がっこうぐらし! めぐねえ同僚全員生存ルート   作:KEI@404

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ゲームのサブイベやミニゲームってなんかいいよね。


part7 朝の運動~お勉強

 おっはよー! 

 起きたらゆきちゃんとくるみちゃんに抱き着かれてて身動き取れなかったけど、なんかほっこりした実況プレイ4日目やっていくよー!

 

 今日も晴天!いい天気!カーテン開けたらすごく眩しい!ちなみに、お布団からは無事脱出済み、屋上なうです。そういやくるみちゃんにしがみつかれたところが赤くなってんよ…そして脱出するためのボタン連打で私の指も真っ赤です(隙自語)流石のフィジカルお化け、この調子でみんなを守ってほしいところ。

 そして今日は特にやるべきこともない!よってサブイベントと探索をしていきますよ~

 

 ヌッ!屋上から見た校庭では『かれら』が元気にトラックを走りまわっています。青い空に白い雲、高々と上がっている太陽、そしてころころ、と転がるボールを追っている部活をしているであろう生徒、青春だなぁ。

 こんな日は歌でも口ずさみたくなりますねえ!フンフンフフ~ン♪

 

「おはよ~やけに上機嫌だな先生は。」

 

 そりゃそうですよ。このまま順調に進めばみんな助かるし、めぐねえも頑張ってたし、私も頑張らないと!…ってくるみちゃんでしたか、ダルそうに壁にもたれかかってるし寝ぐせもついてんよ~しっかりして、どうぞ。

 

「おはようございます、沙上先生。 ねぇ…くるみったら、もう朝なんだからしっかりしなさい、行儀が悪いわよ」

「朝から小うるさいなぁ」

「…何か言ったかしら?」

「わかった!ちゃんと起きるから!それはそれとして、先生は屋上で何してたんだ?」

 

 りーさんがお母さんみたいだぁ…(直喩)まぁ、りーさんは周りの世話を焼くのはある種のメンタルを保つためだし野暮に突っ込むのもよくないし、そのままにしておきましょう。

 ちなみに、このバージョンはアニメ版要素がメインとため、原作にしか出ていないるーちゃんは救出不可となっています、残念無念。

 

 そのため、このバージョンで鞣河小学校に行くメリットは無く、るーちゃんを救出してりーさんの正気度安定させる王道パターンは使えません。鞣河小学校に行っても『かれら』と死体しかなく、子供の『かれら』を見たりーさんが過去の記憶がフラッシュバック、からの発狂絶望パターンの鬼畜仕様となっております。救いはないのですか?

 ………るーちゃん、僕はね、あやめ先生がるーちゃんと遊んだり振り回されたり、ゆきちゃんがお姉さんぶって可愛がっているのが見たかったんだ......だとしても、このバージョンを選んだのは私なんですけどね。 

 

「おーい先生ー?何してたのー?」

 

 何って…ちょっとグラウンドを走って朝練をしている生徒を眺めていただけだが?

 

「流石に朝練ではないと思うわ…」

「だよなぁ。でも、あいつら朝になると増えてる気がしない?」

「言われてみればそうね…生前の記憶でも残っている、とかかしら。」

「だったらトラックも誰か走っていないかなぁ…」

 

 なんかセンチな雰囲気になってしまいましたね…ところでくるみちゃんとリーさんは屋上に何を?

 

「あぁ、りーさんが畑を見に行こうって言いだしてな。何するつもりなんだ?」

「野菜の収穫です。朝食に使おうと思って、よかったら一緒にやりませんか?」

 やはりイベントですか、私も同行しましょう。

 

 

  

 野菜収穫中……

 

 

 

「このくらいで充分ね、もう戻りましょうか。」

「疲れた~!」

 

 やっと終わった…体力2割持ってかれたよ…

 

「お疲れ様くるみ、先生もお疲れ様です。思ったより時間かかっちゃったわね。」

「案外体力使うからなぁ、正直もっと楽なもんだと思ってたよ、先生だって途中あたしに助けを求めてたし。」

 

 あやめ先生は筋力と直感、あと持久力がそれなりに低いからね、しょうがないです(諦め)その代わり知力と体力が多いから許して(震え声)

 

「早速戻ってごはんにしましょう?採りたての食材はおいしいわよ?」

「先生もりーさんもお疲れ、大変だったけどなんか楽しかったな。」

「そうね、折角だから園芸部に入部してみない?」

「それは遠慮しておくよ、あたしは走る方が好きみたいだからな。」

 

 

 無事に野菜を収穫し、2人との好感度も上がり、りーさんお手製の朝食も食べ終えたのでいざ探索!

 

 

 ひとまず3階を片っ端から探索してやるからな、見とけよ見とけよ~?ちなみにゆきちゃんも一緒です。

 

 「せんせぇ、その部屋鍵かかってるよ?」

 

 おっそうだな(適当)鍵が掛かっている部屋に入ろうとするとゆきたちが声をかけてくれるんだなぁ。でもね、この校長室で見つけたキーホルダーがあればぁ!

 カチッ ガチャッっと、鍵が開くんですねぇ、もちろんです。そのためのキーホルダーですから。

 

 「おぉ~初めて入った!」

 

 ゆきちゃんが目を輝かせながら突入していってしまった。素早い…では、こちらも色々探しましょうか…

 目的は化学系のアイテムを調合するクラフトテーブルです。これがあればサイリウムやアルコールランプ等のアイテムを調合可能になり、モール探索やイベントでの難易度が下がります。あとは細々とした素材を回収するだけなので特に面白味がなかったのでカットです。

 

 

 

 

 午後も特にやることはないので1人で武器の手入れでもしようかな…

 

 「沙上先生ちょっといいか?さっき教室片付けていたらこんなものを見つけたんだけど…」

 

 そういってくるみちゃんが持ってきたのは普通のチョーク、これは投擲して『かれら』を倒さず、ひるませることが可能です。ノーキル縛りでは重宝するけど普通にプレイするなら特に使い道はないです。

 それで、そのチョークがどうかしたのかい?

 

 「いや…これ自体に意味はないんだけど、何となく普通に学校来てた時のこと思い出して...ほら、前に話しただろ?担当の教師が教えるの下手だったって、それでさちょっと考えたんだけど、もし先生がよかったらだけど授業でもしてくれないかなー、なんて考えたんだよ。こんな状況でも、できることはやっておきたいからさ…それに」

 「──賛成!私もやりたい!!」

 「うわぁ!?ゆき?どっから来た?てかいつから覗いてたんだ!?」

 「…?えっとね、くるみちゃんが職員室に入るところから」

 「最初からじゃねえか!こんにゃろう…、それで先生、授業やって…くれるか?」

 

 あ、いいっすよ(快諾)どうやら勉強イベントだったようです。このイベントは普通だとめぐねえが提案してくるけど生徒側から提案してくることもあるんすねぇ...はぇ^~知らなかった。

  

 「ありがと、じゃあ早速教室準備してくるよ!」

 「待ってくるみちゃん、私も準備する~」

 

 そうと決まればくるみちゃんたちのもとへ向かいますか。グヘヘ、たっぷりと知力上げてやるからなぁ…具体的にはINT14~17くらいまでにしてやるから覚悟しろよぉ…フヘへへ 

 

  

 「…沙上先生、どうかしたんですか?」

 

 ファッ!?めぐねえか…びっくりしたぁ...あっ!そうだ。せっかくだしめぐねえも誘いましょうか。かくかくしかじか、そんなわけで一緒に勉強でも教えません?

 

 「え、ええ、そうね、お手伝いします。大人としてもできることをやらなきゃですし。」

 

 めぐねえの承諾をもらったので教室にイクゾー!

 

 おぉ綺麗に掃除されてるし、机も揃っている…

 ──じゃあ、お勉強の時間だ!

 

 

  

 五月雨(     ) 

 

 

 「この問題解ける人ー?」

 「はーい!そんなの簡単だよーめぐねえ」

 「じゃあ丈槍さん、黒板に書いてくれる?それとめぐねえじゃなくて佐倉先生でしょ?」

 

 ゆきちゃん自信満々ですね…これは期待できますねぇ!

 

 「ゆきのヤツ大丈夫か…?」

 

 チョーカーさんが心配そうに見ているけどあんだけ堂々としているし大丈夫でしょ。おっ、書き終わったみたいね、どれどれ...

 

 

 五月雨(ごがつあめ)

 

 

 ……駄目みたいですね(テノヒラクルー)正解は(さみだれ)です。 

 

 

 そんなこんなで次はあやめ先生の授業の番です。選択しから問題を選び、生徒を1人選択するといったミニゲーム形式で進みます。正解した生徒が多ければ多いほどもらえる経験値が多いといった仕様です。

 では、スタート!

 

 【問1】 オームの法則における電圧(V)の求め方は?

 

 じゃあ、くるみちゃんヨロシクゥ!

 

 「えっと...確か…電流(I)×抵抗(R)だったよな?」

 

 正解です。と、こんな感じで進めていきます。

 

 

 【問2】 花火やトンネルのランプなどで利用されている、特定の物質を炎に入れると、特定の色がつく現象をなんと呼ぶ?

 

 これはりーさんにお願いしようかな

 

 「炎色反応...ですか?」

 

そうだよ(正解)ちなみに銅は単体では炎色反応が起こらずハロゲンを含んだプラスチックとかと一緒に炎に入れる必要があるゾ。

 

~~~   

 

 次が最終問題ですね、ここまでほとんど正解なので、次も外したくないところではありますが…

 

 【問8】 カルボキシル基が1個のものを( )カルボン酸と呼ぶ

 

 えぇ…最終問なのはあれど最初に比べると難易度高すぎない?こんなのわかるわけ...

 

 「はい!!!」

 

 ゆきちゃんが真っすぐな瞳でこちらを見つめている…なら答えてもらいましょう。とはいえ難易度が高いから...

 

 「モノカルボン酸!!!」

  

 あってますねぇ…(困惑)凄い(小並感)

 

 「ふっふっふっ...国語や古典は苦手だけど理科は問題ないよ?」

 「ほんと不思議だよなー成績が極端というか、なんというか…」

 

 さてはゆきちゃん天才だな?とにかく良い結果に終わったから経験値も沢山貰えてレベルアップでウハウハです、やったぜ。

 

 「頭使ったらお腹空いたよー!夜ご飯にしよう!」

 

 それもそうですね…じゃあ今日の授業終わり、閉校!皆解散!

 

 

 

 

 ──夜ご飯それは戦場だ、あるものは狂喜し、またある者は涙する…、何が言いたいのかというと…

 

 「あっ、ずるいぞゆき!それはあたしのだ!!!」

 「ふふーん、ハンターは油断している隙を逃さないのだよ...」

 「もう、ゆきちゃんもくるみもそんなにはしゃいじゃあ…ダメよ?」

 

 今日のみんなのテンションがやたら高いということだ。

 具体的にはゆきちゃんとくるみちゃんが大皿のおかずの取り合いを行うくらいには、そしてちゃっかり自分の皿に食べる分をすでに確保しているりーさんとチョーカーさん達。あたふたしているめぐねえ。

 

 なんでみんなこんなにテンション高いのさ?めぐねえだけは見たところ通常のテンションのようだけど...それに、お外はウォーキ〇グ・デッドさながらなんだけどなぁ…まぁいいか!!(開き直り)こんな絶望的な状況で明るく食事にありつけるのはいいことだしね!よーし先生ご飯特盛頼んじゃうぞー!りーさんおねがーい!

 

 「はいどうぞ、でも先生も食料に限りはあるので食べ過ぎと、はしゃぎすぎは良くないですよ?こんな状況でも落ち着いているめぐねえを見習ってください。」

 

 そういいながらちゃんとご飯を渡してくれるりーさんの優しさが身に染みるっ...まるで天使みたいだぁ...でも一説だと天使って確か...

 

 「おい、ゆきさっきそれ取ってただろ?残りはあたしのだ!」

 「ふふーん、サバンナでは早いもの勝ちなのだよ...」

 「2人とも...はしゃいじゃあダメって言ったわよね?」

 

 「「ごめんなさいーーーー!!!」」

 

 天使って悪魔より人を殺しているんだよなぁ…よって怒らせてはいけない(戒め) 

 

 

 

 騒がしい食卓もお開きになったのでのんびりラジオでも聞きましょうか

 

 「沙上先生、シャワー空いたのでどうぞ。」

 

 りーさんとくるみちゃんがラジオを聞きに来たようです。あやめ先生はシャワーを浴びにでもいきますか。ちなみに清潔じゃないとものすごい速度で正気度が減るので電力調整や制圧状況に注意しようね。ではいざシャワーへ。

 

 「でもさぁ、シャワーだけじゃなくて風呂にも入りたいよなぁ。」

 「そうねぇ、部室棟にはあるって聞いたけど、でも暖かいお湯が出る時点で充分じゃないかしら?」

 「それもそうだな…」

 

 尚シャワーシーンは見られません、物凄く残念。PC版なら見られるので興味ある人は買って、どうぞ。

 

 

 後は見張りをするだけです。

 おや?どうやら今日はくるみちゃんも一緒のようです。

 

 


 

 

 

 今日も校舎を見回る。3階をゆっくりと歩いて1周、それと同時にバリケードの確認だ。紐にゆるみはないか、傷が入ってはいないか、そんなことを1つ1つ入念に確認をする。

 

 この事件が起きてからもう数日経った、だが未だに救助が来る気配は無く、先行きは不明だ。それでも、沙上先生やめぐねえ達がいるおかげでどうにかなっているのも事実だ。

 

 「グオォ…」

 

 バリケードの向こうには『かれら』が1体。バリケードがある以上無視しても問題は無い、でも念のため倒す。それが一番安全なはずだ。 

 

 ピンポン玉を放り投げる、音に反応したところを後ろからシャベルで突き刺す。1回、2回。ついぞ動かなくなったことを確認し、『それ』を窓から放り投げる。最初はどうしたらよいか分からなかったが、今では慣れたものだ。

 

 人間は案外しぶといし慣れるもんだな、とそんな場違いなことを考えながら部屋に戻ろうとする。

 

 「ひどい状況だなぁ...っておわっ!  痛ってぇ…なんだこれ?チョークか?」

 

 どうやらチョークを踏みつけてしまったようだ。どこから転がってきたのかと気になり、近くの教室を覗くと教壇にある机からチョークが散乱していた。それを一つ手に取る。

 

 

 ──ねぇくるみ!この問題わかる?わかってたら悪いんだけど代わりに答えてくれない?

 

 

 日常のちょっとした会話を思い出す。普通に生活していた時の思い出だ。

 なんだかそれが少し恋しくなり、チョークを持って先生の元へ向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




投稿ペースこのままだと終わらない気がしてきたからガンバリマス。あと授業で使用した問題は適当なので間違ってたらすまぬ…

あと公式でりーさんがロッカーにお菓子を隠してたのは初めて知った時笑ったよね、水鉄砲しかり水風船もしかり。

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