がっこうぐらし! めぐねえ同僚全員生存ルート   作:KEI@404

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巡ヶ丘駅のモデルとなった駅に行ったら迷いました。其即ち初投稿です。


part14 救出~ただいま

 ~前回までのあらすじ〜

 

 紆余曲折を経てどうにかみーくんを救出して学校に帰ろうと思ったら…意外!それはKちゃんのラジオッ!

 早速Kちゃんを救出しに一行は車を走らせ、夜の駅へと向かうのであった。

 

 

「…こんな感じのあらすじでどう?」

「ナンデモイインジャナイカナ…」 

 

 

 

 とにかく強行軍で突き進むがっこうぐらし!始めるよー!

 Kちゃんのラジオを受信したので車で駅に向かうところからだね。

 

 

「こんな暗い中で助けに行くのは無茶ではないですか」

「それに『夜間の移動は暗くて事故が起きやすい』って先生言ってたよな」

 

 

 りーさんもチョーカーさんもなまじ知力が高いせいか余計なことをっ…

 

 しかしこの私は駅の構造自体は1000%理解している。そしてけいちゃんの居場所は駅長室と分かっている。

 つまり、これで助けられないようなら…木の下に埋めてもらっても構わないということだ(盛大なフラグ)

 だが、あと一押し…この反対されている空気を押し返す……そんな一押しをっ…

 

 

「あの…きっとその放送をしていたのは私の友人だと思うんです。だから、だからどうか…友人も助けてもらえませんか、お願いします!」

 

「……正直アタシは信じ切れていない、──でも、運転手がハナからその気みたいだから、アタシたちがどう言っても聞かないでしょ、ね?」

「…だろうな。それに、もう既に1人助けてるんだ。あたしからすれば、もう1人くらいなんてことないよ」

「そうね、助けを求められたら答えなくちゃね。私はそうしたいもの」

「仮に助けに行かないとしたら、その握ってるハンドルを奪わなきゃいけないもん!」

 

(意見が)裏返ったァッッ!

 

 みーくん迫真の一押しっ…友人を思い涙をこぼしてお願いするその姿。これって…勲章ものですよぉ~

 今までKちゃんを先に助けてばっかりだったけど、みーくんを先に助けるとこんなイベントがあるんすね^~知らなかった。それにしても、どちらを先に助けても、もう片方を絶対に見捨てたりはしない辺りこれは絶対的な信頼では?(過激派百合厨)

 

「ありがとうございます!」

 

 (Kちゃん救出は)当たり前だよなぁ?このルートのタイトルにもある通り、全員生存が目的なんだからさぁ…助けない訳がないんだよ。じゃなきゃとっくに駅に向かってないから。(救えるものは救おうとするプレイヤーの鏡)

 

 

 

 おーやっと着いた。車はバスロータリーに停めてっと…まず周囲の確認を行いましょう。ここで迂闊に車を降りると安物B級映画の序盤でよくある第一犠牲者になれます。アレって大体ロクな死に方しないよね。 ともかくキッチリと確認を行いましょう。周囲ヨシ!(現場猫)

ちなみに水着はめぐねえに諭されて脱ぎました。つまり私服です。

 

 

 チョーカーさんとりーさん、めぐねえの3人には車周辺の警戒を頼んだので駅の中に向かいましょう。本来ならみーくんも警戒要員に回す予定でしたが、『連れて行って欲しい』と懇願されるイベントが発生したので連れてきています。(覚悟)キめてんだろ、(ちゃんと探して)くれよ?

 

 

「なんか数が多くない、あたしの気のせい?」

 

 

(気のせいじゃ)ないです。このゲームの住宅街、特に駅周辺の朝と夜の『かれら』の数はゲーム内でもトップクラスに多いです。なので、Kちゃん救出は本来、学校から線路を伝って徒歩で向かうのが1番安全で、2番目に安全なのは日中に来ることです。

 …今回は車で来てるし、時間帯も夜。つまりこれは激しいプレイ♂が予想されます。死ぬんじゃないの~?

 

 では、Kちゃん救出、キックオフです。(大嘘)

 

 駅は暗いけど、だからと言ってランプやサイリウムをつけると光に反応した『かれら』が朝の通勤ラッシュの如くドバーっと押し寄せてられたらやってられねぇぜ。

 なので今回は対策として、360度どこからでも音が聞こえるサラウンドヘッドホンを使って『かれら』の位置を探っていきますゾ~

 カメラ視点を回すとあっちこっちと音が動く。その背筋がゾワゾワする感覚がたまらねぇぜ。

 

~~~ 

 

「駅長室はどこにあるかなー?」

「はしゃいで勝手に居なくなるなよー、暗いから見つけられないぞー」

 

 巡ヶ丘駅の外見からするとそんなに大きくないように感じますが、このマップは地下がメインとなっているいわば“立体的な構造”となっております。迷わないように気を付けましょう。

 街や学校を自由に歩ける【探索モード】でプレイして分かったのですが、どうやらこの巡ヶ丘駅、地下鉄も通ってるらしく、地上より地下が深すぎるっピ!もしかしたらこのゲームまだ発掘されていない部分の方が多いのでは?我々は訝しんだ。

 

「かなりボロボロになってるんだな…」

 

 建物もゲーム内の時間経過で崩壊していきます。例を挙げると天井の崩壊、ガラスの落下、地面の陥没などかな…なので、ひびのある天井の下は避け、割れかけのガラスにはこんなこともあろうかとモールから持ってきた糸とテープで手を加えておきます。

 これで地面から反対の壁に持って行って~そこから90度曲げて~天井に張り付けて~っと…工事完了です。 高い知力とクラフトスキルさえあれば何でもできる気がしてきた。

 

 仮にこのボロボロの惨状をそのまま放置すると、たまたま落ちてきたガラスや天井に被弾し、大ダメージ&音に反応した『かれら』が、なになにー?と集まってきて囲まれ、大幅に脱出の難易度が上がることがあります。圭ちゃんを回収した帰りにそれをやられると四八(仮)で東京以外を全部緑に染めるくらいの難易度まで脱出難易度が跳ね上がるんだよなぁ…

 この“アホなんだかしっかり考えているんだかよくわからない難易度”これこそ多数の走者を輩出し続けるこのゲームの魅力の一つなのではないでしょうか?

 

「落ちないようにするのはいいけど…地面に糸があるって危なくない?誰かが足引っかけたらガラスも落ちそうだし…」

 

 まま、そう焦らないでよ。

 この私は114514分の1で存在しているの微粒子レベルのガバにも備え、避難ルートはガラスや天井の崩落の心配がないルートを選んだ。そして、ガラスには「足元注意」って張り紙はした。足を引っかけるのは『かれら』くらいなものです。

 故に大丈夫だ、問題ない。

 

「それならいいけど…仮に文字読めないヤツだったらどうするんだよ…っと改札も閉じたままか」

 

 確かに噂程度だけど…主人公でも幻の盲目ちゃんがいるって聞いたことあるな…一体どんなキャラなんだ…きっと誰か様がRTAを上げてくださっている気がするが…まぁそのときはそのときよ。

 

 

 

 ここが、あの女(圭ちゃん)ハウス(駅長室)ね…(本日2回目)

 

 圭ちゃんはドアの向こうに立てこもっているので優しく呼びかける必要があります。まぁ、先にみーくんを救出してしまえば彼女が勝手に声をかけてくれるからそんな必要もないんですけどね。

 

 

 

 圭ちゃんがドアのカギを解除する音が聞こえたらまず部屋に飛び込んでさっさと鍵をかけましょう。〔先駆者兄貴〕は誰だって、そーする。俺もそーする。まぁRTAではないんですけどねコレ。

 

 


 

 

 勢いよく叩かれたドアの音に身を竦める。一縷の望みを放送に賭けたが、未だ助けが来る気配はない。それどころか、放送を聞く人が存在するのかすらわからない。

 思考はまとまらない、足は怪我、食料は僅か。

 このまま私は倒れるか、理性のかけらも感じられない『かれら』の仲間入りだろうか…こんなことになるならいっそモールに居たほうが──

 

 どんどんどん。

 再びドアが叩かれる。

 

「──圭!開けて!ねぇ──美紀だよ!ここにいるんでしょ!」

 

 叩かれたドアの向こうから声が聞こえた、よく聞きなれた声。

 鍵を開けると、数人が一気にこの部屋になだれ込んでくる、その数名の中にはモールに残ったはずの私の友人の姿が。

 

 何が起こっているか分からず呆然としている私に、友人は──直樹美紀は飛び込んできた。

 

「圭!よかった…間に合った…」

 強く抱きしめられる。泣きながらだ。抱きしめられるのは多少痛いが、今この瞬間はそれくらいでよかった。

 

 

「で、この人たちは?」

 

 美紀と一緒にここに来た数名は学校で生活しているらしい。学校では電気が使え、さらにシャワーまでもが使えるということも。

 

 それを説明してくれた唯一の大人はどこかで見覚えがあった気がするが思い出せなかった。

 

「悪いけど自己紹介は後でいい?そろそろここを脱出するよー」

 

「大丈夫、信頼できる人だよ、行こう」

 

 私は美紀のその言葉を信じ、彼女の手を取った。今度こそ、二人で一緒に部屋を出る。

 

 


 

 この世紀末での2人の再会は感動的ですね、思わず心が暖まります。

 だが生還できなきゃそれも無意味。頑張ってここを脱出するぞー!

 

 

 負傷しているけいちゃんを連れて、駅から脱出する方法のうち、3つご紹介するゾ。Kちゃん救出ルート流行らせコラ!なお、紹介するのはあくまで一例なので、新たなる走者によってもっと増える可能性が微レ存です。

 

①「けいちゃんを抱えて脱出」…王道を征く脱出パターン、とてもシンプルかつ素早い。だが、申し訳ないがあやめ先生にはそんな筋力がないのでNG、くるみちゃんにお願いしたいものの、『かれら』討伐のプロであらせられる彼女の手を塞ぐのも危険…囲まれたら詰みゾ。なので、このパターンは脳筋キャラ使用時の王道の策です。

 

②「小回りが利く移動手段でここまで突っ込み、そのままけいちゃんと学校までランデブー」…そんなもの(移動手段)、ウチにはないよ…

 どう考えても、今あるハイエ〇スはこんなところに入れるわけがないです。それに仮に圭ちゃんを回収したとしても、絵面が完全に事案です。そんなことやったら車で街の中でランデブー…どころか裁判所で有罪の判決です。ガッデム!

 このパターンを行う際はバイクやケッテンクラートといった屋内での移動手段をあらかじめ街で回収する必要があるので今回はNG。 

 

②「圭ちゃんを歩かせる」…車まで戻るには、目に見える『かれら』を片っ端から『掃除』して進むのも良し、駅構内をスニーキングして脱出するも良し。歩かせるパターンはこのように選択肢の幅が多いことが特徴。

 だったら最初からこれを選んだ方がよいのでは?と思われがちですが、けいちゃんは足を怪我しているので歩く速度が非っ常ーーーに遅いです。あくしろよ…

 今回はこれを採用します。幸いゆきちゃんやくるみちゃんもいるので、寄って来た『かれら』は如何様にでも対処可能だからね。

 さっさとこんな狭苦しいところからオサラバして娑婆に戻りますわよ!

 

 

 「くるみちゃん!右後ろに2人!足音!」

 「あぁ、もうクソっ!」

 

 駅構内では少なかった『かれら』の足音も数も改札を抜ければ増えていきます。どうしてとっくに終電は終わっている時間なのに帰らないんですか…

 

 

「他に手はないの!?」

「ごめんなさい、私が怪我しているせいで…」

 

 くるみちゃんが最強とはいえ、四方八方から襲われるのでは無理があるんだよなぁ…

 だがうろたえるな小僧ども!! 114514分の1にも備えて準備したっていったろ!

 

 …話は変わるが“操作キャラ”が、落下物でダメージを受けるというのなら『かれら』だって同じダメージを受ける。当たり前だよなぁ?

 

 じゃあそれを『かれら』だけに、特定の条件下で発生するように『罠』を『設置』したらどうなると思う?

 

 

「来るぞ!」

 

 

 いいや、来ないね!見ろよ見ろよ!『かれら』の先にある足元の紐と括り付けたガラスをよぉ!

 明らかに『()()()()()()()()()()()()()()()()』だダルルォ?

 

 


 

 

 痛む足を引きずりながら美紀の肩を借りてどうにかゆっくり歩く。

 それに『かれら』はこちらを見つけては襲ってくる。シャベルを使う先輩も一人で対処しきれなくなるのも時間の問題なのは火を見るより明らかだ。

 それもこれも、私が怪我をしているせいで──

 

 「うろたえるな小僧ども!!」

 

 ──一喝。私を助けた大人のものだった。

 

 しかし、その大声に反応した『かれら』が、わらわらと押し寄せてくる音が聞こえた。私たちが進もうとしている先だけでなく、反対側や曲がった先からもその音はしてきた。

 

 「先生が騒ぐから余計に寄って来ただろ!」

 

 音に反応した『かれら』はその発生源に近づこうとこちらに歩んでくる。だが、何食わぬ顔でタバコをくわえ、話を始める。

 

 「………一つ、説明するよ。『あいつら』はな、あー、五感で言うところの『視覚』と『聴覚』が感知する情報の割合を人間より多く占めている、とそう仮定する」

 

 『かれら』がすぐ近くに迫ってきているというのに、彼女はタバコにライター火をつけ、その場から動くことなく、話を続けた。

 

「ここはとても暗い。暗いところでは、私たちも『かれら』も必然的に『聴覚』に頼らざるを得なくなる。暗所において、光を取り込もうとする瞳孔径の変化にも限界があるからね。モールでだって、防犯ブザーで『やつら』は怯んだけど私たちは動けただろ?あれも『聴覚』に依存している割合が高いからだ」

 

 紫煙をくゆらせながら彼女は話を続ける、その姿はまるで何かを待っているかの様だ。

 

「だったら──」

 

 ──ガシャン!ガシャン!

 

 「え?」

 

 何かが落ちて割れる音が地下に反響した、強いて言うならガラスのそれ。それも一か所だけじゃない、()()()()()()()()()()()()()の全てからだ。

 

 

 地下に響き渡る音が収まり、少し経ってから明かりが付けられる。そこで私は、何が起こったのかをやっと理解した。

 

 冷たいコンクリートに崩れ落ち、動かなくなった『かれら』、その躰には割れて飛び散ったガラス片が深々と突き刺さっていた。また、あるものの足にはビニールテープが引っ掛かっていた。

 

 

「だったら──音で誘き寄せ、『やつら』()()殺す罠も作製できるはずなんだ」

 

 

 動かない『かれら』の中、ぽつりと一言。この人は怖いとすら感じ──

 

 

「あーセンセイ?『足元注意』の張り紙も、わざわざ床に紐張ったのも、大声だしたのも…コレのため?」

Exactly!(その通り!)」 

「なんであたしたちに黙っていたんだよ!ビックリしたんだからな!」

 

──ることもなかった。始まった言い合いで暗かった雰囲気が明るくなっていく。

 

「うーん、強いていうなら生徒の前でカッコつけてみたかった。とにかく逃げよぅー!」

「あっ、コラ逃げるなー!1発叩かせろー!」

 

  

 さっきまでの命のやり取りにヒリヒリと空気が緊迫していたのに難を逃れた瞬間、まるでがらり空気が変わる。

 

 言い合いが始まったこの状況に、私は呆れ、苦笑いからのため息を一つ。

 

「ねぇ、美紀、私これからやっていけるのかな…」

「大丈夫だよ…きっと…」 

 

 遠い目で私達は、私たちを助けてくれたヒーローたちを眺めた。

 

 

 


 

 ホラホラホラ(ワレ奇襲ニ成功セリ)

 大胆なトラップは博士や教師の特権、『お前ら』が寄って来るタイミングを待っていたんだよ!

 

 駅を脱出する場合、知力が一定値以上あると、特定の位置で音が出る罠が作製可能です。これと駅構内にあるダメージトラップを組み合わせたら…おっぱ…おっぱげた。(畏怖)一撃で『かれら』のほとんどが倒せるとは思ってもいませんでした。

 これマジ?与えるダメージに対してトラップの規模が小さすぎんだろ…これは校内にも罠を作っていくしかないのでは?ボブは訝しんだ。

 

 後は街を抜け、夜の校庭でたむろしている連中を吹っ飛ばしてゴーーーール!華麗な停車が決まったーーー!

 あとは車から学校にダッシュ!

 

「やっと帰ってきたな…」

「つかれたー!」

 

 …長かった遠足も終わり!ぬわああああああん疲れたもおおおおおおおん!風呂入ってさっぱりしましょうよ~

 

 


 

 

「…そうだ、大事なコトをみんな言い忘れてるわよ?」

 

「なんだよめぐねえ、藪から棒に」

 

「やっと帰ってきたんだから挨拶はしておいた方が良いと思わない?」

 

 

「めぐねえに言われるまですっかり忘れてたよ…」

「そうね、ちゃんと帰ってきたら言わないとね」

 

 

せーの! 

 

ただいま!!!

 

 

「おかえりなさい!」

 

 

 

 

 

 

 

 




『かれら』になったら休日だろうが出勤しようと電車に乗るビジョンが見える見える…
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