アーマーfa お人好しと呼ばれた男   作:黒い箱

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前作では設定も見ずに衝動に駆られて書いてしまいました。
とても見苦しい作品を作ってしまい申し訳ありません
今回は主人公が見つけたネクストが何か解明されます
序盤から……



第2話 頭痛

空を悠然と飛ぶクレイドル、そこに彼は居た

カラードランク1位の天才が

 

彼は少し考えていた

それは昨晩に突如何もない砂漠に現れ

そして消えたネクストについてだ。

それがただのネクストならば撃破または鹵獲で

済む話だ。だがそこに現れたのは廃棄されたはずの

プロトタイプ・ネクストだったのだ。

彼は思った、何故今更になってそんなものが

出現したのか。彼はある好奇心を持っていた

 

プロトタイプ・ネクスト

 

それは悪魔とも言える破壊兵器

通常のネクストを超える巨体を持ち

桁違いのQB推力を有している

そして強力な武装までも装備可能、最早最強とも言える機体だ

だがその圧倒的な力と引き換えに

致命的なコジマ汚染、搭乗者への高すぎる負荷などの

欠点が露呈し廃棄された。だがその幾つかは自分の

今、所属している企業オーメルサイエンスに流れ

その技術を応用して出来たのが今のネクストである

 

問題は誰がそれに乗り誰が操縦したのか

そして何が目的なのか彼はそれに興味を持っていた。

そう、あの機体に……

 

プロトタイプ・ネクストに、搭乗したリンクスは

ジョシュア・オブライエンが始めてだった

 

彼は会社の意思とは関係なしに動いていた

そのネクストを探すため

 

-------------------------

その頃地上では…

 

 

「っ、痛い……」

あのネクストに乗って帰ってきたはいいが

頭痛が酷い。昨日は機体から降りた途端

とてつもない脱力感と吐き気、疲労が襲い気を失った

やはりネクストとは体に負担がかかるものなのだろうか

今はだいぶ良くなったがあの時は本当に地獄だった

あぁ、そういえば昨日倒れた時にジャンク屋のおっちゃんが

助けてくれたらしい、お礼を言いに行かなければ

そう思い、僕はベットから抜け出し

外出用の服に着替える、少し喉の渇きを感じ

冷蔵庫から水を取り出し一口飲む、冷たい水が喉を通り

それを心地よく感じた。水を冷蔵庫に戻し

玄関に向かう、そしてドアノブに手をかけた

するとちょっとした寂しさを覚え後ろを振り向く

そこには必要最低限の家具が置いてあるだけの部屋しかない

それを確認するとドアを開け外に出た

 

僕には家族がいない

10年前僕の故郷アナトリアは襲撃された

その頃の僕は9歳だった、家族は

父さん、母さん、妹が居た。

その日は家族みんなで出かけていた、その時

いきなり爆音が鳴り響き、街が燃え盛る炎に覆われて行く

一瞬の出来事だった、家族がただの肉塊と化したのは

そして、アナトリアは壊滅した。

何故襲撃されたのか、何故僕の家族が奪われたのかは

知らない。知りたくもない……

 

つまらない回想をしてるうちに

いつの間にかジャンク屋の前に着いていた

いつ見てもデカイ店だと思う。

ここはジャンクや、パーツなどを

買い取るだけでなく修理、改造、生産なども

請け負っている最早ジャンク屋ではなく工場だ

中に入るとノーマルの武器やパーツなどがズラーっと

並んでいる、奥の方ではノーマルACが修理されていた。

いつも通りに奥の方に入って行きおっちゃんの場所を聞く

金属と金属がぶつかり合う音や、溶接の音などのせいで

聞き取りにくかったが今は僕が持ち帰ってきたネクストを

いじっているらしい、まぁ壊しはしないだろうが少し心配だ

教えられた所に足早に向かう、こんなうるさい所には

いつまでもいられない。

もっと奥の方へと進みこの工場を出ると別の工場が見えた

おっちゃんはここの社長でもある自分用の工場を

持っているのは当然の事なのかもしれない。

 

中に入るとおっちゃんは眉にシワを寄せて思案顔をしていた

とりあえず呼びかけてみる

「おっちゃーん‼︎」

するとおっちゃんは笑顔で迎えてくれた

「おぉ、よう来たのぉ!今日はどうしたんじゃ?」

「昨日、おっちゃんが助けてくれたって聞いたからさ」

「そうかそうか、もう体は大丈夫なんか?」

「うん、大丈夫だよ」

「そうか、元気になってよかったよかった」

「そういえば、こいつおっちゃんが預かってたんだね」

「まぁなぁ、あそこに放置ってのも邪魔やしな

ここまで運ばせてもろうたは」

おっちゃんはワハハハと笑って答えた

「こいつについて何か分かったことはある?」

そう尋ねるとおっちゃんは少し神妙な顔になり答えた

「こないもんはワシも始めて見たは、ネクストにしちゃ

デカイしのぉ、形はレイレナードのもんとよお似とるんじゃが」

「んー、そっか僕も手伝うよ」

「おぉ、それは助かるワシじゃコックピットにも入れんかったからのぅ」

「えっ、そうなの?」

「そうじゃ、なぜかあかんのだなぁ、これが」

おっちゃんは腕を組んで言った、何か認証システムでもあるのだろうか?

まぁ、今の所こいつに乗れるのは僕だけと言うことか

「うーん、ちょっと乗ってみるよ」

「おう、頼んだ」

とりあえずコックピットまで上がってみる

すると入れなかったと言う言葉が嘘みたいに開いた

「おっちゃん開いた」

「開いたのぉ」

コックピット内に入り起動してみる

するとジェルがまたコックピットを埋め尽くす

やはり慣れない、肺にジェルが入る感じがなんとも言えない

コックピット内がジェルで満たされるとモニターがつき

高速で文字が流れていく、それが終わると引っ張られるような感覚

と同時にモニターにおっちゃんの工場が映し出される。

コックピットからおっちゃんに話しかけようとしたその時

「くっ⁉︎」

頭痛が僕を襲った、直ぐにおさまったが頭が割れるかと思った

「大丈夫かぁ⁉︎」

音声が外に流れていたらしいおっちゃんが心配して

大声で語りかけてくる。

「うん、大丈夫ちょっと頭痛がしただけ」

「そうか無理するなよぉ!あとプライマルアーマーも

展開しちゃあかんからなぁ‼︎」

「プライマルアーマーって何?」

「プライマルアーマーってのはぁ、簡単に言えばバリアじゃ

普通の火力なら防ぐことができる優れもんじゃあ!」

「だけどのぉ、ここで展開するとコジマのせいで

ワシたちはここに住めんくなってまう!気をつけえよ」

「わ、わかった!」

そんな恐ろしいものがあるなんて知らなかった

もしもそのプライマルアーマーをつけて帰ってたら

みんなに被害が出ていたのかも、と考えると恐ろしい

「とりあえず、ちょっと練習してくるよ

まだ上手く動かせないんだ」

「おう、そうか気をつけて行ってこいよぉ

あぁそういえばネクスト用の武器があるから持って行きぃ

一応もしもの事があったら大変やろぉ?」

「ありがとう、おっちゃん」

武器を受け取り工場から出る

ネクスト用の武器なのに少し小さく感じる

まぁ、いいかブースターを噴射し猛スピードで工場から

遠ざかって行く。後ろを見るとおっちゃんが手を振っている

僕も手を振った。

 

------------------------

あるリンクスとネクストを運ぶ輸送機の中

 

「現れたかプロトタイプ・ネクスト」

 

彼は……オッツダルヴァは言った

 

 

 

 

 




この後何だか戦闘シーンの予感……なるべく平和的にしたいです
因みに僕はプロトタイプ・ネクストのビジュアルとか好きです
頭がないんですけどね……
えぇ、これを読んで下さった方々ありがとうございます
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