がっこうぐらし! めぐねえ同僚全員生存ルート 作:KEI@404
~前回までのあらすじ〜
チョーカーさんを救出中に主人公を探して校内まで探しに来る\めぐねえ達!/
校内制圧していたら遭遇した\モンスターハウス!/
色々な
ではでは、平穏に進めていけたらいいと思えてきた実況プレイを開始するよー!
職員室強襲の結果ボロボロになり屋上まで退避してきたところだね。
ちなみに死闘の結果返り血が付着した白衣は捨ててきました。血まみれで屋上に戻っても、「うわぁ...」って感じでゆきちゃんやりーさんにドン引きされ、正気度が下がるからね…仕方なし。
そのようなプレイをお好みの方はどうぞプレイしてみて下さい、いい表情でしょう。絶望の顔グラだ、作り込みが違いますよ。
屋上に戻ってみんなに3階を制圧したことを伝えましょう、すると完全制圧のフラグが立ち3階の施設が利用可能になります。では、早速拠点整備と行きたいところだけど、なんか足んねぇよなぁ?そうです、バリケードの作成です。
なぜか完全制圧の判定とバリケードの設置は処理が別らしくここでバリケードを作り忘れ『かれら』が3階に押し寄せてしまう...なんてことにならないようにバリケードを忘れず作ろうね!
同時に食料を探索もしたいのでバリケードを作る班と食料等の探索班の2つのグループに分かれて同時進行です。
という訳で班分けをしていくよー!今回はこんな感じ!
バリケード班 くるみ、りーさん、めぐねえ
探索班 あやめ先生、ゆきちゃん、チョーカーさん
こんな感じになりました。念のためどっちの班にも戦闘ができるキャラを入れておきたいよね。
本当はめぐねえを連れていきたいけど、めぐねえは保護者枠ということで同じ班に分けるのもアレだしなぁと考えた結果です。
「よーし、がんばるよー!たかえちゃんも先生も、ね?」
「あーわかったよゆき、アンタも1人でどっか行くなよー」
組み合わせで変わる掛け合いっていいよね...しかもキャラごとに掛け合いが変わるから何回も見たくなる...個人的には原作√でのりーさんと初期みーくんのギスギスした掛け合いも好きです。ではでは、校内へレッツゴー!
「ねぇ、どの部屋から見ていけばいいかな?」
とりあえずは生徒会室と放送室だね、もう夕方だし3階探索は今日だけでは終わらないので、拠点となる生徒会室、仮の寝床となる放送室は最低でも押さえておきたいところ。
3階の職員室側はアイテムや設備が集中しているエリアですし序盤はここさえ押さえれば当面の生活は可能です。
ゆきちゃんやチョーカーさんと一緒にアイテムを探したり部屋を整備しましょう。
おっ?床に〔欠けた金属片〕と〔プラスチック片〕が落ちていました。ボロボロじゃん...
「これは流石に使い道なさそうだな...」
チョーカーさんもこう言ってるし使い道はあまりないのですが〈作製〉スキルがあるので...
■〔錐のようななにか〕を入手した。
やったぜ。そうです、〈作製〉スキルはカスアイテムを消費アイテムにクラフト可能です。
いまクラフトしたこれは、ボールペンやドライバーといった緊急回避アイテムと同じ効果です。廊下制圧や職員室の戦いで使ってしまったため手持ちがほぼ0でした。だから、補充が必要だったんですね。
「凄い...そんなこともできるんだ...」
チョーカーさんがビックリしたように覗き込んでいます、おっと、それにつられて、あちこち見てたゆきちゃんもなになに~?と近寄ってきたね、後ろから覗き込もうとわちゃわちゃしてるのかわいい。まぁそういうスキルだからね出来て当然よ(自慢げ)カスアイテムが何個か落ちてたからクラフトしちゃおうね~。
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だいぶ補充できたのであとは戸棚からカップ麺やお菓子を頂きましょう、6つくらいもらっても…ばれへんか...ん?チョーカーさんどうしたの?
「なぁ先生、ゆきのことみてない?見当たらないんだけど」
(見て)ないです。放送室でお昼寝でもしてるんじゃな──
「ねぇ!来て!!」
ん?ゆきちゃんの声?あっ!?もしかして討ち損ねたのがいたか?だとしたらやばっ...
飯探してる場合じゃねえ!とにかく確認しに行こう!
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「ゆき!どうした!」
ゆきちゃん!?無事!?
「──見て!ラジカセがガリガリ~って変な音してたから触ったらラジオ流れてたの!?すごくない?」
……どうやらゆきちゃんは音楽室のラジカセを発見していたようです。そういえばゆきちゃんは直感が高く、様々なアイテムを拾ってくることがあったっけな...それにしてもタイミングが絶妙すぎませんかねえ...蛇足だけどラジオはガリガリっていう音よりザザーって感じじゃないかね?あんまり詳しくないからアレだけど(責任放棄)
「……なぁ、ゆき、呼んだ理由ってこれか...?」
チョーカーさんも突然のゆきちゃんの声にビックリしたっぽいね、てか今の声『かれら』に襲われたときと同じボイスだから無理もない(メタ視点)
「そうだよ?」
「あーもう!驚かさないでくれよ……心配したんだからな?もう勝手にどっか行くなよ?というか何かあったのか?」
チョーカーさんってツッコミ役だよなぁ…彼女がほとんど言いたいことを代弁してくれてるよ...
「ごみん...次からは相談するね…」
「誰かラジオ放送してないかなーって思って、そしたらなんか聞こえたの!もう聞こえなくなっちゃったけど…」
「本当かぁ?」
チョーカーさんがジト目でゆきちゃんのことを見ている...自分たちは放送が聞こえなかったからね...ちなみにどんな内容だったの?けいちゃんの放送...はまだ発生しないはずだしなぁ…
「んーとね、女の人が喋って音楽流してた!きっとみんなとお話ししたいんだよ!」
あぁ…ラジオ姉貴かぁ、1人でワンワンワン(迫真)放送局をやってる人ですね、夕方にラジオを付けるとたまに聴くことができて、正気度回復に役立つんだよなぁ。しかも、正気度の回復量が大きいから逃さず確認しておきたいところです。とりあえずラジカセを回収して明日も確認してみるか...
「きっと私たち以外にも無事な人がいるんだな...」
なんだよチョーカーさん嬉しそうじゃねぇかよぉ!…こんな状況でも、生きてる人が存在するって考えると嬉しいのは当たり前だよなぁ?
そういやスレかなんかの考察で、ラジオや音楽の正気度回復値が大きいのは希望を持てるからとか、日常を想起させるからとか言われてたなぁ...つまりイベントでの正気度回復値は希望を持てる内容だったり、元の日常の生活に近いほど上がる可能性が微レ存?
「沙上先生、バリケード2つ作り終わりました。」
おっ、りーさんが呼びにきました。どうやら音楽室でわちゃわちゃやってる間にめぐねえ達は仮設のバリケードの作成を終わらせてくれたようです。こちらは生徒会室と放送室のアイテム回収は終わったので確認しに行きましょう。
おーええやん!3か所ある階段のうち2つ作り終わってるので『かれら』の侵入ルートは1か所に絞られてるね。外も暗くなってきてるし、今日はここまでにしてさっき整備した生徒会室で休みましょう。流石に疲れた...
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「う~ん...ごはん食べたら眠くなってきちゃったよ...たかえちゃん...ZZz...」
「だからって寄り掛かからないでくれよ...あっ寝やがった」
みんな夕飯にカップ麺を食べ、少し落ち着いたのかウトウトしてきましたね。昨日はみんなロクに休めなかっただろうしなぁ。
放送室に布団あるから休んで、どうぞ。あと見張りもやっておくよ
「見張りは私もやるからみんなは休んでね」
めぐねえ本人もかなり大変だけど生徒を休ませようとする大人の鏡。じゃけん2人で見張りしましょうね
「わかった...でも二人とも気をつけてな」
「では先生方、後はお願いしますね」
「Zzz...ムニャ...」
「ゆきーおきろー。さもないと噛みつくぞー?……だめだこりゃ、引っ張っていくか…」
「えぇ、おやすみなさい」
とにかく睡眠は大事だからね、おやすみー。
引っ張っていくとか言いながらちゃっかりゆきちゃんをお姫様抱っこしているチョーカーさんイケメン、そして、ここで1枚絵あるのか…知らんかった、スチルがふえるよ!やったねめぐねえ!
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と、そんなこんなで見張りイベントです。今回は3階廊下の見張りです。見張りイベントは相手との好感度が上がりやすくなる他、本音を聞けたり、ここでしか聞けないイベントもあるので発生時は積極的に話しかけていきましょう。
「………………………………あの」
はいはいなんだい?
「…どうしてあの時私の手をとってくれたんですか?」
めぐねえの方から全く予想してない質問が来てしまった...まぁゲーム的に言うなら救出可能だから。でもそれって、きっと「助けることができると思った」ってことじゃぁないかな?
「ふふっ...なんですかそれ」
めぐねえに笑われちゃいましたね...真面目に答えたつもりなんだけどなぁ...でもめぐねえの顔が心なしか柔らかくなったのでOKです。
「…沙上先生...私は怖いんです。明日が、明後日が、この先が、どうなるか。どうすればよいかもわからなくて…」
え?なんでめぐねえがこんなに怖がってるかって?えぇそうです、教師キャラの恩恵です。ここでも出てきます。彼女は普段、生徒の前ということもあり、かなり気丈に振舞ってはいますがしかし、実際はかなり抱え込んでおり、いつ壊れるかわかりません。
それを沙上先生には不安や弱音といったマイナスの部分の話をしてくれたりします。これをうまく使って正気度と好感度にブーストをかけ、今回の目標である、ねぐねえ同僚エンドを達成しようという試み。
まぁ、そりゃこんな状況で怖がらず行動できるのはおかしいよ...
「…貴女は怖くないんですか...?」
正直(操作ミスしそうで)めちゃくちゃ怖いです。(即答)でも、それよりめぐねえやみんなを失う方が怖いからね、恐怖を抑え込んで戦ってるんだよなぁ...
「そうですよね…………私だけが怖がってるとばかり思ってました。でも実際そんなことなかったんですね。」
そうだよ(肯定)だから1人で抱え込まないで相談してくれよな~
「そうします。あと今日みたいに勝手に居なくならないでくださいね、心配したんですから!」
それに関しては申し訳なかったと思っております...すいません許して下さい!何でもしますから!
「なんでも?……じゃあ早速1つお願い、いいですか?」
なっ、なんです?
「手を、握ってくれませんか?」
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生徒のみんな...特に由紀さんがうつらうつらとしていたのが目に入ってきた。つい癖で注意しそうになってしまうがハッとした。今は授業中でも、ましてや平常時でもないのに。
「放送室に布団敷いたからみんな休みな。見張りは私がやっておくから」
沙上先生はみんなにそう言い放つ。今日私たちがこうやって屋内で休めてるのも、私だけでは不可能だっただろう、それはひとえに彼女や恵飛須沢さん達の力での制圧があったからだ。『かれら』を排除できる力が…恵飛須沢さんは屋上での一件で振り切れたのだろう。ただ、沙上先生は……いや、あれこれ考えるのも良くない、だから直接聞いてみたい。私も一緒に見張りをすることにした。
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──月は満月に近いがすこし足りない、いわゆる小望月だ、確か幾望とも言ったはず……この状況で
隣に座っている沙上先生はバールをずっと握ったまま、離さずに周囲を警戒している。
彼女は何を思って『かれら』から私たちを守ってくれているのだろうか、意を決して尋ねてみた。
「なんであの時私を助けたのか」と。
答えは
「──助けることができると思った」
ただただそれだけだった。深い考えも、損得勘定もない。目の前にいて手が届いたから。ただそれだけ。それが何故かおかしくて、つい 顔がほころんだ。だってそうだろう、あんな状況で他者を助けるのはよっぽどのお人よしだ。なんだかおもしろくって、自分のことも打ち明けることにした。
彼女に本心を伝えた。不安を、恐怖を。
怖くないのか、そう尋ねた。すると、聞きに徹していた彼女が揺るぎのない確固とした口調で「怖い、でもみんなを、今あるものを失うほうがもっと怖い」と。遠くを見つめそう言った。
あぁ、この人も恐怖と戦っているのか、と理解でき、少し嬉しかった。
この状況で冷静に振舞ってはいるが、ただそれを生徒の前で見せていないだけだったのだろう。
私だけが彼女のそれを知っている、それが何より特別になれたような気がした。
吐露した本心が恥ずかしかったのかふざけた口調で「あんまり無理に抱え込むな」と言われた。でもそれはこちらのセリフだ。今日だって1人で抱え込んでいたから勝手に校舎に入ったのだろう。
彼女にだって抱え込んでいるものはあるはずだ。だからこそ、勝手にどこかへ行ったりしないでほしいし、頼ってほしい、相談してほしいのだ。
その件は心配したといったら「何でもしますから!」と悪戯がバレた子供のように、そう言われたので、手を握り、指先を通して私の気持ちを伝えようとした。
──月は満月に近いがすこし足りない、小望月のままだったが不思議と皮肉とは思わなかった。
チョーカーさんとくるみの口調の使い分けむずくない???
あと投稿時期が不安定になりそう。
誤字報告、感想、評価、お気に入り感謝します。
気になる点とか表現とかあったら感想でもなんでもいいので質問ください!!!
ここ好きとかでもおkです。