ある日の休日のこと、家でのんびりしていると……
『すぐに来て!?』
歩夢ちゃんからメッセージが届いた。もしかして何かあったのか!?
僕は急いで歩夢ちゃんの家に向かった。
「歩夢ちゃんだい…………」
「彰く~ん」
歩夢ちゃんの部屋に入るとそこには小さな女の子がサイズが合わない服を着て歩夢ちゃんの部屋にいた。何処と無く見覚えがある…………
「歩夢ちゃんの……親戚?」
「違うよ~私が歩夢だよ~」
「????」
理解できない…………この子が歩夢ちゃん?確かに小さい頃の歩夢ちゃんに似ている…………まさか本当に……歩夢ちゃん?
「何で小さくなってるの!?」
「分からない。起きたらこうなってたの…………」
いやいやファンタジーじゃ…………ん?ファンタジー?
「…………」
僕はもしかしてと思った。まさかと思うと…………
「最近善子ちゃんと会わなかった?」
「会ったよ。一昨日…………」
「何かされなかった?」
「何かって…………えっと…………」
「はっ?もっと愛されたい?」
「うん、その……いつも彰くんにキスされたり、ハグされたりされるんだけど…………たまにかすみちゃんみたいに頭を撫でてもらいたいな~って」
「…………お熱いことね…………と言うかそう言うのは私に相談しなくてもいいじゃない!?」
「善子ちゃんなら相談しやすいかなって」
「どういう理屈よ……まぁ頼られるのは嬉しいけど…………愛されたいね……それなら」
「って儀式されて…………」
「…………それでか…………」
にしても愛されたいって…………とりあえず
「その服、どうにかしよう。流石にはだけたままだと…………」
「うん、着替えるね」
一旦部屋に出て、着替え終わるのを待つと…………
「はいっていいよ」
部屋に入ると小さい頃の服を着ていた。懐かしいし、それに…………
「よく取っておいたね」
「何だか捨てたりするのもったいなくって…………」
服に関しては問題はないとして…………どうすれば元に戻るんだろう?
「……えい」
考えていると歩夢ちゃんが僕の膝の上に座ってきた。
「あ、歩夢ちゃん!?」
「何だかこうするのっていいね」
「そうだけど…………」
なんと言うか…………これじゃただの親子じゃ…………
「歩夢ちゃん…………」
キスしようと歩夢ちゃんをこっちに向けた。
「彰くん…………」
あと数センチの所であることを思った…………これ、何だかいけないことをしてる気が…………
「彰くん?」
「…………」
僕は立ち上り、善子ちゃんにメッセージを送った
「良かった~戻れた~」
善子ちゃんに事情を話して、元に戻る方法を聞いて無事に歩夢ちゃんは元に戻った
「まさか頭を撫でるだけで戻るなんて…………」
「ん…そうだな」
「どうかしたの?顔赤いよ?」
正直話せない…戻る方法が心の中で大好きと思いながら頭を撫でるなんて……
「小さい頃の姿は新鮮で良かったんだけど……」
「僕としてはいつもの歩夢ちゃんが一番好きだよ」
「彰くん…………」