霧の艦隊これくしょん   作:蒼月

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2039年以前
原作と同上。

2039年
●世界各国の残存海兵力を集めた『多国籍艦隊』が霧の艦艇群に決戦を挑む。後の「大海戦」と呼ばれる戦闘記録だ。
3日にも及ぶ戦いは、人類側の敗北に終わった。艦艇損失率70%を越え、死者数60万人以上を記録。
●唯一の勝利と言って良い戦果は、海上自衛隊二佐『千早翔像』が、霧の大戦艦の一隻『ハルナ』の拿捕に成功した事のみであった。
●拿捕された『ハルナ』、横須賀に回航。様々な調査と解析・検証が行われるが、全容不明であった。
その間に『霧』による世界封鎖が完成。


第1話

空を見上げると海鳥たちが鳴きながら空を気持ちよさそうに飛んでいた。

 

耳を澄ますと波の音が心を癒す。

 

この大海原には、今は彼女以外誰もいない。・・・いや、海鳥たちがいるから違うかな。

 

彼女は、もう一度深呼吸をして息を整えて(メンタルモデルに必要かはともかく)もう一度、黒光りする砲身に映る自分の姿を確認する。

 

 

 

そこには・・・

 

 

体の大半を隠すコートを着た金髪ツインテールの半目の美少女が映っていた。

 

 

そして彼女は・・・

 

 

「・・・」

 

再び途方にくれるのであった。

 

 

 

 

 

霧の艦隊これくしょん 第一話~まさかの艦これに霧の大戦艦(憑依)!?~

 

 

 

 

 

再び途方にくれて、鳴いてる海鳥を尻目に彼女の思考は右に左にと、めちゃくちゃに走っていた。

 

 

(え?この子って『蒼き鋼のアルペジオ』の大戦艦ハルナのメンタルモデルだよね?何で私がハルナになってるの?今乗ってる艦ってやっぱり大戦艦?じゃぁここはアルペジオの世界?いやいや!?私あんまりアルペジオ知らないよ!?一巻から八巻までしか持ってないにわかなんだよ!?それに私は他の艦ほど『(アド)(ミラ)(リテ)(ィ・)勅命(コード)』の行方なんて興味ないよ!?それ以前に私って転生?憑依?生前?の記憶っていうか記録は、あんまり無いからよく分かんない。ってそれどころじゃない!?ここどこ!?って言うか今西暦何年!?原作前なの原作始まってるの!?)

 

 

この間僅か0.5秒である。コアの演算処理能力の無駄遣い極まりない。ネームシップであり分隊旗艦であるゴンゴウが見たら(あるいは聞いてたら)激怒間違いなし。激おこコンゴウ丸待ったなしである。

 

 

そんな風に混乱(ご丁寧に目までぐるぐる模様。やはり演算の無駄遣い。)している彼女のセンサーが複数の艦艇の反応を捉えた。

 

(!?・・・艦隊の反応在り、ユニオンコアのネットワークには、反応なし。っていうかネットワーク事態消失!?え?まじで!?ええい!疑問は後!先ずは反応の解析から!・・・詳細把握!移動中の給糧艦1隻と護衛と思われる駆逐艦4隻と軽巡洋艦2隻!そしてそれを追う謎のエネルギーを発する艦多数!・・・って、え?この反応から見るに駆逐艦って暁型駆逐艦?しかも軽巡洋艦の方は天龍型!?え?・・・ユニオンコアの反応なし、霧の艦じゃない!?しかも追ってる艦隊の総数は40近くの大艦隊!?・・・艦隊の艦級解析終了。戦艦1隻、重巡洋艦1隻、雷装巡洋艦3隻、軽巡洋艦15隻、駆逐艦20隻・・・しかも別働隊と思わしき反応在り。)

 

数秒に満たない時間で解析を終えた彼女は、ふう。と息を吐いた。

 

「中々の大艦隊。・・・発している艦のエネルギー量からして追われている方は、追いつかれれば轟沈する。・・・しかも、給糧艦の速力からいって振り切るのはほぼ不可能。」

 

コアの演算処理能力をフルに使ってこの状況に関する情報を集める。

 

(広域に発生している電波を解析。・・・解析完了、通信電波(インターネット)発見。一般と軍用に分けられている模様。・・・軍用通信電波(インターネット)掌握。情報ダウンロード開始。)

 

霧の大戦艦の演算処理能力は、伊達ではなく、ものの数秒で軍用の通信電波を掌握し、機密情報をぶっこ抜き始めたハルナ。この世界の軍人涙目である。

 

(・・・艦娘(かんむす)!?え?ってことはこの世界アルペジオじゃなくて艦これ!?いや、確かにアルペジオと艦これって共通点あるし、正式にコラボイベントあったよ!?だからってこれは、無いんじゃないかなぁ!?艦これ世界に()()大戦艦(スペック)ハルナとかオーバースペックもいいとこだよ!?じゃぁ、追ってたのが深海棲艦で、追われてたのってフフ怖さんと天然ドSさん、!すでのなちゃんとダメ男製造機ちゃんと不死鳥ちゃんそしてレディとして(ry)ちゃん?)

 

ぶっこ抜いた情報から世界情勢やら何やらと機密扱いな艦娘の情報を取得し、軽く混乱しかけるが頭を振って思考を切り替えてこれからどう行動するかをシミュレートした。

 

(・・・助ける場合と見捨てる場合の利点欠点計算・・・と、その前に。)

 

軍用通信電波から、追われている艦娘の所属と提督を割り出すハルナ。

 

 

そして彼女は、一つの結論に達した。

 

「・・・助けるか。」

 

 

大戦艦の砲身が重々しい音を立てた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「くそ!何でこんな航路にあんな大艦隊が展開してるんだよ!」

 

後ろを確認しながら艦隊の旗艦である彼女・・・天龍型の一番艦(ネームシップ)の精神体ある天龍は、甲板で悲鳴にも似た声で叫んだ。叫ばずにはいられない状況だ。

 

 

何せ、後ろから自分たちを沈めんと凄まじい数の深海棲艦が追ってきているからだ。

 

殿にいる天龍の姉妹艦たる龍田は、既に何度も追いつきそうになる足の速い深海棲艦を迎撃している。そのために既に中破に近い小破判定を受けている。彼女の中の妖精さんたちは、慌しく動き回っている事だろう。

 

給糧艦たる間宮を守っている駆逐艦たちも無事ではなく、殆どが小破判定を受けていた。

 

「くそ!鎮守府までまだ1時間くらいかかるってのに!」

 

悪態をつく彼女も襲撃された際、先頭にいた為に魚雷の直撃を受け、大破に近い中破判定を受けていた。今は、何とか速力を保っているが、いつ自身の機関(エンジン)が止まってもおかしくなかった。

 

(くそ!この航路は殆ど深海棲艦が出ない比較的安全な航路(ルート)だったのに!ついてないぜ!)

 

お人よしな自身たちの提督が他の提督から押し付けられた護衛任務。それは、いつもの事だった。

人が良い性で他の提督によくこういった輸送任務を押し付けられて攻略作戦には、殆ど出れずに万年新米提督状態。

 

輸送任務を押し付けられる度に天龍が食って掛かり、龍田が笑ってそれを眺め、雷が提督を庇い、電が狼狽えて、響がため息を吐き、暁が場を収める。

 

いつも通りのやり取りをし、せめてこれ位は、と提督が任務に使う海図に現在の深海棲艦の勢力図から安全な航路(ルート)を割り出して天龍に渡す。

 

そんないつも通りに突如として現れた深海棲艦の大艦隊。

 

今まで提督が割り出した航路(ルート)は、殆ど深海棲艦が出なかった為(出ても殆どが【はぐれ】で数は多くない)に対処が遅れてしまったのだ。

 

その結果が、現在のデスレースだ。足を止めれば即撃沈の死の競走(レース)にある意味輸送任務のベテランたる彼女たちも参りかけていた。

 

そういった経験が殆どない間宮にいたっては、何とか恐慌を起こさないように駆逐艦たちに励まされながらの並走である。とてもではないが長くは持たなそうだった。

 

 

「天龍ちゃん・・・どれくらいかしら?」

 

姉妹艦である龍田から主語の抜けた通信が入る。しかし、天龍には、いや、追われている全ての艦が分かっていた。

 

「そう長くは持たねぇ・・・いいとこ十数分ってところだろ。」

 

そう、護衛対象であり、給糧艦である間宮の速力に合わせている為に速度が出せず、じりじりと追いつかれ始めているのである。

 

もはや、大艦隊に追いつかれて蹂躙されるのは、時間の問題となっていた。

 

「そう。・・・ねぇ、天龍ちゃん。」

 

「却下だ。たった一隻残ったところで1分も稼げねぇ。」

 

「・・・まだ何も言ってないのに。」

 

「龍田の考えてる事ぐらい分かるさ。何てったって姉妹だしな。」

 

「もう、天龍ちゃんたら・・・」

 

茶化す天龍に肩の力が抜けたのか悲観的な表情だった龍田にいつもの調子が戻っていた。

 

・・・そこに切羽詰った雷の連絡が入った。

 

 

「こちら雷!センサーに感在り!前方にいる!」

 

「「!?」」

 

その連絡を受け、天龍は即座に全レーダー及びセンサーで前方を調べる。すると・・・

 

「っ!こちらも確認!この反応、間違いであって欲しかったが深海棲艦だ!」

 

天龍のセンサーも深海棲艦の艦影を捉えた。その数6隻。

 

「ちくしょう!別働隊による挟み撃ちだ!逃がすつもりは無いってか!くそ!」

 

即座に状況を把握し、その絶望さに思わず悪態をつく天龍。だが、それも無理もない事だ。

 

こちらは、間宮を守らなければならない為に駆逐艦が思うように行動できず、天龍と龍田の二人で突破の為の穴を開けようとしてもどちらも既に満身創痍。天龍は、これ以上の攻撃には耐えられず、龍田は弾薬が心もとない。

 

(ちくしょう!これが進退窮まるって事か!)

 

何とか現状を打破しようと必死に考えるが、時は天龍に思考する時間すら与えなかった。

 

「!前方の深海棲艦から砲撃音!撃ってきたよ天龍!」

 

耳を澄ましていた響から通信が届き、天龍を思考の海から強制的に引き上げた。

 

「悩む時間も貰えねぇか!全艦間宮を守りながら強行突破だ!」

 

通信にそう叫ぶと天龍は、ボロボロになっている自身の(からだ)に活を入れて、武装を起こし、前方の敵艦隊に主砲の標準を合わせた。

 

 

「天龍ちゃん!?そんな状態で無茶はダメよ!」

 

「オレに構うな!自分の状態位把握しているさ!」

 

既に大破一歩手前の天龍が龍田に艦隊の指揮コードを渡した。

 

「!?これって、天龍ちゃん!?」

 

「龍田!お前が艦隊を率いて給糧艦間宮を鎮守府まで送り届けろ!」

 

進路を塞ぐように展開する深海棲艦の別働隊に突撃しながら、血を吐くように天龍が叫ぶ。

 

「オレは、次に攻撃喰らったら確実に行動不能になる!だからオレを囮にして先に進め!」

 

「待って!天龍ちゃん!」

 

龍田の静止の声を振り切り、天龍は沈む覚悟を決めた――

 

 

「そう簡単に、この天龍さまを沈められると思うなよ!深海棲艦!」

 

 

 

 

――ところで青白い閃光が深海棲艦を貫いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(粒子砲着弾確認。・・・重巡リ級轟沈を確認。続いて突撃中の天龍型付近の深海棲艦を優先して砲撃開始。)

 

ハルナの砲身から粒子砲が放たれる度に、一隻、また一隻と深海棲艦が粒子砲に貫かれて沈んでいく。

 

「・・・弱い。」

 

粒子砲の一撃で沈んでいく深海棲艦に思わず呟くハルナ。彼女からしたらこの程度の艦は、敵にすらならないようだった。

 

(一発は耐えてくる。・・・そう思っていた時期が私にもありました。大戦艦パネェ・・・)

 

自身の一撃に、力の抜けた顔で思わずネタに走ってしまう程に、戦力差が圧倒的だった。

駆逐・軽巡はともかく、重巡なら一発は耐えると予想していたのに一撃撃沈である。ゲームの時は、そこそこ苦戦した重巡が有象無象な雑魚扱いである。

 

(ハルナの、霧の大戦艦の力嘗めてました。・・・こりゃ確かに戦術もくそもなく力尽くで人類の制海権ぶん取れるな・・・)

 

こんなのが艦隊で襲ってきたのか・・・と、軽く原作のアルペジオの人類の絶望具合を再確認したハルナ。

 

ものの数分で6隻の艦を海に沈める大戦艦のスペックに戦慄しつつ、すぐに気を取り直して艦隊の旗艦と思われる天龍の通信周波数を取得(ハッキング)して、通信を開いた。

 

 

「援護する。後ろの深海棲艦は、私に任せて貴女達は鎮守府に撤退して。」

 

突然見知らぬ黄色の戦艦の援護、そしてその戦艦からの突然の通信に天龍は、事態がすぐにも見込めなかったが、何とか動揺を押さえ込んだ。

 

「・・・援護感謝するぜ。だけど、大丈夫か?後ろの深海棲艦の数は、数えるのも面倒なくらいだぜ?・・・後、何でオレの通信周波数知ってんだよ。」

 

「質問に答える時間すら惜しい。貴女は、貴女の任務を優先して。」

 

本当に時間が惜しそうに矢次に話すハルナ。時間がないのは、天龍にも言え、色々と問い質したい気持ちを堪えた。

 

「・・・分かったよ。後は、任せるぜ。・・・沈むなよ。」

 

「あの程度の艦隊じゃ、私を沈める事はできないよ。」

 

彼女はそう言って通信を切った。そして、黄色の戦艦が深海棲艦の大艦隊に向かって動き出した。

 

そして、天龍も艦隊コードを渡した龍田からひっきりなしに着ている呼び出し(コール)に答えて通信を開いていた。

 

 

 

 

 

 

逃げる天龍たちを後ろから喰らわんと深海棲艦の群れが押し寄せる。

 

しかし・・・

 

「粒子砲、発射。」

 

それを防がんとハルナの艦から砲撃が飛ぶ。

 

先頭を突き進んでいた駆逐艦5隻と軽巡1隻が、この砲撃で大破・轟沈した。中には真っ二つに船体が折れるものも存在した。

 

この砲撃を受け、深海棲艦側もようやくハルナの存在を感知。天龍たちと違い自分たちに向かってきているハルナに向けて我先にと群がっていった。

 

「軽巡5、駆逐1。・・・ロックオン完了、対艦ミサイル及びスーパー・キャビテーション魚雷発射。」

 

次々とハルナに向けて砲撃や雷撃を繰り出す深海棲艦に、お返しとばかりに雨あられといわんばかりのミサイルと雷速300ノット越えの魚雷を繰り出す。

 

先に攻撃を開始したのは深海棲艦側なのに、先に攻撃の直撃を受けたのは、深海棲艦だった。

 

次々と魚雷の直撃を受け、大破し、行動不能に陥った・・・ところで対艦ミサイルによる止めを受けて船体が真っ二つに割れて轟沈していった。

 

 

・・・と、そこでようやく深海棲艦側の攻撃がハルナの――

 

「クラインフィールド展開。」

 

強制波動装甲(クラインフィールド)によって阻まれた。

 

 

(累積エネルギー1%未満。・・・この程度なら数百単位で群がられても蹴散らせる。)

 

既に10隻以上の艦が何も出来ずに沈められたというのに、深海棲艦側は、一切怯まずにハルナに攻撃を続ける。二十を超える砲撃や魚雷を撃ち込むも――

 

「無駄。」

 

――クラインフィールドには一切の効果が無かった。

 

普通の艦隊なら既に壊滅しても・・・いや、かの戦艦大和や戦艦長門でさえ、大破しても可笑しくない位の分厚い弾幕や多くの魚雷を撃ち込まれてもハルナのクラインフィールドは、突破できなかった。

 

「全砲門開放・・・発射。」

 

粒子砲が、ミサイルが、魚雷が、次々と撃ち出されて深海棲艦の艦隊を貫いていく。

 

あるものは、粒子砲に

 

あるものは、ミサイルで

 

あるものは、魚雷の直撃を受け

 

次々と大破・轟沈し、深海へと還っていった。

 

 

全砲門開放(フルファイア)を切り抜けたのは、旗艦と思われる戦艦ル級と重巡リ級・雷装巡チ級・軽巡ホ級ヘ級ト級のたった6隻だけだった。

 

「ルル!」

 

もはや大艦隊の面影すら存在しない有様でありながら、一層苛烈に攻撃するル級。

 

「リ!」

 

「チ!」

 

リ級の砲撃とチ級の雷撃と軽巡3隻の集中砲火を受けるハルナ。

 

「残念だけど、私に損傷を与えたいなら鬼か姫でも呼んでこないと無理だと思うよ。」

 

それでも彼女の強制波動装甲(クラインフィールド)は、無慈悲に全ての攻撃を無力化した。

 

「・・・これで終わり。」

 

せめてもの情け、と言わんばかりに、残った深海棲艦に()()魚雷(・・)を撃ち放った。

 

 

 

侵蝕魚雷(・・・・)発射。」

 

 

 

 

 

 

 

 

「ル・・・るる・・」

 

 

恨めしそうな、恐ろしいモノを見たような声を残してゆっくりとル級が沈んでいった。

 

 

 

最後の深海棲艦の沈没を確認したハルナは、続いて自身の残存戦力の確認をした。

 

「戦闘終了。弾薬10%消費、EN30%消費、強制波動装甲(クラインフィールド)累積エネルギー約2%。」

 

大戦艦としての戦闘力に驚いた次は、EN消費量に眩暈を覚える番だった。

 

(高々十数分の戦闘で3割近くのEN消費か・・・粒子砲が大部分か、次からは粒子砲の使用を控えたほうが良さそうだな。・・・ん?これは・・・?)

 

自己診断プログラムを走らせていると、自身の心臓部たる重力子機関に見慣れぬ装置が増えていた。

 

自己診断プログラムは、その装置の名称を提示し、そこに書かれた名にハルナは、驚愕した。

 

「ナノマテリアル生成装置にタナトニウム生成装置だと!?」

 

そこに在ったのは、自身の(からだ)を構築する上で必要不可欠な物質を作り出す装置と、切り札たる侵蝕魚雷に必要な、常に崩壊を続ける危険物質を生み出す装置だった。

 

思わず現在の装置の状態を確認するハルナ。

 

「・・・ふぅ。良かった、まだ動いていない。」

 

二つの装置に浮かぶ【未起動状態】の文字に思わず安堵の息を吐き出すハルナ。

 

(とりあえず今は、この二つの装置は、このまま未起動状態で置いておくとして・・・私が次にするべき行動は・・・)

 

再びコアの演算処理能力を使って自身と通信した天龍型軽巡洋艦の現在地を算出した。

 

(・・・現在地算出完了。鎮守府まで後数十分と言ったところか。・・・最大速で追いかければ鎮守府に着くまでに追いつく事が可能。)

 

数秒の熟考のち、鎮守府に向けてハルナは艦を発進させた。




今回の戦利品!

【スーパーキャビテーション魚雷】【★★★★★】
雷速300ノットを越える変態魚雷だ!通常の魚雷以上の威力加え、高性能な誘導機能付きだ!

ゲーム的効果
【回避不可】【クリティカル率100%】
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