こしましょう。

 

「…少し膝借りていいですか?」

 

 あぁ^~めぐねえが甘えてくるんじゃぁ^~

 めぐねえが膝枕を要求してきたのでお膝を貸してあげましょう。

 

「……頭も撫でてください」

 

 あ、いいっすよ(快諾)

 

 しばらくしてウトウトしていためぐねえも目が覚めたみたいですね。

 

「…ありがとうございます。その、私1人じゃ戻る決心ができなくて…これじゃ“変わりたい”なんて言っておきながら私が守られてばかりですね。」

 

 そんな一瞬で変われる人間なんていないと思うんですがそれは… 

 

「確かにそうかもしれませんね、だったら…私のできることから始めてみます!」

 

 起きたな…(信頼イベント)

 時間的にはロスでしたが、新規スチル回収&信頼イベントが発生したので結果オーライ。

 荒れた部屋を見て落ち込んでいためぐねえも、どうやら元気になったようです。ではモールに再出発です!

 

 

 あっそうだ。モールに付く前にスキル振りをしておきましょう。『かれら』が沢山いるので、対策として〈不屈〉レベル1と〈奮起〉レベル2を取得します。

 〈不屈〉レベル1は死んだり、『かれら』に噛まれたりするのを1度回避できる。という割と有用なスキル。ガバ防止にもよく使われます。〈奮起〉レベル2は体力が10%以下の際、攻撃力が跳ね上がるスキルです。これも保険で取得して…うん!(ご満悦)

 今のステータスとスキルを一言で言うと、“アイテムを活用する補助タイプ&戦闘も可”といったところでしょうね、ええ。

 

「結構、時間かかっちゃったな…」

「モールには何があるかな?私は本が欲しい!りーさんは?」

「そうね…食料と裁縫キットがあるといいわね」

「あたしはプロテクターかな、なんでりーさんは裁縫キット?」

「ほつれた制服とかを直せるようにしておきたいもの」

「あーそうか、制服もいつまで持つか分からないもんな…」

「じゃあ、行きましょうか」

 

 

 

 目の前にはリバーシティトロン、目的のショッピングモールです。やっと到着しました!

 ここが、あの女(みーくん)のハウスね・・・

 

 

 モールの中は電気が生きているわけもなく暗いので足元に注意して進みましょう。

 あと、理由は分かりませんが止まっているエスカレータの段差はつまずいて転びやすくなっています。(ゲーム内10敗、現実世界15敗)

 なので、しっかりと『かれら』の動きや位置に注意して挟み撃ちにされないよう進みましょう。

 

 「前に2体いるけど、やるか?」

 

 倒しても問題はありませんが、駅やモールといった屋内の狭い空間だと、戦闘音で『かれら』が集まる→集まった『かれら』を倒す→その音でまた『かれら』が集まる。

 といった無限ループになることがあるので、サイリウムなどを使い、誘導程度に留め、戦闘は極力は避けていきましょう。

 いいか、これはもはや潜入任務だ。

 

 

 

 『かれら』を後ろからドライバーで暗殺して…よし、ここは制圧終わりっ!あとは入り口のシャッターを閉めたらセーフティーエリアの工事完了です…

 よく聞け、いいかみんな、ここをひとまずの拠点とする!

 

「はーい!」

「それはいいけど、ここからはどうするんだ?」

 そうですね…とりあえず食料の探索でもしましょうか。

 

~~~

 

 めぐねえの部屋から持ってきたバッグも缶詰や水でパンパンになってしまったので一旦セーフティーハウスに行って荷物の整理を行いましょう。

 

 ヌッ!目の前に『かれら』が1体だけいて邪魔なので倒しておきますか…

 フッヌッヘッ! ドゴォン!

 『かれら』が吹っ飛ぶさまは見てて気持ちイイZOY!(DDD)

 吹っ飛びすぎて商品棚に激突してて草生えますわよ。

 

 くるみちゃんが『かれら』を吹っ飛ばしたら棚に衝突して、ヤムチャしやがって…になるんじゃない?

「やめておくよ…その前に棚が倒れそうだし」

 

 

「ねぇねぇ、次は何探すの?」

 どうするかな…

「だったらさ──」

 

 

「ねぇねぇ!めぐねえ!この浴衣すっごいオシャレだよね!」

「そうね、水玉の柄がとても似合ってるわ」

「あたしのこれは?どう?」

「迷彩柄とパステルカラーがあってるわ」

 

 

「次は──あやめ先生だね…」

「─だな」

「これどう?お医者さんっぽい服だと思うよ」

 

渡されたのは、灰から暗い赤になっているシャツと灰色の上着……檀黎〇の服装じゃねえか!もっとカワイイ服選んでよ!これを着るくらいなら水着でも来てた方がマシよ!

 

 

 

 服も集め終えたので、めぐねえ達には食料や雑貨の収集をしてもらっている間に、くるみちゃんと最上階まで向かいます。

 

 上に行けば行くほど『かれら』の数は少なくなっているので、それをなぎ倒して最上階のドアを開けると行くとみーくんが出てきます。ちなみに途中、段ボールの山がありましたが、くるみちゃんが薙ぎ払っていきました。さすくる(流石ですくるみちゃんの意)

 

 ガチャッ 「───」

 

 あれーおかしいね誰もいないね。

 いや、()()()()()というのは語弊がありますね…部屋にはたくさんの『かれら』が。

 

 …そうだよ(諦め)モンスターハウスだよ。(4日ぶり3回目)棚の裏含めると30体はいますね。バーゲンセールでもやってるのかな?こんなところで何回も屑運使わなくていいから…(良心)

 

「ここで2人じゃ無理だ!一旦下がる!」

 

 

 部屋が狭すぎてくるみちゃんが満足に相棒のシャベルくんを振るえないご様子。そんなんじゃ虫も殺せないゾ…つまりこれはピンチでは!?

 

 

 襲ってきた『かれら』を片っ端から殴っていくぅ!

 あっ、なんか1体だけ スゴイ=イキオイ(2012/7~2020/1)で飛んでいって…\ドゴッ/ あっ、棚に思いっきりぶつかって……入口の棚が倒れて…『かれら』が閉じ込められた…

 

「助かりはしたけど…ほんとに倒す人…いるのか…」

 ちょっ、くるみちゃんのジト目が冷たい!これは事故です事故!不幸のピタゴラスイッチです!コラテラルダメージ!それに『かれら』も出てこれないし、みーくんの捜索を続けますよ!

 

 といっても、これだけドッタンバッタン大騒ぎをすれば自分から出て来ると思うんですけどね(予想)

 

 

「い、いた、ねぇ!待って!巡ヶ丘の人だよね!」

 

 

 おーはえ!はえーもう来ましたどっかに隠れてたみたいに!

 まぁ実際のところ、彼女は部屋に隠れてたんですけどね、ていうか下着姿で走って出てきて恥ずかしくないのかよ。ガーターベルト後輩さんよぉ?えっちなのはいけないと思います。

 

「あ、あの私、ここに立てこもっててそれで友人が」

 

 放置するとずっとこの独白が続くので、一旦セーフティーエリアまで連れて行きましょう。ほらイクドー

 

「落ち着いたか?」

「ええ、さっきはすみませんでした。急に人が来て…慌ててしまって」

 

 とにかく彼女に話を聞いてみます。

…非常時の会話で必要なことは要点を絞ること。

 質問される側が混乱しないように答えやすいシンプルな質問を選ぶ必要があります。まぁ、見ててください。理解しやすい質問って奴をを見せてあげますよ。

 

 

 

 

―じゃあ、まず名前を教えてくれるかな?

 

「直樹美紀…です。」  

 

─美紀ちゃんね、ちなみに年齢は?

 

「16歳、巡ヶ丘高校2-B」

 

─緊張してる?

 

「えぇ、まぁ」

 

─事件起きてから、今日まで何してた?

 

「えーっと─」

 

 

「完全にいかがわしいビデオみたいね…」

「…そうだな…あたしちょっと止めてくる」

 

 めぐねえとくるみちゃんに止められてしました、なんでさ!?この上なく理解しやすい質問だったと思いません?まて!話せばわかる!

 

「完全に趣旨が変わってる気がするから!そういうのは別なところでやれ!」

 

 くっ…半分は当たっている、耳が痛い。

 

 

「ところで…同じ2年の私の友人と小さな柴犬見ませんでした?」

 

 柴犬…太郎丸の捜索イベントですねこれは…あと、友人はKちゃんのことですね。Kちゃんはまだ電波を受信出来ていないので、手付かずです。

 太郎丸の方は脱出時、1階のピアノの上に固定で現れるのでこのセリフを真に受けると、永遠にモールの中をグルグルするはめになるので、気を付けましょう。

 

 みーくんには戻りながら探そうと説得し、1階に向かいます。するとほら、ここからなら太郎丸が見えますよ。『かれら』に囲まれてピアノの上でプルプルしています。

 

「太郎丸……」

 

 みーくんが助けに行こうと突っ込みますが危ないので止めます、くるみちゃんが。あやめ先生だと力負けして吹っ飛ばされるので手出し無用です。

 例のスプレーとライターで建物ごと『かれら』を燃やすことを考えたこともありました。

が、そうすると、太郎丸も燃えてしまい、意味がないのでここはイベント発生まで棒立ち安定です。

 

「みんな!耳を塞いで!」

 

 めぐねえが防犯ブザーを放り投げてくれたおかげで、『かれら』を誘導。みーくんが太郎丸を回収しました。

 

 これで一安心。

「──まだくるぞ!気をつけろ!」

 

 ダニィ!?上のフロアから30体くらい来てるけどこんなイベントあったっけ!?まぁええわ、こんなところにもう用はねえ!相手してないでさっさと車に乗り込んで逃げるぞー!

 

 資材に服に食料…必要なものは大方手に入ったし、胸を張って学校に帰りましょう。暇だし、正気度回復もワンワンワン放送局でも聞こうか。

 

『…Kで…駅に…』

 

 Kちゃんのラジオ?このタイミングで!?…放送を聞いてから1晩でも彼女を放置してしまうと救出不可能になるので、このまま駅まで助けに向かいましょう!ぶっちぎりますわよ!

 

「おい、危ないから『かもしれない』運転で行こうぜ!」

 

…つまり私はF1レーサー『かもしれない』???

よし…吹っ飛ばしても問題ないな!

 

「──やめろぉぉぉ!!!」

 

 


 

 

 

 

 

 

 起きる。着替える。ご飯を食べる。勉強をする。眠る。

 起きる。着替える。ご飯を食べる。勉強をする。眠る。

 起きる。着替える。ご飯を食べる。勉強をする。眠る。

 

 

カタカタと歯車のように繰り返す毎日に──ガラガラと私の中で何かが崩れる音がした。

 

『かれら』が急に現れて、人が人を襲い始めた。避難していた他の生存者たちは『かれら』になって…、たまたま生き残った私たちは、ここで生活を始めた。最初は2人と1匹。今は…1人ぼっち。

 

『生きていればそれでいいの?』

 友人がここを出ていく際に言った言葉。それがここで停滞している私に重くのしかかる。

 

 

「いいわけないじゃん…」

 もう嫌だ。でもどうすればいいの?そんなことを考えながら、また眠る。

 

 

 

 

 

「──無理だ!」

 

 人の声。そう理解した私の行動は速かった。荷物を詰め込み、バリケードを動かし扉を開ける。

 通路の先には2人の女の人が、そのうち1人は同じ巡ヶ丘の制服を着ている。

 

「い、いた、ねぇ!待って!巡ヶ丘の人だよね!?」

 

 声をかけて事情を説明しようとしたけど急な出来事に慌ててしまい、意味を成してなかった気がした。でも人と会うのはおろか、声の出すのも久々だったんだから、むしろ『かれら』と間違われなかっただけ偉いと思う。

 

 話を聞くと彼女らは学校で生活しているらしい。それに私を助けてくれた1人は巡ヶ丘の教師らしい、とてもそうは見えなかったが…

 学校は今も電気が使えて食料もある、それを聞いた私は彼女らに付いていくことにした。

 

 

 そこからのことは安心したせいか、よく覚えていない。それでも1つだけどうしても拭えない疑問があった。───何故1人だけ、それも大の大人が水着を着ているのだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




冬のがっこうぐらしとか楽しそうじゃない?
燃料とか薪集めたり。『かれら』が凍って固くなってたり。つららを武器にしたり。

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