宵闇の使者【凍結中】   作:混沌の魔法使い

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どうも混沌の魔法使いです。今回は久しぶりに戦闘回にしようと思います、宵闇のもう1人の主人公とも言える敵キャラクターの登場になります
今回もどうか宜しくお願いします


第9話

 

 

第9話

 

 

深い闇の中。光さえ届かぬ闇の中で片膝を着く黒衣の男に

 

「アーク。お前に指示を与える」

 

「……はっ」

 

「お前と同じ、半ネクロが守護者の元にいる。その半ネクロを殺せ」

 

その指示を聞いたアークは腑に落ちないと言う表情をし

 

「何ゆえに?」

 

その問いかけを聞いたLV4は

 

「答える義理は無い……と言いたいが、まぁ良い。教えてやろう、地のフリスト様。冥のランドグリーズ様の指示だ」

 

「そのフリスト様。ランドグリーズ様と言うのはLV4上位ランクなのですか?」

 

アークの言葉にLV4は

 

「半ネクロの貴様如きが、口にして良い名前ではない!! さっさと任務を遂行しろ! 出来損ないが!!

 

激しく怒鳴りつけ。闇は弾けて消えた……1人残されたアークは

 

「行くとするか……しかし」

 

従順そうな態度をとっていたアークは立ち上がると、不思議そうに首をかしげた。何か判らないが、あの指示に従うのはおかしいのではないか? と訴えかける何かの声。そして苛立ちを伴う不信感がするのだが

 

「まぁ良い……」

 

その苛立ちを伴った不信感もすぐに消える。そして次の瞬間には先程抱いたはずの疑問も頭の中から抜け落ちていた……アークが腕を振ると空間を引き裂かれ、黒い裂け目が現れアークはその中に飛び込み姿を消した……

 

 

 

 

「……あの、ここはどこですか? 龍也様?」

 

きょろきょろと辺りを見ながら龍也様に尋ねると

 

「無人の管理世界だ。ルーキーの訓練に使う世界でな、ここでならネクロの魔力の訓練も出来るし環境はそう悪くないぞ」

 

訓練用に六課が所有している……管理世界って事なんですか……それにしても

 

(綺麗な所ですね)

 

美しい山々に目を奪われる。雄大な自然の姿に心から落ち着く……

 

「……魔法の訓練なのですか?」

 

周りを見ながら尋ねる。魔法やネクロの魔力の訓練の為に連れて来られたと思って尋ねると

 

「いや、違う。野草とか保存食とか作り方とこういう世界での生活の知識を教えようと思ってな」

 

龍也様は辺りを見ながら、ネクロを追っているとこういう世界にたどり着くこともある。こういう知識は必要なんだぞ? と言いながら

 

「こっちだ、まずは飲み水の見極めとか、傷とかに良く効く野草の種類とかを教えるから」

 

私の手を引いて歩き出そうとしたのですが、突然空を見上げて

 

「! 来い! リーエ!」

 

「……わわ!?」

 

突然龍也様に抱き抱えられたと思うと、とんでもない轟音が響き渡り砂煙が視界を塞ぐ

 

(え? どういう……うっ!? い、痛い。頭が痛い)

 

急に走った頭痛に顔を歪める。頭痛に顔を歪めていると、龍也様が私をゆっくり地面に降ろして

 

「投影開始」

 

龍也様が何かを呟いたと思うと、細長い刀身を持った刀剣が4本龍也様の手に握られており。龍也様はその剣を私の周囲に突き立てる。すると淡い光の膜が剣と剣の間に張り巡らされ、私を囲う

 

「……何者だ」

 

何時もの暖かい龍也様の声ではなく、冷たさを伴った声に

 

「答える義理は無い。私の目的はそこの半ネクロだ……大人しくそこの小娘を渡せ」

 

砂煙の中から姿を見せたのは漆黒の服に身を包んだ男だった。だがその眼は私と同じ様に縦に割れた瞳孔をしていた

 

「……半ネクロ?」

 

私がそう呟くと男は

 

「そうだ……」

 

にやりと笑う男はその手に漆黒の魔力を発生させ構えを取る。それは私が扱えないネクロの魔力だった

 

「悪いが……リーエには触らせん」

 

龍也様が私の前に立ち。虚空から美しい装飾が施された剣を手にし

 

「リーエ。そこを動くなよ……その障壁はそう簡単には砕けん、その中ならば安全だ」

 

そう言うと地面を蹴り半ネクロに斬りかかって行った

 

「はっ!!」

 

「ふっ。甘いな、守護者」

 

龍也様の剣の一撃と半ネクロの一撃がぶつかり、とんでもない轟音を散らす

 

「舐めるな!!!」

 

半ネクロの一撃が龍也様の胴を捉えると

 

「がっ!?」

 

まるでボールが蹴り飛ばされたように弾き飛ぶ龍也様を見て

 

「……龍也様!?」

 

思わずその名を叫んだ瞬間

 

「はっ!!」

 

吹き飛んだ方向から蒼い魔力刃が半ネクロに迫るが

 

「闇よッ!!!」

 

振り上げられた手から飛び出した、魔力刃と龍也様の放った魔力刃がぶつかり互いに掻き消しあったと思った瞬間。半ネクロの姿が掻き消える

 

(え。え!? 何? 何が起こっているの!?)

 

私の前には何も写らないが、周囲から金属と金属がぶつかるような音が繰り返し響き渡る度に、山が削れ、地面が抉れる

 

「くっ、速い!?」

 

「違う。お前が遅いんだ、守護者!」

 

一瞬龍也様の姿が見えたと思ったが、再び掻き消え激突音だけが繰り返し響き渡る

 

(な……なに……こ……れ)

 

思わず自分の身を抱いてしゃがみ込んでしまった。私と同じ半ネクロがもたらした破壊を前に身体が震えた……

 

山が漆黒の魔力に呑まれ跡形も無く消し去り……

 

逃げ回っていた動物達が一瞬で骨になり死に絶え……

 

さっきまで美しかった山々がどんどん死の世界へと姿を変えていく……

 

(これが……私の力?)

 

同じ半ネクロ……という事は1つ間違えば、私の力でも同じ現象が起きるという事で、それを認識してしまった瞬間。手が震える……怖い、あの男も怖いし、自分自身も怖くなる……自分自身が普通の人間ではないと言うことを改めて知らされた気がした……

 

「おおおッ!!! 砕け散れえええッ!!!」

 

「はあああああッ!!!」

 

漆黒の魔力を纏ったネクロの飛び蹴りと龍也様の一撃がぶつかり。ぶつかった箇所を中心に魔力が集まり炸裂する……

 

「……きゃあああああッ!!!」

 

炸裂した魔力が起こした衝撃波が私を襲い、私の意識は吹き飛ばされた……

 

 

 

オメガブレードとぶつかり合うネクロの一撃の威力の重さに私は驚いた

 

(この威力……LV4クラスか!?)

 

ネクロの目撃情報はLV1~3の間に集中していた。流石にLV4クラスはそうは居ないと思っていたのだが、目の前の半ネクロの力は明らかにLV4に匹敵する

 

(ちっ! 見極めが甘かったか!)

 

内心で舌打ちしながら、後ろに向かって飛びながら騎士甲冑を展開する

 

「逃がさんッ!!!」

 

両手に闇を纏い突っ込んでくるネクロ目掛け、魔力刃を飛ばすが

 

「はっ!」

 

気合一閃でそれを掻き消し私の間合いに飛び込んでくる。

 

(タイプとしてはルキルメスかヴェノムに近いか)

 

LV4の中でも徒手空拳に特化した2体の事を思い出す、だがその2人と比べると

 

(荒いな……力に振り回されていると言う感じか)

 

体術のキレはまだ甘く。魔力とネクロの身体能力に任せた荒っぽい戦い方だ。だがその分

 

「おおおっ!!!」

 

「くっ!?」

 

力任せ、魔力任せの一撃は非常に重く、そして速い……まるで人型の獣と戦っているかのような印象を受ける

 

(武器では駄目だな……ならば)

 

手にしていたオメガブレードを待機状態に戻し、全身に魔力を収束させ極光状態に入る。

 

「貰った!」

 

立ち止まった私の顔目掛け、右の正拳を繰り出してくるネクロ

 

「甘いッ!!!」

 

少し首を傾げその一撃を交わし左の一撃を顔に叩き込む。

 

「ぐうううッ!?!?」

 

クロスカウンター気味の一撃だったが……私の左手は違和感を感じていた

 

(手応えが薄い……自分から飛んだか!)

 

拳が当たった瞬間、手応えが遠ざかって行った……自分から飛んで威力を減らしたのがわかる。だがあの一撃は確かにネクロにダメージを与えていた、よろめいているネクロ目掛け、踏み込みながら

 

「青龍鱗ッ!!!」

 

魔力波を打ち込むと同時にフラッシュムーブで切り込むが

 

「シッ!!!」

 

着ていたカソックの裾を掴み振り上げると、そこから魔力糸につながれた16の刃が風を裂き迫ってくる

 

(仕込み武器!? しかも誘導できるか……)

 

掴んでいる裾の振り方を変えて軌道を自在に切り替え、首筋を狙ってくるが……

 

「その程度で私を止めれるかッ!!!」

 

当たる軌道の刃だけを拳で弾き前に進み続ける。

 

「くっ、ならば……」

 

黒い炎を全身に纏ったネクロは低い体勢から、力強く大地を踏みしめると同時に

 

「打たれる前に打つッ!!!」

 

フラッシュムーブと同じかそれ以上のスピードで突っ込んでくる。黒い炎で防御と攻撃を同時に、そして後は自分の拳に賭けたか……だが

 

「どんな護りだろうが、ただ打ち貫くのみっ!!!」

 

「おおおッ!!」

 

雄叫びと共に突っ込んできたネクロの拳を交わし。炎に包まれた腹に拳を突き立て、収束していた魔力を開放する

 

「ぐっ……おおおおおッ!?!?」

 

黒炎は私の蒼い魔力に呑まれて消え、そのままネクロの身体をふっ飛ばした……

 

「ぐっ……ううう」

 

苦しそうに呻くネクロを見ていると

 

(ん? これは……)

 

右目がネクロの身体を覆う漆黒の影を映し出した。ローブを身に纏ったその異形の姿は……

 

(バラガルドの魔力……いや、呪印か?)

 

バラガルドはその魔力で他のネクロを支配していた上位レベルのLV4だ。その事を思い出した私は

 

(もしかすると……こいつは……)

 

半ネクロは人に戻った存在だ。ならばこのネクロもリーエと同じ様に……そう思った私は、ネクロに止めを刺す事が出来なかった……それに

 

「あのカソックならいつでもリーエを狙えた筈……なのにそれをしなかった」

 

あれだけの間合いと刃の密度を持つ、あの攻撃ならリーエを護っているプロテクションを砕けたはず。なのにそれをしなかった……それに動きもどこかぎこちなく感じた……まるで何かに操られてるかのように……

 

「ハーティーンがいたら、馬鹿かと言われそうだな……」

 

一応は六課所属の元ネクロであり、過去の騒乱の時代の騎士でもある、ルシルファー・S・ハーティーンが居たら、問答無用で止めを刺していただろうなと思いながら。私はこのネクロに刻まれていた呪いを解呪するための術式を組み上げ始めた……

 

 

 

 

 

 

「うっ……わ、私は」

 

打ち抜かれたはずの腹を押さえながら身体を起こすと

 

「よう、起きたか」

 

近くの切り株に腰掛けていた守護者の姿が視界に入る

 

「守護……ぐっ」

 

立ち上がり拳を構えようとしたが、全身に痛みが走り膝を着く

 

(か、回復してはいないか……)

 

幾らネクロの回復能力が高くても、この短時間では回復するわけがない。腹を押さえながら守護者を睨み

 

「なぜ……殺さなかった?」

 

「さぁ……な。ただの気まぐれだよ」

 

そう笑う守護者を見ながら、ターゲットの半ネクロを探すが

 

(ちっ……そうそう上手くは行かないか)

 

私の攻撃の間合いに届かない所に寝かされているのを見て、舌打ちしかけて

 

「私に何をした?」

 

いままでぼんやりとしていた、思考がはっきりとしている。ただ言われた指示だけを遂行し、そこに何の疑問も感じなかったのがおかしいと思える……一体何をされたのか? それが気になり問いかけると守護者は

 

「呪いを解除しただけだが?」

 

何事もないように言う守護者の言葉に私は思わず

 

「呪いだと?」

 

なぜそんなものが私に? そう思うと私は自然にそう呟いていた。 私の言葉を聞いた守護者は

 

「……バラガルトの魔力がお前の体の中に残っていたが……知らなかったのか?」

 

バラガルト? どこかで聞いた覚えがする……いつかは判らないが、私はバラガルトに会っているのがわかる。だが守護者が言った呪いという言葉からろくでもない知り合いだったのだろうと一人で納得していると、ふと気になった

 

(なぜ。私の呪いを解いた? そんな事をしても何の得もないだろうに)

 

「何故そんな事をした? ネクロはお前にとっては敵だろう?」

 

何の得もなかった筈なのに、私を救ったとも言える守護者にそう問いかけると、守護者は空を見ながら

 

「お前がただのネクロなら殺していただろう。だが、お前は私に隙があったにも拘らず、リーエを狙わなかった……その事がどうしても気になってな」

 

変り種とは聞いていたが、まさかここまで変わり者だとは思わなかった……私は思わず苦笑しながら

 

「それで私のネクロの本能を封じたと? そこの小娘と同じ様に?」

 

ネクロ特有の殺戮衝動と破壊衝動が僅かながら抑制されているのを感じながら尋ねると

 

「まぁそんな所だ。それに……お前の牧師服からは、微弱ながら光の魔力も感じた……ただのネクロとは「アークだ」それは失礼。アーク、私には無理やり服従させられてるように見えてな、多少同情したと言うところだな」

 

そう言うと守護者はリーエという小娘を抱き上げ、私に背を向ける

 

「後ろから攻撃されるとは思わないのですか?」

 

その背にそう問いかけると守護者は

 

「攻撃する気なら話す前に攻撃するだろ? 態々挑発するような真似はよしたらどうだ?」

 

その言葉に驚いている内に守護者は転移魔法で姿を消した。私はごろりと寝転がりながら

 

「やれやれ……私にどうしろって言うんですか……」

 

仲間になれでも情報を教えろとも言わず、ただ何も言わずに去って行った。何がしたかったのか全く判らない……1人でぼやいていると

 

「アーク」

 

闇の中から私に指示を出した。LV4の声がし立ち上がり片膝を着くと

 

「半ネクロの小娘を仕留め損ねたようだな?」

 

「申し訳ありません、守護者もそばに居て、私1人では守護者の護りを掻い潜る事はできませんでした」

 

「ふん。出来損ないには荷が重すぎたか」

 

嘲るようなその声を聞いた私の胸に、今まで感じなかった想いを抱いた……

 

(だと言うのなら、貴様が前に出れば良い物を)

 

指示を出すだけで全く前に出ない。この腰抜けに腹立ちを覚える……それは今まで感じたこともない明確なまでの反逆の意だっあ

 

「まぁ良い。どうせ駄目だと思っていたからな、守護者の前から不様に逃げ出したのだろう? アーク? ならばお前はまだ体力も魔力も残っているだろう? そのまま半ネクロの追走任務に当たれ。良いな」

 

言うだけ言って遠ざかる気配を感じながら、立ち上がりながら、感情のまま魔力を地面に叩きつけ周囲を破壊し

 

「腹立たしい事ですね」

 

バラガルドの呪印を解呪された事で、初めて感じる怒りと腹立ちを何とか飲み込み

 

「まぁ良いです……行くとしますか」

 

今の私の力では反逆した所で負ける。今しばらくは

 

「素直に指示に従うとしますか……」

 

私はそう呟き。ゲートを開き世界を移動した……そして今から数百年後。自由になる機会を手にする事になる……

 

 

 

 

 

「……う、うーん」

 

ゆっくりと目を開ける、見えたのはもう見慣れた自分の部屋の天井だった

 

「……ここは……私の部屋?」

 

どうしてここに居るのか判らず、何が起きたのか思い出し始める。脳裏に過ぎるのは破壊された森林とカソックを身に纏った、半ネクロの狂気に満ちた瞳だった

 

「……あ、そ……そうだ」

 

思い出した。圧倒的なまでの力であの世界を破壊しつくした。あの力を……

 

(私にもあの力が……)

 

今はまだあんな事は出来ないが、いずれはあのネクロの様な力を手にするだろう。その時私は私でいられるのだろうか? そう思うと怖くなった……自分がなるかも知れない姿を目にした事で自分自身が恐ろしくなった……

 

「目が覚めたか?」

 

「……龍也……様」

 

龍也様が小さな土鍋を手にして私の部屋に入って来て。ベッドサイドの椅子に腰掛け

 

「ん。お腹空いただろ? 食欲が無いかもしれないと思っておじやにした。ほら」

 

ふーふーと冷まされたおじやが口に向けられる

 

「……はむ」

 

色々と考えたい事が合ったが、空腹に負けておじやを口にする。相変わらずの優しい味に

 

「……美味しいです」

 

「そうか。良かった、良かった」

 

穏やかに笑う龍也様に勧められるままおじやを口にする。

 

「よしよし、食欲はあるな。良かった……今日はもう休むと良い。おやすみリーエ」

 

私の頭を撫でながら言う龍也様に頷き、ベッドに潜り込み

 

(今日の事は忘れよう……その方が良い)

 

そう思って目を閉じたのだが、あの圧倒的なまでの力を振るうネクロの姿は脳裏に焼きつき、離れる事が無かった……

 

 

 

 

 

龍也達とアークが去った後……

 

「反応がなくなりましたか……」

 

空間が裂けそこから、中学生程度の背丈の黒髪の少女が姿を見せた。荒廃した世界を見ながら少女は

 

「ヒュぺリオンの反応がなくなりましたか……一体何に反応していたんでしょうね?」

 

鞘に収まった剣を手にそう呟く。さっきまでは何かに反応するように熱を放ち、震えていたのだが。今は何の反応も見せず、さっきまで剣が持っていた熱も冷め切っている

 

「この破壊を齎した者か……それともその者と対峙した者……まぁ考えるまでもないですか」

 

自身の持つ最高の剣のレプリカとも言える。ヒュぺリオンがこれだけの破壊をしたものを主を認めるわけは無い……

 

「さて……となればここにいる必要はありませんね」

 

そう呟くと空間から突如古めかしい作りの扉が現れる。少女はその扉の取っ手に手をかけもう1度振り返り、何事か呟き

 

「戻るとしますか」

 

もうようはないという感じで呟き扉に手を掛けた少女の目が、扉に映る……その両目は縦に割れた瞳孔をしていた。その瞳は彼女もまた人なざる領域に立つ者という証だった……

 

 

 

第10話に続く

 

 




久しぶりの戦闘回でした、あまりに久しぶりすぎて上手く書けなかった様な気がします。今度の戦闘回はもっとちゃんとした形で書きたいと思います
次回はリーエの日記帳で小さい話を何回かやるつもりです。それでは次回の更新もどうか宜しくお願いします
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